尾瀬を満喫😀ニッコウキスゲ咲く湿原に、2人の女神降臨

2016年07月14日(木) 〜 2016年07月15日(金)

• GPS: 64:00
• 距離: 13.3km
• 登り: 206m
• 下り: 181m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

15:20 スタート地点沼山峠
12:20 ゴール地点沼山峠

シャトルバス
御池駐車場 15:00 沼山峠15:20

沼山峠15:25 大江湿原16:30 長蔵小屋16:50

長蔵小屋7:30 沼尻8:30 9:00 長蔵小屋10:40

長蔵小屋11:00 沼山峠12:18

シャトルバス
沼山峠12:20 御池駐車場12:40

天候

第1日目 曇り 第2日目 曇り雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

福島県側の尾瀬の玄関口、沼山峠から尾瀬入するため御池に🅿。シャトルバスで沼山峠まで。🅿1,000円、シャトルバス代片道520円 会津バス 0241-62-0134

コース状況／危険箇所等

沼山峠から大江湿原や尾瀬沼周辺は、木道が比較的よく整備されており歩きやすい。ただし、沼尻から反時計回りで長蔵小屋までは朽ちた木道が多く注意を要した。梅雨明け前の木道は滑ることを念頭に、慎重な歩行を心掛けたい。

その他周辺情報

🅿の御池から13km程度の位置に、尾瀬檜枝岐(おぜひのえまた)温泉郷がある。登山後疲れた身体を癒すには絶好の民宿が多数あり、温泉・郷土料理共に満足できる。秘境と言われるこの檜枝岐温泉を訪れれば、日頃の喧噪から逃れられ、昭和の昔に戻ったような心地よいひとときを送ることができる。尾瀬檜枝岐温泉協会 0241-75-2432

写真

このシャトルバス利用で尾瀬入りします。

鮮やかな色の花 ノアザミ(野薊)が沼山峠の中盤辺りで出迎えてくれます。その後はそこかしこで見られました。

沼山峠を下ると、木道の左右にニッコウキスゲ(日光黄菅)が現れました。

全体的には完璧な開花状態ではありませんが、ほぼ満足しました。

ミヤマワレモコウ(深山吾亦紅)の濃い色が印象的でした。

大江湿原-尾瀬沼方面へ向かう途中です。

だんだん数を増すニッコウキスゲ。

うーん。あるある。

カラマツソウ(唐松草)も静かに咲いています。

大江湿原辺りです。

三本唐松とニッコウキスゲ。尾瀬沼も見えます。その先は皿伏山ですかね。

手前にノアザミを入れてみました。

大江川です。この直後女神が降臨しました。橋の上に突然。

長蔵小屋、今日の宿泊施設です。

二階の廊下はこんな感じです。

この部屋でした。2人では十分快適です。さすが尾瀬の夜。気温がぐっと下がりました。それでも安心して休むことができました。ありがたい施設です。

小屋の夕食です。質量ともにOKです。何より衛生的で驚きました。相席の方に迷惑がかかるといけないさので、サッと撮ったらこんな構図になってしまいました。

小屋の朝食です。夕食同様申し分ありません。

ここから2日目です。雨の中の出発になりました。
キンコウカ(金光花)の輝きが、沈みかけた心に灯りを点けてくれました。

尾瀬沼はご覧のとおりです。半分見えている山は燧ヶ岳です。半分逆さ燧ヶ岳をどーぞ。
次は沼面に燧ヶ岳と青空のある写真が撮りたい‼

天気が悪い分湿気の好きなキノコが目につきます。

見た目は食べられそうですよね。でも、あぶない。あぶない。

コオニユリ(小鬼百合)です。オニユリ(鬼百合)との違いを調べましたが、明確な違いはよくわかりまん。どなたかご教示をお願いします。

ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)です。ノアザミから比べると地味な花です。上州人(群馬県民)からすると、何でこの名なのって感じです。

3年連続お世話になっている民宿「あづま」です。ご主人も奥さんも妙なベタベタ感がなく、自然でとてもいい‼

当民宿は嬉しい温泉付き。

お風呂場もこんなです。夜11時までと、朝4時30分からが丁度いい。

民宿の夕食です。岩魚の刺身と塩焼きそれから、地のもの沢山でとても美味しい。

福島県会津地方の郷土料理
内陸地方でも入手可能な、海産物の乾物を素材とした汁物。いい風味と食感が絶妙な味でした。

檜枝岐の郷土料理「裁ち蕎麦」
蕎麦を布を裁つように切ることからの名とのこと。

檜枝岐の郷土料理「はっとう」
蕎麦粉ともち米をよく練って延ばし、菱型に切り茹で、えごまやきな粉をまぶして食べる。今回はえごまで頂きました。
言われは、檜枝岐地方が凶作になった折、調査のために村を訪れた役人がこれを食したところ、あまりの美味さに「このような贅沢なものは、今後祝いや祭りの時以外食することまかりならん。」と御法度にしたことに由来するとの由。

民宿から徒歩1分(もしかしたら59秒以下)の所にある、村営「燧の湯」いい湯で疲れも取れます。

民宿で法人会員券を貸してくれるので、燧の湯の入場料は無料でした。嬉しいサービス連発です。

民宿の朝食です。バランスも良くOKです。
お世話になりました。

撮影機器：

EOS 70D CANON

iPhone 6 Apple

iPad Air 2 Wi-Fiモデル 16GB Apple

感想

ゲスト

尾瀬に咲くニッコウキスゲの開花時期は、時同じくして梅雨が明けるか開けない頃で、いつも訪れるタイミングに悩まされています。今年も梅雨が明けないうちに「大江湿原のキスゲそろそろ」なんて情報が入ったため、7/14御池駐車場に車中泊し、7/15始発のシャトルバスで沼山峠まで、そして早朝に大江湿原から尾瀬沼まで歩き、ほどよく咲いたニッコウキスゲの鑑賞と写真に収める計画としていましたが、天気の予報が計画時点より前倒しに悪く、尾瀬入り当日は土砂降りとなる見込みとなったため、7/14中にどうしても上記計画の半分を消化したいが、日帰りでは無理があり、今年の尾瀬は見送りと半ば諦めかけていましたが、ダメモトで長蔵小屋に空室の問い合わせした結果、運良く空室に恵まれ、完璧な天気の中とは言えませんがニッコウキスゲの鑑賞と写真に収める初期の目的を果たすことができました。
私は40年ほど前、この大江湿原一面に咲き誇った、ニッコウキスゲの目撃者の1人です。昔は凄かったよ。少なくなったのは温暖化のため？鹿の食害？大江川の橋の上で妻とそんな話をしていたところへ、どこかしら高貴な姿の2人に話しかけられ、尾瀬のこと、ニッコウキスゲのこと、まだ行ってないけれど興味のありますと言う谷川岳のこと等で大変盛り上がりしました。2人の淑女は奇遇にも長蔵小屋に宿泊とのことでした。それから信じ難い出来事が続きました。翌日何の打ち合わせしたでもないのに、尾瀬沼を反時計回りの私たちと、時計回りの2人が小沼湿原付近で遭遇、それから1時間数分後には大江湿原で再々会し、又登山の話しで盛り上がり、偶然か運命かなんて談笑が続きました。それではどこかの山でまたお会いしましょう。と2人と別れ、民宿に着き宿の直近の「燧の湯」に妻と下駄を鳴らして歩いていると、突然クラクションを鳴らされ驚くと、クラクションの自動車の窓が開き、さっき別れた2人がニコニコしているではありませか‼私はもう確信しました。こちらの行動は全て見えている。神以外にない。2人は女神だ‼山を愛し大切に思うこの夫婦にお近づきくださった女神だ‼と。
しかし次の言葉が良くなかった。女神に失礼だった。
『ヤマレコ見てください‼』トホホ.................。
皆さんニッコウキスゲ今がチャンスです。尾瀬大好き。万歳‼