甲斐駒ヶ岳（黒戸尾根）

2016年07月02日(土) 〜 2016年07月03日(日)

• GPS: 10:13
• 距離: 20.2km
• 登り: 2,529m
• 下り: 2,521m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:17
• 合計: 7:02

7:44 尾白川渓谷駐車場
7:52 7:54 竹宇駒ヶ岳神社
10:11 10:11 笹の平分岐
12:08 12:15 刃渡り
12:36 12:44 刀利天狗
13:39 13:38 五合目小屋跡
14:45 七丈小屋

2日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 1:58
• 合計: 10:23

5:20 七丈小屋
6:04 6:04 八合目御来迎場
7:20 7:24 甲斐駒ヶ岳
8:55 10:30 七丈小屋
11:39 11:40 刀利天狗
12:44 12:49 刃渡り
14:00 14:10 笹の平分岐
15:35 15:38 竹宇駒ヶ岳神社
15:43 尾白川渓谷駐車場

天候

7/2　曇時々晴
7/3　曇のち小雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場(無料)までワインディングなしの舗装路、
水洗トイレ、自販機あり。

写真

尾白川渓谷無料駐車場
AM2時ごろはガラガラでしたが、出発時はほぼ満車。　

竹宇駒ヶ岳神社

まず橋を渡ります。定員5名。

下を見ると釣り人がいました。
翌日、日曜日の昼過ぎには子供たちが水遊びしてました。

さあ、南アルプスの森に突入です。

笹ノ平分岐点。ここまでコースタイム2時間半。
さらに甲斐駒まで7時間とのこと。普通1泊必要でしょうがトレランで日帰りする方多かったです。うらやましいその体力。

分岐をちょっと登った開けたところで一休み。笹の群生エリア。

富士山見えました。
見てるだけでパワーもらえました。やっぱり富士山はいいな。

刃渡り。
ヤセ尾根で地図には（危）マーク。
でも鎖がしっかり付いてるので安心して渡れました。

梯子がこのあとも連続。

鎖エリアも沢山。
まさに修行の登山道です。

刀利天狗。
ここでも一休みしました。

カラマツソウ

シロバナノヘビイチゴ

五合目小屋跡

また梯子が始まりました。

キバナノコマノツメ

ゴゼンタチバナ

オオハナウド

七丈小屋に到着

小屋前に水場あります。
上のテント場からここまで5分ほど掛かります。

七丈第二小屋

テント場はあと3〜5分ほど上にあり。

ウラジロヨウラク　

コメバツガザクラ

ツマトリソウ

テント張りました。

富士山、鳳凰山、オベリスクも見えるナイスな展望！

ちょっと崖っぷちに並んでます。
上にもあと1つテン場ありました。

下で水を汲んだついでに小屋でビール購入。
旨かった〜。

南アルプスの天然水割り白州。
甲斐駒でこれやりたかった〜。まさに極上至福の味っす。

翌朝、4時過ぎ。
クリアな展望ながらも上部の雲が気になる。

登り始めた5時過ぎ。ガスが出てきた。

キバナシャクナゲ

八合目御来迎場

以後、アスレチック的な鎖場が連発。
足場はしっかりあるが気を抜かずにいく。

シナノキンバイ

ハクサンイチゲ

黒戸尾根は急坂だな〜とつくづく思うものの
脇に咲いてるハクサンイチゲに癒された。

イワカガミ

ツガザクラ

9合目の大岩

2本剣

駒ケ岳神社奥社

山頂には大己貴大神と共に駒室大神が祭られているそうです。

甲斐駒ヶ岳 標高 2967m

イワベンケイ

展望ないので風が強くなる前に下山。

グリップ付の手袋で滑らないよう慎重に下山。

険しい小さな岩山の繰り返し。

刃渡りまで降りてきました。下界は晴れてます。

振り向くと、山頂方面は相変わらずガス模様

横手・白須分岐。
神社まで標準コースタイムであと1時間30分。もうひと頑張り。

無事に下山できました。

感想

iwaemon

黒戸尾根から登る甲斐駒、
歩き応えアリでした。（駐車場 770m →山頂2967m：標高差2197m）

登山道は整備されている。
上の方は梯子や鎖が多いものの落ち着いて登れば問題なし。
かつての修験道を思わせる遺構も多く、
一味違った南アルプスを歩き楽めました。

山頂はあいにくのガスで展望なしでしたが、
登った充実感で満足しました。

テン場で飲んだ南アルプスの山小屋天然水割りの白州も最高でした！

また訪れたい名山です。