また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 912106
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山光彩 御殿場口登山道〜剣ヶ峰〜吉田口下山道

2016年07月11日(月) 〜 2016年07月12日(火)
 - 拍手
GPS
29:35
距離
20.1km
登り
2,484m
下り
1,617m

コースタイム

1日目
山行
5:08
休憩
0:52
合計
6:00
8:25
8:25
60
9:25
9:30
18
9:48
9:52
51
標高2000mの表示
10:43
10:47
57
旧四合目
11:44
12:00
59
12:59
13:12
33
13:45
13:52
9
標高3000mの表示
14:01
14:04
11
日の出館
2日目
山行
6:21
休憩
2:58
合計
9:19
3:40
4:50
18
5:08
5:11
27
休憩1
5:38
5:42
26
休憩2
6:08
6:08
5
6:13
6:25
21
浅間神社奥宮
6:46
6:51
5
6:56
6:56
8
7:04
7:09
3
大沢崩れ上部
7:12
7:20
16
7:36
7:40
3
久須志神社
7:43
7:55
9
須走下山口
8:04
8:18
21
下山道上部で八ヶ岳・奥秩父撮影
9:11
9:15
70
避難用石室付近 (花撮影)
10:53
11:20
13
11:33
11:33
16
天候 11日……朝快晴。8時前後からガス時々日射し。夕方から夜は薄いもやの晴れ。
12日……朝は大雲海。頂上は快晴。のち頂上付近と中腹から下はガス。上部は快晴。
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路……JR御殿場線・御殿場駅から、富士急の登山バスで御殿場口新五合へ。
復路……富士スバルライン新五合から富士急の登山バスで河口湖駅へ。河口湖駅から富士急線で大月へ。
コース状況/
危険箇所等
*天下の富士山の整備された登山道だけに、危険なところはありません。
*但し、落石・強風時の転落には十分ご注意下さい。
*数日好天が続くと、登山道 (とりわけ御殿場口の大砂走りや吉田口の下山道) は非常に埃っぽくなりますので、マスクがあると吉。
 (持って行くの忘れた……)。
*登山道はロープで仕切られていますが、濃霧時などコースアウトしやすいので注意。
*また、分岐を間違えると大変ですので (とくに吉田口と須走口の下山道)、道標に注意を払うのが吉。

●御殿場口登山道はハードなことで知られ、登山者は他と比べて非常に少ないですが、その分のんびり・じっくりと荒涼たる大自然と向き合うことが出来ます。
●また、登山者が少ない分、御殿場口の各山小屋は総じてサービスが良いようです。今回宿泊した「わらじ館」は、古くて狭いのをカバーするべく (?)、夕食カレー食べ放題☆ですし (しかも激ウマ♪ あと朝食も食べ放題)、スタッフの皆様もとてもチームワークがとれてフレンドリーです。夕食ついでの与太話に付き合って下さったり、ガスが取れて景色が開ければ宿泊者と一緒に喜んで下さっていろいろ説明して下さいますし……。また泊まりたい山小屋の一つになりました。富士登山といえば、山小屋の冷淡な扱いがしばしば話題に登りますが、「それってどこの話?」という感じです。なお、ご来光見物のため朝食前に出発する場合にはパンとジュースを前日に渡してくれますが、これは量が少ないのが難。自分で行動食を多めに持参すると吉。館内には「ヤマテン」の天気予報を書いたホワイトボードがあり、参考にする価値大。
●苦労した分、喜びも大きい御殿場口登山道……最悪のヤマ場は、新六合目から六合目小屋跡までの、蟻地獄のような砂礫の登りです w 一歩進むと二歩下がるような感覚……(-_-;

☆剣が峰の日本最高地点の碑は、記念写真の長蛇の列ですので、順番を守りましょう。
☆吉田口登山道は外国人登山者が激増。日本人は5割程度では……? 挨拶しても返ってこないのが悲しい。御殿場口もチャレンジャーな西洋人登山者をそれなりに見かけます。
☆富士山環境保全の協力金1000円。
☆登山道の途中のトイレはバイオトイレ化が進み、宿泊客無料。ビジター300円。
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
御殿場口七合四勺・わらじ館
里見平★星観荘
01. 小田急新松田駅跨線橋の「富士見窓」から富士を望む。日曜に登れていれば、下界の大絶景を楽しめたのか……。
2016年07月11日 06:25撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
4
7/11 6:25
01. 小田急新松田駅跨線橋の「富士見窓」から富士を望む。日曜に登れていれば、下界の大絶景を楽しめたのか……。
02. 新松田駅の「箱根そば」は6時半に開店ですので、6:50の御殿場線を待つ間、天ぷらそばで腹ごしらえ。安定の美味さ♪
2016年07月11日 06:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
13
7/11 6:33
02. 新松田駅の「箱根そば」は6時半に開店ですので、6:50の御殿場線を待つ間、天ぷらそばで腹ごしらえ。安定の美味さ♪
03. 富士登山期間中、御殿場駅に展示される大わらじ。さぁ、まずは「わらじ館」を目指し、苦難の登りが待っています。
2016年07月11日 07:26撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
7/11 7:26
03. 富士登山期間中、御殿場駅に展示される大わらじ。さぁ、まずは「わらじ館」を目指し、苦難の登りが待っています。
04. 御殿場駅7:34発の登山バスで御殿場口新五合 (旧二合の少々下) 到着。この頃には雲がかなり増え、良いのか悪いのか……。
2016年07月11日 08:14撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
7/11 8:14
04. 御殿場駅7:34発の登山バスで御殿場口新五合 (旧二合の少々下) 到着。この頃には雲がかなり増え、良いのか悪いのか……。
05. 鳥居をくぐっていざ出発! 登り切れるか心配で心臓バクバクですが……。
2016年07月11日 08:16撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
7/11 8:16
05. 鳥居をくぐっていざ出発! 登り切れるか心配で心臓バクバクですが……。
06. 眼下に矢倉岳・金時山・神山といった箱根&足柄エリアの山々を望む。
2016年07月11日 08:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
4
7/11 8:20
06. 眼下に矢倉岳・金時山・神山といった箱根&足柄エリアの山々を望む。
07. 双子山、そして宝永山へと連なる稜線。快晴の絶景は今後にお預け。
2016年07月11日 08:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
8
7/11 8:31
07. 双子山、そして宝永山へと連なる稜線。快晴の絶景は今後にお預け。
08. 大内茶屋を過ぎてしばらくの間は、道の脇の植物も結構あり。
2016年07月11日 08:42撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
7/11 8:42
08. 大内茶屋を過ぎてしばらくの間は、道の脇の植物も結構あり。
09. 双子山と目線の高さが次第に同じになるにつれ、風景は荒涼。
2016年07月11日 09:19撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
4
7/11 9:19
09. 双子山と目線の高さが次第に同じになるにつれ、風景は荒涼。
10. 次郎坊=新五合五勺にて下を望む。大石茶屋からここまで、近いようで遠い……。
2016年07月11日 09:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
7/11 9:29
10. 次郎坊=新五合五勺にて下を望む。大石茶屋からここまで、近いようで遠い……。
11. やがて双子山を見下ろすようになります。砂礫の登りは蟻地獄同然……(@_@)。
2016年07月11日 10:06撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
7/11 10:06
11. やがて双子山を見下ろすようになります。砂礫の登りは蟻地獄同然……(@_@)。
12. 時折ぽっかりと頭上に青空。大いに勇気づけられます。
2016年07月11日 10:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
10
7/11 10:48
12. 時折ぽっかりと頭上に青空。大いに勇気づけられます。
13. 旧四合目の先から六合目小屋を望む。蟻地獄登りの苦難は絶頂に……(T_T)。
2016年07月11日 10:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
7/11 10:53
13. 旧四合目の先から六合目小屋を望む。蟻地獄登りの苦難は絶頂に……(T_T)。
14. ガスが切れて頂上を遠望!! 苦しくとも絶対あそこに登ってやる!!
2016年07月11日 11:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
7
7/11 11:29
14. ガスが切れて頂上を遠望!! 苦しくとも絶対あそこに登ってやる!!
15. ガスに巻かれ行く六合目小屋。この辺りからかなり歩きやすくなります。
2016年07月11日 12:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
7/11 12:02
15. ガスに巻かれ行く六合目小屋。この辺りからかなり歩きやすくなります。
16. 再び花も増えて気分的に癒やされます♪
2016年07月11日 12:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 12:29
16. 再び花も増えて気分的に癒やされます♪
17. 旧六合目 (プリンスルート合流点) 付近に来るとかなり岩も増えます。
2016年07月11日 12:58撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
7/11 12:58
17. 旧六合目 (プリンスルート合流点) 付近に来るとかなり岩も増えます。
18. 宝永山とほぼ同じ高さに。日本とは思えない雄大さと荒涼さ……。
2016年07月11日 13:09撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 13:09
18. 宝永山とほぼ同じ高さに。日本とは思えない雄大さと荒涼さ……。
19. 巨岩が増えてくると七合目はもうすぐ!
2016年07月11日 13:32撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
7/11 13:32
19. 巨岩が増えてくると七合目はもうすぐ!
20. 数は多くありませんが、こんなカワイイ花も健気に咲いています。
2016年07月11日 13:50撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
13
7/11 13:50
20. 数は多くありませんが、こんなカワイイ花も健気に咲いています。
21. 日の出館 (休業中) の脇から頂上を望む。目の前のわらじ館まで意外と時間がかかります。
2016年07月11日 14:03撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
7/11 14:03
21. 日の出館 (休業中) の脇から頂上を望む。目の前のわらじ館まで意外と時間がかかります。
22. 本日の宿・わらじ館に到着! 伝統的な石室で、狭いもののアットホームな雰囲気が良いです☆
2016年07月11日 14:35撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 14:35
22. 本日の宿・わらじ館に到着! 伝統的な石室で、狭いもののアットホームな雰囲気が良いです☆
23. 予約者の苗字 (代表者のみ) が掲示される嬉しいサービスも♪ 
2016年07月11日 14:40撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 14:40
23. 予約者の苗字 (代表者のみ) が掲示される嬉しいサービスも♪ 
24. 標高3050mに到着早々ビールというのは、高山病を考えると余り良くないのですが、疲れた体には止められません (^^;)。600円也。
2016年07月11日 14:57撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 14:57
24. 標高3050mに到着早々ビールというのは、高山病を考えると余り良くないのですが、疲れた体には止められません (^^;)。600円也。
25. 青空の下、輝きながら翻る日章旗! シンプルの美。
2016年07月11日 14:44撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 14:44
25. 青空の下、輝きながら翻る日章旗! シンプルの美。
26. 屋外の椅子に腰掛けてビールを飲みながら、ボーッと山頂を望む幸せ……。
2016年07月11日 14:36撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 14:36
26. 屋外の椅子に腰掛けてビールを飲みながら、ボーッと山頂を望む幸せ……。
27. ハイな気分でいろいろ雲撮影。手裏剣状の雲☆
2016年07月11日 15:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 15:04
27. ハイな気分でいろいろ雲撮影。手裏剣状の雲☆
28. 超モクモク雲。見事な盛り上がりですが、天気が心配。
2016年07月11日 15:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 15:04
28. 超モクモク雲。見事な盛り上がりですが、天気が心配。
29. 眼下のガスが切れて宝永山を望む。この後再び周囲はガスガスに……。
2016年07月11日 15:26撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 15:26
29. 眼下のガスが切れて宝永山を望む。この後再び周囲はガスガスに……。
30. 午後5時からカレーの夕食♪ 滅茶苦茶美味くておかわり自由♪ 最高です! また、ヤマテンの最新情報がホワイトボードに書き出され、宿の方と天気の話を皮切りにしばし談笑。なお、カレーおかわりの最高記録は5杯だとか (私は2杯半 ^^; ←食欲ありまくりで、高山病ではないことを確認)。
2016年07月11日 17:06撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 17:06
30. 午後5時からカレーの夕食♪ 滅茶苦茶美味くておかわり自由♪ 最高です! また、ヤマテンの最新情報がホワイトボードに書き出され、宿の方と天気の話を皮切りにしばし談笑。なお、カレーおかわりの最高記録は5杯だとか (私は2杯半 ^^; ←食欲ありまくりで、高山病ではないことを確認)。
31. すると何と! 下界からのガスの上昇が止まり、宝永山や御殿場の街が見えて来ました!
2016年07月11日 17:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 17:48
31. すると何と! 下界からのガスの上昇が止まり、宝永山や御殿場の街が見えて来ました!
32. 御正体山らしき山がうっすら見える他は、山中湖方面は雲が踊っていました。
2016年07月11日 17:52撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 17:52
32. 御正体山らしき山がうっすら見える他は、山中湖方面は雲が踊っていました。
33. 丹沢方面はこんな感じ。雲が取れず残念……。
2016年07月11日 18:38撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 18:38
33. 丹沢方面はこんな感じ。雲が取れず残念……。
34. 山中湖方面の雲はやがてうっすらと朱に染まりました。
2016年07月11日 18:43撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 18:43
34. 山中湖方面の雲はやがてうっすらと朱に染まりました。
35. そして日没の頃……をを!山中湖が見えるではないですか!
2016年07月11日 18:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/11 18:48
35. そして日没の頃……をを!山中湖が見えるではないですか!
36. 西丹沢〜足柄方面も景色が開け始め、やがて暗くなると相模川から手前側の夜景まで遠望可能に。北海道・宮崎から来た同宿者の皆様は大喜びでした。
2016年07月11日 18:51撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
7/11 18:51
36. 西丹沢〜足柄方面も景色が開け始め、やがて暗くなると相模川から手前側の夜景まで遠望可能に。北海道・宮崎から来た同宿者の皆様は大喜びでした。
37. 当初の計画では宿で御来光を迎え朝食を食べるつもりだったのですが、ヤマテンの予報は微妙だったため、なるべく高いところで御来光を見たいと思い、2:30に出発。御殿場の夜景を望みます。
2016年07月12日 02:18撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
13
7/12 2:18
37. 当初の計画では宿で御来光を迎え朝食を食べるつもりだったのですが、ヤマテンの予報は微妙だったため、なるべく高いところで御来光を見たいと思い、2:30に出発。御殿場の夜景を望みます。
38. 暗い中、三島〜富士あたりの夜景を望みつつ、強風に耐えて八合目まで登ると、夜明けのドラマが始まりました!
2016年07月12日 03:54撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 3:54
38. 暗い中、三島〜富士あたりの夜景を望みつつ、強風に耐えて八合目まで登ると、夜明けのドラマが始まりました!
39. 雲海の遙か彼方で、モルゲンロートの色合いが変わって行きます。
2016年07月12日 04:09撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
18
7/12 4:09
39. 雲海の遙か彼方で、モルゲンロートの色合いが変わって行きます。
40. とにかく透き通る深紅!
2016年07月12日 04:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
10
7/12 4:13
40. とにかく透き通る深紅!
41. 華麗なるパステルカラー。
2016年07月12日 04:18撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
17
7/12 4:18
41. 華麗なるパステルカラー。
42. 次々にグラデーションの微妙な色合いが変わります。
2016年07月12日 04:21撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
14
7/12 4:21
42. 次々にグラデーションの微妙な色合いが変わります。
43. 三浦・房総方面に浮かぶ高層の雲が強烈な色に!
2016年07月12日 04:22撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
14
7/12 4:22
43. 三浦・房総方面に浮かぶ高層の雲が強烈な色に!
44. そして伊豆方面の雲が赤い翼の如し!
2016年07月12日 04:26撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
27
7/12 4:26
44. そして伊豆方面の雲が赤い翼の如し!
45. 手前の雲海も明るさを帯びて来ました。
2016年07月12日 04:26撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 4:26
45. 手前の雲海も明るさを帯びて来ました。
46. 眼下手前、愛鷹山周辺に浮かぶ雲。
2016年07月12日 04:28撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
9
7/12 4:28
46. 眼下手前、愛鷹山周辺に浮かぶ雲。
47. 伊豆方面の雲は妖艶な美しさの絶頂に!!
2016年07月12日 04:28撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
15
7/12 4:28
47. 伊豆方面の雲は妖艶な美しさの絶頂に!!
48. そして東の空に、強烈なオレンジの気配が。
2016年07月12日 04:34撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
7
7/12 4:34
48. そして東の空に、強烈なオレンジの気配が。
49. ついに
2016年07月12日 04:35撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
4
7/12 4:35
49. ついに
50. 御来光!!
2016年07月12日 04:36撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
7
7/12 4:36
50. 御来光!!
51. 万歳!!
2016年07月12日 04:36撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 4:36
51. 万歳!!
52. 千万年変わらず繰り返されてきた、最もシンプルで神秘的な風景……。
2016年07月12日 04:38撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
16
7/12 4:38
52. 千万年変わらず繰り返されてきた、最もシンプルで神秘的な風景……。
53. やがて手前の雲海にドラマの舞台が移ります。
2016年07月12日 04:42撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
6
7/12 4:42
53. やがて手前の雲海にドラマの舞台が移ります。
54. 次第に太陽が昇ると、
2016年07月12日 04:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
9
7/12 4:46
54. 次第に太陽が昇ると、
55. 荘厳の一語……。
2016年07月12日 04:47撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 4:47
55. 荘厳の一語……。
56. さらに雲は紅色に!
2016年07月12日 04:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
10
7/12 4:48
56. さらに雲は紅色に!
57. 大自然の神秘!
2016年07月12日 04:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
16
7/12 4:49
57. 大自然の神秘!
58. 最高のドラマを1時間強、たった一人で味わい尽くしました……。天地万物に感謝。
2016年07月12日 04:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12
7/12 4:49
58. 最高のドラマを1時間強、たった一人で味わい尽くしました……。天地万物に感謝。
59. 八合目を出発し、最後の登りに入ると、清々しい色合いの空に変わりました。
2016年07月12日 05:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 5:04
59. 八合目を出発し、最後の登りに入ると、清々しい色合いの空に変わりました。
60. 雪が出現。やはり今年は積雪が非常に少ないようです。
2016年07月12日 05:11撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
7/12 5:11
60. 雪が出現。やはり今年は積雪が非常に少ないようです。
61. 標高3500m超で苦しくとも、少しずつ近づく頂きに励まされます。
2016年07月12日 05:18撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 5:18
61. 標高3500m超で苦しくとも、少しずつ近づく頂きに励まされます。
62. 伊豆方面の雲の表情が最高に爽快 !
2016年07月12日 05:38撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 5:38
62. 伊豆方面の雲の表情が最高に爽快 !
63. 宝永山も双子山も、こんなに遥か下となりました……。
2016年07月12日 05:42撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 5:42
63. 宝永山も双子山も、こんなに遥か下となりました……。
64. 猛烈に吹き下ろして来る風に耐えてついに山頂・銀明水に到着! 必死の耐風姿勢で激写!
2016年07月12日 06:09撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 6:09
64. 猛烈に吹き下ろして来る風に耐えてついに山頂・銀明水に到着! 必死の耐風姿勢で激写!
65. 郵便局は中国系の人々でいっぱい。風を避ける場所を求めて浅間神社奥宮へ。
2016年07月12日 06:09撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 6:09
65. 郵便局は中国系の人々でいっぱい。風を避ける場所を求めて浅間神社奥宮へ。
66. 去る6月上旬に怪社の社員旅行で訪れた富士宮の浅間神社にて、無事登頂を祈願して以来1ヶ月少々、ついにこの時を迎えました……。感謝感謝で奥宮に参拝。
2016年07月12日 06:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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66. 去る6月上旬に怪社の社員旅行で訪れた富士宮の浅間神社にて、無事登頂を祈願して以来1ヶ月少々、ついにこの時を迎えました……。感謝感謝で奥宮に参拝。
67. 奥宮の西側は風が多少弱くなり (?)、剣ヶ峰とお釜の絶景を激写!
2016年07月12日 06:25撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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67. 奥宮の西側は風が多少弱くなり (?)、剣ヶ峰とお釜の絶景を激写!
68. いざ剣ヶ峰を目指して進みますと、さらに迫力の展望に☆
2016年07月12日 06:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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68. いざ剣ヶ峰を目指して進みますと、さらに迫力の展望に☆
69. 富士市・静岡方面は完全に雲海の下。
2016年07月12日 06:32撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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69. 富士市・静岡方面は完全に雲海の下。
70. 剣ヶ峰への最後の登りは、前評判通りのザラザラ蟻地獄急登です……。
2016年07月12日 06:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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70. 剣ヶ峰への最後の登りは、前評判通りのザラザラ蟻地獄急登です……。
71. ついに剣ヶ峰到着! 単独行者が三脚を立てて記念写真を撮るのは、長蛇の列と強風を前にして気後れしますので、この碑と三角点を撮って満足。
2016年07月12日 06:47撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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71. ついに剣ヶ峰到着! 単独行者が三脚を立てて記念写真を撮るのは、長蛇の列と強風を前にして気後れしますので、この碑と三角点を撮って満足。
72. しかし……ふと考え直しまして、三角点の「+」にタッチすることで記念写真としました (^_^;)。
2016年07月12日 06:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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7/12 6:48
72. しかし……ふと考え直しまして、三角点の「+」にタッチすることで記念写真としました (^_^;)。
73. 碑の土台の高さよりもさらに高い岩に上がって、お鉢周りコースの荒涼たる風景を撮影。
2016年07月12日 06:50撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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73. 碑の土台の高さよりもさらに高い岩に上がって、お鉢周りコースの荒涼たる風景を撮影。
74. 時計回りで進むと、最初のうちは余裕でしたが……。
2016年07月12日 06:59撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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74. 時計回りで進むと、最初のうちは余裕でしたが……。
75. 大沢崩れの最上部にて、下から突き上げる突風が凄まじ過ぎ、このカットを撮るのも至難の業。
2016年07月12日 07:05撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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75. 大沢崩れの最上部にて、下から突き上げる突風が凄まじ過ぎ、このカットを撮るのも至難の業。
76. 壮絶な風の突き上げを耐風姿勢で何とか突破し、風が当たらない岩陰に来ると急にヘナヘナ。こんな景色とともに行動食を摂り休憩。
2016年07月12日 07:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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76. 壮絶な風の突き上げを耐風姿勢で何とか突破し、風が当たらない岩陰に来ると急にヘナヘナ。こんな景色とともに行動食を摂り休憩。
77. すっかり山頂はガス気味になったのを残念に思いつつ、吉田口の山頂=久須志神社に到着し、登山道を見下ろす。
2016年07月12日 07:37撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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77. すっかり山頂はガス気味になったのを残念に思いつつ、吉田口の山頂=久須志神社に到着し、登山道を見下ろす。
78. 久須志神社。富士吉田の浅間神社も去る6月に訪れており、ここでも無事登頂を感謝し下山開始! 御殿場口から静寂の中を登ったのに、喧噪の吉田口を敢えて選んだのは、単にヤマレコ赤線延ばしのためです (^^;
2016年07月12日 07:39撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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78. 久須志神社。富士吉田の浅間神社も去る6月に訪れており、ここでも無事登頂を感謝し下山開始! 御殿場口から静寂の中を登ったのに、喧噪の吉田口を敢えて選んだのは、単にヤマレコ赤線延ばしのためです (^^;
79. おっかなびっくりの外国人登山者を尻目に快調に下り始めてしばし、何と奥秩父方面がうっすら見える!
2016年07月12日 08:06撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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79. おっかなびっくりの外国人登山者を尻目に快調に下り始めてしばし、何と奥秩父方面がうっすら見える!
80. 八ヶ岳も見えます。そこで、下山途中もしばし立ち止まって、雲海越しの山岳展望を撮ることに。
2016年07月12日 08:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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80. 八ヶ岳も見えます。そこで、下山途中もしばし立ち止まって、雲海越しの山岳展望を撮ることに。
81. 金峰山から甲武信ヶ岳にかけての奥秩父核心部。嗚呼歩きたい……。
2016年07月12日 08:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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81. 金峰山から甲武信ヶ岳にかけての奥秩父核心部。嗚呼歩きたい……。
82. 雲取・大菩薩、そして手前は三つ峠方面か? 中央線沿線の山は経験値が少なく、間違っていたらスミマセン……。
2016年07月12日 08:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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82. 雲取・大菩薩、そして手前は三つ峠方面か? 中央線沿線の山は経験値が少なく、間違っていたらスミマセン……。
83. 奥秩父オールスターズ! 
2016年07月12日 08:16撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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83. 奥秩父オールスターズ! 
84. ナゾのUFO雲 (笑)。
2016年07月12日 08:17撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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84. ナゾのUFO雲 (笑)。
85. 雲海越しに改めて八ヶ岳を撮影。
2016年07月12日 08:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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85. 雲海越しに改めて八ヶ岳を撮影。
86. 金峰山〜北奥千丈岳と大雲海。
2016年07月12日 08:54撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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86. 金峰山〜北奥千丈岳と大雲海。
87. 斜面を時折ガスが昇る。ガスに巻かれると生暖かく、下界はかなり暑いと予想……。
2016年07月12日 09:09撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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87. 斜面を時折ガスが昇る。ガスに巻かれると生暖かく、下界はかなり暑いと予想……。
88. 山頂方面を振り返る。いつの間に快晴……粘っていれば良かった! (-_-;
2016年07月12日 09:10撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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88. 山頂方面を振り返る。いつの間に快晴……粘っていれば良かった! (-_-;
89. 丹沢方面の上空はひたすら超モクモク。
2016年07月12日 09:12撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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89. 丹沢方面の上空はひたすら超モクモク。
90. 甲斐駒を望む。まさに秀峰……いつか必ず登りたい。今回は北岳以南の南アルプスの眺めを逃したのが遺憾です。要リベンジ!
2016年07月12日 09:28撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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90. 甲斐駒を望む。まさに秀峰……いつか必ず登りたい。今回は北岳以南の南アルプスの眺めを逃したのが遺憾です。要リベンジ!
91. 奥秩父上空に、大いなる白鳥のような雲。奥秩父もそのうち必ず赤線を延ばしたい! (10数年前に一度だけ金峰山に登りました)
2016年07月12日 09:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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91. 奥秩父上空に、大いなる白鳥のような雲。奥秩父もそのうち必ず赤線を延ばしたい! (10数年前に一度だけ金峰山に登りました)
92. 斜面は今がまさに短い新緑。
2016年07月12日 09:42撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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92. 斜面は今がまさに短い新緑。
93. 華はないけれど健気な生きざまではないですか!
2016年07月12日 09:43撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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93. 華はないけれど健気な生きざまではないですか!
94. やがて六合目が近くなり森に入ると、満開を迎えつつあるシャクナゲが♪
2016年07月12日 10:12撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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94. やがて六合目が近くなり森に入ると、満開を迎えつつあるシャクナゲが♪
95. しかしキヤノン様……そろそろフルサイズ用の50mmマクロレンズを、USM・円形絞り・手ブレ補正つきにして頂けませんか? (汗)
2016年07月12日 10:30撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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95. しかしキヤノン様……そろそろフルサイズ用の50mmマクロレンズを、USM・円形絞り・手ブレ補正つきにして頂けませんか? (汗)
96. 六合目から佐藤小屋方面へ下ると全くの静寂。ヤマオダマキは可憐ですね♪
2016年07月12日 10:38撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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96. 六合目から佐藤小屋方面へ下ると全くの静寂。ヤマオダマキは可憐ですね♪
97. そしててんこ盛りのシャクナゲ♪ ただ、花が付かない株もあり、今年はハズレ年?
2016年07月12日 10:39撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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97. そしててんこ盛りのシャクナゲ♪ ただ、花が付かない株もあり、今年はハズレ年?
98. たまに富士登山競走の練習をするトレラン諸氏が通過するのみの麗しの森を下る。
2016年07月12日 10:43撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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98. たまに富士登山競走の練習をするトレラン諸氏が通過するのみの麗しの森を下る。
99. そして佐藤小屋に到着! 先月、富士吉田の浅間神社から延ばしたヤマレコ赤線とつながりました♪
2016年07月12日 11:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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99. そして佐藤小屋に到着! 先月、富士吉田の浅間神社から延ばしたヤマレコ赤線とつながりました♪
100. 腹ペコにつき鍋焼きうどん (800円) を楽しむ。静寂の中で、頂上を極めた達成感とともに賞味☆
2016年07月12日 11:06撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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100. 腹ペコにつき鍋焼きうどん (800円) を楽しむ。静寂の中で、頂上を極めた達成感とともに賞味☆
101. 泉ヶ滝で再び喧噪の道に合流し、ガスの奥のスバルライン五合目へラストスパート。
2016年07月12日 11:40撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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101. 泉ヶ滝で再び喧噪の道に合流し、ガスの奥のスバルライン五合目へラストスパート。
102. 11時50分のバスにギリギリ間に合い、余韻を味わうどころではないほど凄まじい人混みの五合目界隈に付き合う必要もないため、すかさず乗車。
2016年07月12日 11:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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102. 11時50分のバスにギリギリ間に合い、余韻を味わうどころではないほど凄まじい人混みの五合目界隈に付き合う必要もないため、すかさず乗車。
103. 外国人観光客があふれる河口湖駅に到着〜。『ヤマノススメ』のあおいちゃんも、是非富士山リベンジが実現すると良いですね!!
2016年07月12日 12:41撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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103. 外国人観光客があふれる河口湖駅に到着〜。『ヤマノススメ』のあおいちゃんも、是非富士山リベンジが実現すると良いですね!!
104. たまたま最初に発車する列車が、元「特急あさぎり」用・JR東海371系あらため富士急8500系でしたので、特急料金を払って乗車。最後に水戸岡デザインに御布施するという意図せざる一幕もありつつ、無事山行を終えたのでした。
2016年07月12日 12:50撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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104. たまたま最初に発車する列車が、元「特急あさぎり」用・JR東海371系あらため富士急8500系でしたので、特急料金を払って乗車。最後に水戸岡デザインに御布施するという意図せざる一幕もありつつ、無事山行を終えたのでした。
撮影機器:

感想

 山登りをしていて、見えると必ず嬉しくなる富士山。関東・甲信・伊豆・駿河あたりの登山を盛り上げる究極の立役者と言えましょう。
 しかし大変遺憾ながら、これまで個人的に富士山に登ったのは、中坊の頃に山中湖で親とキャンプをしたついでに一度だけ……(滝汗)。そこで、

*富士山を越えるヤマレコ赤線延ばしをする。
*かりに平均寿命分を生きると仮定して、人生約半分終了・新たな後半生スタート記念とする (四十路のオッサンです ^^;)。
*最もハードとされる御殿場口を登ることで、自分自身の体力がどうなのかを試す。
*とりわけ重要な目標として、是非自分の生活圏である丹沢・箱根・伊豆・奥多摩を上から眺める!

……以上のような思惑を胸に、「御殿場口登山道〜山頂お鉢周り4分の3周〜吉田口下山道」というコースを歩いて参りました。

 いやー!御殿場口の登りはきつかった! 単に稼ぐ高度がハンパないだけでなく、ウワサに聞いたとおりの砂礫帯の登りは、まさに蟻地獄そのもの。身長181cmの大柄+カメラ三脚計6kg+水分4リットルという組み合わせで登っておりますので、踏み込むごとに重さでズルズルと下がってしまい、他の登山道の1.5〜2倍の労力を要するのではないか?と思ったほどでした。

 とはいえ、七合目からは岩が増えて歩きやすくなります。懸念された高山病は「1400m台スタート+3050mでの宿泊」という高度順化メニューもあって何ともなく、無事登ってしまえば苦労よりも大いなる満足感と達成感で満たされたのでした♪ また、御殿場口は本当に人が少なく、今回泊まった「わらじ館」もアットホームなホスピタリティがあって良かったです☆

 そして迎えた御来光!! 肝心の丹沢方面の展望は雲海に覆われて叶わなかったものの、雲海は雲海でまたとない大自然の贈り物であり、八合目の廃墟の前で《たった一人 ←これ重要!》心から歓喜しつつ激写するという、他のメジャーコースでは味わうことの出来ない経験をしたのでした。

 というわけで……すっかり御殿場口の魅力に取り憑かれてしまった私。今後は出来れば二年に一回くらいのペースで、体力測定と展望狙い、そして「わらじ館」のカレーを食いに、何度も登れると良いなぁ〜と思っているところです。

 いっぽう、山頂越えの赤線延ばしという目的で一度は歩かなければならなかった吉田口の下山道ですが、平日でも人がそれなりに多くて食傷しました。しかも、約5割 (パッと見の印象ですので悪しからず……) は日本人ではなく、台湾・中国・西洋……という顔ぶれであったのには驚きました。

 それでも吉田口下山道は、甲斐駒・八ヶ岳・奥秩父などなど、かなりの高さの山岳を望むことが出来るのは長所と言えそうです。あと、見かけた下山者のほとんど誰も注目していませんでしたが、六合目〜五合目佐藤小屋間の伝統の道は、埃まみれの下山をして来た身には本当に癒やしの緑に包まれており、最後にここを歩いたことも大いに印象に残りました。今後吉田口五合界隈については、須走や御庭、そして精進湖方面へ赤線を延ばして行きたいです。

 こんな感じで、富士山の夏の彩りを楽しみつつ、確か30年ぶりの富士登山を無事成し遂げることが出来、本当に満足です。そして、富士を望む他の山域での山旅にも、ますますのめり込んで行きそうです……(笑)。

 以上、大量の画像と長文で恐れ入りますが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m

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コメント

刻々と変わる色
bobandouさん、こん○×は(^o^)/
登頂、おめでとうございます&お疲れ様です_(._.)_

遠くのなどの風景もそうですが、今回は雲の形や色の変化が素晴らしいですね
もちろん画像で見るより現地で移ろいを見ていたbobandouさんは素晴らしい体験をなさったんでしょう。もしかしたら寒さもひととき忘れていたのでは…

さて、赤線も富士山頂を通過したので、伊豆方面へさらに南下しましょうか

mamepapa dogleo
2016/7/15 14:18
>mamepapaさま
こんにちは、コメント& 登頂のお祝いどうもありがとうございます!
せっかく御殿場口から富士山に登る以上、山岳展望か大雲海のどちらかを是非見たいと思っていましたので、まずは大雲海シーンをゲットして満足です 。物凄い風の中、何とか八合目小屋廃墟で風を避けて、変わりゆく空と雲の表情を撮り続けましたので、重〜い三脚とカメラ・レンズを持って行った甲斐がありました〜。

そうですね……御来光の頃の気温は5度前後だったと思いますが、とにかく風が凄まじく、体感気温は余裕でマイナスだったと思います 。ただ、その風で三脚が倒れないかどうかを気にしてばかりでしたので、寒さそのものはどうでも良かったのは確かです

たまに夜通し歩いていた人が通過するほかは、偶然かも知れませんが八合目を私だけで独占し続け、人が少ない御殿場口の大自然を味わい尽くした気分です 。「御殿場口最高!!」と声を大にして叫びたいですね! (それで人が増えたら困るのですが、まぁヤマレコのマイナーユーザーが叫ぶ程度なら増えないでしょうね……^^;)

今後は是非、伊豆半島計画を推進し、静岡県東部を南北軸で早めにつなぎたいところですが、山梨東部の山々にも浮気しそうです
2016/7/15 14:58
素晴らしい雲海
bobandouさま
那須岳に続いて今回もガッツリ登山ですね。
お疲れさまでした。
雲フェチの自分にとっては
美しい雲満載のこのレコは嬉しすぎ
夜明けの壮大なショーをひとりで思う存分に堪能され
その感動のお裾分けもいただき
本当にありがとうございました。
富士山はもう二度と登りたくないと思っていましたが
寒さに震えながらご来光を見たときのことを思い出していました。
やはり格別なものがありますね。

そして「わらじ館」さん
bobandouさんの行くところ、泊まったところ
全て追っかけしたくなってしまう自分です。
2016/7/17 17:07
>mattyanさま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
既にコメントさせて頂きましたが、大雪山遠征お疲れ様でした!
次回は是非高根ヶ原と忠別・化雲岳を越えてトムラウシに挑戦してみて下さい

さて、先月末に那須岳泊まり山行をしたばかりですが、どうしても富士山に久しぶりに登りたい衝動も止められず、仕事がたまたまタイトでないことと天気予報が悪くないことが重なったのを良いことに、「それっ」と出掛けてしまいました。
最近長めの歩きが多く、ふくらはぎにそこそこ筋肉がついていることと、意識して水分を飲むなど高山病対策をとったことで (御殿場口から登ること自体も対策の一つ)、山頂で「酸素がやっぱ少ないなぁ〜」と思った他は至って順調でして、下山後も全く筋肉痛や疲れは出ませんでした 。まさにヤマレコ赤線延ばしの成果です

雲いっぱいのシーンをお楽しみ頂けたようで嬉しいです 。ホンネとしては、「雲海も良いけど山もネ」「山と雲が半々の比率で共存していればサイコー」といったところですが、これだけの雲海も3000m級ならではということで、「丹沢などの眺めはリベンジすべし」という浅間神社の神様のお告げと割り切ることにしました (^^;)。まぁ、同じ雲の表情は二度とないわけで、登る度に違うパノラマが開けているだろうと思うと、来年以後の再訪が楽しみです

それにしても、「もう二度と登りたくない」……とは、高山病でしょうか? それとも山小屋が混みすぎてカオスなのにはもうこりごりとか……? 
御殿場口を、じっくり時間をかけて高度順化しながら登れば、そのどちらも回避出来て (たぶん) 絶対に良い……と今回しみじみ痛感しました♪ 

他の山小屋はどんどん建て替えてしまった中、「わらじ館」さんは良く言えば伝統的、悪く言えば一番古く狭い山小屋になってしまっていますが、それを補うだけのものがあると思いますので、ご興味があれば公式HPで研究してみて下さい〜。この連休から設置された「わらじ館文庫」は、『ヤマノススメ』全巻が揃っているようです (笑)。

私の泊まったところにご興味津々とは、何ともありがた過ぎるお言葉で、体中が痒くなりそうですが (笑)、まぁネットでいろいろと情報収集出来るようになったのは本当に大きいですね
2016/7/17 18:34
お疲れ様でした
なかなかやりますな〜 。写真も本当に綺麗です!何時か何処かですれ違いましょう
2016/7/22 15:16
>koro0180さま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
普段はデスクワークのへっぽこハイカーですが、御殿場口のハードな登りを歩ききったことで、一皮剥けた気分になりました。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
また、写真もお楽しみ頂きどうもありがとうございます! カメヲタですので、この点のこだわりは妥協出来ないところです。笑
最近は、より遠くへと赤線を延ばすことに熱中していたため、自宅近くの丹沢をすっかりすっぽかしてしまっているのですが、こちらこそそのうち何処かでお会い出来ると良いですね〜(^_^)
2016/7/22 21:44
プロフィール画像
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