また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 912443
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳 二岐川出合-戸蔦別岳-幌尻岳往復(チロロ林道) 1泊2日

2016年07月03日(日) 〜 2016年07月04日(月)
 - 拍手
☆Parsleycandy その他3人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
32:58
距離
31.1km
登り
2,729m
下り
2,728m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:38
休憩
1:21
合計
9:59
7:53
8:04
29
10:40
11:04
73
12:17
12:23
5
12:28
12:39
36
13:15
13:36
54
14:30
14:31
60
15:31
15:38
84
17:02
宿泊地
2日目
山行
10:17
休憩
1:42
合計
11:59
3:50
94
宿泊地
5:24
5:43
184
8:47
9:09
31
9:40
9:44
55
10:39
10:53
30
11:23
11:24
3
11:27
11:32
48
12:20
12:54
89
15:00
15:00
46
15:46
15:49
0
15:49
ゴール地点
天候 1日目/曇・強風 2日目/曇(30分だけ晴)
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
7月2日、早朝の飛行機で新千歳空港着。レンタカーで日高沙流川オートキャンプ場に行き、バンガロー泊(3,800円)。

日高沙流川オートキャンプ場
http://www.town.hidaka.hokkaido.jp/site/camp/

チロロ林道は途中のつり堀入口までは舗装されていますが、最後の30分くらいはダート。でも、普通の乗用車で走れます。駐車スペースば10〜15台くらい。トイレあり。水場はありませんが幕営は可能でしょう。
コース状況/
危険箇所等
登山道は最初のうちあまり刈り払われている状態ではなく、フキが覆いかぶさっています。雨の後などはズボンがびしょびしょになるので、暑くなければ雨具のパンツを履いたほうがよいです。靴の中に水が入ってこないようスパッツも。渡渉が何度もありますが、注意して渡れば大丈夫でしょう。軽アイゼンを持っていきましたが雪渓では使いませんでした。
その他周辺情報 下山後は吹上温泉保養センター白銀荘
http://www.navi-kita.net/shisetsu/hakugin/
に泊まりました。二段ベッドでひとり2,600円。
ゲート脇から出発
2016年07月03日 07:02撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
2
7/3 7:02
ゲート脇から出発
駐車場にはわれわれのクルマ1台だけ
2016年07月03日 07:05撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7/3 7:05
駐車場にはわれわれのクルマ1台だけ
北海道電力の取水施設
2016年07月03日 07:54撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7/3 7:54
北海道電力の取水施設
取水施設近くのテントが張れそうなスペース
2016年07月03日 07:53撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
7/3 7:53
取水施設近くのテントが張れそうなスペース
二ノ沢出合から先、渡渉ポイントが頻出します
2016年07月03日 08:46撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
7/3 8:46
二ノ沢出合から先、渡渉ポイントが頻出します
概ね靴底が濡れる程度で渡れます
2016年07月03日 09:06撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7/3 9:06
概ね靴底が濡れる程度で渡れます
流れは早く、渡るときに気を使う
2016年07月03日 09:10撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3
7/3 9:10
流れは早く、渡るときに気を使う
少し日が差してきたけど長くは続かない
2016年07月03日 09:35撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
7/3 9:35
少し日が差してきたけど長くは続かない
2016年07月03日 09:43撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3
7/3 9:43
山と高原地図で「滝」と表示されているところ
2016年07月03日 09:44撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
7/3 9:44
山と高原地図で「滝」と表示されているところ
2016年07月03日 10:34撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3
7/3 10:34
トッタの泉
2016年07月03日 10:46撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
7/3 10:46
トッタの泉
2016年07月03日 11:19撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
2
7/3 11:19
2016年07月03日 11:25撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7/3 11:25
2016年07月03日 11:28撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7/3 11:28
2016年07月03日 12:04撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
2
7/3 12:04
2016年07月03日 12:09撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7/3 12:09
2016年07月03日 12:16撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
7/3 12:16
2016年07月03日 12:21撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7/3 12:21
2016年07月03日 12:24撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
2
7/3 12:24
2016年07月03日 12:24撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7/3 12:24
2016年07月03日 12:24撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7/3 12:24
エゾハクサンイチゲ
2016年07月03日 12:25撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3
7/3 12:25
エゾハクサンイチゲ
雪渓が現われますが、アイゼンなしで通過できます
2016年07月03日 12:45撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
2
7/3 12:45
雪渓が現われますが、アイゼンなしで通過できます
2016年07月03日 12:47撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
7/3 12:47
2016年07月03日 13:08撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3
7/3 13:08
北戸蔦別岳
2016年07月03日 13:23撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5
7/3 13:23
北戸蔦別岳
山名表示板の裏に小型のテントなら2つくらい張れるスペースがあります
2016年07月03日 13:23撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3
7/3 13:23
山名表示板の裏に小型のテントなら2つくらい張れるスペースがあります
強風のため前日は北戸蔦別岳以降画像を撮ることができず、翌日の幌尻岳からスタート
2016年07月04日 05:26撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
7
7/4 5:26
強風のため前日は北戸蔦別岳以降画像を撮ることができず、翌日の幌尻岳からスタート
突然霧が晴れ雲海から山が姿を見せてくれました、
2016年07月04日 07:22撮影 by  iPhone SE, Apple
9
7/4 7:22
突然霧が晴れ雲海から山が姿を見せてくれました、
写ってませんがテントが一張りだけ見えた七ツ沼カール
2016年07月04日 07:26撮影 by  iPhone SE, Apple
7
7/4 7:26
写ってませんがテントが一張りだけ見えた七ツ沼カール
晴れ間がみえたのは、ほんの30分くらいでした
2016年07月04日 07:22撮影 by  iPhone SE, Apple
6
7/4 7:22
晴れ間がみえたのは、ほんの30分くらいでした

感想

二岐川出合のゲート脇から林道を1時間くらい歩くと北海道電力の取水施設が左側に見え、林道はここまで。テントを張れる広いスペースがあります。雨でなければここまで来て幕営するつもりでした。

ここからの登山道、二ノ沢出合までの緩やかな上り坂はフキが道にかかって歩きにくい。前日がフキにかかっていて、ズボンがびしょびしょになりました。スパッツも履いてなかったので、靴に水が侵入。

ヌカビラ岳までの急坂の途中、「トッタの泉」でおいしい水がかなりの勢いで出ています。

途中、薄日も差したのですが、稜線に出ると予報通りの強風。そして霧。ときに風速20メートルを越えるくらいの風ですっかり消耗しましたが、トッタの泉で水を持たなかったので、北戸蔦別岳で幕営することはできず、予定通り七ツ沼カールまで進むことに。

強風は止まず霧も晴れず、七ツ沼カールに下りる道を見失い、先に進んだところにあるもう一つの七ツ沼カールに下る道は急坂に雪が残っていて危険で下りられず、やむなくハイマツで風が避けられる登山道に4人用テントを張りました。登山道上なのできちんと張ることはできず、なんとか食事を作り、4人で折り重なるように寝ました。

翌日、風は少し収まりましたが霧は晴れないなか、荷物をデポして軽い荷物で出発。

幌尻岳を往復して荷物を回収。七ツ沼カールの降り口付近で奇跡的に霧が晴れ、登ってきた幌尻岳や、雲に浮かぶ日高の山並みを望むことができました。

無雪期の百名山に人に会わないのは珍しいと思っていたら、ヌカビラ岳から二ノ沢出合の間に2人組2パーティーとすれ違い。いずれも北戸蔦別岳に幕営するといっていたので、まだ雪のあるこの時期はそのほうが一般的なのかも。

下山もとにかく長い。試練の山だと感じました。

下山翌日は、大雪山・旭岳〜トムラウシ山縦走2泊3日に続きます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-912493.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1092人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら