雌阿寒岳 SEA TO SUMMIT
- GPS
- 18:30
- 距離
- 169km
- 登り
- 2,244m
- 下り
- 2,218m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 18:23
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 18:44
天候 | 雨 時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白湯山までの林道は地図と異なる。 まりも国道の下りは道が悪い。 |
写真
装備
個人装備 |
ツーリングハイク仕様
|
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感想
雌阿寒岳 SEA TO SUMMIT
日本百名山は深田久弥が日本中から100座を選んだものであるが、そのうち北海道には9座ある。利尻・羅臼・斜里・大雪・トムラ・十勝・幌尻・羊蹄、そして阿寒。
実は、この9座のうち阿寒岳(最高峰・雌阿寒岳)には登頂したことがなかった。2年前の10月に強風で撤退して以来、ずっと気がかりだった。できるだけ早めにこの山にケリをつけようと思ってはいたが、ただ普通に温泉コースを登っても2〜3時間程度で済んでしまって味気ないよね、せっかく「日本百名山 in 北海道」を制覇するなら思い出に残るやり方がいいなってことで、この計画を打ち立てた。
日付の変わる深夜0時。白糠の道の駅からスタート。SEA TO SUMMIT の儀礼として、海にタッチしてから行こうとしたが、シューズを塩水で濡らしたくないので写真だけ撮った。
阿寒湖までのアプローチは、まりも国道。釧路から阿寒湖まで南北にまっすぐ伸びている60キロほどの国道だ。トレラン装備を身につけて、ガンガンペダルを回していく。この日のためにチェーンをピカピカに磨き、チューブの空気も補充しておいたので、いつも以上に軽がる回る。
途中で、小雨にあったりしながら無事阿寒湖畔に到着。セブンで小休止。
5時。入山する。ツーリングハイクよろしく、スキー場までは自転車で登る。スキー場からまずは白湯山の展望台を目指したが、地図上の林道と実際の林道が不整合で1時間ロスする。なんとか、正規ルートをとることができたが、道があまり良くない。刈り払いは不十分で笹をこぎながら、びしょびしょになったり、獣の気配を近くに感じながらの道だった。
7時30分。ようやく、車で来れる入山口まで。そこから一気に登っていく。初めは良いペースだったが、最後の急登では時間がかかる。樹林限界を超えた雰囲気は完全に樽前山。
10時。なんとか登頂。山頂で一眠りする。
登りは疲労感でいっぱいだった分、下りは一気に下る。
展望台について観光客と挨拶している時に雌阿寒の方から雷鳴が聞こえた、その向こうには通り雨を持ってきそうな黒い雲が湧いている。これはやばかなと思い急いで降りる。下山してもウカウカできない。一気にセブンに到着。滑り込みセーフだった。雨が止むまで、イートインで寝落ちしてしまう。
体を温めてから白糠に戻ろう。ということで、無料の足湯を頂戴する、できれば全身浴したかったが、そんな時間的余裕と勇気はなかった。
下りはいい調子だった。初めの1時間はね。次の1時間は大雨に打たれて死にそうになった。ビッショビショの状態で残り30キロを漕ぐのは無理だと判断して、途中で普通の温泉に寄った。
しかし、ウカウカしていると暗くなってしまい余計に危なくなる。雨が残る中、走ることにした。ラスト30キロ。体中びしょ濡れだった。幸い、風がなかったので極寒ではないが、それでも寒い。カロリー消費をマックスにしてなんとか耐え抜いた。
安心したのか、体がブルブルと震える。それでも、下山したらやろうと決心していた海へのダイブでフィナーレを飾った。ダイブと言っても、サンダルで波を浴びただけなんだけどね。なんとも言えない感動感だった。
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