利尻山 鴛泊(おしどまり)コース
- GPS
- 07:05
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,683m
- 下り
- 1,660m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船
稚内→鴛泊、大人2030円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂付近に崩壊箇所あり 登山者が多い時のスライドの際は特に注意されたい |
その他周辺情報 | 【温泉】 利尻富士温泉湯元 日帰り入浴大人500円 【宿泊】 マルゼンペンション レラモシリ 0163822295 ペンション群林風(グリーンウインド) 0163821888 |
写真
感想
待ちに待った念願の利尻富士登山の日がついにやってきました。まだ雪が降り積もる時からakaikirinさんと計画を立て、あとは天気に恵まれるのを祈るだけ…
初日の移動日は気圧の谷の影響で、昼頃には大粒の雨が降るあいにくの天気。少し早く稚内に着いたので日本の最北端、宗谷岬へ…
記念撮影だけしてフェリーターミナルに入るも既に多くの乗船客が並び、結局船内に座る場所を確保できませんでした。疲れ切ったakaikirinさんは通路に座った瞬間に爆睡(笑)
鴛泊港に着くとレラモシリさんが迎えに来てくださり、チェックイン後は早速お楽しみの夕食。ウニを始めとした海鮮料理はどれも初めての美味しさ。生ビールで乾杯したあと新鮮な海の幸を楽しみ、部屋に戻ってからは早朝登山に備え少しの晩酌後、早めに就寝しました。
【2日目】レラモシリさんが昼食用におにぎりセットを用意して下さり、朝4時に登山口まで送って下さいました。オートキャンプ場のある登山口は驚くほど立派で、甘露泉までの遊歩道は平らに整備されるなど関係機関の方々に感謝の思いでした。
この頃は濃いガスに覆われた上に針葉樹林帯だったためか辺りが暗く、朝露に濡れた草木でウエアーを濡らし、テンションやや低めだったかも知れません。
5合目を過ぎるとダケカンバやミヤマハンノキ主体のやや明るい樹林帯になり、6合目の見晴台に出た時には振り向くと見事な雲海と眩しい朝日が出たところでした。今まで立ち込めていた濃いガスも流れていき始め、低木のトンネルに二人して何度も枝に頭を打ちながらも、メゲることなく颯爽とグイグイ登っていきました。
しばらく行くと避難小屋が突然のように現れました。こんな所で泊まれたら日の出、日の入りや満天の夜空を楽しめるんだろうな〜なんて思いながら何枚か写真を撮ると、その内の1枚に窓から覗き込む霊のようなモノが…(笑)
そして沓形分岐手前まで行くとやや大きな崩壊箇所があり、ここは慎重に通過しました。多くの登山者が毎日訪れるので、決して油断しないで欲しいと思います。分岐を通過すると木段があり、ザレ場でも苦労することなく登れ、間もなく山頂の祠を確認できます
山頂を目前にした時に今まで無かった不思議な経験をしました。東からは太陽が私を照らし、西側の中腹には雲海が広がっていましたが、そこに映った私の影の回りに虹の輪があるじゃないですか???そして僅か1〜2分で消えてしまいました。
後で調べたところブロッケン現象のようでした。
山頂に着くと先行者は一人。1時間ほど休憩を取りましたが、後続者が次々と登頂され大変賑やかになりました。
下山を始めると今度は登りの方々が多く、スライド待ちに予想外の時間をかけてしまいました。
以上が今回の登山の主な流れですが、今回は予備日も設定し群林風(グリーンウインド)さんにもう一泊予約を入れていたので、アフター登山を存分に楽しみました。
この日は登山口まで下山し、とにかく汗を洗い流したいと言うことで利尻富士温泉に直行し、ゆっくり温まった後は生ビールで乾杯!その後群林風さんにチェックインして部屋に入るなり夕食まで寝てしまいました。
ここでもウニを始め海の幸を盛りだくさん使った夕食を、窓越しに聳える利尻山を眺めながら頂く超贅沢なひととき!
夕食後はakaikirinさんが町を散歩したいと言うので、傍から見たら怪しい(笑)オジサン二人で夜の鴛泊の町をブラブラしました。
【3日目】いよいよ最終日。朝は7時に朝食を取り、食後は私の希望でホットコーヒーを注文しました。すると群林風さんご自慢のブラジルベースのブレンドコーヒーをわざわざ利尻山が良く見えるテラスへ運んで下さいました。コーヒー好きの方ならきっと誰もが満足する味とロケーションだったと思います。
チェックアウト後はフェリー出港まで時間があったので、港で自転車を借りて沓形までサイクリング。利尻島はサイクリングロードが整備され、鴛泊から沓形にかけて変わって行く利尻山の姿を何度も何度も眺めながらのサイクリングとなりました。
そして再び鴛泊港に戻り、地元の方がお勧めの磯やき亭の利尻ラーメンを注文。他では味わえない海の幸をフンダンに使った出汁のラーメンを楽しみました。
今回は天気にも恵まれた上、利尻山の魅力プラスペンションの方々のおもてなしの心遣い、島での楽しい体験など一生忘れられない素晴らしい日々になりました。
面白かったー!でも怖いので避難小屋の写真は確認しないことにします。
北海道内に住んでいてもなかなか利尻はチャンス少ないですよねー。すごいなー。
そしてフェリー、混んでいるんですね。まさかみんな利尻登山じゃないでしょ?
座るところのないくらい混んでいるフェリーって初めて聞きました。
でもさすがezo-wolfさん、早いなー。
そうなんですヨ〜
せっかくなんで記念に宗谷岬に行ったらフェリーの出航時間ぎりぎり(汗)
既に大半の乗船客は乗船され、ツアー客や学生などの団体さんがかなり多く見受けられました。
船内は座敷も椅子も満席だったので、最初はデッキにいたんですが段々寒くなって耐えられずに船内の通路に座り込み、気が付くとakaikirinさんが爆睡していました(笑)
登山者は1〜2割くらいかな…
だから帰りは早くターミナルに入ったので、船内ではゆったりできましたよ
今回、初めて利尻山を登って感じたんですが、山頂付近の崩壊がかなり進んでいたことです
毎日多くの登山者が訪れることも原因なのでしょうネ、複雑ですが…
避難小屋の霊は私に憑依して、帰宅するまで離れなかったです
それにしてもこの霊は体力あるんですヨ(笑)
行かれたんですね〜!!羨ましい〜。
やっぱり人気の山なのでスライドも大変なんですね。
景色もウニも何もかも羨ましいです^^
自分も漠然とした計画は練っていますが残念ながらなかなか実現できてません。
せっかく行くのだったら余裕のある日程でいきたいですよね。
でも遠いですねー。
こんにちはyoshi-goさん
1967峰なんて相変わらず超健脚ぶりを発揮されていますネ( ゜o゜)
さて、今回は相棒がいたので計画が実現できたんだと思います。利尻山だけは道民にとっても簡単には行けない山ですからネ…また、他の山のように、天気に合わせて行くというのも日程上難しいでしょう…
でも何か思いきらないと、いつになっても行けないですからネ(笑)
ウニは美味しかったですよ〜
甘くて口の中でとろける感じ…
yoshi-goさんも今の利尻山が崩壊で変わる前に是非一度、登って頂きたいと思います
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