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記録ID: 915940 全員に公開 沢登り日高山脈

【敗退】カムイエクウチカウシ山/八ノ沢コース往復

日程 2016年07月10日(日) 〜 2016年07月11日(月)
メンバー Yasuharu
天候7/10 曇ときどき晴のち雨
7/11 はじめ晴そのあと曇たまにパラパラ雨
アクセス
利用交通機関
車・バイク
中札内村市街地方面より北海道道111号を札内川ヒュッテへ
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
9時間8分
休憩
50分
合計
9時間58分
S札内川ヒュッテ05:2207:24七ノ沢出合07:5410:42八ノ沢出合11:0215:20三股
2日目
山行
10時間10分
休憩
2時間26分
合計
12時間36分
三股05:4407:10(撤退地点)07:1408:46三股10:0812:38八ノ沢出合13:0215:46七ノ沢出合16:2218:20札内川ヒュッテG
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
今回は八ノ沢カールの下、標高1400m付近で撤退しました。詳細は写真および感想を参照。

ずっと谷間だったためか、GPSログの軌跡が若干暴れ気味で、あまり正確ではないようです。参考程度に見てください。
コース状況/
危険箇所等
●札内川ヒュッテ〜七ノ沢出合
この区間は車道(途中までは舗装道路)であり、特に危険箇所はありません。

●七ノ沢出合〜八ノ沢出合
札内川を直接遡行するか、もしくは巻き道を経由。
巻き道は主に左岸側を通っていますが、時折右岸に移ったり、河原を経由したりする箇所もあり。
また、巻き道を示す目印も十分ではなく、そもそも道自体が踏み跡程度なので、よくよく気をつけて進む必要があります。

●八ノ沢出合〜三股
この区間も沢を直接遡行するか、または巻き道を経由。
巻き道は最初のうちは沢の右岸側、三股まで3分の1くらい(推定)登ったところあたりからは左岸側に付いています。

●三股〜
八ノ沢左岸を登ってきた巻き道が、そのまま八ノ沢カールへの道となって続いています。
この区間は意外に目印が多く、道迷いに関してはそこまで心配しなくても大丈夫そうに感じました。ただし、急な登りが続くので、滑落しないよう注意が必要です。
その他周辺情報札内川ヒュッテに水場はありません。最も近い水場はたぶん、車で10分ほど下っていった札内川園地キャンプ場かと思います(キャンプ場テントサイトに炊事場あり)。

下山後の風呂は、ちょっと遠いですが忠類のナウマン温泉へ。500円。
http://www.arco236.co.jp/spa/
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図 [pdf]

装備

備考 札内川ヒュッテから七ノ沢出合までは登山靴、そこから先は沢靴(フェルトソール)を履きました。
ちなみに、八ノ沢カールから上では再び登山靴に履き替えるつもりでしたが、結局カールまでは達しなかったため、出番はありませんでした。
ただ、履き替える手間を考えると、(ソールが減ることを心配しなくていいなら)最初から沢靴で歩き通すという選択肢もありかもしれません。

写真

前日夕方に札内川ヒュッテに到着し前泊
2016年07月09日 18:23撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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前日夕方に札内川ヒュッテに到着し前泊
【1日目】
出発前にヒュッテ前から見上げた空。そんなに悪くない天気かなー(と、この時は思っていた)
2016年07月10日 05:14撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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【1日目】
出発前にヒュッテ前から見上げた空。そんなに悪くない天気かなー(と、この時は思っていた)
いざ!
2016年07月10日 05:21撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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いざ!
橋の上から札内川を見下ろす。あの流れの中をこれから遡行していくんだな…
2016年07月10日 05:26撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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橋の上から札内川を見下ろす。あの流れの中をこれから遡行していくんだな…
ゲートから先にはトンネルが2本あり、いずれも非常電話の明かり以外は照明がない。2本目のトンネルはかなり長く、ほぼ真っ暗なので、暗いのが苦手な人はヘッデン用意していくのが吉です
2016年07月10日 05:32撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ゲートから先にはトンネルが2本あり、いずれも非常電話の明かり以外は照明がない。2本目のトンネルはかなり長く、ほぼ真っ暗なので、暗いのが苦手な人はヘッデン用意していくのが吉です
2本目のトンネルを出たところで早々と舗装道路が終了。もうかよ!
2016年07月10日 05:39撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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2本目のトンネルを出たところで早々と舗装道路が終了。もうかよ!
一気にみすぼらしい道になった(失礼)
2016年07月10日 05:40撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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一気にみすぼらしい道になった(失礼)
人間の靴跡の横に、何やら動物の足跡が…
2016年07月10日 05:41撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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人間の靴跡の横に、何やら動物の足跡が…
国土交通省の雨量観測所。鍵がかかっているので中には入れない
2016年07月10日 05:55撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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国土交通省の雨量観測所。鍵がかかっているので中には入れない
昔は七ノ沢のあたりまで車で入れたらしいが、これ(路肩標識)もその名残ですかねえ
2016年07月10日 06:44撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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昔は七ノ沢のあたりまで車で入れたらしいが、これ(路肩標識)もその名残ですかねえ
ここは崩落を補修したところかな?
2016年07月10日 06:55撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ここは崩落を補修したところかな?
さあそしてついにやってきた!
2016年07月10日 07:18撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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さあそしてついにやってきた!
ここで道路から右にそれて、河原へ入っていく
2016年07月10日 07:21撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ここで道路から右にそれて、河原へ入っていく
「七の沢 カムイエクウチカウシ山入口」の標識を見て改めて気合が入る
2016年07月10日 07:22撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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「七の沢 カムイエクウチカウシ山入口」の標識を見て改めて気合が入る
沢靴履いてメットかぶって、いざ入渓!
2016年07月10日 07:41撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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沢靴履いてメットかぶって、いざ入渓!
最初は河原を進むが…
2016年07月10日 08:02撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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最初は河原を進むが…
せっかく沢靴履いてるんだし、川の中を歩いていったほうが早いのではないか?と思い、ざぶざぶ遡行
2016年07月10日 08:26撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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せっかく沢靴履いてるんだし、川の中を歩いていったほうが早いのではないか?と思い、ざぶざぶ遡行
川の中を歩けないところは巻き道を通行
2016年07月10日 08:36撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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川の中を歩けないところは巻き道を通行
ただ、巻き道も歩きやすいとは限らないのだよなあ(だから川のほうがいいと思ったのだが)
2016年07月10日 08:42撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ただ、巻き道も歩きやすいとは限らないのだよなあ(だから川のほうがいいと思ったのだが)
念のため、時々スマホのGPSで現在位置を確認しながら進む(09:31)
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念のため、時々スマホのGPSで現在位置を確認しながら進む(09:31)
1
巻き道は目印のテープが頼りなのだが…
2016年07月10日 09:41撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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巻き道は目印のテープが頼りなのだが…
このテープの場所で行き詰まった。正面には踏み跡らしきものはなく、左の河原に下りる道も見当たらずで、思い切って右手の山側に薮漕ぎして登り、ようやく正しい道に戻れた
2016年07月10日 09:45撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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このテープの場所で行き詰まった。正面には踏み跡らしきものはなく、左の河原に下りる道も見当たらずで、思い切って右手の山側に薮漕ぎして登り、ようやく正しい道に戻れた
この帽子は忘れ物なのか、それとも誰かが目印の代わりに置いていったものなのか?
2016年07月10日 10:27撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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この帽子は忘れ物なのか、それとも誰かが目印の代わりに置いていったものなのか?
思ったより時間がかかった末に八ノ沢出合に到着
2016年07月10日 10:42撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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思ったより時間がかかった末に八ノ沢出合に到着
八ノ沢遡行開始!
2016年07月10日 11:00撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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八ノ沢遡行開始!
右岸の木からぶら下がったテープに何やら文字が書いてあるような気がして、近づいてみると…
2016年07月10日 11:14撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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右岸の木からぶら下がったテープに何やら文字が書いてあるような気がして、近づいてみると…
シラネアオイ?
2016年07月10日 11:15撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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シラネアオイ?
1
ちなみにテープが下がっていたのはこの木なのだが、これってシラネアオイじゃないよね?
2016年07月10日 11:15撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ちなみにテープが下がっていたのはこの木なのだが、これってシラネアオイじゃないよね?
1
札内川本流を歩いている間は多少晴れ間もあったのだが、ここへ来てだんだん、どんよりとした天気に…
2016年07月10日 11:29撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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札内川本流を歩いている間は多少晴れ間もあったのだが、ここへ来てだんだん、どんよりとした天気に…
八ノ沢に入ってもGPSで位置確認しながら進む(11:35)
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八ノ沢に入ってもGPSで位置確認しながら進む(11:35)
上るにつれて、いい感じの滝が多くなってくる
2016年07月10日 12:02撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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上るにつれて、いい感じの滝が多くなってくる
1
しかしながらここに至ってついに雨が降り出してきた。気圧の低下に比例してテンションも下げ下げ
2016年07月10日 12:39撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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しかしながらここに至ってついに雨が降り出してきた。気圧の低下に比例してテンションも下げ下げ
雨が降り続く中、陽射しもほんのちょっとだけ出ている。変な天気だ
2016年07月10日 12:52撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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雨が降り続く中、陽射しもほんのちょっとだけ出ている。変な天気だ
雲もまったく切れ間がないわけではないんだがな…
2016年07月10日 12:54撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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雲もまったく切れ間がないわけではないんだがな…
残っている雪渓から立ちのぼる冷気でうっすらモヤっている一帯。濡れた足元が寒い
2016年07月10日 13:08撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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残っている雪渓から立ちのぼる冷気でうっすらモヤっている一帯。濡れた足元が寒い
この花はコースのあちこちに咲いていたのだが名前が分からない。詳しい方教えてください
2016年07月10日 13:12撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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この花はコースのあちこちに咲いていたのだが名前が分からない。詳しい方教えてください
1
本来の計画ではとっくに三股を通過しているはずの時間なのだが、まだこんな下なのかよう!(13:40)
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本来の計画ではとっくに三股を通過しているはずの時間なのだが、まだこんな下なのかよう!(13:40)
ようやく三股にたどり着いたが、天気も天気だし、時間もだいぶ押しているしで、カール泊の予定を変更してここにテントを張ってしまうことに
2016年07月10日 14:36撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ようやく三股にたどり着いたが、天気も天気だし、時間もだいぶ押しているしで、カール泊の予定を変更してここにテントを張ってしまうことに
4
テントを張れる場所を探しながら登っていたら、いつの間にかカールへの巻き道に入り込んでしまっており、慌てて引き返す
2016年07月10日 14:54撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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テントを張れる場所を探しながら登っていたら、いつの間にかカールへの巻き道に入り込んでしまっており、慌てて引き返す
1
何とか三股でテントを設営して早々に休む。雨で体は冷え冷え、カールで泊まれなかった無念さで心も冷え冷え
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何とか三股でテントを設営して早々に休む。雨で体は冷え冷え、カールで泊まれなかった無念さで心も冷え冷え
【2日目】
アサー!(©谷岡ヤスジ)
2016年07月11日 05:25撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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【2日目】
アサー!(©谷岡ヤスジ)
2
出発前の青空に気を良くして、改めてクライムオーン!(その後やっぱり曇ってきていることには目をつぶりつつ)
2016年07月11日 05:47撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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出発前の青空に気を良くして、改めてクライムオーン!(その後やっぱり曇ってきていることには目をつぶりつつ)
思っていたよりも目印はしっかり付いている。付けてくれた人に感謝である
2016年07月11日 06:01撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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思っていたよりも目印はしっかり付いている。付けてくれた人に感謝である
おそらく今までにここ通った人がよく道間違いしていたであろうポイントその1。巻き道から出たところで右手側の沢を直登するのではなく、ケルンを目印に沢をトラバースして対岸の巻き道に入る
2016年07月11日 06:05撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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おそらく今までにここ通った人がよく道間違いしていたであろうポイントその1。巻き道から出たところで右手側の沢を直登するのではなく、ケルンを目印に沢をトラバースして対岸の巻き道に入る
1
背の低い笹ヤブのトンネルの中を身をかがめて登っていく。ここは大きなザックだと上が引っかかりそうだ
2016年07月11日 06:12撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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背の低い笹ヤブのトンネルの中を身をかがめて登っていく。ここは大きなザックだと上が引っかかりそうだ
おそらく今までにここ通った人がよく道間違いしていたであろうポイントその2。水が流れている右の沢ではなく、左の枯れ沢に入る
2016年07月11日 06:20撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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おそらく今までにここ通った人がよく道間違いしていたであろうポイントその2。水が流れている右の沢ではなく、左の枯れ沢に入る
2
足場に注意しながら慎重に登高
2016年07月11日 06:38撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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足場に注意しながら慎重に登高
厳しいところにはロープもかかっている
2016年07月11日 06:45撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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厳しいところにはロープもかかっている
ここもロープがあるので、見た目ほどには難しくない
2016年07月11日 06:49撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ここもロープがあるので、見た目ほどには難しくない
いよいよガスが濃くなってきたな…
2016年07月11日 06:57撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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いよいよガスが濃くなってきたな…
そして予想もしなかった展開がここで待っていた。右手の雪渓の奥に付いているテープを目印に、沢から一段高いところに上がるが…
2016年07月11日 07:04撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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そして予想もしなかった展開がここで待っていた。右手の雪渓の奥に付いているテープを目印に、沢から一段高いところに上がるが…
上がると目の前はこんな状態。テープが付いているからこの道で間違いないはず、しかしその道は雪で覆われており、ツボ足で登れそうな角度でもない
2016年07月11日 07:10撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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上がると目の前はこんな状態。テープが付いているからこの道で間違いないはず、しかしその道は雪で覆われており、ツボ足で登れそうな角度でもない
1
しばらく考えた末に撤退を決断。せっかくここまで登ってきたのに残念極まりないが、まあ登山で一番大事なのは無事に帰ることだからな…
2016年07月11日 07:12撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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しばらく考えた末に撤退を決断。せっかくここまで登ってきたのに残念極まりないが、まあ登山で一番大事なのは無事に帰ることだからな…
3
下山モードに頭を切り替えて、三股まで下りていく
2016年07月11日 07:29撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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下山モードに頭を切り替えて、三股まで下りていく
登ってきたときは気づかなかったが、岩にペイントで目印もあったんだ
2016年07月11日 07:36撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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登ってきたときは気づかなかったが、岩にペイントで目印もあったんだ
足場を確認しながら慎重に下降
2016年07月11日 07:56撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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足場を確認しながら慎重に下降
本当、ケルン積んでくれた人に感謝です
2016年07月11日 08:15撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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本当、ケルン積んでくれた人に感謝です
三股に戻ってテントを撤収。そういえば周囲にはウコンウツギがたくさん咲いていたのだった
2016年07月11日 10:16撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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三股に戻ってテントを撤収。そういえば周囲にはウコンウツギがたくさん咲いていたのだった
2
登ってきたときは沢筋メインに通ってきてかなり時間がかかったので、下りはできるだけ巻き道を駆使することに
2016年07月11日 10:38撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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登ってきたときは沢筋メインに通ってきてかなり時間がかかったので、下りはできるだけ巻き道を駆使することに
しかし繰り返しになるが、巻き道だからといって歩きやすいわけじゃないんだよな
2016年07月11日 11:01撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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しかし繰り返しになるが、巻き道だからといって歩きやすいわけじゃないんだよな
下りもGPSで位置確認(11:33)
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下りもGPSで位置確認(11:33)
ときどき沢に出たり…
2016年07月11日 11:38撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ときどき沢に出たり…
再び巻き道に入ったりして…
2016年07月11日 12:07撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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再び巻き道に入ったりして…
八ノ沢出合に戻った(12:38)
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八ノ沢出合に戻った(12:38)
三股の下ですれ違った人から「出合で泊まるという人がいる」と聞いてたのだが、テン場には誰もいなかった
2016年07月11日 13:02撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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三股の下ですれ違った人から「出合で泊まるという人がいる」と聞いてたのだが、テン場には誰もいなかった
札内川本流に戻って、七ノ沢を目指す
2016年07月11日 13:13撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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札内川本流に戻って、七ノ沢を目指す
本流でもガンガン巻き道へ突っ込むのだ!
2016年07月11日 13:28撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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本流でもガンガン巻き道へ突っ込むのだ!
河原からかなり上を巻くところもある
2016年07月11日 13:28撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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河原からかなり上を巻くところもある
笹ヤブの中の巻き道。途中に目印のない分岐があり、適当に見当をつけて進んでいったら踏み跡がなくなってしまい、再び分岐に戻ってもう一方の道へ入る…というのをこの後、数回ほど繰り返すことに
2016年07月11日 13:31撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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笹ヤブの中の巻き道。途中に目印のない分岐があり、適当に見当をつけて進んでいったら踏み跡がなくなってしまい、再び分岐に戻ってもう一方の道へ入る…というのをこの後、数回ほど繰り返すことに
ようやく河原に出て一安心。いやー巻き道って難しいですねー
2016年07月11日 13:39撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ようやく河原に出て一安心。いやー巻き道って難しいですねー
時には目印のテープが対岸に付いていることもあるので、鵜の目鷹の目で歩かねばならない
2016年07月11日 13:41撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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時には目印のテープが対岸に付いていることもあるので、鵜の目鷹の目で歩かねばならない
対岸にテープを見つけるたびに徒渉を繰り返す。前日に多少雨が降った割には水量も大して増えてなくてよかった
2016年07月11日 13:42撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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対岸にテープを見つけるたびに徒渉を繰り返す。前日に多少雨が降った割には水量も大して増えてなくてよかった
まあ、何だかんだ言っても結局は巻き道経由のほうが手っ取り早いみたいですね(道を間違えたりしなければね…)
2016年07月11日 14:11撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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まあ、何だかんだ言っても結局は巻き道経由のほうが手っ取り早いみたいですね(道を間違えたりしなければね…)
誰かが落としたらしき地図が流れ着いていた(拾って帰りました)
2016年07月11日 14:56撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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誰かが落としたらしき地図が流れ着いていた(拾って帰りました)
1
他の人の足跡を見つけると、何となくホッとしますね(まあ、だからといってこれが正しい道だとは限らないんだけどね…)
2016年07月11日 15:26撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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他の人の足跡を見つけると、何となくホッとしますね(まあ、だからといってこれが正しい道だとは限らないんだけどね…)
1
もうそんなに遠くない(15:34)
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もうそんなに遠くない(15:34)
今度はアイゼンが片っぽ落ちているのを発見(さすがにこれは拾って帰る気にならなかった)
2016年07月11日 15:41撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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今度はアイゼンが片っぽ落ちているのを発見(さすがにこれは拾って帰る気にならなかった)
あっ、あれは七ノ沢出合の堰堤ですよね…?
2016年07月11日 15:43撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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あっ、あれは七ノ沢出合の堰堤ですよね…?
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とりあえずこれで山場は越えた!(谷間だけど)
2016年07月11日 15:47撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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とりあえずこれで山場は越えた!(谷間だけど)
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ここまで頑張ってくれた沢靴とメットに感謝!
2016年07月11日 16:12撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ここまで頑張ってくれた沢靴とメットに感謝!
昨日は反対側から見ていたこの標識を、今日はこっち側から見ているのだと思うと感慨深い
2016年07月11日 16:23撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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昨日は反対側から見ていたこの標識を、今日はこっち側から見ているのだと思うと感慨深い
道路に戻って、札内川ヒュッテへ最後の歩を進める
2016年07月11日 16:24撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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道路に戻って、札内川ヒュッテへ最後の歩を進める
このミラー、なんでこんな変な方向に向いてるの…
2016年07月11日 16:39撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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このミラー、なんでこんな変な方向に向いてるの…
ヒュッテに着くことだけを考えて、黙々と道路を歩く
2016年07月11日 16:55撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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ヒュッテに着くことだけを考えて、黙々と道路を歩く
橋を渡りーの…
2016年07月11日 17:00撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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橋を渡りーの…
覆道をくぐりーの…
2016年07月11日 17:18撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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覆道をくぐりーの…
舗装道路に戻りーの…
2016年07月11日 17:58撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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舗装道路に戻りーの…
トンネル抜けーの…
2016年07月11日 18:03撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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トンネル抜けーの…
そしてゴールが見えた!
2016年07月11日 18:18撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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そしてゴールが見えた!
無事ヒュッテに帰還!
2016年07月11日 18:20撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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無事ヒュッテに帰還!
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何はともあれおつかれさま!俺!
2016年07月11日 18:26撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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何はともあれおつかれさま!俺!
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おまけ:今回ヒグマに遭遇した場合に備えて持参していった鉈。カールまで達しなかったこともあって、結局使う機会はなかった(使う機会があったらそれはそれで困るけどな!)
2016年07月11日 18:30撮影 by DMC-LX3, Panasonic
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おまけ:今回ヒグマに遭遇した場合に備えて持参していった鉈。カールまで達しなかったこともあって、結局使う機会はなかった(使う機会があったらそれはそれで困るけどな!)
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感想/記録

前日まで登っていた幌尻岳の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-915939.html
からの続きです。

根が貧乏性の私は、せっかく北海道まで来るのだから、幌尻岳だけじゃなくもう1座くらい登ってから帰りたいと思い、どの山をセットにしようかと考えていました(ハンバーガー屋のメニューみたいだな…)。
同じ日高で選ぶなら、候補としてはペテガリ岳かカムイエクウチカウシ山(以下カムエク)だろうか…なになに、ペテガリは登山道にマダニが出るだと…じゃあカムエクにしようかな…
とまあ、ざっくり言うとそんな感じで、結果的にカムエクに決めたわけです。ああ、今これを読んで「どういう決め方だよ…」と呆れているみなさんの顔が目に浮かぶようだ。


ともあれ、幌尻岳から下山後、新冠から車を飛ばして野塚峠を越え、途中で買い出しや給水などもしつつ、前泊地である中札内の札内川ヒュッテに滑り込んだのでした。

ヒュッテ前で車のトランクを開けて荷物整理をしていると、ヒュッテ横の車止めゲートの向こうから熊鈴の音が聞こえ、やがて登山装備の男性がひとり登場。
下山してきたこの方も同じくヒュッテに泊まったため、この夜は2名での宿泊ということになりました。

この方に少しお話を聞いてみたところ、やはりカムエクに登ろうとしていたが、結局山頂までは行かずに下りてきたというのです。
曰く、七ノ沢出合から札内川に入ったまでは順調だったが、その後で違う沢に入り込んでしまったりして時間をロスしたのと、途中で岩の隙間にストックが挟まって折れてしまったりということがあり、今回はどうも相性が合わないと感じ、その場で引き返してきたのだとか。

ただ、大阪からやってきたというこの方、私と同じくレンタカーで複数の山を回っているそうで、この後はペテガリに挑戦するらしく、カムエクで撤退したこともあまりくよくよ考えていないようでした。
気持ちに余裕があるというのはいいことです。


翌朝、ヒュッテ内の掃除をしていた(ありがとうございます)この方に見送られながら出発。
最初は舗装道路でしたが、トンネルを2つ抜けたところで早々にダート道になり、あとは先日の幌尻岳の時のような林道を進んでいくことに。
もっとも、こちらは電力会社の管理道路ではなく、一応は道道なので、(通行止めということにはなっていますが)釣りに行くと思しきバイクも数台走っていました。
距離も幌尻岳の林道ほど長くはなく、2時間ほどで入渓点の七ノ沢出合に到着。

七ノ沢出合で登山靴から沢靴に履き替え、ヘルメットも装着して、いよいよ沢登り開始です。
とは言え、巻き道もあるので、最初は赤テープを見つけるたびにそちらへ入っていたのですが、倒木だらけだったり、そもそも道自体が分かりにくかったりして、これは川沿いを歩いていったほうが手っ取り早いのではないか?と考え、途中からは河原をそのまま進んでいくことに。
ただ、河原が終わると対岸に渡らなくてはならないので、常に徒渉ポイントを探しながら歩くことになり、それはそれで気を遣う作業ではありました。

そうやって徒渉を繰り返しながら札内川を遡行していったわけですが、好天の日が続いていたためか、水量に関しては特に問題なく、最高でも膝程度の深さだったのは助かりました。

八ノ沢出合に到着し、テン場(誰もいませんでした)で少し休んでから、いよいよ八ノ沢を詰めていきます。
ここでも札内川本流同様に、巻き道ではなく河原をそのまま登っていきましたが、本流よりも斜度が増しているためか、徒渉の頻度がかなり増えたような感覚です。
必然的に徒渉ポイントを探す時間が増えるので、なかなか思うように進みません。

おまけに、八ノ沢の途中から雨が降り出してきて、最初はパラパラ程度だったのが、次第にしっかりした降り方になってきて、さらにペースダウン。
ついでに気分もダウン…。

本来の計画では、三股を12時過ぎくらいに通過し、そのまま八ノ沢カールまで登ってしまう予定だったのですが、実際に三股に着いたのは14時をとうに回った頃でした。どれだけ遅れてるんだよ!
天気もいまいちだし、三股からカールまでの区間はかなりの悪路らしい、このペースのままカールまで行くとだいぶ遅くなりそうだ、もうここでテントを張ってしまったほうがいいのではないか?と思い、カール泊は断念することにしました。
(後になって、この決断が実は大正解だったことが分かりましたが、それはまた追々…)

しかし、テントを張れる場所を探しながら歩いているうち、そのままカールへの巻き道に入り込んでしまっているのに気づき、こりゃいかん、と途中で引き返し。
なんとか三股でテントを張り、中でようやく一息つきました。

翌日の天気が回復すればここから山頂アタックだ、あるいはこのまま雨なら、諦めてそのまま下山しようか、などといろいろ選択肢を考えながら、若干傾いた地面の上のテントで休みました。


翌朝。
テントから出てみると、山頂方面は青空が出ていました。
真上の空には若干雲が残っていたものの、前日の天気とかなりの開き(いい意味で)に、少し気分も良くなって、サブザックに荷物を詰めてテントを出発。

というわけで、改めてカールへの道に突入です。
道迷いの危険が高いと聞いていましたが、思ったよりもたくさん目印があり、むしろ「あれ?こんなにテープ付いてるの?」と拍子抜けするほどでした。
最近になって付けられたのかもしれませんが、いずれにせよ、付けてくれた人に感謝です。

来る前に過去の記録をいろいろと研究させてもらっていたことも功を奏したか、特に迷うようなところはほとんどなく、比較的順調に登っていきました。
もっとも、大きなザックだと引っかかりそうな笹ヤブ区間とか、滑りそうなスラブとか、落ちるとヤバそうな岩場とか、危険箇所はそこそこ出てきます。
カール泊のつもりで大きなザックを担いできていたら難儀していただろうなあ。身軽なサブザックでよかった。
出発時の青空から少しずつガスが濃くなってきていたのも気にせず、どんどん先へ進みます。

しかし、その快調な登りは、あっけなくも唐突な幕切れを迎えました。
沢筋に出て、右手の一段高くなっているところにテープが付いているのを確認し、それに従ってテープのところまで上がったところ、その先には大きな雪渓が残っていたのです。
そして、通るべき道は見るからにその雪渓の下…。

わりあい角度のある雪渓で、ツボ足では登れそうにない。
雪の状態も状態なので、キックステップも効きそうにない。
たとえ登れたとしても、安全に下ってこれるかどうか微妙だ。
アイゼンがあれば何とかなりそうではあるが、あいにく今回は持ってきていない…。

テープのところから山側に別の道がついていないかと探してみても、それらしい踏み跡は見当たらず。
そもそもこの道で合っているのか?とも思ったものの、テープが付いているんだから間違いではないはずだ。

しばらく考えた結果、ここで撤退することにしました。

毎年遅い時期まで残っているという三股の雪渓も今回ほとんどなくなっていたので、まさかこんなところで…という意外な落とし穴に遭遇した気分ですが、登れないものはどうしようもありません。

7月前半という時期的にも、また自分の技術的な面でも、いろんな意味で今回は早すぎたんだ。

というわけで、自分を納得させたところで、三股へとUターン。
登ってきた道を慎重に下りつつ、そういえば昨日、もし三股でストップしないでカールまで突っ込もうとしていたら大変なことになっていたなあ、ということに気がつきました。
ここまで登ってきた後で、結局また三股へ引き返すことになっていたわけだから、あの時間だったら下手すると三股に戻る前に暗くなっていたかもな。
つまり、三股でテントを張ることにしたのは結果的に正しかったわけですが、もし違う判断をしていたら…と思うと、若干背筋が寒くなる思いです。

三股に戻ってテントを撤収し、八ノ沢を下山開始。
登ってくるときは沢筋を通ってきて、結果としてかなり時間がかかってしまったので、下りはなるべく巻き道を使うことに。

その巻き道の途中、下から単独の若い男性が登ってくるのに遭遇。
これこれのわけで撤退してきて…という話をし、状況を伝えました。
「なるほど…とりあえず、行けるところまで行ってみます」とのことでしたが、その後どうなったのやら。
私が断念せざるを得なかった分、この方には(できるものなら)登頂を果たしていただきたいものです。

私ももし山頂まで到達していれば、この日の下山は八ノ沢出合までか、場合によっては三股でもう1泊かな…と考えていたのですが、結局カールにも届かずに戻ってきたので時間的にはかなりの余裕ができ、この日のうちに札内川ヒュッテまで一気に下りてしまうことにしました。

というわけで八ノ沢出合から札内川本流に戻り、ここでも巻き道を駆使しながら(と言っても不明瞭な踏み跡のため道を間違えることたびたびで、実際のところ「駆使」したとは言いがたいですが)七ノ沢出合へ。

途中、2人ほど八ノ沢方面へ向かう登山者を見かけましたが、いずれも相手は川の中、私は高巻き道を歩いているところで、直接顔を合わせることはありませんでした。
やっぱり皆さん、1日目の私と同じように「川の中を通っていくほうがいい」と思っていたのでしょうか?

そうこうしているうち七ノ沢に到着。
ここからは車道なので再び登山靴に履き替え、ヘルメットも脱いで、札内川ヒュッテを目指します。

2時間弱で無事ヒュッテに戻り、いろいろあった今回の山行も終了となりました。


振り返ってみると、決して事前の準備が足りなかったとは思いませんが(まあ、アイゼンを持参しなかったという点はありますが)、カムエクはそんな事前準備やら想定やらを軽く超えるような山だった、ということになるのでしょうか。
あまりにも簡単にヒネり倒されてしまったというか、「お前の力はこんなもんかい? フフン」とカムエクに言われているような気がします。

日高で「遥かなる山」といえばペテガリ岳のことを指すのだそうですが、私にとってはカムエクこそが「遥かなる山」だった、という思いです。
何しろ山頂どころか、カールにすら達していないわけですからね。

次に挑戦するのがいつになるのか、まだ分かりませんが、その時はレベルアップした私を存分にカムエクに見せつけて「へええ? やるじゃないか」と言わせてやりたいものです。


何だか最後は変な調子になってしまった。ともかく、これから登るみなさんにとって、この敗退記録が何かの参考になれば幸いです。


なお、大きな写真は
http://photozou.jp/photo/list/74507/8888035
にて公開していますので、「写真小せーよ!」という方はそちらへどうぞ。
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