尾白川渓谷〜日向山
- GPS
- 06:47
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,110m
- 下り
- 1,114m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 6:47
尾白川駐車場〜竹宇駒ヶ岳神社 5分
〜不動滝 2時間15分
〜錦滝(東屋)50分
〜日向山山頂 1時間
〜矢立石 1時間
〜尾白川駐車場 50分
登り4時間10分
下り1時間50分
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道32号線〜県道606号線〜国道20号線右折〜2つ目の信号左折 後は尾白川渓谷の標識に沿って走行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
こちらのコースは全般的に歩く人が少ないのか? 崩落個所や踏み跡が不明な個所もある 道は常に片側が川へ切れている状態となっている他、急登個所もあり滑落の危険があるため慎重に行動した方が無難 <尾白川渓谷駐車場〜不動滝> 初めは林道 竹宇駒ヶ岳神社まで歩きやすい 竹宇駒ヶ岳神社脇を通り吊り橋から尾白川渓谷道が始まる 標識が整備されており、鉄の梯子などがある 基本的には尾白川渓谷道なのだが川には下りないので川方面への踏み跡は登山道ではないと思った方が良い ほぼ樹林におおわれた道で川が見える道ではあるが川沿いではないので、涼しくはない。時折見える尾白川は水量が多く綺麗。山側から小さな沢が幾筋も通っているので自己責任となるがのどを潤すのも良し、顔を洗っても気持ちいい。 途中、休息ポイントは神蛇滝 岩が多く座る事が出来る。ここ以外は休息がほぼ不可能。川に下りて休息する他ない <不動滝〜錦滝(日向山ハイキングコース合流)> 不動滝を望む吊り橋がある。この吊り橋で尾白川渓谷道が終了する。 不動滝より錦滝へ登る登山道が分岐するようであるが、見つけることが出来なかった。吊り橋の基礎の右わきを回り込んで見回すと既に役目を終えた階段の名残が見える。この踏み跡を忠実に辿ってゆくと林道へ出る。一時踏み跡を見つけられず少々難儀する。林道までは結構急登。ロープなどがある。 林道へ出たら林道を右へ。 林道は既に使用しておらず崩落の個所も数か所あり、藪がうるさい個所もある。倒木などもそのままになっている。草ぼうぼう。林道としての役名は終わっており整備も今後ないのかと思う。 林道の平坦な道を行くと錦滝が見えてくる。登山道に東屋が設置してあり休憩が出来る。東屋より矢立石方面へ35歩戻った所に水場がある。水量は普通。冷たかった。 <錦滝〜日向山山頂> 短い距離で標高400mを一気に登る まず、急登30分がある。ロープ、鎖があり少々長めの鉄階段などもある。 急なので急がずじっくりと登りたいところである。 急登セクションが終わると比較的平坦な道となり道を詰めた所で白砂の斜面が目の前に現れる。 斜面は基本的にどこでも登っていいのだと思うが斜面の左側が踏まれており登りやすい。踏まれていない個所は足が潜るくらいの砂。 山頂部はほぼ全体でこの白い砂。一番高そうな場所が山頂となる。頂上標識が小さいので見逃し気味。めったに見る事の出来ない景色と言ってよいのでカメラの手が止まらない。山頂にベンチなどはない。適当な場所、方法で休息することとなる <日向山山頂〜矢立石> 笹原の道を行く そんなの傾斜がない道で歩きやすい(とはいえ登山道なので傾斜がきつい場所もある)。こちらの道は初心者でも楽に歩ける道となっている。 無心に歩いていると程なく矢立石の駐車場に降りつく 降りてきた場所よりほぼ真正面、尾白川駐車場方面への道へ入る この道はよくある樹林の中の登山道と言った感じで急なくだりなどもある 道は比較的わかりやすいが、二度ほど舗装の林道に出会うが一時二度目の林道を歩く 林道より下り道がありここを下ると尾白売店のところへ出る 矢立石から売店の合流点まで結構長い 最後は余韻に浸りつつ林道を駐車場に戻る |
その他周辺情報 | 白州・尾白の森名水公園「べるが」にある温泉「尾白の湯」¥820 (名入りタオル\200) 国内でも有数の成分含有を誇る「赤湯」が源泉で濃い茶色の湯は本当に温泉に浸かっている感じが良い。色だけでも効能が高いと感じる。混み具合はまーまー、静かに浸かる事が出来た。施設は綺麗。 |
写真
感想
前回の山旅では尾瀬の至仏山で暴風雨に会い、その前は乗鞍岳で暴風雨に会った
今年の梅雨の山旅は全く天候に恵まれていない
ここ数年変わらぬ生活を送っており特に行いが悪いとも思えないのであるが?
前日の天気予報では関東は好天である
特に西部山梨は一日問題ないという予報であった
そうなれば山梨へ行くしかない!
色々思案の結果、暑いので渓谷から日向山へ登ろうそう考えがまとまった
山の旅は時として思いもよらない景色、景観に出くわす物である
それは普段生活をしているコンクリートの風景とも全く違う、あるいはいつも歩いている森の中とも全く違う風景なのである
日向山山頂付近は花崗岩が風化して砂化し草木もない砂漠と化している
時より山上のビーチなどという形容もあるがビーチは浜を意味しておりこの場合適切ではなく山上砂漠という感じなのだと思う。実際は花崗岩の砂礫で粒が少々大きめ。靴に入ると難儀する。
日に照らされた白い砂礫は目に刺さり遮る木々もないそんな場所でもある。素敵な場所なのか?行った人にだけわかる風景となっていた。
私個人の感想は素敵な場所であった。似たような場所は甲斐駒ケ岳、燕岳、鳳凰三山といった感じであろうか。したがってここだけが特別といった事でも無いのであるが、手軽に登れる分貴重である。同一の地域でいえば、昇仙峡にある白砂山も同様の山である。なぜ、花崗岩があのような砂礫になったのか?メカニズムは不明であるが自然の大きな力で作り上げられた芸術なのであろうか?神の悪戯なのか?とにかく特別な場所で是非、御自身の足と目で味わっていただきたい。
今回は涼しいと思って尾白川渓谷より登ってみた。結果から言うと蒸し暑かったので沢、川の恩恵はあまりなかったが景観がよくその渓谷美は堪能できた。
昔のことで恐縮であるが、学生のころ登った甲斐駒ケ岳はこの川を行って黒戸尾根の五合目位の所に出て登った記憶がある。昔の登山道はこの川であったような気がしたが?黒戸尾根はそういった意味でも難路だった気がする。記憶違いであれば申し訳ない。30年も前なので・・・
今は黒戸尾根を行くような元気はあるものの体力がないので、もし次の機会があるときには北沢峠からということになるのだともう。昔は舗装の駐車場もなかったしきれいな水洗トイレすらなかった。脱線した。
日向山への渓谷道は渓谷を離れ林道に出るルートとなるのであるが山に慣れていないと道すら見つけるのが難しい場所が少々ある。山に初心者というものがあるとは思わないがあまり慣れていない登山者の単独は控えた方が無難である
下山して駐車場でノンアルコールビールを飲んでいたら雷が鳴りだし、近いのかな?そう思っていたら突然の豪雨が来た。仕方がないので売店で1本350円のノンアルコールビールをもう一本のみ売店の姉さんと話し込んだ。とても楽しい人で楽天的な人柄が好感を持った。是非、この売店を利用してあげてほしい。
売店で45分程度過ごして小やみになったため白州・尾白のもり名水公園べるがーという施設にある温泉、尾白の湯へ寄った
赤湯という源泉が引いてあり、なんでもこの源泉は通常の温泉の数倍の成分が含有して秀吉が通った有馬の湯に近い温泉だとのこと。とても気持ちのいい温泉で満足した。この温泉だけでもここに来る価値があるそう思える温泉であった。
次の予定は未定である。今しばらく雨と相談ということになりそうである。
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