菌界の探索。奥秩父の森でヌメリスギタケ、ウスヒラタケ
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 464m
- 下り
- 476m
天候 | 曇り、ときどき小雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根から沢へ、また尾根へと道がない森を探索します。 |
写真
感想
今年も6月後半から夏のきのこ観察のシーズンが始まりました。7月も半ばになってようやく森に入る機会がつくれました。シーズン初めに毎年、出かけてきた、奥秩父の森です。
このところ、関東は雨不足気味。乾燥が過ぎると、きのこは影響を受けます。国土交通省の河川の防災情報は、直近から2週間ほどの期間の雨量がピンポイントで確認できるので、山の森に入るとき、目的地を選定するときに役立てています。現地は6日前に6ミリの雨があり、それ以前はカラカラ。尾根筋は乾きすぎです。沢沿いの湿り気がある場所にルートを絞ってでかけました。
緩やかなV字型の沢型があるところから、森に入りました。
まず出会ったのは、柄が眺めで、薄く赤紫色をした、きのこ。
夏早く出る、キサマツモドキ。
支尾根を一つ乗り越えて隣の沢筋へすすむと、色鮮やかな、夏の毒きのこ、アシベニイグチに今年も出会えました。タマゴタケやドクツルタケももうそろそろの時期ですが、今年はやはり雨が少なすぎか。ナラタケもまったく姿が見えません。
次の支尾根に上がったところ、沢水の流れを見下ろす場所で、ヌメリスギタケモドキの幼菌が生え始めた太い倒木がありました。倒木は地面からたっぷり水分を供給されているのでしょう。この尾根をさらに上がったところの倒木帯では、ヌメリスギタケモドキが続々と生えだして倒木があり、今夜の2人分のきのこ汁の具に、少しいただきました。ウスヒラタケも具に追加しました。
今回もハンディな図鑑に載っていない個性的なきのこに出会えました。出会ったきのこは、20種を超すでしょう。森は癒されます。
沢に沿って、下降。日差しがおだやかな林床では、レンゲショウマの蕾が見られました。林道に下り立つと、ヤマオダマキが7分咲きでした」。
コメント
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こんばんは、お久しぶりです。
昨年、膝を痛めてからやっと低山に登ることができるようになりました。
きのこの知識は一向に進歩していませんが、
また、秋のきのこの季節になったら誘ってください。
月に一度はそっちへ帰っていますので都合が会えば土曜日なら奥武蔵でも奥秩父でも行きたいと思っています。
では、また。
lizhijpさん、このあいだのリハビリ足慣らしの記録を見て、この数ヶ月のご苦労を知りました。きのこなら加減して動くこともできますね。今度、お誘いします。
ちょっと一段落ですかね?私は8月8日から15日まで北海道に帰省します。遠軽に11日までいて、12日小樽で墓参り、13日夜に札幌で飲み会の予定。北海道には行かないのですか?北海道できたらどこかの山に登ります。
akinoyonagaさん、まだ義理ある仕事が続いてますんで、開放的な気分はもう少し先です。
増毛山塊あたりに行きたいですね。
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