ガス々&雨の飯豊山:でも中々イイデすよ
- GPS
- 31:17
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,396m
- 下り
- 2,379m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:55
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木の根が入り組んだ登山道は濡れると滑りまくり。傾斜した根は踏まない。 |
写真
感想
世は連休なのだが、天気はあまり良くなさそう。と、思っていたら、2,3日前に予報が変わり、土曜日は飯豊山も悪くないぞ、という一瞬の情報判断が今回の難儀山行の起点。
一応、初日は大日杉登山口から御西小屋まで行き、翌朝、大日岳山頂を取ってから戻る、という、前夜車中泊での1泊2日の計画で臨んだ。が、切合小屋までのアップダウンの(というか、まずは最初の3キロで1000メートル近くを急登する)厳しさに音を上げ、飯豊山山頂小屋直前の御坂でもがいている最中、大粒の雨が降り出したのがとどめとなり、まだ12時過ぎながら、早々と頂上小屋(本山小屋)泊を決めてしまった。テン泊装備を持ってきたのだが、雨が降りそうだし、「今日はあまり混まないだろう」という管理人さんの話もあり、まったりすることにしたのだ。周辺はガスガス。飯豊山頂上も見えない状況では、どうしようもなく、同様の皆さまといろいろな話をして時間つぶしをした。夕方から一瞬晴れて、同泊の方に山頂の写真を撮って、送って頂いた。
実はその間、続々と宿泊者が到着し、神社泊の方々を含め(多分50人に迫る)夏休みの唐松岳小屋以来のギュウギュウ詰めの小屋となった。しかし、皆さんのマナーもよく、静かに就寝されて、私もそれなりに快適に記憶を無くし、目を覚ましたのは3時頃。4時までは安静のルールなので、それまで静かに瞑想?して過ごした。
翌朝、空身で飯豊山山頂に向かう途中、パラパラ雨が降り出した。その後、切合小屋あたりまで戻る間は、雨は何とかあがっていてくれたものの、その後、少しくだると、結構な降りとなった。この前の船形山山頂小屋泊と時と同様、時々吹く風に伴い頭上の木々の葉や枝から降り注ぐ大粒の雨と、顔や胸の高さに道をふさぐ枝葉、足元の草等から、多量の給水を受け、衣服はもちろん靴の中まで満水状態。道も十分に水分を含んだ状態で、濡れた木の根のストラクチャーを踏むと、面白いように滑りまくる。下りのザンゲ坂はホントに懺悔している気持ちでやっとのことで降りた(泥に濡れた鎖はほとんど役に立たなかった)
もし、当初の計画通りに御西小屋まで行っていたら、もう一泊しなければならなかった気がする。次は天気のいい時にゆっくり来たい。
小屋泊の時、近くの方々には楽しくお話しさせて頂いた。小屋泊まりはそれが醍醐味ですね。
*追記(2016.7.18)第1日目の夕方の飯豊山頂写真を頂いたBさんは、この山行で100名山の99座目達成だったそうです。100座達成時はお祝いしたいなー
本山小屋にて同泊、翌日切合小屋まで同行させていただいた者です。
今回の山行では、生憎の天候で飯豊本来の素晴らしい眺望はありませんでしたがKaSさんをはじめ小屋泊の方々と楽しい会話をさせて頂き、それはそれで大変充実した山行となりました。ありがとうございます。下山時の雨には参りましたが・・・。KaSさん同様、大日杉に着いたときには雨だか汗だか分からないくらいの濡れネズミでした。
そう言えば、管理人さんと外で雑談をしているときの話の中で『条件よけりゃ、大日岳と牛首山の間から剱岳が見えるぞ!鹿島槍もな!』との一言。それを聞いていた一同『えっ!ホント!』その驚きに答えるように管理人さん手書きのスケッチを見せてくれました。『お〜、凄い!ここ飯豊からそれが見えるとは・・・!』
小生、帰ってきて早々お盆休みの後半にでもそれを確認できたらと、再び飯豊山山行を計画中です。
それではKaSさん、お体に気を付けてこれからも山旅を楽しんで下さい。
taka319さん、コメント頂き、有難うございます。
小屋での、taka319さん、Bさん、仲のいい父娘ペア、手倉森監督似と言って頂いたおじさんとのお話しとゆったりした時間、至福の時でした。また、切合小屋まで楽しくくだって頂いて、有難うございました。
天候は良くなかったけど、もう一度チャレンジしようと思う元気を貰えた山行でした。次は、できれば素晴らしい紅葉の景色を(剱岳と鹿島槍の姿も)見に行きたいと思います。
では、またどこかで ^^) /~
おばんです。
こちらの山域でしたか。
自分も次は、アソコかアソコか朝日かイイデと考えてました。
貴重なレコありがとうございます。
それにしても距離、標高差を考えると飯豊はきつそうなイメージが。
いつか登れる日が来るのかと思ってしまいます。
juanさん、何をおっしゃるんですか。juanさんならば、飯豊全山縦走でも2泊、いや、1泊でも全く問題ないはずです。
今回、ザンゲ坂を少し過ぎたあたりで、「このくらいの登りは赤城山よりまし」と励まし合う3人組の脇を通り過ぎましたが、その後、会うことはありませんでした。一方、ザンゲ坂直上で追い抜いたおじさんは、15:00くらいにゆっくり本山小屋に到着され、小屋では楽しいお話しを聞かせて頂きました。
登山口までのアプローチは少し長いですが、それを補って余りある深く魅力一杯の山でした。juanさんのイイデレコ、首を超長くして待ってまよー
KaSさん。こんばんは😃🌃
飯豊山行ってきたんですね。😃✌
実は、私も、週末狙っていたんですよ。
ただ、天気が悪そうだったので、取り止めてしまいました。(意気地無しです。)
レコ見て、やはり、1泊がいいなと思いました。切合小屋にデポして、泊まろかとも思っていますが、小屋の混み具合はどんなもんだったでしょうか?
テン泊装備を持っての登山、私には真似できません。凄いです。(^-^)
FUKUSIMAさん、あなたのせいですよ、この週末、イイデを選んだのは。
って、マジですよ。これまで飯豊山系は憧れの山域で、とても私に行けるところではないと思っていたのですが、FIKUSIMAさんが「どうせ行くなら1泊で行きたい」とか、なんとか、おっしゃっているのが目に入ってしまい、ついつい計画してしまいました。私には厳しすぎる山域ではありましたが、その深さに魅了されました。
今回の本小屋はかなり混み混みでしたが、お盆やシルバーウィーク以外はこんなに混む感じでは無いとのことでした。切合小屋の込み具合はもう少し穏やかだったと思います。
でも一番いいのは、天気のいい平日でっせっ! サラリーマンには禁断の一手ですが、飯豊に行くなら、年休を取っても、とってもイイデーなんチって ← って、死語ですね。。
貴重な情報ありがとうございました。(^-^)
私の迂闊な呟きのせいで、KaSさんを飯豊に魅了させてしまい、m(._.)mです。(笑)
飯豊は、イイデは、まだ、おじさんの口から聞くこともありますので、死語にはなっていないと思います。(笑)
禁断の一手使いますか。でも、もう夏休みですよね。夏休みは、アルプス行きたいしなあ。
> KaSさんを飯豊に魅了させてしまい、m(._.)mです。(笑)
なんのなんの。でも、飯豊といい、魔女の瞳といい、見事、FUKUSIMAさんの罠に掛っちゃってますね〜(笑)。
アルプスですか、メジャーなところは人も多いでしょうね。そのうち、穴場を呟いてください(爆)
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