六甲山 芦屋〜有馬
- GPS
- 23:29
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,359m
- 下り
- 998m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:02
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
父親が有馬の病院に入院しているので見舞に行く事に。
緊急性が無い事もあり、せっかくなので芦屋から六甲山を越えていくことにしました。
広島から普通電車を乗り継いで神戸に向かいます。
登山者でごった返す阪急芦屋川駅前も時間的に下山してきた人が数人いるだけで他に登山者は見かけません。
懐かしい住宅街を高座滝を目指し歩き始めます。
ここの住宅街は芦屋の山手という事もあり高級感がハンパ無いのですが、時代の流れでしょうか、建物も少し建て替わり、昔あった広大で古風な洋館が無くなりその敷地も分割されていました。
滝の茶屋に到着しましたが一旦通り越して高座ノ滝を見に行きます。
昔、高座ノ滝からロックガーデンを詰めるコースが一番良く通ったルートなので、今回もロックガーデンを詰めるか、地獄谷を詰めるか、荒地山を経由するか、非常に悩んだのですが今回は久しぶりに荒地山を経由して登る事にしました。
大谷茶屋の前のコンクリート階段を登り始めます。
途中右折するような標識がありますが、指示通りに右折すると遠回りになるので標識の後ろにある踏み跡に入って防砂ダムを越えしばらく進むと再び登山道と合流します。
稜線に上がり進むと開けた場所があり、ここからは芦屋の街が良く望めます。
進むにつれ少しずつ岩が多くなり、岩梯子に到達します。
ここは傾斜はほぼ垂直ですがステップが切られているので不安無く登る事が出来ます。
その後も大岩を登りチョックストーン状の場所を通過します。
この岩はかなり厄介で、穴の面積が狭いため荷物を背負ったまま通る事が出来ず一旦おろして通過しました。
荒地山到着後、雨ヶ峠を目指し下ります。
風吹岩からの登山道と合流した後、気が付くと雨ヶ峠へ向かっているはずが何故か逆方向へ向かっている事が判明し慌てて反転します。
どうやら分岐点にある沢で靴の泥を落としたため分岐を見落としてしまったようです。
ゴルフ場の獅子除けゲートを通過し雨ヶ峠に向け登って行きますが、以前はこの登りをしんどいと思った事は無かったのですが、荷物が重いせいでしょうか、加齢のせいでしょうか、かなりしんどく感じます。
喘ぎながら雨ヶ峠到着します。
記憶では雨ヶ峠はもっと明るく開けているイメージがあったのですが、木立が成長したためでしょうか、木に囲まれ鬱蒼とした感じになっていました。
また雨ヶ峠から東おたふく山への登山道も、笹の感じは同じですが周りの木立が成長しており、昔はもっと街の展望が開けていたように思います。
東おたふく山頂に到着しましたが時間的に他の登山者は誰もいません。
木立が開けて街の展望が良い所にテントを出して幕営しました。
この時間に誰もいないのなら幕営するのは僕だけだろうと思っていましたが、夜中の1時半ごろ子供を連れた家族連れが登ってこられ、山頂標識の辺りに幕営されました。
この夜中にどこから登ってこられたのでしょうか・・びっくりです。
翌朝は雲が多いものの雨は降っておらずまずまずの天候だと思っていたのですが、本庄橋跡を通過し七曲を登り、あと少しで一軒茶屋という辺りから急に雨が降り始めアッという間に本降りの大雨になりました。
取り急ぎザックカバーは掛けたもののもう少しで茶屋という事もあり雨具を着用しないで歩いたので結構濡れてしまい、山頂トイレ横の東屋で全身着替え、雨具を着用しました。
昔の記憶で朝早くから一軒茶屋は開いていると思っていたのですが、丁度同じように雨宿りをされていたトレイルランの方にお話を聞くと、9時か10時頃にならないと開店しないとの事で、朝食にうどんでも食べようかと思っていたので非常に残念でした。
しばらく休憩していると雨の勢いも弱まってきたので一旦六甲山頂まで登った後、魚屋道を有馬に向け下山します。
魚屋道も豪雨の影響でしょうか、道がかなり傷んでおり山頂直下の神社も場所を有馬に移したとの事で無くなっていました。
また魚屋道途中にあったお経を彫り込んだ慰霊碑(本当かどうか判りませんが、石碑の横に枝ぶりの良い松の木があったので、首つり慰霊碑と呼んでいました)も崖崩れのためか無くなっていました。
魚屋道の途中から目指す病院が近い事もあり筆屋道に分岐します。
分岐の所に豪雨で道がかなり傷んでいるとの注意がありましたが、大木が倒れ通りにくくなっているものの危ない感じは無く、それほど気を使う事も無く瑞宝時公園に下山しました。
この頃には先程の大雨が嘘のように雨も止み、日差しが照りつけるようになってきました。
その後、瑞宝時公園から住宅街に出て、芦有道路の下を通過する抜け道を通り病院に立ち寄りました。
当初は有馬から神戸電鉄で帰るつもりだったのですが、阪急バスが芦屋まで出ている事を思い出したので金湯で汗を流したのち僅か40分程でJR芦屋駅に戻りました。
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