空木岳下見

2016年07月15日(金) [日帰り]

• GPS: 07:33
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,472m
• 下り: 1,461m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:30

8:10 林道終点
8:12 8:12 空木岳登山口駐車スペース
8:47 8:52 タカウチ場(池山分岐)
9:35 9:36 池山尾根水場
9:38 9:41 池山小屋
9:43 9:46 池山尾根水場
10:21 10:21 尻無
10:29 10:30 マセキ平
11:18 11:24 大地獄
11:28 11:35 小地獄
11:57 11:58 ヨナ沢ノ頭
12:49 13:18 空木平カール分岐点
13:45 13:46 ヨナ沢ノ頭
14:05 14:07 小地獄
14:08 14:08 大地獄
14:39 14:39 マセキ平
14:44 14:44 尻無
15:00 15:01 池山尾根水場
15:22 15:22 タカウチ場(池山分岐)
15:40 空木岳登山口駐車スペース

天候

雨のちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

池山登山道（林道終点まで車進入可）

写真

7/15 8:00

本日は平日金曜日の朝8時でほぼ満車の池山登山口終点駐車場です。手元のGPSでは、ほぼ標高1,400mwでした。

7/15 8:01

終点駐車場のトイレ

7/15 8:03

登山口の案内標識と登山届を入れるポストが見えます。

7/15 8:05

池山駐車場から南アルプス方面を望む。本日は雲が優勢だ。
元々、御岳山に行く予定だったが、中央道で土砂降りに会って、戦意喪失につき、急遽行き先を空木岳に変更し、本日は下見程度
で考えていました。

7/15 8:26

登山口から最初は緩やかに登って行きます。

7/15 8:27

ヤマブキジョウマ。

7/15 8:28

登山道にガスがかかり、幻想的な雰囲気に。

7/15 8:46

まだまだ序盤は緩やかに登っていきます。

7/15 8:47

登山道との分岐点に着くが、1ヶ月のブランクがあったため、遊歩道経由で登っていきます。

7/15 8:48

よく見ると案内標識の下部には、タクシーの連絡先電話番号が記載してあり、途中まではタクシーを呼ぶことができるようです。

7/15 8:49

野生のなめこ？

7/15 9:23

まだまだ、緩やかに登っていきます。

7/15 9:25

ケキツネボタン

7/15 9:26

センジュガンピ？(花びらの先端がギザギザでないが？)

7/15 9:32

どんな花が咲くのかな？

7/15 9:36

池山小屋の分岐点です。将来的に前泊に備え、小屋を見に行きます。

7/15 9:37

なかなか立派な外観です。

7/15 9:38

正面からみても立派なロッジといった感じです。

7/15 9:39

中に入るとひろびろとして板間があり、シートと寝袋で楽に泊まれそうです。

7/15 9:39

トイレ側の板間もあります。こんなに過ごしやすい小屋だと土日は前泊の人でいっぱいになりそう。

7/15 9:42

ウスタケ。

7/15 9:55

しばらく登るとダケカンバが目立ってきました。

7/15 9:59

イチヤクソウ。

7/15 10:01

遊歩道の周辺は、露に濡れたシダが表面を覆って、しっとりとしたいい感じの森です。

7/15 10:01

カニコウモリ。

7/15 10:03

ハリブキの赤い実が見えます。

7/15 10:04

真っ赤に色づんでいます。

7/15 10:11

7/15 10:13

遊歩道の脇には、イチヤクソウが続いていました。

7/15 10:16

アンズダケ

7/15 10:22

ここで遊歩道は終わって、登山道となります。

7/15 10:28

尾根に向かっていきますが、またガスってきました。

7/15 10:29

マセナギ到着。

7/15 10:33

露に濡れた下草が瑞々しい。

7/15 10:35

天に向かって手を広げています。

7/15 10:37

やがて急登に変ります。

7/15 10:46

象さんに見える切り株。

7/15 10:48

途中、登山道の直ぐ脇が一部崩壊していました。通行に支障はありませんが、いずれ登山道も崩れてしまうのかも。

7/15 10:51

さらに急登が続き、木製階段も登場。

7/15 10:54

カニコウモリ。

7/15 10:59

やがて大地獄の入口に達しました。

7/15 11:07

工事用の単管による仮設階段やロープなどで安全に通過することができます。

7/15 11:08

こちらはワイヤーで安全確保されています。

7/15 11:09

木橋と単管による手すり設置で、何の心配もなく、危険箇所を通過できます。

7/15 11:17

フィックスロープもあり、通過を助けてくれます。

7/15 11:18

鎖場もありますが、恐さを感じることもなく、登っていけます。

7/15 11:19

鎖と工事用の仮設階段。

7/15 11:21

長い鎖場も安心して登れます。

7/15 11:22

上から下の鎖場を見たところです。ここまでの登山道は、奥三河の三瀬明神山のコースによく似ています。

7/15 11:24

展望デッキのあるところに出ましたが、景色はご覧のとおり乳白色に包まれています。

7/15 11:24

展望デッキ。工事用足場を設置してあります。

7/15 11:25

何度見てもガスは晴れる気配がありません。

7/15 11:26

気を取り直して、さらに先に進みます。

7/15 11:30

クルマユリ。

7/15 11:35

ゴゼンタチバナ。

7/15 11:39

迷い尾根。迷うそうな尾根方向はロープでふさいでありますので、迷う込むことはないでしょう。

7/15 11:48

階段が連続して続くのが見えます。

7/15 11:50

何の花？

7/15 11:55

本当によく整備されていて、不安を感じさせません。整備された方々に感謝します。

7/15 11:58

ハクサンチドリ？ではないですね。

7/15 12:04

あと少しで分岐点です。

7/15 12:06

シャクナゲが咲いていました。

7/15 12:18

コボタンヅル。

7/15 12:25

木のコブ。

7/15 12:34

ここはロープの間を進むのですね。

7/15 12:34

後ろを振り返ると、枝で×点印がありました。

7/15 12:35

もう直ぐ分岐点と思ってから、疲れでなかなか進みません。

7/15 12:41

7/15 12:51

ニッコウキスゲ。

7/15 12:51

花びらが1枚取れて痛んだハクサンフウロ。

7/15 12:51

セリの仲間？

7/15 12:53

やっと空木平との分岐点に到着。時刻は12時53分。

7/15 12:55

分岐点からハイマツ帯に進み、頂上方面を見ると、ガスで全く見えません。天気も晴れてきていましたが、この時間からガスが全部とれるとも思えませんし、時間も13時となったため、これ以上進むのを諦め、虫が飛ぶ中で手早く昼食を済ませて下山します。

7/15 13:07

もう一度頂上方向を見ると、さらにガスがひどくなっています。
時間も遅いので、一目散に下りましたが、途中で足が1回つったため、しばし休憩。ツムラの生薬を飲んで回復してからは、快調に下っていきました。

7/15 15:00

池山の水場に戻ってきました。ここでおいしい水をいただきます。

7/15 15:08

樹木の枝に、苔の一種？が羽衣のように枝にかかっていました。登りの際に気がつきませんでした。

7/15 15:40

池山登山口最終駐車場に戻ってきました。天気はだいぶ回復していますが、南アルプス方面は相変わらず、雲で見えませんでした。

撮影機器：

PowerShot G11 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 時計 タオル カメラ

感想

miuratti

　今回は、6月に体調を崩して1ヶ月ほど山に行けなかったため、リハビリを兼ねて空木岳の下見をしたものです。
　朝8時に林道の終点に着いたときは、すでに終点駐車場はほぼ満車でした。
軽い気持ちでリハビリだというのに調子に乗って分岐点まで足を伸ばしました。
　頂上がガスで全く確認できなかったため、遅い昼食をとって13時ごろ下見を打ち切り、とっとと下山しましたが、下山途中に3人の方が登ってきましたので、本日避難小屋等にお泊りの方かと思われます。
　空木平の避難小屋まで足を伸ばせばよかったかなとちよっと反省しています。
　あと、大小の地獄は奥三河にある三瀬明神山の雰囲気に良く似ており、明神山を経験していれば、自分のような初心者でも安心して登ることができました。