北岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,793m
- 下り
- 1,803m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:05
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:00
天候 | 1日目、2日目共に霧のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩が濡れて滑りやすい、下山時注意 |
その他周辺情報 | 甲府駅徒歩8分の談露館で日帰り入浴 |
写真
感想
●day0
前日23:36八王子発のカイジで甲府0:40着。終点なので降り過ごししなくて済みます。甲府駅ターミナルに並んでる人の状況を見に行くと、親切な方にロータリー工事で乗り場が変更になったと聞く。その後駅の改札口北側のコンコースでステーションビバーク。この日は30人ほどでした、リアルに毎日ビバークな人もいましたがw
●day1
4時前に山梨交通の人が、そろそろ並んでくださいという声がけ。バス5台には乗り切れず、座れない人多数。この日は南に下るほど天気予報が良かったからなのか、海の日3連休だからなのか。エンジンのパワーが下がるとかでエアコンオフ、開かない窓多数で暑い。芦安でさらに乗客追加で広河原へ。広河原インフォメーションセンターはトイレ渋滞でしたが外の仮設トイレが早くて良かったです。
□北岳山頂まで
吊り橋を渡りスタート、分岐手前で既に汗が止まらなくなる。分岐では白根御池小屋方向へ進むと人がグッと少なくなり、急登が続いて失敗したかと思ったけど、二俣コースも急登だったのでどちらも一緒。途中から水平移動になり、少し体が休まります。白根御池小屋では迷わずソフトクリームを注文、生き返る。小屋なしの二俣コースでなくて良かったー。その後草すべりコースに取り付くも上部は霧で真っ白で、斜面はヒドい角度のままどこまでも続く。結構登ったので、すれ違いのおじさんに聞いてみると、まだまだだって 泣。途中グロッキーな人を何人か抜いて、日頃のラン効果を実感する。去年のブナ立て尾根より、遥かにツライけど、足が前に出る。二俣コースからのトラバースルートとの合流ポイントでまたハイカーが多くなる。この辺りで森林限界を超え、霧が徐々に晴れる。ダイナミックな雲の動きで視界が開けます。それなりに登り肩の小屋に到着。既にテン場は隙がない、北岳山荘は大丈夫だろうか?不安になり先を急ぎます。しかし、ほぼ足を使い果たしていて、この辺りからは気力で登る。偽ピークを越え、ピークへ登頂。ピークではガスが晴れて360度の展望を楽しめました。
□1日目の残り
ピークを後にして、この日泊まる北岳山荘へ、稜線を下る。ほとんど水平の道のはずが地味なアップダウンで、見えているのになかなか山荘に着かない。15時過ぎなので、テン場はほぼ埋まっていて、かなりの傾斜地、岩々しい場所、トイレの隣り、発電機の隣りに張ってる人も。間ノ岳への稜線に出る辺りに適地があり、幕営。この日の山荘は2人で布団1枚だそう、こういう時はやっぱりテントの方がいいですね。テン場受付のお兄さんから山荘入口横の水道は飲用できると聞く、地図には水場マークなかったので助かります。ここのトイレ、冷蔵庫のようだけど、最新のバイオ式なのかな、初めて見ました。その後、夕陽を見に稜線へ、あまり焼けなかったけど、空が広くて気持ちいい。夜はテント内で10度くらいだったと思う。肌着に厚手ダウン上下だけでも寝れるけど、全開のシュラフに半身だけ入るくらいでちょうどいい。シュラフはナンガのオーロラ450dxじゃなく、夏用の軽いのが欲しい。。山と道のU.L.Pad15s+はかさばるけど寝心地よくて、背中が痛くならない。夜半に雨がテントを叩く音で目が醒める。ヤマテンによると前線の影響で午前中から降るという予報、間ノ岳縦走は諦めて、朝一で下山することに。
●day2
3:30に起きると濃霧、富士山と朝焼け見れず残念。雨は上がったので5時に下山開始。八本歯のコルまでは途中開けた岩場でマークが見えずらく、後から来たグループに先に進んでいただく。梯子エリアは下るのも大変、ここは登りで使いたくない!沢に出ると、登り1番手の人と遭遇。早いですねと声をかけると、もうクタクタだそう、この先の梯子が待ち構えてると思うと気の毒で、気をつけてと言って別れる。その後、道が雪渓で行き止まり途方に暮れてると、後から来たご夫婦にここは雪渓を下るんですよと教えていただく。この辺りから、すれ違いが多くなる。右岸を歩く間は登り渋滞を待つ羽目になり、時に登る人を待たせて進む。結局下りは休み無しで4時間、コースタイム通り。渋滞と沢写真撮ったりで仕方ない。広河原へ9時過ぎに到着。北岳登頂の達成感と吊り橋を吹き抜ける風がとても心地よくて、サイコーでした。
□下山後
10:20の甲府行きバスは3台出ました。9時過ぎ着なので先頭から2人目でした、バス発車ギリギリだと座れない場合もあるので、早めの到着がいいですね。甲府着までにえきねっとであずさを予約。お風呂と食事で2hなら余裕でしょう。甲府到着後は徒歩8分のホテル談露館へ。この日はまだ湯が張れていないので、2,30分後に来てくれと言う。電話で事前にチェックした方がいいですね。仕方なく駅へ戻り、指定席券を発券。風呂は広くなく露天もないけど、汗を流せるだけ助かります。黒い湯垢が結構浮いててガッカリだったけど、甲府名物黒い湯の花なんですって。その後、駅ビル1Fの成城石井でBREWDOG DEAD PONY PALEALEを買いあずさへ。このビール好きなタイプ、ツマミなくてもビールだけで楽しめます。心地よい酔いで八王子へ。
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