霧の恵那山(神坂峠ルート)
- GPS
- 07:59
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 7:45
天候 | 曇り後霧時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神坂峠の駐車場8台くらい。7:40着で、最後の1台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、大檜登山口にあり。 登山道(神坂峠ルート)に危険箇所はなし。もっとも、アップダウンはキツい。 この日の歩数29,255歩 |
その他周辺情報 | 神坂峠駐車場から帰る場合は、クアリゾート湯舟沢が帰り道沿いにある。800円/人。JAFカード提示で600円/人(後から気付いてもダメなので、必ず入る時に)。サウナ・露天風呂あり。ぬるっとしたお湯で、なかなか。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 今回、グローブを新調した。AXESQUINのMosquito Proof Grip + Touch(AG6710)。蚊に刺されにくい加工素材を使用しているらしい。羽虫(ブヨ?)は多かったが、手は刺されなかった。 |
感想
2度目の恵那山は、神坂峠から鳥越峠、大判山山頂を経由するルート(南下するルート)で。
夏の遠征に向けたトレーニング第2弾。
遠征の際使用する予定のGregory Z40を、日帰りには大きいが使用。
また、友人の薦めもあり購入したハイドレーションを今回初めて使用した。
当日は、雨が心配されたが、降水確率は低かったので、予定通り登ることにした。
中津川ICから山間の集落を抜け、最後はつづら折りの林道を行く。神坂峠祭祀遺跡近くの駐車場へ駐める。遠方からの登山客も多い。
駐車場で既に羽虫が大量に舞っている。先月の大日ヶ岳の悪夢が甦る。虫除けスプレーをして、準備運動して、8:00出発。
はじめは比較的歩き易いが、すぐに急登が続く。歩き始めてすぐのこの急登はキツい!気温は20℃くらいだが、すぐに汗が噴き出し、肩で息をするようになる。
昨日までに雨が降ったのか、道はぬかるんでいる。
鳥越峠までがかなりキツいが、アップダウンがあるので、「ダウン」の際に少し汗も引き、呼吸も整う。ただ、泥や水で足が滑るので、気を付けないと。
周囲は、霧で真っ白で、先が見えない程ではないものの、眺望は全くない。よって、このルートを選んで恵那山の山容をルート上から望もうという計画も、あえなく崩れる。
大判山までで、山頂までの行程の4割くらい。この時点でかなり疲労が溜まっている。アップダウンの内、「アップ」はずっと急な登りなので、休む暇がない。
大判山山頂では、トレランの4人組に会った。広河原ルートで、6時発、恵那山山頂まで行って来て、戻るところとのことだった(9時半頃)。その速さに驚く。
行程的に時間もけっこうギリギリなので、先を急ぐ。が、足が既に疲れていて、太腿などが張っているのが分かる。ペースメーカーの友人に引っ張ってもらっている感じ。
道は、基本的に尾根沿いだが、後半(大判山以降)では谷筋もある。谷筋は、石がゴロゴロしていて、歩きにくい。
大判山から前宮ルート(閉鎖中)との分岐までは、長い。それ程の変化もなく、谷筋と尾根が交互にやってくる。ずっと林の中で、眺望はほとんどない。
昼前の到着を目指し、それなりに急ぐ。
ようやく分岐に到着。ここからは、平坦な道となり、少し開けた所もある。
分岐からも、それなりに距離はある。道が平坦なので、道幅いっぱいに泥が溜まっている所も。
昨年秋に登った黒井沢ルートのような木の根が張って歩きにくいといった感じはないように思った。
何故か、分岐辺りから、また羽虫が頭の上をブンブンと飛ぶようになる。
昨年秋は黒井沢ルート(北上するルート)から登ったので、避難小屋に寄ってから、三乃宮社を探した。今回は逆なので、昨年の記憶を思い起こしながら歩いていると、ようやく三乃宮社へ着く。他の方の記録で、二乃宮からしか分からなかったと書かれていたが、今回の山行では三乃宮からしか分からなかった。
最高地点(四乃宮社の横奥)からも、眺望は全くなし。分かっていたけど、残念。
避難小屋の裏の岩山の上からも、眺望なし。
昨年秋は、他の登山客と、あれが仙丈で、あれが光で、と盛り上がったのに。
羽虫が凄かったので、他の方に倣って、昼食は避難小屋で摂る。
避難小屋には、毛布等があり、いざという時には重宝しそうだった。
千葉から来たという数人パーティーの方と話した後、一等三角点へ。
展望台は、相変わらず展望がない。
12:40下山開始。
ピストンなので、道は分かっている筈なのに、なかなか分岐に着かない。
分岐からは、けっこうちゃんとした下り。往路では登るのに必死だったが、よくこんな急な坂を登ったと思う。足に疲労が来ているので、慎重に次に足を置く所を選びながら行かないと、足を滑らせる危険あり。
次の目標地点、大判山を目指すが、なかなか着かない。山頂までは厳しい登り。
途中、大判山の少し前辺りで、とうとう雨が降り出す。小雨だったので、しばらくレインウェアは着なかったが、だんだん降りが強くなってきたので、仕方なく着る。でも、汗がこもって、暑いー!
最後の富士見台分岐までも、キツかった!ここが本当の山頂だと思った。
ようやく終わりが見え、少し歩いて神坂峠登山口へ帰ってくる。
神坂峠祭祀遺跡へ行くが、簡単な解説板のみ。
駐車場に戻ると、もう他の車はなく、最後の1台だった。
着替えている際、羽虫に刺される。その後3日程、強い痒みに悩まされることになる。油断大敵。
今回は、昨年の黒井沢ルートがキツかったことから、眺望のある神坂峠ルートを選んだが、天気に恵まれず、眺望は得られなかった。そのせいでカタルシスのない、修行のような山行となった。友人と一緒でなければ、精神的にもっとキツかったと思う。
もっとも、かなり休憩時間少なく、早いスピードで(←自分としては)歩けたことは、自信になった。
尚、ハイドレーションは、いちいちリュックを下ろす必要がなくなり、かなり重宝した。これは、今後も手放せない。
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