飯豊山（大日杉からピストン）

2016年07月18日(月) [日帰り]

• GPS: 11:20
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,265m
• 下り: 2,268m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:18
• 休憩: 0:42
• 合計: 11:00

4:39 大日杉小屋
5:12 5:13 長之助清水
6:20 6:25 地蔵岳
6:43 6:43 語らいの丘
6:57 6:58 目洗い清水
8:17 8:26 切合避難小屋
8:50 8:50 草履塚
9:04 9:04 御秘所
9:44 9:44 飯豊山避難小屋、本山小屋、飯豊山神社
9:57 9:57 飯豊山
10:11 10:17 飯豊山避難小屋、本山小屋、飯豊山神社
10:49 10:50 御秘所
11:08 11:08 草履塚
11:29 11:46 切合避難小屋
12:57 12:58 目洗い清水
13:19 13:19 語らいの丘
13:46 13:47 地蔵岳
14:58 14:58 長之助清水
15:39 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大日杉小屋に駐車。
30〜40台位は駐車可能。

長井方面からアクセスする場合は県道4号の白川ダム近辺が
全面通行止めの為、県道8号の迂回路を利用。
この通行止めは7/29までの予定。

コース状況／危険箇所等

⬛登山ポスト
大日杉小屋に登山ポスト投函用の小屋あり。
中に用紙とポストがありました。

⬛大日杉小屋〜地蔵岳
地蔵岳までは基本的に急登です。
長之助清水は出てます。（下降時にこの水がありがたかった）
ザンゲ坂は鎖場なので特に雨で濡れている時は注意。
急登の上部は片側切れ落ちているところもあります。

⬛地蔵岳〜切合小屋
細かいアップダウンを繰り返します。
想像以上に距離が長く感じて精神的、肉体的に堪えました。
小屋手前の雪渓は高巻きして斜度の緩い場所をトラバースしました。
雪のないところまで巻いた方も居るようでした。
切合小屋の水は豊富でした。引き込みに感謝です。

⬛切合小屋〜飯豊本山
草履塚手前の雪渓は問題ありません。
御秘所は雨で濡れている時は要注意です。
最後の御前坂は堪える登りが続きます。

その他周辺情報

白川荘 温泉 450円

写真

7/18 4:34

4:30出発です。

7/18 4:51

ザンゲ坂の鎖場。
鎖が濡れていたが登りだったのでまだ良かった。

7/18 6:08

さすが飯豊連峰。
20cm越えです。

7/18 6:12

登って来た尾根を眺める。
東側は晴れてるけど…。

7/18 6:20

やっと地蔵岳！

7/18 6:40

またに青空が顔を覗かせる。

7/18 6:53

ニッコウキスゲが登場。

7/18 7:17

シロバナニガナ。

7/18 7:18

ヒメサユリも。

7/18 7:20

ダケカンバがかっこいいです！

7/18 7:23

トンボが沢山！！
ブヨはもういないです。

7/18 7:26

クルマユリの兄弟。

7/18 8:03

切合小屋手前の雪渓。
高巻きして傾斜が緩い箇所をトラバースします。

7/18 8:27

切合小屋の水場。
美味しく頂きました。
引き込みに感謝です。

7/18 8:34

草履塚手前の雪渓。
問題無し。

7/18 8:41

ハクサンコザクラ。

7/18 8:42

チングルマもまだ元気です。

7/18 8:47

ドウダンツツジ。

7/18 9:02

ハクサンシャジン。

7/18 9:15

御前坂。
本山方面はガスガス。

7/18 9:32

ヒナウスユキソウ。

7/18 9:41

ガスの先に本山小屋。

7/18 9:43

本山小屋到着〜。

7/18 9:55

やっと登頂！！
ガスだけど。

7/18 10:00

イイデリンドウ。
綺麗でした。

7/18 10:15

本山小屋から青空が見えた。

7/18 10:18

これから下山する方向。

7/18 10:23

切合小屋への主稜線。

7/18 10:52

クルマユリの三兄弟。

7/18 10:55

草履塚のテッペンに大所帯の猿。
見にくいけど10匹位居ました。

7/18 11:25

タカマツムシソウ。

7/18 11:46

これから歩く地蔵岳方面。
これが大変でした…。

7/18 13:33

やっとの思いで地蔵岳。
本山は1日中雲の中でした。

7/18 14:51

長之助清水。
水量豊富でオーバーヒート寸前の体を冷やしてくれました！

7/18 14:59

ミヤマクワガタが急登を登ってます。

7/18 15:12

下りのザンゲ坂は鎖が泥だらけで難儀しました。

7/18 15:37

無事下山！

7/18 21:59

本山小屋のバッヂ。
イイデリンドウ バージョン。
800円也。

撮影機器：

Xperia Z5 SO-01H docomo SONY

感想

ao_hachi

今年の目標の一つとしていた飯豊本山への日帰り山行へ。
アクセス距離から大日杉ルートを選択。
あくまでも安全に帰ることを前提とし10時までに本山にたどり着けなかったら諦めて下山しようと決めてスタート。

ガスがかかってムシムシした鎖場のザンゲ坂やその後の急登をペースを落とさずになんとかこなして地蔵岳へ。この時点で多少体力削られましたがまだ時間に余裕があるので進みます。ニッコウキスゲやダケカンバを眺めアップダウンを繰り返しながら切合小屋方面へ。途中、御沢方面へ下ってしまい、沢にぶつかってルートミスだと気付き戻りました。ちゃんと標柱確認すべきだったと反省。切合小屋手前の雪渓は高巻きのルートがついていたので、それを辿り傾斜の緩いポイントで雪渓をトラバースして、やっと飯豊連峰の主稜線に出ます。

切合小屋で水分補給（小屋までの引き込みに感謝です）。草履塚手前の雪渓は問題なくパスし御秘所の岩稜へ。雨天時や強風時は注意が必要です。その後は御前坂の最後の登りで絞られれば本山小屋に到着。ガスガスで視界不良だったけと踏みあとを辿り飯豊本山に無事登頂！展望はありませんでしたが、ここまでの行程が思い出されなんとも言えない充実感で満たされました。

目標としていた10時に登頂出来たのであとは下山のみ。天気も良くなり主稜線は気持ちの良い縦走を満喫。切合小屋で休憩後、地蔵岳方面へ。ここからが大変でした(*_*)歩けども歩けども地蔵岳へは着かず、小刻みな登りで体力を消耗…。ヘロヘロになりながらやっとの思いで地蔵岳へ到着。そこからは下りのみなのでちょっと安心。長之助清水で火照ったら体を中から冷やして泥だらけのザンゲ坂の鎖場を慎重に下ってやっと登山口へ。

飯豊連峰はとても奥深い山でした。
去年北股岳に行きましたがそれも極一部。
やっと飯豊本山に登頂するも最高峰の大日岳はさらにその先。
次回は山小屋泊を念頭に未踏の地を目指したいです。