東高尾山陵北端
- GPS
- 03:19
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 184m
- 下り
- 213m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
家内が、八王子近辺に住む親友の家に久しぶりに遊びに行きたいという。とすれば、家内は方向音痴のため、親友が住む家の近くの駅まで、私が連れていくことになる。家内が親友と会っている間は特に用もないので、今回も近くの丘陵地帯を散策することにした。前回は、七石峠を歩いたが、今回はどうしようか?ここからは高尾山が意外と近い。それによくよく考えてみれば、高尾山についてはメインルート以外のコースは、ほとんど歩いたことがない。地図をよく見てみると高尾山の東側には東高尾山陵が南北に延びている。観光客が大勢集まるようなコースではないので、さっそく歩いてみることにした。
ということで、めじろ台駅の改札口を出ていく家内を見送ると、再び京王線に乗り込み、終点の高尾山入口駅を目指した。駅からそのまま東高尾山陵にとりつき、尾根伝いに北上し、高尾駅までの短い散策を楽しむ予定である。
休日の昼近くということもあり、駅は相当な賑わいだ。混乱を避けるように歩き、国道20号線に出て、山陵への登山口を探す。国道から路地に入り、しばらく歩くとしっかりとした道標が見つかる。NEXUS7のGPSでも、入口はここを指し示している。
先日の雨で若干ぬかるんでいる登山道をゆっくりと登っていく。登山道といってもかなり細い道だ。先程の道標がなければ、この道が登山道とは思わないだろう。でも、民家を離れると道もしっかりとし、峠道へと変貌する。
四辻と呼ばれている、広い峠に達する。尾根道と交差しているので、四辻なのだろう。南の尾根道は津久井湖まで延々と続く縦走路になっている。それほど歩く時間もないので、北へと向かう。
尾根道は広く快適であったり、樹木が迫っていて狭かったりと、かなりワイルド。アップダウンも意外とあり、散策路として知名度が低いのも頷ける。その分、行き交う登山者も少ないので、玄人好みのコースといえるかもしれない。
名もない頂で昼食にする。東側の向かい側の斜面に広がる高尾霊園を見下ろしながら 、いつものようにサッポロ一番味噌ラーメンとゆで卵を食べる。あいにくの曇り空で、東京方面への見通しは悪いが、とても静かで落ち着いた場所である
しばらく尾根道を歩くと、車道につながる、とても小さな十字路に出る。私はこのまま尾根道をたどるべく、直進する。しだいに尾根道は細くなるが、地面はしっかりと踏み込まれている。フェンスを右側にしながら、下降していく。ここで道を間違えてしまった。フェンスに遭遇した段階で右折しなければならなかったようだ。GPSで遅すぎる位置確認をしても、完全に尾根道から外れている。尾根の北側の斜面にいるようだ。しかも地図には道の記載がない。でも、このまま下降すれば、JRの中央線にぶつかるはずなので、そのまま進んでしまう。フェンスは斜面に沿って続いているが、いきなり道自体がなくなってしまった。でも、ほんの目と鼻の先に、掃除の行き届いた祠が見える。フェンスにつかまりながら下降し、祠に到着。参道伝いに石段を下ると、目の前を横切る中央線。線路そばの道を歩き、民家の横を抜けると、鉄道を横切るレンガのトンネルに出くわす。ここをくぐり、住宅街へ抜ければ、高尾駅はもうすぐである。
さて、時間はまだたっぷり残っているので、めじろ台駅まで歩くことにした。途中の狭間公園で、二度目の昼食。家内が用意してくれていたハムトーストを食べる。太く背の高い木が何本もそびえる高さのある涼しげな公園だ。狭間駅からは線路の北側を歩く。地図にはめじろ台へ通じる細い道が表示されていたが、密生した竹やぶで通り抜けることができず、十二社と記された神社の北側を大きく遠回りした。どうにか時間通りに、お祭りで賑わうめじろ台の駅前広場に到着し、笑顔の家内と再会を果たした。
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