蓮華温泉から白馬大池(日帰り)
- GPS
- 09:25
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,023m
- 下り
- 1,011m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口が蓮華温泉ロッジの裏手にあるのが少しわかりにくいが、それ以降、一本道でわかりやすく、歩きやすい。 |
その他周辺情報 | 蓮華温泉の温泉は17時受付まで。 |
写真
感想
金沢を4:15に出発し、蓮華温泉には7:30頃到着。
蓮華温泉駐車場は70台停めれるはずが、すでに満車。手前の道路脇のくぼみに車を停める。もう少し早めに到着すると良かった。
天気は晴れの予報だが、上空は雲が多い。登るにつれて雲の上に出ることを期待して出発。
蓮華温泉の駐車場脇には綺麗な無料トイレがあり、登山届けを出すポストも備え付けてある。登山届けを入れて、その先のきれいな蓮華温泉ロッジに向かう。
蓮華温泉ロッジの手前で右手側に道が続いているが、これは朝日岳方面に向かう登山道。今回はロッジの方に向かう。
このロッジの後ろに回りこむと、蓮華温泉の露天風呂へ至る道と白馬大池への登山口が現れる。
白馬大池までのコースタイムはおよそ3時間。ずっと登りが続く道のため、うんざりしそうだが、それほど急登は少なく、良い雰囲気もあり快適な登山道が続く。
丸太橋を越えるといよいよ登り坂の始まり。
登山道沿いには花も多く、目を楽しませながら登ることができる。
出だしからカメラを出して花撮影をし始めるメンバと自分。これからの道中が思いやられる。
天狗の庭までは森の中の登山道になっているが、天狗の庭に到着すると突然視界が開け、お花畑が現れる。ジグザグにお花畑を上がっていくと、天狗の庭という看板があらわれる。
岩の中にお花畑が広がっており、岩を椅子に、花を眺めながらの良い休憩ポイントになっている。
天狗の庭を越えると、きれいな苔が登山道を囲み、またパシャパシャと写真撮影が始まる。さっき天狗の庭で撮影会を終えたばかりなのですが。。。
だんだんと登山道の石が多くなってきて。常に石の上を歩くよう感じになる。ただ、栂池〜白馬乗鞍の道中ほどの巨岩はないのでなんとか普通に登れる。
石の上を1時間ちょっと登っていくと、突然視界が広がり、そこが白馬大池となる。
白馬大池に到着すると、出迎えてくれたチングルマは残念ながら花後で、線香花火のような花弁だけが残っている花畑。
今年は花が早いしなあ、と残念に思いながらも池に向かうと、池沿いのチングルマはまさに満開。うれしいことにハクサンコザクラと共にカラフルな絨毯ができていた。
ただ、上空はガスに覆われ、所々青空がのぞくのみ。
当初、小蓮華山まで登る予定だったが、蓮華温泉からの登りで思ったより時間がかかったため断念。多分写真をとりすぎたせい。
とはいえ、白馬岳に続く稜線は是非見たいので船越の頭まで登ることとし、まずは白馬大池山荘前で腹ごしらえ。
白馬大池山荘では、携帯電波はdocomo,au,softbankいずれも入らず。
雷鳥坂途中でauの電波が入り、船越の頭まで上がるとdocomoの電波も入る状況。
トイレは寄付方式になっており、非常にきれいな状態。
水は自由に使えるが、タンク1つ分しか無いため、極力節制して使う必要あり。
山荘前にはテント場が広がっていて、到着した11:30頃は一列に並んでいたが、14時頃には二列どころか三列になり始めていた。
山荘奥に進むと、岩の上から池を一望できる良いポイントがある。そのまま進むと白馬乗鞍岳、そして栂池に至る岩の道。
食事は山荘入り口前に6つくらい並んでいる、赤い鉄板状の台の上に座って。
山荘でも食事可能で、缶ビールも350ml, 500ml、そしてノンアルビールも販売している。
ピンバッジは白馬大池、白馬乗鞍、小蓮華山のものがある。600円。
食事中も残念ながらガスは晴れず、たまに太陽が射すものの見晴らしはなし。
食事後、ガスが晴れることを期待して、雷鳥坂に向かう。
雷鳥坂を少し上がると、早速コマクサの群生が登山道すぐ脇に現れる。
登山道にはロープが張られているので、それを超えないようにコマクサ撮影会。
そうしていても、まだまだガスの中。
さらに雷鳥坂を登ると、遠くの方に雷鳥を発見。よく見ると手前には雷鳥の雛がいた!
さすがにiPhoneでは捉えられないので、一眼レフでズーム最大で撮影。なんとかフレームにおさめることができ満足。
結局、ガスがまったく晴れる気配がないため、船越の頭まで登るのを諦め帰路につくことに決定。
14:20頃、白馬大池を発ち、石の道をゆっくりと下る。所々、ガスが濃くなったり、薄くなったり。石の道が続くため、次第に足裏が痛くなってくる。
登りは花を撮影しながら、あっという間に到着した気がしたが、帰りはいつまでたってもゴールに到着しない気分。
とはいえ、ようやく露天風呂が見えるポイントにつくと、もう帰ってきた気分。すぐに蓮華温泉ロッジに到着。
ロッジでは、内湯と露天風呂どちらも入れるが、露天風呂は15分程度歩いて入りに行かなければいけないため、足が疲れた今回は内湯のみにすることに。800円。
かすかに硫黄臭のする内湯を堪能し、その後、食堂で美味しいコケモモジュースをいただく。400円。
眺望がなかったのが本当に残念ですが、雨にも降られず、満開のチングルマ、コマクサ、雷鳥も見ることができ、満足の山旅でした。
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