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Yamareco

記録ID: 925794
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ハイキング
尾瀬・奥利根

至仏山

2016年07月25日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:51
距離
11.7km
登り
893m
下り
887m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
0:11
合計
4:49
4:58
44
5:42
5:42
15
5:57
5:57
131
8:08
8:18
23
8:41
8:42
16
8:58
8:58
48
9:46
9:46
1
9:47
ゴール地点
天候 晴(山頂付近はずーっと曇)
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳩待峠駐車場2500円/日
コース状況/
危険箇所等
・山の鼻→至仏山ルート
このルートは登り専用。至仏山は蛇紋岩といわれる非常に滑りやすい岩礫帯となっており、この急峻なルートでの下りは確かに危険ですね。

・至仏山〜鳩待峠ルート
小至仏山手前から至仏山にかけては蛇紋岩の登り。上記ルートよりはなだらかですのでゆっくり登れば大丈夫。なだらかだからといって急ぐと足元掬われること間違いなし。
その他周辺情報 下山後、白根温泉薬師の湯を利用させて頂きました。
鳩待峠駐車場から1分ほど進んだ鳩待峠休憩所からスタート
鳩待峠駐車場から1分ほど進んだ鳩待峠休憩所からスタート
ソバナ(蕎麦菜)?ミヤマシャジンとよく似ているが背丈が全然違う。
ソバナ(蕎麦菜)?ミヤマシャジンとよく似ているが背丈が全然違う。
タケシマラン(竹縞蘭)きれ
タケシマラン(竹縞蘭)きれ
鳩待峠〜山の鼻はこんな木道が続きます
鳩待峠〜山の鼻はこんな木道が続きます
この子はモミジカラマツ?だと思って撮ったんだけど。葉っぱ映ってないからカラマツソウと見分けにくいな。
この子はモミジカラマツ?だと思って撮ったんだけど。葉っぱ映ってないからカラマツソウと見分けにくいな。
このテの子の見分け苦手。ハナウドなのかシシウドなのかオオカサモチなのか。
このテの子の見分け苦手。ハナウドなのかシシウドなのかオオカサモチなのか。
山の鼻(至仏山荘)へ到着
山の鼻(至仏山荘)へ到着
植物研究見本園へ入ります
植物研究見本園へ入ります
だれ?コバギボウシ?
だれ?コバギボウシ?
トモエソウ(巴草)群生してます
トモエソウ(巴草)群生してます
クガイソウ(九蓋草)
クガイソウ(九蓋草)
尾瀬はコオニユリ(小鬼百合)がほとんどなんですね。葉っぱの輪生次第でクルマユリですが、どこでどういった理由でそのように進化の形を分けたのか。
尾瀬はコオニユリ(小鬼百合)がほとんどなんですね。葉っぱの輪生次第でクルマユリですが、どこでどういった理由でそのように進化の形を分けたのか。
見ていて飽きない
見ていて飽きない
いろんなのが咲いていて気持ちがいいです
いろんなのが咲いていて気持ちがいいです
シモツケソウの仲間のー...葉っぱ太いからオニシモツケで合ってます?
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シモツケソウの仲間のー...葉っぱ太いからオニシモツケで合ってます?
シラネニンジンじゃないですよね?ドクゼリ?線香花火のよう。
シラネニンジンじゃないですよね?ドクゼリ?線香花火のよう。
熊さんに人が通ることを知らせる鐘
熊さんに人が通ることを知らせる鐘
ここでもたくさん咲いている
ここでもたくさん咲いている
良い風景
キンコウカ(金光花)
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キンコウカ(金光花)
奥に至仏山への登山口が見えます
奥に至仏山への登山口が見えます
至仏山への登山口
至仏山への登山口
至仏山へ入ります
至仏山へ入ります
これが蛇紋岩!おわかりでしょうか!この違い!
これが蛇紋岩!おわかりでしょうか!この違い!
踏み磨かれています
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踏み磨かれています
振り返れば尾瀬ヶ原と雲に隠れる燧ケ岳
振り返れば尾瀬ヶ原と雲に隠れる燧ケ岳
急なところは鎖場になっています。ここもそのうちテカテカになるんじゃないだろうか。
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急なところは鎖場になっています。ここもそのうちテカテカになるんじゃないだろうか。
ツリガネニンジン。こんなに背高かったっけ?
ツリガネニンジン。こんなに背高かったっけ?
イワオトギリ(岩弟切)
イワオトギリ(岩弟切)
割と急峻な岩礫を登り詰めた途端、、、お花畑です!
割と急峻な岩礫を登り詰めた途端、、、お花畑です!
すっげー!!!
いろんな奴がいるんですがわかりますかね!
いろんな奴がいるんですがわかりますかね!
タカネナデシコ、ウスユキソウ、ミヤマウイキョウ
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タカネナデシコ、ウスユキソウ、ミヤマウイキョウ
山頂までずっと続くお花畑です
山頂までずっと続くお花畑です
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)。そういえばジャコウソウというからには匂うのだろうか。
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)。そういえばジャコウソウというからには匂うのだろうか。
ヨツバシオガマ、マルバシモツケ、ミヤマウイキョウ
ヨツバシオガマ、マルバシモツケ、ミヤマウイキョウ
水滴の花をつけキラキラと光っています
水滴の花をつけキラキラと光っています
至仏山山頂。平日ということで先客はおひとりのみでした。写真を撮って頂きありがとうございました。
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至仏山山頂。平日ということで先客はおひとりのみでした。写真を撮って頂きありがとうございました。
凶悪に磨かれています
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凶悪に磨かれています
石の表面に蛇のような紋様が見られることから、蛇紋岩と命名されたそうです
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石の表面に蛇のような紋様が見られることから、蛇紋岩と命名されたそうです
雨降ったりしたらやばいですよね
雨降ったりしたらやばいですよね
小至仏山へ向かう道もお花畑
小至仏山へ向かう道もお花畑
もっとお花畑
大変なことですよこれは
大変なことですよこれは
小至仏山より少し下ると霧も晴れて良い尾根
小至仏山より少し下ると霧も晴れて良い尾根
チングルマも群生
チングルマも群生
オオヤマ沢田代
長い木道。すれ違いは登り優先。譲り合い。
長い木道。すれ違いは登り優先。譲り合い。
雨が降る前に戻って来れました。
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雨が降る前に戻って来れました。

装備

個人装備
長袖シャツ
1
ソフトシェル
1
ズボン
1
靴下
1
グローブ
1
防寒着
1
雨具
1
日よけ帽子
1
1
ザック
1
昼ご飯
1
行動食
1
飲料
1
地図(地形図)
1
ヘッドランプ
1
GPS
1
ファーストエイドキット
1
常備薬
1
日焼け止め
1
保険証
1
携帯
1
時計
1
サングラス
1
タオル
1
ツェルト
1
カメラ
1
三脚
1
熊鈴
1
備考 熊注意
人がたくさん入る山なので朝一番とかでない限り問題ないとは思うのですが。
できれば熊鈴などはあった方がよいと思います。
ないなら大勢人が入っている時間帯で。

感想

先日、燧ケ岳ピストンの続き。平日は鳩待峠までマイカーで入れるようで、前日(日曜)の19時くらいにはマイカー規制は解除されていましたので鳩待峠で車中泊。

至仏山は非常に滑りやすい蛇紋岩帯となっており、山の鼻〜至仏山ルートはさらに急登であるため登り専用となっているそう。これは体験せねばなるまい。また、せっかく尾瀬へ来たのですから尾瀬の湿原も楽しみたい。というわけで鳩待峠〜山の鼻〜植物研究見本園〜至仏山〜鳩待峠とルートをとることにしました。

植物研究見本園では期待していたよりも数多くの草花が見られ、これだけでも尾瀬に来たかいがあったと思うほどでした。燧ケ岳、至仏山は残念ながらガスっていましたが、それでも美しい湿原の風景が楽しめます。ここでのんびりコーヒーでも淹れれば贅沢な時間が過ごせるでしょう。至仏山へ入る多くの方がこの植物研究見本園をパスしていきますが非常に勿体ない。いや、前日もしくは早朝すでにご覧になったのでしょうか(笑)

そして山へ入りいざ蛇紋岩。こいつは、す、すごい。自然のままの見た目粗い蛇紋岩はおとなしいのですが、踏み磨かれたやつはなんとも凶悪。キャンプフォーがまるで子供の運動靴です。実験してみました。そっと足を乗せその上に乗る。まるで滑り台を逆走しているような感じ。こらえてもズルズルと徐々に滑っていく様子。もちろんクラックに足を突っ込めば問題ないのですが。次にソールを濡らして乗ってみる。一気にツルリ(笑)こ、これはいかん!そこらに見えているぬかるみで靴を濡らしてしまえば、この道は蛇の道に変わる。なるほどなるほど、この道は下りたくない。クライミングなんかとんでもねえなと思いながらちょっとテンションあがりました。岩質でこうも違うものか。いやー面白い面白い。もちろん危険な箇所には鎖が設置してありますので子供でも落ち着いて登れば大丈夫。

一通り遊んだ後、山頂直下200mほどは木道のお花畑に変わります。見事!

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