乗鞍岳(畳平から剣ヶ峰、そしてお花畑)
- GPS
- 04:47
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 396m
- 下り
- 402m
コースタイム
天候 | 晴れのち雲の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ゴール:乗鞍畳平のバスターミナルまで下山し、シャトルバスにて移動して乗鞍観光センター下車、そこから自家用車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
畳平から肩ノ小屋までは快適なハイキング路ですが、肩ノ小屋からはフツーにザレ場です。どこぞのヒトはスニーカーでも大丈夫などと軽く言っている様ですが、登りはまだいいですが下りは超危険です。ガチなトレッキングスタイルで行かないと、と思いました。さらにポールに委ねきった歩行スタイルでポールを滑らせて転げ落ちた方がいました。心して行くことが必要と思います。 |
その他周辺情報 | 乗鞍山頂臨時郵便局、例年ですと一万尺さんで開設していたはずですが、閉鎖中で下山後に近隣の郵便局を利用してほしいとのことです。風景印ゲットできず。がっくり。 山頂小屋オリジナルTシャツ3000円、ピンバッジ1000円。 乗鞍高原温泉は薄く白濁した温泉です。効能は慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・糖尿病・高血圧・動脈硬化とのこと。泊まりで訪れたので日帰り情報はゲット出来ませんでした。 バスターミナルではタクシーの呼び込みがありましたが、4人乗車でも往復割引を使えばバスの方が安い模様。 (バスターミナルから畳平の道すがらにもポケストップあり。モンスターも時おり現れます。畳平と剣ヶ峰にもポケストップあり。すげー。) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
パーカー
ソフトシェル
ズボン
靴下
日よけ帽子
バンダナ
靴
手袋
ザック
保険証
飲料
タオル(2)
手拭い
携帯電話
モバイルWIFIルータ
iPod Touch
MacBookAir
iPad mini
腕時計
昼食
携行食
カメラ(GXR A12/50mm + A12/28mm)
カメラ(XQ2)
カメラ(F900EXR)
カメラ用予備電池
ティッシュ
ウェットティッシュ
顔拭きシート
コンビニ袋(2)
レジャーシート
テーブルクロス
携帯座布団
|
---|
感想
スキー仲間の呑み仲間な方から「乗鞍に行かない?」と声をかけられて、せっかくなので二つ返事で「よろしくおねがいします」と。
しかし、今年は梅雨の明け具合がイマイチ読めない感じで、実際前日入りした金曜日の深夜時点でもビミョーな空模様。
ですが、明けて土曜日の早朝、目覚めて外に出てみれば空は蒼く、乗鞍岳の峰々が雲の上が覗いている様相。これは行けそうだ....
登山支度を整え、バスターミナルまで移動し、バスチケットを購入し、まずは自動車で上がれる日本最高地点である畳平へ。
畳平までバスで50分、標高差1250mを上がる道すがら、途中はずっと雲の中を抜けていくような感じでしたが、雪渓がちらほら見えてきた辺りから雲が途切れ始め、まさしく雲上の世界へ突入の様相で、気分は一気に盛り上がり始めたですよ。
そして到着、畳平。360度を見渡す高山景色。やってきました2700mの世界。
しかしここはまだスタート地点。はやる気持ちを抑えつつ準備を整えて、いざ自分の足でのスタートです。
お花畑を脇に見てハイマツの合間に咲くお花たちを愛でながらまだ緩やかで広い登山道をユルユルと進み、コロナ研究所が遠くに見えてきて気分の盛り上がりがここでも増え、まだ梅雨明けぬ長野側からの湿った空気とカラッと晴れ渡った岐阜側の空の合間のよく整備された道を抜けて行き、ほどなくして到着しました肩ノ小屋。正直ここまでは本当にあっけない感じでありました。
肩ノ小屋を抜けるとそこに見えてきたのは延々とザレ場が続いているように見える剣ヶ峰への登山道。しかしここからはまだ剣ヶ峰は見えず。そして登っている人の列がそこにはっきりと見えてきました。
参加メンバーはもしもに備えてここで手袋を着用。(自分は最初から着用済み)
いざ、乗鞍岳の最高峰へ。
急登とまでは行かないまでも、足元が安定しない道がしばらく続き、メンバー達のペース差がここで一気に出始めて、広くて休めそうな場所に来るたびに小休止。
道幅が狭く、つづら折れのザレ場区間では渋滞も発生し、そこを抜けた先に見えてきました最初のピークの蚕玉岳(こだまだけ)。そうするとはっきりと見えてきましたよ、乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰が。いざいかん。
まずは山頂小屋への道と山頂からの下山道の分岐点に着き、どっちに行けばいい確認したところ、ここは時計回りに進むことという事で、まずは山頂小屋へ。ここでバッジとTシャツを購入し、登頂証明カードをゲット。どちらかを買えば自動的にカードが付いてくるようです。
さて、あと一息です。
ザレというよりガレた最後の登り道、非常に短い区間ですが幅の狭い崖っぷちの登りを歩いて、ようやく到着「剣ヶ峰」へ。標高3026m。
「乗鞍本宮」のある山頂エリア狭いにもかかわらず大混雑。どうやらツアー客と鉢合わせになった模様。
山頂記念の撮影に順番待ちが出来るだなんて高尾山頂じゃないんだから...と思いつつも一息ついたらザレ道の下山コースへ。
両手両足を使ってひぃひぃ言いながら進み、山頂小屋の裏手にあるちょっと開けたエリアに場所を確保し、ここでお昼休憩。ほ。
遅れていたメンバーとはここで合流し、休憩完了後はいざ下山ですよ。
眼下に広がり景色を見つつも下りのザレ場を何とかこなし、一気に下りて肩ノ小屋にまず到着。
肩ノ小屋で軽く休憩後は、遠くに見える大雪渓で夏スキーを楽しむ姿をちら見し、ユルユルな道をユルユルと進み、一瞬富士見岳に心を奪われるものの断念して、その先でお花畑エリアに立ち寄り、すでに終わってしまったクロユリにがっくりしつつも他の高山植物を堪能し、畳平に戻ったら今日の山行完了でーす。
すぐにバスが来るとのことだったので行列に並び、あわててGPSをオフにし、チケットを出してバスに乗車し、雲上の世界から高原へと舞い戻ったのでありました。
お疲れさまでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する