栗駒山 〜表掛(御沢掛)・裏掛(新湯沢)〜 古の参道+笊森山荘寄り道

2016年07月30日(土) [日帰り]

• GPS: 07:22
• 距離: 14.2km
• 登り: 968m
• 下り: 964m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:13
• 合計: 7:22

6:14 スタート地点
9:20 9:22 御室
9:55 9:56 天狗平
10:10 10:12 栗駒山
10:28 10:29 中央・東栗駒コース合流地点
10:39 10:39 東栗駒分岐
11:05 11:05 磐井川源流分岐
11:24 11:31 笊森避難小屋
11:44 11:44 磐井川源流分岐
13:36 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ、山頂付近はガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

表掛登山口駐車場は、数10台駐車可能。
本日は、6：00現在1台のみ。（普段は、0台）
登山ポストあり。

コース状況／危険箇所等

古来より御室（おむろ）参詣に使われたという、上りの御沢（表掛）コースは沢沿いに冷気が流れて涼しいが、日影が無いので、出来るだけ早朝〜午前中の涼しい時間帯に登るのが望ましい。下りには使用しないこと。（滑落の恐れがあるため）
裏掛（新湯沢）コースは、上り・下りのどちらでも可。表掛・裏掛とも、歩く人が極端に少ないので、一度体験する価値あり。栗駒の新たな魅力が発見できるかも？

その他周辺情報

いわかがみ平レストハウスは、トイレ閉鎖（水が出ない）のため、駐車場のトイレを使用。
ソフトクリーム（バニラ、抹茶）￥３００。
栗駒山のバッジやTシャツ売っています。

写真

7/30 6:15

表掛（御沢掛け）駐車場。
ここから登る人は極端に少ないのに、何故、こんなに広いんだろう？

7/30 6:19

途中、小さな沢を渡っていきます。

7/30 6:27

岩魚沢

7/30 6:33

涼しげなブナの樹林帯。

7/30 7:06

1時間弱変化のない道をてくてく歩くと、本日のお目当ての御沢に着きました。1年ぶり〜。

7/30 7:08

河床が茶色なのは、酸化鉄？
豪雨災害で、昔の渓相と変わっているようです。

7/30 7:10

超軽量装備（ノースフェイス　マーティンウィング10）とクマ対策のモンベルアルパインヘルメット。
トレランザックの中身（エバニュー　ハイドレーション2L＋安物カッパ＋ソニーの山ラジオ＋おにぎり＋謎のおやつのみ）

7/30 7:17

爽快です。
滝壺を見ると、どうしても魚影を追ってしまう、元渓流釣り師の哀しい習性。（源流イワナ釣るのが可哀想になり）

7/30 7:21

渇水ですが、水量はまあまあ。

7/30 7:37

癒しのホワイト。

7/30 7:38

上流から冷気が流れてきます。涼しー！

7/30 8:03

「石飛八里」と呼ばれる所以

7/30 8:18

右には行けません（テープあり）

7/30 8:28

落石注意。
左右岸とも、崩壊斜面にはできるだけ近寄らないこと。休憩も避けましょう。

7/30 8:30

冷たい沢水に火照った素足を入れて洗うも・・・、1・2・3秒しか持たない。須川高原温泉の足湯と良い勝負（温度は正反対ですが）

7/30 8:31

山歩きからは、絶対、足を洗いません。でも、冷たすぎ〜。

7/30 8:43

最後の滝。イワナの魚影は有りませんが・・・。

7/30 8:49

水場に、獣の足跡が

7/30 8:51

7/30 8:52

7/30 8:58

苔は滑るので、こけない様に（真面目に）

7/30 9:05

ロープ登攀

7/30 9:07

御室下に到着。いつも、ここから迷うんだ。高山植物保護のため、何とかしてほしいものです。（陳情←宮城県自然保護課さま）

7/30 9:09

7/30 9:09

7/30 9:11

虚空蔵山にも登ってみたいなあ。（藪を漕いで・・ヒイヒイ言いながら）

7/30 9:14

あれほど残っていた雪渓は、ほぼ消えていますね。雪解け水が御沢の水源に。

7/30 9:17

7/30 9:18

7/30 9:18

ヒナザクラが、広範囲にたくさん見られました。

7/30 9:19

7/30 9:20

御室詣で

7/30 9:21

今年も来ましたよ。
安全登山と「平和な世界」を祈願。

7/30 9:22

🐻出そうな雰囲気の草原。誰か居ませんか？

7/30 9:22

モアイの巨人像のような雰囲気

7/30 9:24

7/30 9:31

人に非ざるモノの新しい足跡が。近くに居るのか、クンクン・・・。

7/30 9:32

7/30 9:34

7/30 9:35

青空が恋しいものの、晴れると暑くなるので。

7/30 9:39

7/30 9:45

分岐点。下りには使用しないこと。

7/30 9:49

いっぱい咲いています。

7/30 9:51

7/30 9:51

7/30 9:58

天狗岩。
いつも不思議に感じるが、何故、ここだけ岩が残っているのだろう。天狗様が飛んできたか？

7/30 10:01

7/30 10:11

中央コースから登ってくる団体さんで賑やかな山頂。
老若男女の皆さま、お疲れさま。
ガスが無ければ、360度もっと楽しめるのにね。

7/30 10:36

7/30 10:43

さて、裏掛コースへ。（下るのは初めて）

7/30 10:46

ところが、笊森山荘が見えたので、ちょっと寄り道することに。

7/30 10:50

7/30 10:58

これが、登山道です（本当）。
暑いですが、傷だらけ防止のため、安物のカッパを装着。
笹をつかみながら進みますが、足元が見えません。

7/30 10:58

嗚呼、藪漕ぎがこんなに楽しく思えるなんて・・・病みつき。皆さん、ここでの落とし物が多いようですね。去年スマホ落としたが、熊よけアプリ鳴らしていたので、早期発見。

7/30 10:59

赤布が有るので、迷うことはないかと。

7/30 11:01

スプーンカットの雪渓

7/30 11:06

磐井川の源流だそうですが、もっと上にも沢は続いている。

7/30 11:06

渡渉部。
自然観察コース、産沼分岐からも来れます。

7/30 11:12

7/30 11:16

綺麗な笊森避難小屋を独り占め。

7/30 11:26

どなたか、ペンをお恵みください（シャープ芯切れてました）。おやつのビスコ。

7/30 11:33

来月、泊まりに来ますね。（ペン持って）
夜景とご来光が楽しみ。（宴会客が不安ですが・・）

7/30 11:34

間違って左（桂沢林道）に行かないように。

7/30 11:41

今年は雪が少ないといいつつ、残雪は普通にあるんですね。

7/30 11:49

雪渓に登って、ちょっと滑って遊んでみた。

7/30 11:56

笊森と山荘

7/30 11:59

ひとに非ざるモノの、フン。カビが生えていたので、少々安心感が。

7/30 11:59

噴火したらあそこに避難できるかな？

7/30 12:04

裏掛は良いコースなんだがなあ・・。誰にも会わない。

7/30 12:04

なだらかな草原。

7/30 12:19

巨大な岩がゴロゴロ。
「天狗の碁盤石」は、もう無いのかな？

7/30 12:20

巨岩の隙間から湧き出る、一筋の細流

7/30 12:31

7/30 12:32

ドゾウ沢上部の、土石流発生源頭。

7/30 12:32

広々としています。

7/30 12:32

土石流の痕跡が残る沢。

7/30 12:35

ガスが取れてきた。

7/30 13:19

新湯沢は、硫化水素の臭いが少々。河床には、白い付着物も。
魚影は全く有りません。

7/30 13:20

入水したら気持ちよさそう。

7/30 13:34

スノーシェッドをテクテク歩いて・・・。

7/30 13:35

ゴール。

7/30 13:35

超豪華な貸切駐車場でした。

7/30 14:27

【おまけ】行者滝。発電取水堰から、少し落としています。

7/30 14:27

駐車場のトイレに寄ったら、一関の仕事関係者が。お互いにビックリ！
Cさん、Kさん来月からよろしくね。

撮影機器：

AQUOS PHONE ZETA SH-01F シャープ

感想

祭畤道場

栗駒山伝統の登山ルートである、表掛登山〜裏掛下山。
昔は、いわかがみ平までの道路などなかったろうから、これが伝統のある正規のルートだそうです。
確かに沢沿いに登るコースは爽快で気持ちが良いし（中央コースとは比べ物にならない）、御室にお参りに行って、お花畑を楽しみ、大日岳山頂経由で裏掛けを下山するというのは、理にかなったコースなのかなと思いました。
ただし、一般向けのコースではないので、歩く人は極端に少ないと思いますが、是非一度経験していただければと思います。
表掛・裏掛は、シーズンの土曜にもかかわらず、今日は誰にも会いませんでした。

コメント

rikyu

お疲れ様でした
acky-mouseさん、こんばんは。

一度は行きたいと思っているコースです。
道迷いしやすいとか聞きますが、どうなのでしょう？
目印とかは多いのでしょうか？

今回はお餅の写真がなくて、少し淋しかったです

祭畤道場

Re: お疲れ様でした
rikyuさま、おはようございます。 昨日はこんな感じでした。
登山口：草が伸び放題 で前途多難に感じますが、すぐに開けます。
御沢：黄色いスプレー（〇、↑）や赤旗が有るので、足元だけではなく、前方をよく見ていけば迷うことはないかと。違う沢に行こうにも、立ち入り禁止テープが有るので 。
御室下：御室の展望が開けますが、△分岐から上はいつも迷うので、植生を避けながら石の上を渡っています 。（目印は見つけられませんでした）
笊森山荘往復：刈り払いの努力は見えるものの、藪漕ぎ区間（裏掛分岐〜磐井川源流碑）と源流沢付近は相変わらず 。笹につかまりながら越えるところも。（要アウター、落とし物注意）
裏掛：一本道で迷うことなしだが寂しい。
※結構ハードなので、装備は軽量トレラン用ザックに、水（約2L）、おにぎり＠３、カッパ、ラジオ、ビスコ・・だけでした。（今回、餅セットの余裕無し・・（泣））
是非、ご検討を！

rikyu

Re[2]: お疲れ様でした
acky-mouseさん、こんにちは。

丁寧な説明、ありがとうございます。
かなりハードなのですね
でも地元ですから、挑戦してみたいと思います。

祭畤道場

Re[3]: お疲れ様でした
rikyuさまなら、大丈夫です。（太鼓判）
御沢掛けは自分が感じたまま 書いたので、ほかのヤマレコユーザーの方から見たらそうでもないかもしれません 。
でも、石飛八里の沢登りと、融雪水の足湯（水）が爽快なのは、間違いないところですね 。今シーズン未踏は、笊森山荘泊と秣岳縦走、湯浜からのみとなりました。どこかでお会い出来ましたら、よろしくお願いします。

tel311

計画実行したんですね！
こんばんは。
私が北アに行く前におっしゃてたことをやったんですね！
表も裏もどちらも行った事がないのでいつも敬遠気味なってます(汗

実は笊森のシャーペンは芯は若干残ってるんです(笑)
私も書こうかと思って出ない出ないと思って分解したら中で小さく
分解された芯が邪魔してました…

紅葉時期もすでに来月ですね。
今年は日帰りで26日、泊まりで10月1〜2日で行こうかと現在計画中です。

祭畤道場

Re: 計画実行したんですね！
telさま、今回は暑いのでちょっと迷いましたが、８〜10月なら一度体験して損はないコースです。本当は笊森泊を考えていましたが、軽量装備のため日帰りにしました。今年、燕〜大天井岳は行っていませんが、視界が良ければ素晴らしい眺望ですね。