やっぱり凄いよ! 鳥海山（矢島口） 〜初めての車中泊〜

2016年07月31日(日) [日帰り]

• GPS: 09:08
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,063m
• 下り: 1,040m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:35
• 休憩: 0:32
• 合計: 9:07

5:15 祓川駐車場
6:53 6:56 七ツ釜避難小屋
9:39 10:04 七高山
12:32 12:36 七ツ釜避難小屋
14:21 14:21 祓川駐車場
14:22 ゴール地点

※新山までは行けず　(;_;)　なのに、このコースタイム　💦
　魅力的なお花達のせいです。（いえ、足のトロさです）

天候

曇りと晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■道路
　108号線から矢島スキー場〜祓川キャンプ場を目指して行きます。
　ずっと舗装道路ですが、途中から狭くなりカーブも多いです。
　暗闇から突然、小動物が飛び出してきてビックリ！ぶつからなくてよかった（汗）

■矢島口駐車場
　50台くらい駐車可能　
　日曜はサイクリングレース開催で午前中入出禁止となったためか、
　下山時は20台程度でした。
　祓川ヒュッテまで、徒歩1〜2分

■宮城から
　古川まで高速使用、神室や虎毛の脇を通過し延々と3時間半（20:00-23:30)
　雄勝の（最終）コンビニで休憩

コース状況／危険箇所等

■雪渓
　康ケルン手前は夏道が出ています。それ以降、3回（確か・・）渡ります。
　軽アイゼンは使用しなくても歩けました。
　視界がクリアであれば、渡った先の登山道にはマークがあります。
　ガスなどで不良時は、要注意。　
■落石事故
　TVニュースでも流れましたが、7/23 舎利坂で直径約70センチの石が転って
　きて3名負傷してます。
　舎利坂は途中よりガレ場となり、歩きづらく、落石など注意です。
■その他
　登山口で、最近、毎日救助ヘリが飛んでいるので、体調管理を万全にと
　呼びかけられました。
　トイレに張られていた連絡先
　---------------------------------------------
　　矢島総合支所　　　0184-55-4951
　　矢島消防署　　　　0184-55-2111
　　由利本荘警察署　　0184-23-4111
　　矢島幹部交番　　　0184-56-2727
　---------------------------------------------
　お世話にならないよう注意したいものですね。　

その他周辺情報

■宿泊
　祓川ヒュッテ　今回は到着が夜中でしたので使用しませんでしたが、綺麗で
　次回は利用してみたいです。　素泊まり1,800円（ガス使用可）、シャワー300円
■トイレ
　駐車場のトイレは綺麗で、洗面台もあります。途中の避難小屋にはありません。
■水場
　コース途中、水場はありません。
■温泉
　猿倉温泉　鳥海荘　　日帰り入浴　300円　露天・サウナ・シャンプー等有
　http://www.chokaiso.jp/
　ヌルっとした湯です。温泉効果がありそうで気持ち良かったです。
　露天からは鳥海山が綺麗に見れます。　(^_-)-☆

写真

7/31 4:39

☆前夜は満点の星空☆
でも、朝は雲のなかの日の出☀でした。

7/31 4:40

朝焼けに遠くの山並も美しいです

7/31 4:37

駐車場のトイレ
有ると無いでは、車中泊では大違い！

7/31 5:17

祓川ヒュッテを過ぎて、木道が広がります
朝の鳥海山　素敵です

7/31 5:18

おはよう♪
イワイチョウ

7/31 5:19

トウチソウ　
赤紫バージョン　

7/31 5:19

起きてはいるが、
まだ眠そう〜

7/31 5:23

祓川神社
木道を歩いた先にありました

7/31 5:27

ベニバナイチゴ

7/31 5:30

朝のヒュッテと湿原
大勢の人が来ます、ツアーのようです

7/31 6:00

賽の河原では・・

7/31 6:00

お花畑が広がり、その先、右の雪渓の右側を歩きます。

7/31 6:03

可憐なひなざくらが一杯

7/31 6:05

迫力の雪渓の隣を登ります。
冷気が立ち上る

7/31 6:21

チングルマ！！
雪解けで花が一斉

7/31 6:22

アオノツガザクラ
沢山、沢山🌻咲いてました

7/31 6:26

トウチソウと雪渓になごむ

7/31 6:23

おちょぼ口　
(*^。^*)

7/31 6:50

ダイモンジソウ

7/31 6:28

急登、木道、急登を繰り返す

7/31 6:50

おもちゃを連想させる

7/31 6:51

康ケルンの先には。。

7/31 6:54

雪渓が広がる

7/31 7:19

ミヤマシオガマ

7/31 7:42

フリルが素敵
イワイチョウ

7/31 7:42

フリル　ふりふり♬で
ウェディングドレスみたい

7/31 7:54

大雪渓
スキー部が夏合宿するとか？

7/31 8:17

おこじょ！
何度も出たり隠れたり、近くまで寄ってきたり。。

7/31 8:23

花コラボはあちこちに

7/31 8:37

雪は柔らかく、滑落の心配はなさそうですが、慎重に渡ります

7/31 8:23

イワオトギリ
長く飛び出たおしべが特徴

7/31 8:48

マルバシモツケ
ピンクバージョン

7/31 8:51

可愛らしい

7/31 8:51

チョウカイアザミ
そばを通っただけでイタタ
(>_<；

7/31 8:55

7/31 8:59

舎利坂入口
落石事故の注意が張り出されています

7/31 8:59

舎利坂
途中までは石畳だけど
その先は・・

7/31 10:18

足場が悪く、鎖場で急な箇所もあります
登りも下りも緊張しました

7/31 9:01

イワギキョウ
これも沢山〜　
(*^▽^*)

7/31 9:06

色とりどりのお花達が咲き乱れ

7/31 9:14

ミヤマキンバイ

7/31 9:27

ミヤマリンドウ

7/31 9:30

紫の共演

7/31 10:05

チョウカイフスマ
鳥海山の固有種　
会えてよかったヽ(^o^)丿

7/31 9:31

イワギキョウと比べても
小さな花です

7/31 9:35

七高山　山頂
今日のピークです！

7/31 9:37

だって、あの急斜面を降りて、雪渓を渡り。。

7/31 9:37

あのテッペンまで行くなんて。。。
帰宅の道のりを考え、今日はここまで。
未練たらたらで、下山します。

7/31 9:56

七高山から新山
飛んで行きたい
(￣▽￣)

7/31 9:44

御室
次のお楽しみ！

7/31 12:34

七ツ釜避難小屋
トイレ無、ヘルメットと運搬用そりがありました

7/31 12:36

ハクサンシャジン

7/31 12:36

サンカヨウの実
群生していました。花の時期に見てみたいなあ。

7/31 12:51

石の下りもつらくなってきた。
地獄の下りの先に、天国の湿原が見える〜

7/31 13:21

朝露バージョンと違い、陽の光満喫

7/31 13:51

まるでサクランボ🍒
タケシマランの実

7/31 14:08

夏の景色！
この先、ヒュッテ脇に管理人さんが立っていました。

7/31 14:10

トウチソウも陽を浴びて
わら(＾◇＾)わら

7/31 14:13

タチキボウシ
湿原を彩る

7/31 14:15

サワギキョウ
ヒュッテの管理人さんに教えて頂きました

7/31 14:31

最後に振り返ると半分雲の中

7/31 14:57

鳥海荘から山頂が綺麗に見えて、「下りると晴れる」は今日も健在！(;^ω^)

撮影機器：

RICOH WG-30 リコー

COOLPIX S9900 ニコン

装備

備考

■車中泊用　　毛布、歯ブラシ、携帯ランプ
　　蚊取り線香は持って行ったが使用せず
■虫対策
　　雪渓＋お花畑＝沢山の虫　です　(^_^;)　お忘れなく！
■軽アイゼン
　　持っていきましたが、使用せず

感想

mink610

出羽富士と異名をとるその山は、東北の山々を歩く者にとって、憧憬の的ではないでしょうか。
5月の栗駒で、空に浮かぶ美しい鳥海山を眺めて、さらに想いは募る一方です。
連れは秋田人なので、初回は矢島口から登りたいとこだわりがあり、都合がつく7月末に予定を入れました。さすがに梅雨も明ける頃でしょう。

7/29 東北にもやっと梅雨明け宣言が。
金曜夜から出かけて車中泊か、土曜の午後に移動してゆっくりヒュッテで宿泊か。
しかし、”てんくら”予報はいまいち、週末は大気が不安定で、雷雨の恐れ有の予報に、あきらめました。鳥海山で雷はとんでもない　(＠_＠;)

一旦は、日曜天気が崩れてもさっと降りれそうなのんびり山行に計画変更。
そうしているうちに、土曜も午後になってきたら、なんと”てんくら”予報が
ALL ランクA, ALL☀マーク,ALL降水量0 になっているではないですか！！

急遽、再度、変更して、土曜夜の8時にやっと出発です。
車中泊は、20代の頃は随分やっていましたが、若い人の特権で、年齢を重ねたら無理と思っていました。疲れが取れませんよー
でも、ヤマレコを見ていると、特別なことでもなく思えてくる。
Let's Challenge!
真っ暗な駐車場に目が慣れると、空には満天の星空、久しぶりに天の川も見えました。(^▽^)　今回は、寒くも暑くもなく、少々窮屈ですが、眠ることができました。

朝は寝ぼけて、予定より少し遅れて出発。花達も寝ぼけているよう。
距離も高低差も数字的には岩手山より楽なはず。。でも、楽ではないですね（笑）
ただ、登りの後に湿原が広がったり、雪渓、岩場、草原など景色は変化に富んで、歩いていて非常に楽しいコースです。

山頂まで残り0.2km,0.1Kmあたりが、舎利坂の終盤で足場も悪く、落石などかなり緊張したのか疲れました。
新山に行くコースを眺めては、「えっ！？こんなにあるの？」という感じ。
レコの皆さんは達者ですね。アッという間に新山まで行かれる方が多いですもの。
往復コースタイムは基本1時間弱、私達なら1時間半かな〜。
夕飯までに宮城の家に帰る予定なので、「未練」は「次回の楽しみ」に変えて諦めます。

石畳の階段や、岩から岩の道が多く、下りはじわりと足にきます。
怪我だけはしたくないとゆっくり慎重に。
ヒュッテ間近の木道まできたら、どっと安心感が、緊張の多い山でしたね。

ヒュッテの前に管理人さんが立っていました。手にはポーチを持って。
鍵のはいったポーチを落とした方がいたみたいで、一人一人に声をかけて下さっていました。ピストンの方ならいいのですが、ツアーの方々は縦走みたいで、見つかるといいですが、どうなったのかな？

鳥海荘で汗を流し、また、神室と虎毛を眺めながら延々と帰ってきました。
運転を覚悟していましたが、なんと連れが往復7時間すべて運転してくれて、助かりました。
ありがとう！！　次回は宿泊付がいいなあ。　(^▽^;)

コメント

カイエ

素晴らしいですね🎵
fuuさんのコメで、何処のお山かしらとUP楽しみにしていました。鳥海山は天候が難しいと聞いていますので、「てんくら」吟味しただけあってあたって良かったですね。
まさに憧憬のお山です。「未練は次回の楽しみ」、箴言ですね(^^♪

※こんな夜中にパソ開くなんて、、メールで目が覚めて依頼あり。朝一番のバスで他県へ孫守に出かけます

mink610

Re: 素晴らしいですね🎵
cahierさん　こんにちは。
お孫さんどうされました？緊急呼び出し、私も子供たちが小さい時は、はしかや、風疹、骨折、インフルエンザとさまざまで、主人の母や実家の母にずいぶんとお世話になりました。今でも、本当に感謝の気持ちで一杯です。

鳥海山は遠くから眺めても良し、登っても良し。最高の山ですね。
住まいから遠いのだけが難点です。(^_^;)

myoukohiuti

鳥海山見えました
おはようございます。

私も週末に出かけたのですが、天気予報が３０日午後から雨になって、悩んだんですが、雨には当たらない時間帯に登れそうだったので出かけました。行って正解でした。月山山頂から鳥海山見えました。知ってる人が誰かしら登っているだろうなあ、と思いましたがminkさんでしたか。

東北の山はいいですね〜。行程は厳しいけれど山上はたおやかな山が多く、楽しめますね。心なごみます。矢島口は一回登ったことありますが、慰霊登山でした。鳥海山って結構遭難騒ぎが有るんですよね。東北の山は、たおやかに見えても自然条件は厳しいですからね。

次回が有るとしたら、絶対矢島口です。テン場が駐車場の脇ですから絶対楽チン(^^;　前泊して二日目は大宴会。豪華な料理で。荷物は車に積んでおけばいいので。ただ賛同は得られていません(-_-;)

私も、アップ頑張らないと。ではまた。

mink610

Re: 鳥海山見えました
myoukohiutiさん　こんにちは。
梅雨明けながら、お天気難しいですね。月山ですか！　
お花も沢山だったでしょうね。レコ楽しみにしています。

前泊して、下山後宴会は、最高ですね！
暑い下界とは違い、高原の涼しい風を受けて、夕焼けを見ながら、ビールと焼肉！
想像に酔いながら、準備に腰が引けてます（笑）

fuu1155

羨ましい！
車中泊！大丈夫だったでしょ？！ ちょっと寝不足は否めませんが癖になったりして
行先も楽しみ方も広がりますよ〜〜〜

鳥海山はお花もきれいですし遠いのだけが難点とは皆が思う事ね
宿題片づけるのもまた楽しみですね
私は、鉾立から一度だけ。
あの石畳が苦手でして・・・秡川コースも　狭くてカーブも多い！？これまた私には手強いです(笑）
来年こそは行きたいなぁ〜！どこからが一番楽なんでしょう？

mink610

Re: 羨ましい！
fuuさん　こんばんは〜
車中泊はfuuさんの行動にも勇気づけられて、トライしてみましたが、やはり自分にはハードル高めですね（笑）　ゆっくりお布団が一番、って、それではあの星空 も朝日 ・夕日 も見られず。。悩ましいところです。
どこからが一番楽か、また地図広げて、相談しましょう〜　

kokotarou

憧れの鳥海山
minkさん　こんばんは。
自分も日曜鳥海山は検討したのですが月曜日の仕事に、いや日常生活にすら影響を及ぼしかねないと判断し見送ったのですが、minkさん達は登られたのですねー。素晴らしい。

5月の栗駒山から望む鳥海山は本当に人を引き付ける姿をしていますよね。初めてハッキリ見えた時の感動は忘れられません。
皆さんやminkさんのレコを拝見し鳥海山への憧れは募るばかり。自分もいつか必ず行くぞと決心させてくれる素敵なレコありがとうございました。

mink610

Re: 憧れの鳥海山
kokoさん　こんばんは〜。　コメントありがとうございます。
金曜夜発がお天気で流れなければ、kokoさんはどこの登り口予定だったんでしょうね？
どの登り口も遠いですからね〜〜　(^▽^;)

新山に行けなかったことが、じわりじわりと悔しさになってます（笑）
どうぞ、かたきを取って下さい　（←意味不明ですね💦）

いえ、ピークハントより、kokoさんの腕なら、あの素敵なお花達 きっともっと綺麗に撮ってくれるはず。お天気も安定してきましたし・・楽しみにしてまーす　(^O^)／