観音平から編笠山・権現岳周回 南八ヶ岳で花と絶景を満喫

2016年07月31日(日) [日帰り]

• GPS: 09:56
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,582m
• 下り: 1,585m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:46
• 休憩: 1:09
• 合計: 9:55

3:09 観音平
3:56 3:57 雲海
4:30 4:30 押手川
5:56 6:16 編笠山
6:43 6:51 青年小屋
7:20 7:20 のろし場
7:45 7:45 西ギボシ
8:01 8:12 東ギボシ
8:19 8:21 権現小屋
8:22 8:25 縦走路分岐
8:56 9:05 旭岳
9:27 9:27 縦走路分岐
9:28 9:28 権現小屋
9:30 9:42 権現岳
10:23 10:24 三ッ頭
10:27 10:27 三ツ頭分岐
11:16 11:18 木戸口公園
11:30 11:30 ヘリポート跡
12:35 12:35 八ヶ岳横断歩道分岐
13:04 13:04 観音平
13:04 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・コンビニ、道の駅
　　小淵沢ICから向かう場合、IC出て中央道をくぐってすぐのセブンイレブンと
　　ローソンが最後のコンビニです。
　　また、ローソンから数百m登ったところに、道の駅こぶちざわがあります。
・観音平までのアクセス
　　小淵沢ICから八ヶ岳高原ラインをまっすぐ登っていきます。富士見高原との分岐を
　　過ぎて、最初に左折できるところで曲がります。観音平まですれ違い可能な舗装路です。
・観音平駐車場
　　無料。30~40台程度止められます。
　　駐車場入り口を左に進むと臨時駐車場あり。こちらは何台止められるか不明。
　　ここもいっぱいになると、観音平への道が路上駐車であふれます。
・トイレ
　　観音平の駐車場に簡易トイレがあります。

コース状況／危険箇所等

・観音平〜押手川
　　危険個所は特にありません。歩きやすいです。
・押手川〜編笠山山頂
　　危険個所は特にありません。斜度がきついので下りは注意してください。
・編笠山山頂〜青年小屋
　　青年小屋付近はゴーロ状の岩場です。ペンキマークに沿って歩きましょう。
・青年小屋〜権現岳
　　途中からザレた登山道やクサリのある岩場あるきがあります。
　　登下山ともに注意が必要。
・権現岳〜三ツ頭
　　権現岳直下は斜度がキツイところがあります。
・三ツ頭〜観音平
　　危険個所は特にありません。単調な登山道が続きます。

写真

7/31 3:22

3時すぎにスタート。
久しぶりのナイトハイク、でも慣れた道なので不安はない。
暗闇の中、淡々と先に進む

7/31 5:05

押手川を過ぎてようやく明るくなってきた

7/31 5:15

展望ポイントで朝もやに浮かぶ富士山と対面。
やったー、快晴だ！

7/31 5:18

そして朝日に照らされた南アルプス

7/31 5:29

このはしご付近が体力的にキツイところ

7/31 5:31

急な登りが続きます。
頑張れ〜！

7/31 5:37

素晴らしい眺めで何度も立ち止まってしまう

7/31 5:40

キバナノヤマオダマキ。
頂上近くになると、ところどころで花も見られるようになってきた

7/31 5:42

シナノオトギリ。
今回はあちこちにたくさん咲いてました

7/31 5:45

ハナチダケサシ

7/31 5:46

ゴゼンタチバナ

7/31 5:46

南アルプスの山並みが一望だ！
山頂まであと少しなんだけど、こんな絶景見たらなかなか先に進めません

7/31 5:56

ヤマハハコ

7/31 5:59

ヤツタカネアザミ

7/31 6:01

編笠山山頂に到着！
早朝の山頂では素晴らしい眺望に出会えました

7/31 6:02

ピラミッドのような影。
この時間ならではだな

7/31 6:03

手前が入笠山や釜無山の山並み。
その奥に中央アルプスの峰々が浮かんでいる

7/31 6:03

目の前に南アルプス北部のメジャーな峰々が連なる。
まさしく南アルプスの展望台だ！

7/31 6:04

くっきり見える山並みに感動〜

7/31 6:03

朝日のせいか、やけに立体的に見える

7/31 6:04

この角度から見る富士山は本当に美しいなぁ

7/31 6:03

南東側は富士山と奥秩父連山。
奥秩父方面がこんなに良く見えるのは初めてかも

7/31 6:18

権現岳とギボシ、そして左奥にそびえる赤岳

7/31 6:18

北側は蓼科山までくっきり見える

7/31 6:18

車山とその奥の平らな美ヶ原高原

7/31 6:04

北アルプスは霞みがかっている。
編笠山の眺望を楽しんだら、さらなぬ絶景を求めて権現岳を目指します。

7/31 6:27

ここはお気に入りの眺望ポイントですが、この時間は逆光でまぶしすぎ。先を急ぎます

7/31 6:46

青年小屋に到着。
青空がよく似合う

7/31 6:49

小屋周辺にはクルマユリがたくさん咲いてました

7/31 6:51

ミヤマアキノキリンソウ

7/31 6:52

ミヤマシオガマは終わりかけ

7/31 6:55

シナノオトギリ

7/31 6:58

オヤマリンドウ

7/31 6:58

この位置から見る編笠山、ボリューム感あって結構立派な山容だ

7/31 7:04

エゾシオガマ

7/31 7:11

時間がたつにつれて、空の青さが増してきました

7/31 7:16

チシマギキョウ。
岩稜帯のあちこちに咲いていました

7/31 7:17

これはたぶんイワギキョウ

7/31 7:18

目の前にそそり立つギボシ。
迫力ある〜

7/31 7:18

のろし場まで来ると視界が開ける

7/31 7:22

キオン

7/31 7:23

シコタンハコベ

7/31 7:24

ウメバチソウ

7/31 7:25

タカネグンナイフウロ

7/31 7:28

タカネナデシコ

7/31 7:29

イブキジャコウソウ

7/31 7:34

ミヤマオトコヨモギ

7/31 7:37

ミヤマコゴメグサ

7/31 7:39

ミヤマダイコンソウ

7/31 7:39

ミヤマキオン

7/31 7:40

ミネウスユキソウ

7/31 7:42

砂礫帯の花畑を過ぎたら、いよいよ岩場。
マーキングに沿って慎重に登ります

7/31 7:50

岩場を登り終えると、この景色。
細尾根からギボシに続く登山道が良い雰囲気

7/31 7:54

ミヤママンネングサ

7/31 7:55

ミヤマイワニガナ
陽の光を浴びてつぼみが開き始めました

7/31 7:57

岩の小道。
すれ違い注意

7/31 7:58

小道の先には富士山が。
でもあんまり見てる余裕はない

7/31 7:59

3点確保しながら慎重に

7/31 8:02

イワベンケイ

7/31 8:05

ギボシ山頂に到着！
権現岳に比べてこちらに来る人は少ないですが、ここからの眺めもなかなかです

7/31 8:06

権現岳、三ツ頭と続く稜線。
下りはこの稜線を歩きます

7/31 8:06

雄大な眺めだなぁ

7/31 8:06

これだけはっきり見えていると山座同定しやすい

7/31 8:07

中央アルプス方面

7/31 8:07

北アルプス方面は雲が多い。
茅野から諏訪湖の街並みが良く分かる

7/31 8:08

北側は八ヶ岳の大展望

7/31 8:10

赤岳の右奥、はるか遠くに雲に浮かぶ山並みを発見。
あれは谷川連峰や日光連山だろうか？？

7/31 8:08

ツルネから権現岳方面に向かいます

7/31 8:19

こじんまりした権現小屋

7/31 8:26

権現岳山頂と富士山

7/31 8:36

左のとんがりピークがさっきいたツルネ

7/31 8:27

いつも赤岳の東側から雲が湧いてくるのに、今日はド快晴。
これは行くっきゃないでしょ、八ヶ岳キレットへ！！
ということで手前のピーク、旭岳くらいまで行ってみようと決意！

7/31 8:30

キレットへの入り口。
ここから急下降。緊張感漂う

7/31 8:37

出ました！超ロングなはしご。
覗き込むと吸い込まれそう。
足が震えるが、勇気を出して降りる

7/31 8:47

コルまで降りて、旭岳に登り返しです

7/31 8:57

登山道は旭岳の西側を巻いています

7/31 9:05

旭岳の先の岩場、小ピークまで行くと、、、

7/31 9:01

赤岳、阿弥陀岳が目の前。本当に素晴らしい眺めだ！
ここから先はさらに落ち込みます。これ以上進むと戻りがつらいのでキレット探索はここまで

7/31 9:01

またいつかこんな快晴のなかキレットを超えて赤岳を目指したい

7/31 9:02

振り返ると左手前が旭岳のピーク。奥に権現岳山頂岩がちょこっと見える。右のピークがツルネ。
本当に名残惜しいけど戻ろう

7/31 9:09

迫力ある稜線歩き

7/31 9:20

さっき降りた超長いはしご、今度は登らなきゃなんない。
先行者が登り切るのを見届けた後、気合を入れて、イッキに登ったらキツかった〜！こんな長いはしごを登ることなんてないもんなぁ。次回はゆっくり登ろう

7/31 9:29

ほんの1時間くらいたっただけで雲が増えてきた。
今のうちに富士山を拝んでおこう

7/31 9:29

定番の構図でパチリ

7/31 9:31

ミヤマウイキョウやムカゴトラノオがここにもたくさん

7/31 9:43

ミヤマダイモンジソウ

7/31 9:42

ずいぶん寄り道して、ようやく権現岳山頂に到着！

7/31 9:40

山頂で一休みしたら、眼下の三ツ頭方面に下山

7/31 9:45

山頂直下の社で安全祈願。
初めてこの場所から赤岳を見て、昔の人々の思いを感じたような気がした

7/31 9:55

三ツ頭への下山コース、太陽にジリジリ照らされメチャ暑い

7/31 9:56

ソバナ

7/31 10:00

あっという間に山頂があんな上に

7/31 10:02

この時期、この時間でも奥秩父の山々がこんなに見えることもあるんだ、と感激

7/31 10:06

バイケイソウ

7/31 10:17

大量のトンボやアブが。。。

7/31 10:18

ここからの眺めもまた絶景。
なんだけど、大量のアブで落ち着いて撮れない

7/31 10:19

今回は最後まで赤岳くっきりでした

7/31 10:21

三ツ頭に到着。
アブの攻撃にさらされ、すぐに下山

7/31 10:41

カニコウモリ

7/31 10:58

気持ち良い尾根だけど暑さとアブがひどかった

7/31 10:58

雲が増えたけどまだ十分見える

7/31 11:06

1輪だけ咲いていたマツムシソウ

7/31 11:12

クモマニガナ

7/31 11:14

三ツ頭から木戸口公園まで約55分。
ここからが長いんだよなぁ〜

7/31 11:25

マルバダケブキ

7/31 11:26

こんな景色が見える場所があったなんて、初めて知った

7/31 11:31

こんな快晴の日はヘリポートからの眺めも最高

7/31 11:32

イブキジャコウソウが咲き乱れてました

7/31 11:33

ヤマホタルブクロ

7/31 11:41

タカネグンナイフウロ

7/31 12:13

ノハラアザミ

7/31 12:21

やっと着いた延命水のベンチで休憩。
かなりヘバッてます

7/31 12:36

ようやく八ヶ岳横断道路分岐に到着。
この少し手前でスリップして、しりもち転倒。すっかりテンションダウンしてしまっていたのです

7/31 12:38

フシグロセンノウ

7/31 12:46

疲れと暑さと転倒のショックで駐車場がとてもとても遠く感じた

7/31 12:49

クガイソウ？

7/31 13:03

ウツボグサ

7/31 13:04

ツリガネニンジン
気力を振り絞って最後は花で締めくくり！

撮影機器：

D700 ニコン

感想

hmnt

梅雨明けしたものの、イマイチ天候が安定せずコロコロ変わる天気予報。
そんな状況だったので、エスケープルートもあり、たとえ展望がなくても花も楽しめる編笠山・権現岳の周回コースに行くことにしました。

暑さを避けるために、深夜にスタート。涼しいうちに登ってしまおう、という選択が大当たり。編笠山では朝日に照らされ、朝もやに浮かぶ富士山や南アルプスに遭遇。さらにこれまでにない好天でいつもは雲に覆われる赤岳や周辺の山々がくっきり見えたりと、最高の眺望でした。

さらに、たくさんの花も見れたし、予想以上に盛りだくさんの山行となりました。
これだから山歩き、やめられない！！

コメント

yzz

いい感じに霞がかってますね
麓の街が霞んで、余計なものが見えなくなってることが
山景色を際立たせてる感じですね。
写真７の富士山なんかは、そのまま絵葉書に使えそうなほど綺麗ですね。

八ヶ岳・・・行きたいけど、やっぱ秋以降になるかなぁ？

hmnt

Re: いい感じに霞がかってますね
yzzさん、

早朝の空気感が、なんとも言えず心地よかったですよ。
はやっぱいいですよね。

泊まりがけで、のんびり登って山の上で朝を迎えたいなぁ。。。