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Yamareco

記録ID: 930639
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ハイキング
東北

月山

2016年07月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
たもちゃん その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:57
距離
9.1km
登り
522m
下り
628m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:46
休憩
0:11
合計
4:57
10:28
10:28
10
10:38
10:39
18
10:57
10:57
65
12:02
12:03
34
12:37
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19
12:56
13:04
15
13:19
13:20
7
13:27
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86
14:53
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10
15:03
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3
15:06
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
2016年07月30日 10:13撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3
7/30 10:13
2016年07月30日 10:13撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:13撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:14撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:19撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:21撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:23撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:30撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:48撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:48撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:50撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:51撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 10:53撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 14:27撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2016年07月30日 14:29撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
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撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

バスの乗客は15名ほど。寒河江で一人、西川で私一人下車する。町営のバス停はすぐに見つかったが、時間が迫ってくると「本当に来るのか?」と、心配になってくる。そのマイクロバスが近づいてくるのを見て内心ホッとする。料金箱が視界に入るので「先に払うのですか?」と運転手に聞くと、「どこまで?」と逆に問い返された。会話はそれだけだった。月山口のバス停で山姿の女性が一人乗車する。私と同じように「先に払うのですか?」と運転手に聞くと、終点の姥沢のバス停まで話し続けていた。楽しそうな女性で、話も結構楽しかった。

その彼女はバスを下車すると疾風のように坂を上りだし、自家用車でこられ先行している人たちどんどん抜いていく。その速さにチョット驚く。リフト乗り口で追い付き少しだけ話をし、歩くコースは同じ弥陀ヶ原に下るのを知る。私も八合目から早いバスで鶴岡に出たいので、ホテルから持ってきた1Lの水を月山お水に入れ替えてリフトに乗る。

牛首へ直接上るコースにするか迷ったが姥ヶ岳経由を歩き始める。今年は雪が少なくて花の咲くのが早く、花のピークは済んでいるらしい。それでも一面の緑が心地よく目にしみる。月山は雲の中にあるが、稜線歩きは気持ちが良い。姥沢駐車場が空中に浮かんでいるようにも見えるし、牛首に直接上る木道もハッキリと見渡せる。金姥へは石畳みの道になっている。8月までスキーができる牛首も雪は残っていない。

月山の最後の上りに備え、食塩を加えたスポーツ飲料を口にする。これが幸いした。パラ、パラと雨を感じると時を移さず土砂降りになってしまった。カッパを着込む短い間にコースに濁流が流れ出す。カッパを着込むと暑くて汗が吹き出してくる。何とか雨宿りができる場所までと、ただ足を前進めるだけ。駐車場に観光バスが沢山駐まっていたが、そんな団体さんは上りを優先させてくれない。足を止めたくないので、コ−スの隙間を縫って黙々と歩を進める。苦しいと感じ始めた頃に雨が止み、神社に通じる平坦な所までようやくたどり着けホッとした気分になる。お腹も空いたので、ここでサンドイッチを水分と一緒に流し込む。残りのオニギリは八合目までの下りでと思い先へ進んだが、また雨が降り始めた。月山神社はお祓いの順番待ちで列ができていたのでそのまま下山を始める。

石が敷き詰められている箇所が多く、足を滑らせないように注意して歩いているとスピードが出せない。仏生池小屋までが遠く感じる。先行する人を追い抜いていると女性の姿が見えてきた。追い付いているので私の方が速いのだが、姿を見つけてからはなかなか差が縮まらなかった。その後ろ姿から若い女性で運動靴で歩かれているのが分かってきた。ペースが同じレベルになってきたので、運動靴で歩く彼女の筋力に感心しながら歩いていると足を滑らし、そのまま藪に体が滑り込み一回転してしまった。コースから突然姿を消してしまったのだ。先行していた彼女は突然コースから消えてしまったので戻ってきて、姿を見つけると「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。藪の中で一回転したので立ち上がるのに苦労したが、痛みが残る箇所がなかったので「大丈夫です。」と返し、感謝の気持ちも告げる。その後は運動靴で歩かれいるので、すばらしい脚力に感心していたことなどを話をしながら一緒に歩くことになった。彼女は八合目から上り、八合目に戻る方で仏生池小屋が見えだした頃に、小屋から八合目までの所要時間を聞いてみた。まだ1時間半ぐらいかかるとのことで、急いで歩く気持ちが一気に萎えてしまった。次のバスの時刻は16時なので急ぐ必要がなくなったのだ。彼女は千葉の方で、庄内空港からレンターカーでこられているとのことで、便乗をお願いすると快く承諾下さり、足の心配も一気に無くなってしまった。もうここからは金魚の糞に徹して、仏生池小屋で休憩する。また雨が強くなってきて小屋で休憩する人が増えてきたため、雨の中小屋を後にし川になっているコースを下っていく。

その途中で、今朝姥沢までバスが一緒だった彼女が後ろからやって来たのを見つけ思わず言ってしまった。「彼女も同乗していいですか?」、千葉の彼女は快く了解して下さった。弥陀ヶ原の遊歩道を巡る予定だったので金魚の糞で付いていくと、黄色の花が湿原を埋めつくすすばらしい光景に出会ってしまった。千葉のSさんも神奈川のAさんもお花が好きな方でした。湿原を出ると”なで兎”がいる御田原神社にお参りした。いつも神社には「いい人に出会いますように」にとお願いするのだが、今日は「いい人に出会えて、ありがとうございます」だった。神の世界では多分どの神社にも通じていると思うのだが。

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