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Yamareco

記録ID: 930977
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無雪期ピークハント/縦走
道北・利尻

利尻山 あこがれの最北端では奇跡的な出来事の連続でした。

2016年08月01日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.3km
登り
1,521m
下り
1,521m

コースタイム

日帰り
山行
7:59
休憩
0:58
合計
8:57
5:16
5:19
145
7:44
8:00
9
8:09
8:10
64
9:14
9:14
16
9:30
10:00
17
10:17
10:17
52
11:09
11:11
8
11:19
11:25
157
14:02
14:02
0
14:02
ゴール地点
天候 晴れ→ガス
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
飛行機
利尻島までのアクセス
7月31日
丘珠空港10:00 JAL2881便 10:55利尻空港着(実際は11:00到着)
8月2日
利尻空港11:25 JAL2880便 12:20丘珠空港
北海道エアシステムとのコードシェア便いずれも夏の期間に限っての臨時便
コース状況/
危険箇所等
3合目から5合目 樹林帯の中をひたすら進んでいく少しなだらかなのであまり標高はかせげない。
6合目に到着すると長官山の眺めが広がりこれから進むルートが確認できるあたりから8合目にかけて急登が始まる。
8合目長官山で初めて利尻山の頂上を見ることができるこの先の避難小屋は長官山から少し下った鞍部にあるが、それほど下るようなことはない。
避難小屋から9合目にかけてはややなだらかな行程
9合目からは火山礫の道を進んでいくこととなるがうわさの崩落個所も含めて登山道の補修や整備がなされており、それほど危険かつ困難とは感じなかった。

携帯トイレブース 6合目、避難小屋、9合目にあり。
その他周辺情報 「宿泊箇所」 北国グランドホテル
 ホテルのサイトには紹介されてなかったがここでも登山口までの送迎を行ってくれた。(出発5:00から)
 また、戻ってきたらば利尻山登頂証明書をプレゼントしてくれた。
 なお、ここの露天風呂は日本最北端の露天風呂らしい。

「バッジ」
  鴛泊フェリーターミナルの前の土産物屋で販売

「レンタカー」  
トヨタレンタカー他数社
 離島なのでいずれも料金は本土よりかなり高め(ただしガソリン代、保険料こみ)

「天候の参考となる情報」
 島に南西の強い風が吹くと東海岸の鴛泊方面は晴れるが沓掛など西海岸方面は曇りもしくは雨。東(北東も含む)の風が吹くと鴛泊方面は曇りもしくは雨になるが沓掛は晴れ。晴れと曇りの境界線は北は利尻空港あたり南は鬼脇の石崎灯台あたりだそうです。

白い恋人のパッケージに描かれている山は利尻山だそうです。(沼浦の展望台からの眺め?。白い恋人展望台)
丘珠空港到着。しかしここで悲劇が待っていた。利尻行きの飛行機は利尻島低い雲のため視界不良で天候調査中です((;_;)
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丘珠空港到着。しかしここで悲劇が待っていた。利尻行きの飛行機は利尻島低い雲のため視界不良で天候調査中です((;_;)
天候調査の結果。着陸できないときは引き返すとの条件付きで飛行機は利尻島に向けて出発。
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天候調査の結果。着陸できないときは引き返すとの条件付きで飛行機は利尻島に向けて出発。
利尻島手前。西側は雲に覆われている。しかし東側が見えているこれは絶望ではないかもしれない。
利尻島手前。西側は雲に覆われている。しかし東側が見えているこれは絶望ではないかもしれない。
2回着陸をやりなおし利尻空港に着陸。ひやひやものでした。さらに空港に到着したら風が強いものの晴れている。これも奇跡か?。
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2回着陸をやりなおし利尻空港に着陸。ひやひやものでした。さらに空港に到着したら風が強いものの晴れている。これも奇跡か?。
さらに頂上は雲がかかっているもののそれなりにお姿が
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さらに頂上は雲がかかっているもののそれなりにお姿が
鴛泊にて見事な晴天
鴛泊にて見事な晴天
頂上部分は笠のように雲が
頂上部分は笠のように雲が
しかし西半分は曇りです。
しかし西半分は曇りです。
オタトマリ沼はこのとおり。
オタトマリ沼はこのとおり。
西半分は曇りなので島を1週してふたたび利尻空港に。新千歳行きの飛行機が出発をまっていた。バックに利尻山
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西半分は曇りなので島を1週してふたたび利尻空港に。新千歳行きの飛行機が出発をまっていた。バックに利尻山
飛行機が新千歳空港に向かって飛び立ちます。
飛行機が新千歳空港に向かって飛び立ちます。
そして利尻山アップ頂上がみえているような気がする。
そして利尻山アップ頂上がみえているような気がする。
海と利尻山の組み合わせです。
海と利尻山の組み合わせです。
ここにいる人は例の一筆書きの
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ここにいる人は例の一筆書きの
鬼脇の利尻山また違った表情です。
鬼脇の利尻山また違った表情です。
姫沼。逆さ利尻も。11年前はここが曇りでなにも見えなかったのですが今度はこちらが晴れてこの前に見れなかった景色を楽しむことができました。
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姫沼。逆さ利尻も。11年前はここが曇りでなにも見えなかったのですが今度はこちらが晴れてこの前に見れなかった景色を楽しむことができました。
フェリーが出航です。
フェリーが出航です。
こちらがお世話になった北国グランドホテル。オーシャンビューです。
こちらがお世話になった北国グランドホテル。オーシャンビューです。
そしてあじさいにつつまれた露天風呂。ここで何度疲れを癒されたことか。
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そしてあじさいにつつまれた露天風呂。ここで何度疲れを癒されたことか。
実は日本最北端の露天風呂なのです。
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実は日本最北端の露天風呂なのです。
いよいよ利尻山登山の日。残念ながら雲につつまれて諦めモードに。ガスだらけでもまあ頂上にいければいいやと開き直る。
いよいよ利尻山登山の日。残念ながら雲につつまれて諦めモードに。ガスだらけでもまあ頂上にいければいいやと開き直る。
朝日はでているのですが。
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朝日はでているのですが。
いよいよ登山スタート
いよいよ登山スタート
ここで靴を洗います。
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ここで靴を洗います。
甘露泉水。ここの水はかなりおいしい。水場はここだけなのでまさに命の水。
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甘露泉水。ここの水はかなりおいしい。水場はここだけなのでまさに命の水。
はじめはこんなになだらかな道。でもなぜか歩きにくい。
はじめはこんなになだらかな道。でもなぜか歩きにくい。
鴛泊が見えてきた。
鴛泊が見えてきた。
6合目です。長官山がみえてきた。しかも雲が全然ない。これこそまさに奇跡。期待できるかも
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6合目です。長官山がみえてきた。しかも雲が全然ない。これこそまさに奇跡。期待できるかも
6合目半の携帯トイレブース
6合目半の携帯トイレブース
ときどき楽しませてくれます。
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ときどき楽しませてくれます。
7合目。胸突八丁。急登が続きます。
7合目。胸突八丁。急登が続きます。
ひたすら登り続けるのですが。でもときどき下界の景色が癒してくれます。
ひたすら登り続けるのですが。でもときどき下界の景色が癒してくれます。
第2展望台から。ここでかなりの人が休憩してますが。
第2展望台から。ここでかなりの人が休憩してますが。
長官山がみえており、まだガスがないので道を急ぎます。
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長官山がみえており、まだガスがないので道を急ぎます。
長官山に到着。利尻の頂上が見える。間に合った。
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長官山に到着。利尻の頂上が見える。間に合った。
この景色が見たかったのです。でもガスがわきだしそう。
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この景色が見たかったのです。でもガスがわきだしそう。
道はまだとおいですが。なぜか登山意欲がわく光景です。
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道はまだとおいですが。なぜか登山意欲がわく光景です。
避難小屋に到着
中はこんな感じ。参考にしてください。
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中はこんな感じ。参考にしてください。
ふりかえり長官山
ふりかえり長官山
利尻頂上を眺めながらすすみます。まだ大丈夫
利尻頂上を眺めながらすすみます。まだ大丈夫
お花です
沓形からのルートがみえてきた。こちらはかなり迫力ありますね。
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沓形からのルートがみえてきた。こちらはかなり迫力ありますね。
9合目に到着。ここからが正念場。えこれからなの・・・・
9合目に到着。ここからが正念場。えこれからなの・・・・
ガスがわいてきた。
ガスがわいてきた。
お花が増えてきた。
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お花が増えてきた。
そして例の崩落場所。ロープはあるのですが。狭いので交互通行ですね。
そして例の崩落場所。ロープはあるのですが。狭いので交互通行ですね。
さらにお花畑が
沓形ルートとの合流地点。あと少し。
沓形ルートとの合流地点。あと少し。
頂上到着。ガスがわいてましたがときどきこのような青空が
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頂上到着。ガスがわいてましたがときどきこのような青空が
そして南峰とろうそく岩もときどき姿をみせてくれました。
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そして南峰とろうそく岩もときどき姿をみせてくれました。
青空がでるとこんな感じ
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青空がでるとこんな感じ
近くのお花とろうそく岩とか。そんなに絶望的ではなかったかも
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近くのお花とろうそく岩とか。そんなに絶望的ではなかったかも
下山時はガスの世界。ガスの中のお花畑。ガスのおかげ?で涼しく下山できたのかな。
下山時はガスの世界。ガスの中のお花畑。ガスのおかげ?で涼しく下山できたのかな。
下山時かろうじて長官山はみえてました
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下山時かろうじて長官山はみえてました
利尻頂上。これが最後です。あとはガスの中
利尻頂上。これが最後です。あとはガスの中
下界もガスです。
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下界もガスです。
そして登山口である北野営場に到着。
そして登山口である北野営場に到着。
鴛泊もくもりです。
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鴛泊もくもりです。
海も昨日とは一転
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海も昨日とは一転
登山も満足してうにが食べたいのでフェリーターミナルに。天然のうににひかれる。ウニ丼4,500円、うにホタテ丼3,500円、ほたて丼1,500円
登山も満足してうにが食べたいのでフェリーターミナルに。天然のうににひかれる。ウニ丼4,500円、うにホタテ丼3,500円、ほたて丼1,500円
ということでうにとほたて両方いただきたいのでうにほたて丼へ。うにもほたても美味しかった。自分へのご褒美?
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ということでうにとほたて両方いただきたいのでうにほたて丼へ。うにもほたても美味しかった。自分へのご褒美?
さらにガスが・・・
さらにガスが・・・
利尻島には自転車専用道路があります。
利尻島には自転車専用道路があります。
白い恋人のパッケージは利尻山です。
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白い恋人のパッケージは利尻山です。
そして帰る前一瞬だけ頂上が姿を見せましたが。これが最後でした。
そして帰る前一瞬だけ頂上が姿を見せましたが。これが最後でした。
晴れてはいるものの
晴れてはいるものの
帰りの利尻空港。もう山は見えません。
帰りの利尻空港。もう山は見えません。
利尻離陸後にさらにすばらしい奇跡的なご褒美が空から利尻山の頂上を見ることができました。
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利尻離陸後にさらにすばらしい奇跡的なご褒美が空から利尻山の頂上を見ることができました。
最後まで奇跡に恵まれていたと感激です。
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最後まで奇跡に恵まれていたと感激です。
丘珠空港に到着。
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丘珠空港に到着。
関西空港行きの飛行機の待ち時間は札幌観光。まずは羊が丘展望台。少年よたいしたものだではなく大志をいだけ。
 クラーク先生のまねをして記念写真をとる人多数です。
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関西空港行きの飛行機の待ち時間は札幌観光。まずは羊が丘展望台。少年よたいしたものだではなく大志をいだけ。
 クラーク先生のまねをして記念写真をとる人多数です。
大通公園です。
時計台です。定番コース
時計台です。定番コース
そして関空到着前にもまたすばらしいことが
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そして関空到着前にもまたすばらしいことが
すぐに着陸できなかったので空港上空を旋回。おかげで夜の関空の景色を満喫できました。
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すぐに着陸できなかったので空港上空を旋回。おかげで夜の関空の景色を満喫できました。
これは11年前。そのときはフェリーで上陸しました。この山の美しさに惹かれてしまいました。
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これは11年前。そのときはフェリーで上陸しました。この山の美しさに惹かれてしまいました。
見返台園地。沓形ルートはここからスタートです。
見返台園地。沓形ルートはここからスタートです。
そして今回も見れなかったオタトマリ沼かの利尻山
そして今回も見れなかったオタトマリ沼かの利尻山
仙法師御崎公園からの利尻山と海。11年前とセットで利尻の景色を満喫しました。
仙法師御崎公園からの利尻山と海。11年前とセットで利尻の景色を満喫しました。

感想

 利尻島11年前に行っことがあるのですが利尻山の美しさに惹かれたのと西側と東側で天気がこんなにも違うのかなという印象がありました。
 そして11年度。今度はその利尻山に登るために利尻島へ。
天気予報はじめは晴れの見込みがなったのですが日曜日、月曜日の天気がよさそうなので急遽飛行機や宿泊の手配をして計画。しかし札幌のホテルがとれなくて苫小牧宿泊に。
 今回は特割を使用し航空券を購入した次の日天気予報は全日程雨にかわる。すでに航空券を購入したのになぜ・・・キャンセルするか・・・かなり絶望にそしてマイナスに
しかし前向きに考えればきっといいことがあるとのアドバイスを受けて開き直るとまず一つ目の奇跡がこれまで札幌のホテル全くとれなかったのに予約することができた。これはきっといいことの暗示かもと自分にいいきかせる。

 出発当日さらに丘珠空港に到着するとまた悲劇が利尻空港天候悪化につき天候調査中。天候調査の結果引き返す可能性もあると条件つき
 普段であればかなりの絶望につつまれるものの、どうせ悪天候の利尻にいくくらいなら引き返して払い戻ししてもらえばいいやと開きなおる。
 そしてさらにまた奇跡が、飛行機はなかなか悪天候で着陸できないで何度か旋回をくりかえす。そしてやっと着陸できたのですが、ついたとたんに青空が広がっている。しかも11年前には曇りだった鴛泊を含む東側が。西側は11年前に晴天を満喫したのでこれで利尻全島を楽しんだことに。

 いよいよ登山当日。天気予報は曇り。天気予報どおりか朝の利尻山には雲がかかっている。くよくよ考えずまあ頂上にいければいいやと開きなおる。
 そして最大の奇跡が6合目に到着したら山は雲一つない。これは期待できるかもと思ったら長官山で利尻山の眺めを見ることができました。
これにて百名山も92座目北海道もあと4つ残すのみとなりようやく折り返し地点に。

 今回は様々なピンチがありましたがくよくよ考えずに前向きに考えると様々な奇跡が起こりました。これは偶然なのかそれとも・・・・。

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