荒川三山 赤石岳 <遠かった南の山へ> 椹島基点
- GPS
- 46:50
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 3,040m
- 下り
- 3,073m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:07
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 10:40
天候 | 8/4 晴れ後雨 8/5 晴れガス雨 8/6 晴れ(下山まで) 全体的に山天気不安定 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
8/4(木) 6:00頃着で8割程度 6:45頃の臨時一番バス乗れず 7:40頃の正規発?バスになる 新静岡ICより約2時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
すべて整備された一般登山道ですが 千枚岳−荒川前岳、赤石岳−赤石小屋区間等には 石嶺、ザレ等の注意ケ所はそれなりにあります。 |
写真
感想
今まで行く行く、行きたいと言っていた憧れのひとつ南ア南部
隣の県なのに我々にはアクセス遠く 泊数多くなるバス時間や
身体的問題点より 厳しく 敷居高く感じた椹島
でも 今年は とにかく行こうと決め
欲張らず 今回は聖は諦め2泊として
初めての新東名へ向かいました。
<千枚小屋へ>
1番臨時バスから遅れる事45分やっと乗れた2番バスで
家から6時間10分 ついに椹島に着きました。
林道橋手前から 沢沿いの登山道に入り やがて
南部の林の中 前日の雨のためか
非常にムシムシ状態
小屋は大混雑らしいので
キョロキョロ、パチリパチリしながらも
もくもくと登ります。
大汗かきの私は ランチとした清水平ですでにずぶ濡れ状態
展望場、駒鳥池などそれなりに変化ある道ですが
高い山はガスで 小屋の声が聞こえた時には
ホッとし なんとか遠い別館にならずにすみました。
1時間後に土砂降り。
<3000m花稜線へ>
長い行程他を考え 暗い4時半出
雲多いが まずまずかな〜
小屋直後 ダケカンバや花で非常に雰囲気良いのですが
暗くてまともな写真が撮れません。
やがて 森林限界を超え日が登り
モルゲンロートの世界に入り千枚岳です。
南アの山々、そして富士山 おはようございます!
タカネビランジは もう終盤でしたが
いたるところに花花花
悪沢岳への変化ある稜線道は まさに無理して
来る価値のある道
なかなか前に進みませんでした。
久しぶりの3000m峰 周りを遮るものはありません
ついに来た悪沢岳
2年前 ここを眺めた塩見がすぐそこに見えます。
しかし この頃から赤石に怪しい雲がポツポツと、、
急に見える中岳への登りへと進みました。
すでに 暑さと前日から疲れで 重い足でしたが
中岳前岳区間はアップダウンが比較的少なく
反面 ランチ予定の荒川小屋は随分降りてしまう
前岳南面の素晴らしいお花畑を楽しみながらも
ガスがかかり始めた赤石がどんどん高く聳えてくるのに
恐れをいだきました
とても雰囲気良い所の荒川小屋
激混み予想で半場あきらめていましたが
この時は あわよくば泊めて貰いたい水がない赤石避難小屋泊のために
多めに水を汲み重くなったリュックを担ぎました。
大聖寺平までのトラバース道は良かったが
その後は大変 2,30歩いて一息入れるの繰り返し
ガスを恨みながら 花や雷鳥で紛らわしながら進みました
やがて 小赤石岳 ガスでうっすらの赤石岳を眺めました。
わずかな期待の避難小屋泊のため 分岐でリュックデポせず
12:24 厳しいを連発しながら ついに赤石岳頂上に着きました!
避難小屋に泊めていただけるか伺いに行くと
申しわけなさそうに 土間のベンチも使う超激混み予想で、、、、、
これから遅くなって ボロボロでたどり着く方が多い、、、、
その後 忙しい中 ご家族?3人総出で30分近く
雑談相手をしていただきました。
好評の山小屋 良くわかりました。
ここまで ほぼいっしょに歩かれて来た青年と
余分な水を小屋のヤカンに注ぎ
気分よく 避難小屋を後にしました。
降りだすと ぽつりぽつり
やがて本降り
濡れた岩岩の沢沿いの道は
軽量グリップレスシューズで来た我々には辛い
小屋手前で 雷も聞こえ始め
虐めだ!と一人騒ぎながら びしょ濡れで
シェラフは数あってもひくスペースがない満員小屋着
食後 青年と軽くアルコール&雑談してから
時間や距離以上にハードで
色々あった一日を思い出しながら
寝返り打てない床に着きました。
人から聞くのとは 自分の目と足で感じるのとは
全然違う 花咲き乱れるは 想像通りだが
本当に大きく 石嶺部やアップダウンも意外にあった巨人の山。
荒川前岳以降はガス、赤石小屋までは雨が強く
最高の天気とはならなかったが
また アクセスと人の多さには
ちょっと疲れましtが
この花の時期に 初の南ア南部を
いくつかの障害?を乗り越え
知る事ができ とても感謝します。
いつか 静かな時期に再訪したい。
ありがとうございます。
時期的にどの小屋も大変混雑しているでしょうね。千枚小屋の混雑ぶりを教えて下さい。寝床は確保できるのでしょうか?一つの布団に二人ぐらいでしょうか。
レコでも書きましたが
<私の行った日>は
東海フォレストの小屋は
一人1シェラフは与えられますが
ついた時間により グループ編成により
遠い別館になるか等場所もきまり
人により広げるスペースが十分に確保できないようでした。
山小屋ですので いつもそうかは またどこまでかは
初めての私には わかりません
これ以上の事は
東海フォレスト、山小屋に直接
お聞きになられるのがよろしいかと思います。
boroPさん、おはようございます。
小生がチマチマついで日帰りしてる間に、大きな南アの核心部、ガッツリ行っちゃい ましたね。
小生が最も再訪したい、稜線でもあります 。千枚〜悪沢〜中岳間が特に好き です。荒川お花畑のスケールもいいですが、悪沢岳西面の花畑が種類も豊富で、なかなか足が進まなかったのを覚えています。
天気も核心の2日目良かった ようで、タカネビランジ もまだお迎えしてくれたようで良かったです。
それにしても、各小屋激混みのようですね 。南ア南部にこれほど人が入るのか 。良くも悪しくも、東海フォレストのバス送迎があるからよね。小生の南アは、ほぼテント泊でしたので、椹島〜畑薙湖は3時間かけて歩きましたね 。
おつかれ様でした。
今晩は!!
避難小屋のご主人の話だと
例年は この時期ここまで混まないらしいですが
我々が歩いたアルプスで1,2を争う混み具合で
花稜線の代償かな、、
椹島ロッジと千枚小屋だけ先に開いいた梅雨時期に
千枚から一気下山の勝負に出ようかと思ったのですが
初めての山域だったので辞めました
いつかの次回?は それか 8月エンドか9月かな
その前に聖かな、、、
確かに千枚から荒川小屋まで想像より遥かに変化ある
いい稜線でしたね。
赤石からその稜線を眺められなくてちょっと残念ですが
行きたくても 事情により行けない方もいるようなので
我慢する事にします。
タカネマンテンマ懸命に探したのですが
調査不足で見つけられませんでした
バスで1時間かかる所を3時間で歩ける方の
再訪レコを首を長く〜して待っています
on-boroP
boroPさん こんばんは
千枚、荒川、赤石と羨ましい山々に行きましたね〜。
花と青空と雲海と山の大きさはさすが南アルプス南部です
写真を見てるだけでワクワクします
笊ヶ岳 の写真、最高ですね
避難小屋に泊まれなく本当に残念でしたね。
やはりあの山頂には泊まりたくなるんですよね・・・・
秋にどこに登るか悩みの種が増えました
素晴らしいレコありがとうございます。
soratokazeさん 今晩は!
今年は 梅雨明けがすっきりしなかったせいなのか
激混みで 驚き 2泊の割にはボロボロでしたが
山大きく 花が咲き乱れた初めて山域を
楽しませていただきました。
母なる?笊ヶ岳いつか行きたいと思いましたよ
テント担いで 一人静かに一歩一歩 歩くsoratokazeさん
秋深まるこの稜線に 似合うんだろうなあ〜
on-boroP
レコ読ませていただきました。poroPさんの記録はリズムよく読めて楽しいですね。
北アのレコ書いてるときに調べたマツムシソウがこっちにも載っていて、先に見ていれば調べずにわかったのにと悔やんでおります。
楽しそうなんで、次は南アも縦走したいなぁ。
無事 帰国されたようで なによりです
フリークライミングから大大縦走、雪山と幅広い分野で御活躍されている
rockwellさんからお褒め?の言葉をいただき大変恐縮します。
単に 長文を書こうとするとアップできなくなる作文力の結果なのですが
隙間多い行間に 勝手な想いを添えていただければ幸いです。
ぜひ 光から鋸?まで楽しんでくださいね
孤独?を背負った単独行の姿が似合う稜線・トレイルが一杯だと思います
今日も明日も仕事なので
rockwellさんの大作レコ後日 じっくり読ませていただきますね
poroPもいい名かも
on-boroP
なんてこった。人里離れすぎてキーボードすらまともに打てなくなってます。
boroPさん、失礼しました。
本当に良い名と思っただけですけど
了解しました
on-boroP
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