白山南縦走路 やっぱりハードでした。石徹白〜御舎利山
- GPS
- 11:19
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,166m
- 下り
- 2,165m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 11:03
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
マニア向けです |
写真
感想
実は銚子ヶ峰〜三ノ峰までは歩いたことがなかったので、行ってみることにしました。三ノ峰まででも良かったのですが、銚子に乗って(笑)別山まで行くことにします。
まずは道中、大野市から石徹白に抜ける県道127号線。こっち側から石徹白に入ったことがないのでちょっと緊張します。石徹白ダムまでは広い2車線ですが、そこからはカーブミラーもない狭い林道仕様。朝3:30なのに対向車が・・・バックして行き違いします。横は石徹白川でガードレールもないので落ちたらドボンです。
石徹白登山口への林道はもっと林道らしく、狭いのはもちろん道に穴が開いてたりします。暗闇の林道は野生動物が登場します。タヌキとテンを見かけました。大型動物とか轢いたもんならその日の山行はそこでチーンでしょう。
さて暗闇の石徹白登山口の駐車場には数台の車。まだ車中泊されているようです。下山途中で登山者に会いましたが、みなさんマット持ってるか大型ザックで避難小屋泊まり計画のようです。白山といえば避難小屋泊まりですね(笑)
まだ誰も出ようとされていない4:20、ヘッデン灯して出発します。登山届はどこに〜と思ったら反対側の小さな小屋(東屋?)にありました。登山口の階段を少し登ったところで虫除け線香を忘れたことに気づき、また戻って準備します。
石徹白の大杉までは石の階段が作られています。最近膝の銚子(笑)は今ひとつですが、今日は荷物も軽いので登りだけは快調です。風もあり太陽もまだギラギラしてないので、涼しい感じで登れます。
スタートは多分私が先頭だったようで、雨露で足元がびちゃびちゃになります。銚子ヶ峰を過ぎ、ここから未知のルート。細めの登山道は白山北部を彷彿とさせます。意外と一ノ峰までは長く、やっと着いた〜と思ったら登山者2名。お互い誰とも会わないと思っててびっくり、相手も思いっきり登山道の真ん中で休憩中。お邪魔しました〜と道標の写真だけ撮ってスルーします。
ニノ峰は登山道の脇に道標があり、薮に踏み跡があり本当のピークはそっちのようです。私は三角点キラーではなく、山スキーあんぽんたんなのでスルーします。最近は御前峰もスルーすることが多いです(笑)
三ノ峰への登り、ひょっこりと三ノ峰避難小屋に着きました。ここは上小池ルートからの合流点ですが、今朝は他に誰もいません。少し休憩して別山を目指します。
別山は見えているのですが結構長いです。微妙にアップダウンもあったりします。御手洗池に着けばもう少しです。最近は夕立が多いのか水量はたっぷりあります。
さて池で一休みすればあとは別山までの登りです。相変わらず狭い登山道を黙々と登ると別山に到着です。誰もいないかな〜と思ったらおじさんらしき人が奥で一人寝てました。お邪魔しないように写真を撮って、予定より1時間以上早いのですがどう考えても御前峰になんか行ったらまたタクシーで戻らないといけないので(笑)、ガマンして(?)御舎利山まで往復することにしました。別山には続々と登山者が訪れてきます。大汝峰の残雪もかなり小さくなりました。ちなみに別山で寝ていたおじさんと思われた方は若き女性登山者でした(;^_^A
無人の御舎利山で休憩して、そのままピストンで帰ります。帰りの別山はスルーします。さてここからが長いです。まずは三ノ峰の避難小屋まで。途中、泊まり装備の方に2人出会いました。白山避難小屋泊まり計画ですね。楽しそうです。
三ノ峰避難小屋では、休んでいると上小池方面から登山者が来られました。少し会話し、今度はニノ峰を目指します。すぐの下りでまた登山者に、上小池の駐車場で車中泊されて別山に行って避難小屋泊まりされるそうです。
その先にある水呑釈迦堂の水場に行って水を補給することにしました。飲み水は3L用意しましたが残り700ccくらいになってきたので補充しないとやばそうです。午後が近づき暑くなってきましたし。水場には2分くらい下ったところにあります。水量は少ないですが、とても冷たくて澄んだおいしい水でした。ペットボトルいっぱいにするのにすごく時間がかかるのがネックですが、是非立ち寄りたいところです。ただ、この水量では枯れるのも時間の問題かもしれません。
登山道まで這い上がり、ニノ峰、一ノ峰を目指します。かんかん照りの太陽、風があるとマシですが風のない場所では汗がほとばしります。水場で汲んだ水もどんどん減ります。あんまりおいしい水もグビグビ飲むので考えものですね(笑)
誰にも出会わないまま一ノ峰に、そこから銚子ヶ峰までが長いです。時々雲が出て太陽が遮られると助かります。銚子ヶ峰も無人でした。足を休ませ、ラストの行程です。行きは早かった神鳩ノ宮避難小屋の道のりも長いです。ここでも泊まり装備の登山者に会いました。水が後残り少ないので、水場を下ってみたのですが、かなり下らないといけなさそうで、途中で諦めて戻ってきました。無駄に汗かいた・・・。
ここからは登山道も広く、安心して歩けます。幸い夕立にも当たらず、休憩も入れると下山時の方が時間がかかりました。水は飴を舐めて喉の渇きを癒し、何とかちょうどでした。登山口の水場で汲んだ水は、そんなに冷たくはありませんでしたがおいしい水で道中も飲んで帰りました。
やっぱり盛夏の登山は午後からがハードですね。なるべく午前中に戻ってこれるような計画にするのがよさそうです。ドMなのでついつい欲張ってしまいがちですが、しばらくは15km, 15kg制限を守った計画にしようと自戒しているところです(汗)
コメント
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チビチビだけど、それがまた希少さを醸し出していて良いのですよ。
キンキンで美味しくて最高の水場です。
南縦走路はいいルートなんですけど、この時期は暑くてちょっと・・・なんて弱気になっちゃいます。(直射日光遮れず、笹薮が風を阻む・・・的な)
ぜひ御前峰まで行って市ノ瀬からタクって欲しかったところです(笑)
Sanchanさんコメントありがとうございます。
先週もチビチビだったんですね〜あの水量であの澄んだ水はかなり貴重ですね
もっと汲んでおけばよかったのですが、そこは水泥棒に譲っておくことにしました
ほんとに暑かったですよ〜下山時はズルズルとペースが落ちて、夏の午後の厳しさを実感しました。
市ノ瀬から石徹白まで、距離を調べたら95kmありました・・・中宮温泉ビジターセンターから上小池よりまだ15kmも長いですよ。夢のタクシー30000円オーバーの実現!・・・実は今回、念のため財布には40000円忍ばせておいたのも事実です
momochannさん、こんばんは。
お邪魔させていただきます。
今回は南でしたのね。
なになに別山が9:20着…。
それならそのままゴマ平まで楽勝に行けたんじゃないの?
そすて翌朝は北縱走路で白川郷に降りて石徹白までチャリね。
まぁ、裕福なあなたならワンマンバスでもいいけどね。
ほ〜ら、タクシーの出る幕がなかったわよ。
浮いた40000円でパァーっとしましょ。
あっそうそう、この前の週末に市ノ瀬でDAIWA TAXIを見かけたわよ。
まさかmomochannさん?と思ってキョロキョロしちゃったわ。
思わず3週連続5度目か?なんてね。
アナタ以外でも需要があったとわ。
ほんとにDAIWA TAXIかと思いましたよ
この暑い時にゴマ平まで歩き通すのはもうお腹いっぱいです〜ってか、まだ膝のリハビリ中なんですけどね。23kmも歩いてどの辺がリハビリなのか・・・
最近は縦走してDAIWA TAXIで登山口に戻るのがトレンディ。
80km走って28370円が相場なので、明瞭会計。
来年にはDAIWA TAXIの新社屋が建ってるかも!!(笑)
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