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Yamareco

記録ID: 933028
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ハイキング
東海

<東海の山> Vol.8 : 入道ヶ岳〜鎌ヶ岳 (炎熱の鈴鹿8耐)

2016年08月06日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.7km
登り
1,480m
下り
1,315m

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
0:45
合計
8:05
8:17
101
9:58
10:20
108
12:08
12:12
87
13:39
13:58
144
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 : 近鉄平田町駅から鈴鹿コミュニティーバス約55分、椿大神社下車。
帰路 : 三交湯の山温泉バス停から約10分、近鉄湯の山温泉駅。
コース状況/
危険箇所等
縦走路はところどころに急坂や滑り易い箇所があります。
その他周辺情報 近鉄湯の山温泉駅から歩いて10分程のところに「アクアイグニス」という温泉施設があります。
こういうものを買いました。買ったからには使ってみたくなります。ということで、きょうは鈴鹿を目指します。
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こういうものを買いました。買ったからには使ってみたくなります。ということで、きょうは鈴鹿を目指します。
電車を乗り継いで近鉄の平田町駅にやって来ました。
電車を乗り継いで近鉄の平田町駅にやって来ました。
駅前から鈴鹿コミュニティーバスに乗ります。
駅前から鈴鹿コミュニティーバスに乗ります。
あちこち廻り道して、小一時間掛かって椿大神社バス停に着きました。ここは「つばきだいじんじゃ」ではなく、「つばきおおかみやしろ」です。初めてだと分からないですねぇ。
靴と靴下とズボンの裾に「ジョニー」をしっかり噴霧して、いざ出発です。
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あちこち廻り道して、小一時間掛かって椿大神社バス停に着きました。ここは「つばきだいじんじゃ」ではなく、「つばきおおかみやしろ」です。初めてだと分からないですねぇ。
靴と靴下とズボンの裾に「ジョニー」をしっかり噴霧して、いざ出発です。
椿大神社の本殿です。「パワースポット」として名高いとのことです。
椿大神社の本殿です。「パワースポット」として名高いとのことです。
本殿の裏側が登山口です。山頂へは三本のルートがあるのですが、歩行時間はそれほど変わらないようで、とりあえず一番最初にでてきた登山口に入ります。
本殿の裏側が登山口です。山頂へは三本のルートがあるのですが、歩行時間はそれほど変わらないようで、とりあえず一番最初にでてきた登山口に入ります。
この道は「北尾根ルート」です。いきなり急な石段です。ヒルに気をつけながら一歩一歩登ります。
きょうの東海地方の最高気温は軒並み35℃くらい。まさに盛夏です。汗が噴き出します。
この道は「北尾根ルート」です。いきなり急な石段です。ヒルに気をつけながら一歩一歩登ります。
きょうの東海地方の最高気温は軒並み35℃くらい。まさに盛夏です。汗が噴き出します。
石段が終わると歩き易い登山道になります。
石段が終わると歩き易い登山道になります。
ところどころ急坂がありますが、大したことはありません。ヒルが気になるので、足早に登り続けます。
ところどころ急坂がありますが、大したことはありません。ヒルが気になるので、足早に登り続けます。
立ったまま小休止です。足元よいか? よし!
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立ったまま小休止です。足元よいか? よし!
こういう木の根元とか、いかにもヒルがいそうな感じですが、まだ見掛けません。
こういう木の根元とか、いかにもヒルがいそうな感じですが、まだ見掛けません。
足元が明るくなってきました。どうやら、ヒルは杞憂だったようです。谷沿いのルートではなく、尾根道を歩いて正解でした。
足元が明るくなってきました。どうやら、ヒルは杞憂だったようです。谷沿いのルートではなく、尾根道を歩いて正解でした。
山頂が近付いてくると、次第に傾斜が緩くなってきます。
山頂が近付いてくると、次第に傾斜が緩くなってきます。
このあたりから馬酔木(アセビ)の群落が続きます。数年前に訪れた伊豆の天城山を思い出します。ただ、今はシーズンを大きく外れた真夏です。ただただ暑い「汗日」です。
このあたりから馬酔木(アセビ)の群落が続きます。数年前に訪れた伊豆の天城山を思い出します。ただ、今はシーズンを大きく外れた真夏です。ただただ暑い「汗日」です。
山頂が近付いてきました。笹原が広がります。ときどき、足元の笹原でガサッと音がします。蛇でも隠れているんでしょうか?
山頂が近付いてきました。笹原が広がります。ときどき、足元の笹原でガサッと音がします。蛇でも隠れているんでしょうか?
山頂に着きました。数名の方が休憩されています。お互いに「お疲れさまです」、「暑いですねぇ」などと挨拶を交わします。「鈴鹿セブンマウンテンズ」第一座目です。
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山頂に着きました。数名の方が休憩されています。お互いに「お疲れさまです」、「暑いですねぇ」などと挨拶を交わします。「鈴鹿セブンマウンテンズ」第一座目です。
遠景はやや霞んでいますが、しばし小憩します。薄いガスで日光が遮られて、暑さはそれほどでもありません。
遠景はやや霞んでいますが、しばし小憩します。薄いガスで日光が遮られて、暑さはそれほどでもありません。
入道ヶ岳をあとに、鎌ヶ岳へと続く磐座(イワクラ)尾根へと入ります。
入道ヶ岳をあとに、鎌ヶ岳へと続く磐座(イワクラ)尾根へと入ります。
この尾根は途中から三重、滋賀県境の稜線となります。東海と関西という、異なった文化圏の境界でもあります。
この尾根は途中から三重、滋賀県境の稜線となります。東海と関西という、異なった文化圏の境界でもあります。
このあたりで初めて鎌ヶ岳が見えてきました。「遠〜い〜!」
当初は鎌ヶ岳を越えて御在所岳まで歩こうかと考えていたのですが、これを見た瞬間に断念しました。それどころか、鎌ヶ岳に辿り着けるのかも不安になりました。持参してきた2.5Lの飲料は既に半分近く減っています。
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このあたりで初めて鎌ヶ岳が見えてきました。「遠〜い〜!」
当初は鎌ヶ岳を越えて御在所岳まで歩こうかと考えていたのですが、これを見た瞬間に断念しました。それどころか、鎌ヶ岳に辿り着けるのかも不安になりました。持参してきた2.5Lの飲料は既に半分近く減っています。
水沢峠です。私は普段なら地図記載のコースタイムの七掛けくらいで歩くことが多いですが、磐座尾根に入ってからは、ほぼコースタイム通りのペースです。
水沢峠です。私は普段なら地図記載のコースタイムの七掛けくらいで歩くことが多いですが、磐座尾根に入ってからは、ほぼコースタイム通りのペースです。
水沢岳です。暑さと疲労で弾んだ息を整えます。
水沢岳です。暑さと疲労で弾んだ息を整えます。
鎌ヶ岳はまだまだ遠いです。体力の消耗を避けるべく、意識してゆっくり歩きます
鎌ヶ岳はまだまだ遠いです。体力の消耗を避けるべく、意識してゆっくり歩きます
アップダウンの多い稜線です。危険箇所はほとんど無いのですが、こまめに小休止しつつ、歩を進めます。
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アップダウンの多い稜線です。危険箇所はほとんど無いのですが、こまめに小休止しつつ、歩を進めます。
次第に鎌ヶ岳が近付いてきました。本当に登れるのか不安になるようなピラミダルな山容です。剱岳か槍ヶ岳のようです。
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次第に鎌ヶ岳が近付いてきました。本当に登れるのか不安になるようなピラミダルな山容です。剱岳か槍ヶ岳のようです。
最後のピークを越えると、次は終点鎌ヶ岳。
最後のピークを越えると、次は終点鎌ヶ岳。
鎌ヶ岳へ向けて、取付きから最後のひと登りです。けっこうな急登です。
鎌ヶ岳へ向けて、取付きから最後のひと登りです。けっこうな急登です。
入道ヶ岳から約三時間半、ようやく鎌ヶ岳の山頂に辿り着きました。やれやれです。「セブン」二座目。
入道ヶ岳から約三時間半、ようやく鎌ヶ岳の山頂に辿り着きました。やれやれです。「セブン」二座目。
北側には鈴鹿の盟主、御在所岳が望まれます。これからあそこまで歩くのは…やっぱりやめておこう。
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北側には鈴鹿の盟主、御在所岳が望まれます。これからあそこまで歩くのは…やっぱりやめておこう。
東側の展望です。薄いガスでぼんやりしています。白茶けているのは新名神高速道路の建設現場でしょうか?
東側の展望です。薄いガスでぼんやりしています。白茶けているのは新名神高速道路の建設現場でしょうか?
ここで少し遅めの昼食とします。暑いときにはこういうものが美味しいです。
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ここで少し遅めの昼食とします。暑いときにはこういうものが美味しいです。
しばしの休憩の後、湯の山へ向けて下山を始めます。雲母峰ルートを下ろうと思います。
しばしの休憩の後、湯の山へ向けて下山を始めます。雲母峰ルートを下ろうと思います。
道標に従って、坦々と下っていきます。
道標に従って、坦々と下っていきます。
雲母峰ルートを下るはずでしたが、知らない間に馬の背尾根に入っていました。引き返すのは面倒なのでそのまま下ります。ガイドマップでは破線のバリエーションルート扱いですが、歩き易くしっかりした道でした。
雲母峰ルートを下るはずでしたが、知らない間に馬の背尾根に入っていました。引き返すのは面倒なのでそのまま下ります。ガイドマップでは破線のバリエーションルート扱いですが、歩き易くしっかりした道でした。
下山口が近付いてきました。御在所岳のロープウェイが上下しています。2.5Lの飲料はほぼ空になりました。
下山口が近付いてきました。御在所岳のロープウェイが上下しています。2.5Lの飲料はほぼ空になりました。
下山口に出てきました。ここから湯の山の温泉街をしばらく下ります。
下山口に出てきました。ここから湯の山の温泉街をしばらく下ります。
しばらく歩いて三交湯の山温泉バス停に着きました。ここからバスに乗りますが、待ち時間に自販機で炭酸飲料を買って一気飲みします。うまい!
しばらく歩いて三交湯の山温泉バス停に着きました。ここからバスに乗りますが、待ち時間に自販機で炭酸飲料を買って一気飲みします。うまい!
15分ほどで温泉施設の「アクアイグニス」です。全身汗だらけの濡れ雑巾状態でしたが、ようやく人心地がつきました。温泉成分のせいか、肌がつるつるします。
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15分ほどで温泉施設の「アクアイグニス」です。全身汗だらけの濡れ雑巾状態でしたが、ようやく人心地がつきました。温泉成分のせいか、肌がつるつるします。
湯の山温泉駅から帰途につきますが…
湯の山温泉駅から帰途につきますが…
…途中下車して、名物の「とんてき」で一杯やります。美味しかった!
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…途中下車して、名物の「とんてき」で一杯やります。美味しかった!

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル
備考 2.5Lの飲料を持参しましたが、それがほとんど空になったうえ、下山後にはさらにペットボトル一本とジョッキ一杯を空けました。

感想

ヒルで名高い(?)山域でしたが、尾根道を歩いたためか、「ジョニー」のおかげか、きょうは遭遇しなかったです。
椿大神社〜入道ヶ岳〜鎌ヶ岳〜湯の山と、炎熱の縦走路を滝汗流しつつ歩きました。歩行時間約8時間。まさに「鈴鹿8耐」でした。

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