白馬岳 猿倉から栂池高原へ縦走 村営バスに救われる 青春18きっぷ日帰り

2016年08月04日(木) [日帰り]

• GPS: 08:04
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,918m
• 下り: 1,314m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:49
• 休憩: 0:14
• 合計: 8:03

6:38 猿倉荘
7:16 7:16 白馬尻荘
7:19 7:19 白馬尻小屋
8:17 8:18 岩室跡
9:23 9:23 避難小屋
10:11 10:12 白馬岳頂上宿舎
10:28 10:31 白馬山荘
10:51 10:59 白馬岳
11:22 11:22 三国境
12:03 12:03 小蓮華山
12:41 12:41 船越ノ頭
13:10 13:10 白馬大池山荘
13:31 13:32 乗鞍岳
14:02 14:02 風吹大池方面分岐
14:07 14:07 天狗原の祠
14:40 14:40 栂池山荘
14:41 ゴール地点

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き　ムーンライト信州で白馬へアクセス、バスで猿倉へアクセス。
帰り　栂池のゴンドラとロープウェイで栂池高原駅へ行き村営バスで白馬大池駅。

コース状況／危険箇所等

コース全体を通して特別な危険個所はありません。大雪渓は数か所クレバスが発生しています。落石とクレバスに気を配って登りました。小雪渓は無くなっているので大雪渓が終わるとアイゼンが必要な場所はありませんでした。

その他周辺情報

白馬大池駅の周辺はお店ありません。飲料の自動販売機のみです。

写真

8/3 23:35

今回はムーンライト信州を利用してアクセスしました。車内は満席です。青春18きっぷと立川までの乗車券をを握りしめ車内へ！

8/4 5:42

早朝、白馬駅に到着です。ここからバスに乗り換え猿倉へ向かいます。改札を出るとドーンと白馬岳が出迎えてくれます。

8/4 6:34

猿倉に到着。平日なのに人が多いです。北アルプスは奥武蔵とは違いますなぁ。。。

8/4 6:48

雲が多めですがまずまずのお天気です。
張り切って行って参ります！！！

8/4 6:51

結構雨が降ったようですね。

8/4 6:53

渡渉点です。増水時は橋を渡るのかな。

8/4 7:07

よく整備されています。大雪渓までは気軽にアクセスできるハイキングコースとのことです。

8/4 7:16

来たでぇ、大雪渓。テンション上がりまーす。

8/4 7:17

おおー、夢のような眺めです。

8/4 7:17

ふむふむ、大雪渓終わりでアイゼンを外す。了解です！

8/4 7:27

ケルンまで雪はありませんでした。

8/4 7:27

夏らしく草も青々していて良い雰囲気です。

8/4 7:35

モデルは知らない人、スミマセン。
「行くぜ」って感じです。

8/4 7:39

所々でクレバスが確認できます。落石もあるし気を付けていかねば。

8/4 7:46

見下ろしている右のほうの人が数名いるところでアイゼンを装着しました。

8/4 7:58

上から風と共にガスが吹き降りてきます。大自然のクーラー効きすぎです、寒い。。。

8/4 7:58

視界が奪われてしまう。周りの音に集中して落石に注意を配るとともにクレバスに落ちないよう足元にも注意します。

8/4 7:59

そこそこ深いな。

8/4 8:04

視界が晴れてきましたよー。

8/4 8:18

やっぱり青い空がいいよ。テンション上がっちゃうよ。

8/4 8:21

大雪渓ゴールです。もっと時間をかけてゆっくり上がりたかったな。これは日帰りプランの辛さ。。。

8/4 8:43

緑、岩、青空、たまらない。

8/4 8:45

チェックポイントです。時間を確認します。少し貯金が出来ています。

8/4 9:10

暫くお花畑です。楽園だなぁ。

8/4 9:21

特徴的な岩が見えます。上はまだまだあります。

8/4 9:24

トリカブトですかね、色とりどりで本当に綺麗です。全然飽きませんねぇ。

8/4 9:32

白馬鑓ヶ岳かな？かっこいい風景です。

8/4 9:32

遠巻きに宿舎を発見。まだまだ距離ありますね。

8/4 9:39

このあたりではこんな花が咲いているそうです。今年は全体的に花の時期が前倒しになっているそうです。パトロールの方が丁寧に説明してくれました。

8/4 10:11

宿舎に到着。やっとついた。。。すこし予定より遅れ始めている気がするがそうでもない。

8/4 10:12

山荘越しに頂上が見えました。がんばろう。

8/4 10:31

そして山荘を超え歩みを進めていきます。

8/4 10:42

雲の上に出たぞ。

8/4 10:47

やっと登頂です。時間的にはまずまず予定通り。ただ疲労感が強いです。オーバーペースなのかも。。。

8/4 10:50

頂上からの風景です。杓子岳がどーんと座っています。

8/4 10:58

休憩もそこそこに縦走を続けます。

8/4 11:08

三国境へ向かいます。先は長いぞ。

8/4 11:17

このあたりが三国境かな、踏み跡が複雑ですね。

8/4 11:35

このあたりでひどい高山病のような症状に見舞われてしまいました。強い吐き気と足の痙攣、、辛い。睡眠不足と仕事の疲労が祟ったかな？？？

8/4 11:56

小蓮華山まであと少し。気力を振り絞り足を前へと進めます。

8/4 12:00

小蓮華山の頂にはこれが刺さっています。予定より30分近く遅れて到着しました。

8/4 12:38

ここを過ぎれば基本下り基調。多くの酸素を吸い込む意識をもって進んでいたらいつの間にか高山病みたいな症状はだいぶ軽くなっていることに気が付く。時間に余裕はないので巻き返さないと！！

8/4 12:39

船越の頭。どういう意味なのかな？？

8/4 12:51

白馬大池が見えた。でかいなぁ！

8/4 12:53

すると数名の人が地面の写真をとっていたのでなにかなと思ったらライチョウのヒナがいました。かわええのぉ。

8/4 13:09

小屋を通過します、時間がないぞ！

8/4 13:10

大池のほとり。

8/4 13:31

そして乗鞍岳。最後のピークです。

8/4 13:44

しかし、このあたり想像以上に岩々していて歩きにくくスピードが上がってこない。。。最終バスに間に合わないよーー。

8/4 13:47

しかし景色が良い、見とれている暇はないのに。。。

8/4 14:04

天狗原に到着、まだ20分以上予定より遅れている。。。。

8/4 14:40

到着！10分巻いた、と思ってここでゆっくり着替えてしまう。ゴンドラ乗り場はここより更に下であることを着替え後に知ってしまう。。。

8/4 15:28

事前調査では15時28分発白馬行きのバスが青春18きっぷ的には最終です。アウトじゃん。でも電車は16時29分に白馬大池駅から乗ればいいので栂池高原駅から小走りで白馬大池まで行くことをこの風景を眺めつつ決意する。

8/4 15:53

ロープウェーを15時35分くらいに降り駅に向かい走ろうとしたところ「南小谷（白馬大池）」と行き先が書かれたバスがいることに気が付く。出発したんだけど手を挙げバスを停め「16時29分までに白馬大池に着きますか？」と聞くと「余裕」とのお返事。ありがたくバスに乗り込む。16時前に白馬大池に到着、すげぇラッキー。

8/4 15:58

予定外のバスのおかげでコーラを飲み干す余裕が芽生える。
これから約7時間鈍行列車の旅が始まります。。。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

Alkaline

青春18きっぷ使いムーンライト信州利用で白馬岳に登りました。夜行列車は満席でうとうと浅い眠りを車内でとる形となりました。仕事での疲労も重なったせいか今まで経験したこのないレベルの高山病（ような症状）になってしまい途中大変苦労してしまいました。全行程をコースタイムの7割で設定していましたが体調を崩したこともあり最後までキープできず反省点の残る山行となってしまいました。
でも、山の中は素晴らしい風景で人気があるのも納得の場所ですね。
下山してから最終バスに数分間に合わなかったので白馬大池駅まで歩くつもりでしたが思いがけず村営バスが15時39分にありそれに乗ることで全てを取り戻すことが出来ました。バス停は栂池高原駅からすぐ右へ行った場所にあります。
1日4本しか走っていないのでなかなかアテには出来ませんが念のためチェックしておいた方が良いと思います。アルピコのホームページには掲載されていないので「南小谷村営バス」で検索すると確認できます。

コメント

Genkid

そのプラン知りませんでした
青春18きっぷ＆ムーンライト信州で白馬岳が夜行日帰りができるんですねー！全然知りませんでした。それにしても白馬岳は本当に綺麗ですね！青春18きっぷ余ってるので私も9/10までに行ければ…でもこのプランなら唐松五竜あたりも行けそうですね。鹿島槍ヶ岳はちょっとキツそうですが…

標高が2600mくらいを超えてくる山だと、いつも標準タイムが厳しく設定されていると感じるんですよねぇ〜。逆に高尾とかはかなーり甘いような…私は普段は67％で組んでますが、2600mオーバーは景色を堪能することも含めて80％で組んでいます。今日青春18で八ヶ岳行きましたが、強引に67％で組んだらやはり遅れてしまいました…標準タイムも扱いが難しいですね。何か良い基準があれば良いですが。とにかく無事に帰れて何よりです。

Alkaline

Re: そのプラン知りませんでした
ムーンライト信州で行ける最奥地が白馬岳です。アルピコ交通のホームページを見るとこれの運行にあわせて結構バスが出ています。でもね、日帰りで往復13時間くらい電車に乗っていました。。。

コースタイムはたくさんの人が来る場所は甘めで人が来ない場所ほど厳しいという認識でいます。今回のコースは人がたくさん来る場所だし難しい岩場があるわけでも無いので甘い設定だろうと思いましたが己の疲労を知ることが出来ておらず苦労することになってしまいました。
今後は自分の加齢も計算していかなきゃいけないのかと思うと切ないです。。。