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記録ID: 934106 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走日高山脈

遙かなる山 カムイエクウチカウシ

日程 2016年07月14日(木) 〜 2016年07月15日(金)
メンバー DoctorMK
天候くもり
アクセス
利用交通機関
車・バイク

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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
2時間30分
休憩
10分
合計
2時間40分
Sスタート地点15:0015:50七ノ沢出会16:0017:40八ノ沢出会
2日目
山行
12時間0分
休憩
1時間30分
合計
13時間30分
八ノ沢出会04:3006:00三股 08:20八ノ沢カール08:4010:40山頂11:2015:30八ノ沢出会16:0017:30七ノ沢出会18:00ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
コース状況の特徴;➀2016年は本州では残雪が少なく、北海道では残雪が多いという状況であった。このため、7月中旬でも八の沢カールに豊富な雪渓があったのか特徴。∋沈磴多いと札内川の水量も基本的には多いはずだが、この1週間は小雨が少々あったのみだったため、札内川の水量は多くなかったのも特徴であった。
▶七ノ沢出合から八ノ沢出合:札内川は徒渉部では膝までの水深であったが沢靴は必携。川岸や中州をうまく利用すると札内川徒渉は3カ所程度で済む。本当に必要な徒渉部分には両岸にケルンが必ずある。但し、赤テープやケルンが複数あるためどのルートをとるべきか判断に迷うことしばしば。
▶八ノ沢出合から三股:ストックをうまく利用すれば山靴でも徒渉可能。濡れた岩は山靴では滑りやすいので、三叉までは沢靴がおすすめ。ちなみに私は八ノ沢出合いで山靴に変えたのが失敗であった。転倒して川にドボン。一眼レフカメラが水没。
▶三股から八の沢カール:ルートファインディングが難しいところが1箇所。一旦下って左にトラバースする箇所で赤テープを見逃して直登すると行き詰まる。
▶八ノ沢カールから稜線:豊富な雪渓が残っていた。ストックがあればアイゼンは不要。ガスが多いとルートファインディングが難しい。雪渓を南東側にしばらくトラバースし、その後雪渓の中で南側に向きを変えて稜線に直登する。直登するルートが2つある(どちらにも曲がる場所で赤テープを見つけられなかった)。いずれも登れるが、トラバース距離が短く、早めに直登するルートが登りやすい。
▶稜線から山頂:クマザサで歩きにくい場所があるものの問題なし。

その他周辺情報札内ヒュッテから七ノ沢出合の林道は自転車があると非常に便利。
八ノ沢出合のテント場は7-8張り可能。
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図 [pdf]

写真

札内ヒュッテ前の駐車場は十分大きく余裕がある。秘密兵器の折りたたみ自転車を用意した。
2016年07月14日 14:53撮影 by Canon EOS Kiss X2, Canon
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札内ヒュッテ前の駐車場は十分大きく余裕がある。秘密兵器の折りたたみ自転車を用意した。
札内ヒュッテ前ゲート
2016年07月14日 14:56撮影 by Canon EOS Kiss X2, Canon
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札内ヒュッテ前ゲート
札内ヒュッテ
2016年07月14日 14:56撮影 by Canon EOS Kiss X2, Canon
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札内ヒュッテ
林道は多少のup-downがあるが急ではないので、往路も復路も自転車が非常に便利。
2016年07月14日 15:05撮影 by Canon EOS Kiss X2, Canon
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林道は多少のup-downがあるが急ではないので、往路も復路も自転車が非常に便利。
七の沢出合いの河原。ここに自転車をデポ。
2016年07月14日 15:54撮影 by Canon EOS Kiss X2, Canon
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七の沢出合いの河原。ここに自転車をデポ。
徒渉部分の両岸に必ずケルン・赤マークがある。
2016年07月14日 15:59撮影 by Canon EOS Kiss X2, Canon
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徒渉部分の両岸に必ずケルン・赤マークがある。
八の沢出合いのテント場。本日は計4張り。
2016年07月14日 17:42撮影 by Canon EOS Kiss X2, Canon
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八の沢出合いのテント場。本日は計4張り。
三叉が見えてくる。
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三叉が見えてくる。
滝の左岸(向かって右)を登る
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滝の左岸(向かって右)を登る
八の沢到着。ガスっているので全貌が見えないが、カールは豊富な残雪で覆われている。
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八の沢到着。ガスっているので全貌が見えないが、カールは豊富な残雪で覆われている。
カールを南東にトラバースした後、南にルートを変えて稜線を直登する。その途中からガスの上にでたために視界が開けてきた。ピリミッドピークが見えてくる。
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カールを南東にトラバースした後、南にルートを変えて稜線を直登する。その途中からガスの上にでたために視界が開けてきた。ピリミッドピークが見えてくる。
カムエクがガスの中から浮かび上がってくる。
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カムエクがガスの中から浮かび上がってくる。
稜線の直下のウコンウツギが青空に映える。
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稜線の直下のウコンウツギが青空に映える。
カムエクへの稜線。
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カムエクへの稜線。
コイボクカール側の南西稜線。
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コイボクカール側の南西稜線。
頂上はまじかだ
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頂上はまじかだ
昨年から新しい立派な標識が加わった。二百名山最難関の登頂!
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昨年から新しい立派な標識が加わった。二百名山最難関の登頂!
日高山系の雄大な眺め。稜線を流れる雲の先に昨年登ったペテガリがみえるぞ!
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日高山系の雄大な眺め。稜線を流れる雲の先に昨年登ったペテガリがみえるぞ!
尖っているのは十勝幌尻。ホンチャンの幌尻は残念ながら雲の中。
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尖っているのは十勝幌尻。ホンチャンの幌尻は残念ながら雲の中。
使用した沢靴
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使用した沢靴
使用した浄水ボトル
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使用した浄水ボトル
撮影機材:

感想/記録

▶二百名山を完登するためにはいくつかの難関があるが、おそらくカムエクは最難関だろうと想像する(まだ完登していないので推定だが、少なくともペデカリ、笈ケ岳よりは大変だった)。今年の山行の最も大きな目標がそのカムエク登頂であり、無事登頂できたことは大きな収穫だ。
▶山行日程だが、登ってみた感覚からは無理すれば日帰りも可能と感じた。だたし、そのためには時期(雪渓がなく、札内川の水量が多くない8月)、その日の天候、装備(自転車や沢靴など)、体調などが整わないと難しいだろう。本州在住の者にはこれらをクリアして日帰りするのは困難であり、山中泊が必要となる。そうなるとテント装備や食料・バーナーなど装備が大きくなってしまう。徒渉しながら重く大きな装備(55Lザック)はきつかった。なるべく装備を軽くすることが必要だが、今年発売されたファイントラックのカミナドーム2は正解だった。八の沢出合いのテント場は平坦で必要な石などもあり快適で、テント泊ではあったが頼りになった。八の沢出合いのテント場に一泊して、登頂日にはテントに不要な装備を残して登ればよい。
▶靴の選択は非常に重要だ。沢靴は必携であり、私は幌尻山行の時に購入したキャラバン(Caravan) 渓流タビ S660(写真)を使用した。沢靴での遡行が長時間となるため、サイズがフィットしていることが大切だ。ちなみに私はサイズMがやや大きく、巻き路の歩行が今一歩であった。それから、山靴は途中まで担ぐ必要があり、軽量なものがよい。岩稜帯はないのでlow cut shoesで十分である。
▶北海道ではエキノコッカス感染を避ける必要がある。水はもちろん豊富であるが、私はエキノコッカスの卵を除去できる携帯浄水器(セイシェル 携帯浄水器ボトル サバイバルプラス)を使用した。これは優れもので有り、災害時にも使用できそう(セシウムも除去できる)で購入する価値は十分あると感じた。
▶最後に熊情報だ。ご存じのとおり過去に福岡大学ワンゲル部3名が熊に殺された場所がカムエクであり、この点がやはり心配だった。中札内山岳センターの情報では、熊目撃情報は多数あるようだが、この5年間でカムエク登山者が熊の被害にあってはいないとのころ。熊は個体によってその習性は大きくことなる。人を恐れない、または襲う個体(数年前の羅臼岳近辺の熊)であるかどうかが大きなポイントとなると思われる。幸い今のところカムエクの熊は人を恐れるようである。私はちなみに熊撃退スプレーは山行中携帯したのだが、現時点では不要のようだ。
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