ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 934171
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

鷲羽岳、水晶岳、三俣蓮華岳、双六岳、槍ヶ岳

2016年08月03日(水) 〜 2016年08月06日(土)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
82:35
距離
50.4km
登り
4,227m
下り
4,219m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:33
休憩
0:19
合計
8:52
6:29
6:29
0
6:31
6:31
11
7:03
7:03
16
7:19
7:19
12
7:31
7:32
20
7:52
7:57
25
8:22
8:23
57
9:20
9:23
22
9:45
9:45
19
10:04
10:04
50
10:54
10:57
98
12:35
12:35
65
13:40
13:41
19
14:00
14:01
16
14:17
14:21
27
14:48
14:48
18
15:06
2日目
山行
9:43
休憩
1:28
合計
11:11
4:11
24
4:35
4:37
104
6:21
6:23
65
7:28
7:33
66
8:39
9:05
46
9:51
9:54
18
10:12
10:15
34
10:49
11:15
41
11:56
12:01
44
12:45
12:52
28
13:20
13:21
6
13:27
13:31
62
14:33
14:37
45
15:22
3日目
山行
8:31
休憩
0:30
合計
9:01
5:25
50
6:15
6:15
28
6:43
6:46
38
7:24
7:24
32
7:56
7:56
35
8:31
8:37
33
9:10
9:10
2
9:12
9:12
3
9:15
9:15
17
9:32
9:48
35
10:23
10:28
167
13:15
13:15
71
4日目
山行
9:59
休憩
1:12
合計
11:11
5:31
55
6:26
7:17
40
7:57
8:07
24
8:31
8:32
80
9:52
9:53
93
11:26
11:29
92
13:01
13:01
6
13:07
13:08
86
14:34
14:34
46
15:20
15:20
32
15:52
15:52
16
16:08
16:08
2
16:10
16:10
5
16:21
16:21
14
16:42
ゴール地点
天候 3日 晴れ曇り 夕方雨
4日 晴れ曇り 夕方小雨
5日 晴れ曇り
6日 晴れ

朝から昼前までは良い天気
昼前より雲が出て、その後ガス、曇り雨の天気でした。
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉 登山者用無料駐車場を利用。
平日の為 夜12時過ぎの到着で、7割程度の駐車率。
コース状況/
危険箇所等
極端に危険な場所はありません
注意が必要なところは

鷲羽岳山頂からワリモ岳過ぎの岩場トラバース
水晶岳山頂付近の岩場※
槍ヶ岳西鎌尾根 左俣乗越から先のトラバース、岩場※
槍ヶ岳の穂先※

未着の方も沢山おりましたが、私は安全対策で、※印ではヘルメットを着用しました。

その他周辺情報 新穂高登山者用駐車場から温泉街方面に戻り5分ほどのところに ひがくの湯 があります。
露天風呂と洗い場だけの温泉ですが、空いてます。
露天は広いし、食事もできるし、おすすめです。
予約できる山小屋
槍平小屋
新穂高 登山者用無料駐車場
平日なのに7割が埋まってます
2016年08月03日 05:59撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 5:59
新穂高 登山者用無料駐車場
平日なのに7割が埋まってます
いざスタート
2016年08月03日 06:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 6:28
いざスタート
左俣林道ゲートより先を進みます。ウォームアップにちょうどいい道です。
2016年08月03日 06:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/3 6:42
左俣林道ゲートより先を進みます。ウォームアップにちょうどいい道です。
ミヤマシャジン?
ソバナ?
2016年08月03日 07:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 7:35
ミヤマシャジン?
ソバナ?
わさび平小屋到着。
ここでトイレを済ませます
2016年08月03日 07:44撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 7:44
わさび平小屋到着。
ここでトイレを済ませます
買ったことないけど、食べたくなります。なぜかきゅうりが特に…
2016年08月03日 07:44撮影 by  iPhone 6s, Apple
4
8/3 7:44
買ったことないけど、食べたくなります。なぜかきゅうりが特に…
小池新道入り口。
ここから登山道になっていきます
2016年08月03日 08:22撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 8:22
小池新道入り口。
ここから登山道になっていきます
歩きやすい登山道だけど結構きついです。
2016年08月03日 08:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 8:30
歩きやすい登山道だけど結構きついです。
秩父沢到着。
ここは休憩ポイントです。
2016年08月03日 09:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 9:12
秩父沢到着。
ここは休憩ポイントです。
水が綺麗!
顔洗って気持ちいいですー
2016年08月03日 09:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/3 9:20
水が綺麗!
顔洗って気持ちいいですー
2016年08月03日 09:36撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 9:36
ハクサンフウロ
私が1番好きな花が、この旅で1番多く咲いてました
2016年08月03日 11:36撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 11:36
ハクサンフウロ
私が1番好きな花が、この旅で1番多く咲いてました
ようやく鏡平山荘に到着!
あいにくこの日は曇りで視界も悪く小池新道や鏡池での景色はダメでした。
2016年08月03日 12:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 12:25
ようやく鏡平山荘に到着!
あいにくこの日は曇りで視界も悪く小池新道や鏡池での景色はダメでした。
チングルマ
見事です
2016年08月03日 13:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:02
チングルマ
見事です
ミヤマリンドウ
2016年08月03日 13:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:02
ミヤマリンドウ
ミヤマキンポウゲ
2016年08月03日 13:06撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:06
ミヤマキンポウゲ

ハクサンチドリかな?
2016年08月03日 13:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:29

ハクサンチドリかな?
クルマユリ
2016年08月03日 13:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:30
クルマユリ
弓折乗越に到着
ガスです〜
この日の登りがようやく終わりました。
2016年08月03日 13:40撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/3 13:40
弓折乗越に到着
ガスです〜
この日の登りがようやく終わりました。
ウサギギク
この花好きです
2016年08月03日 13:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/3 13:47
ウサギギク
この花好きです

ウラジロタデ?
2016年08月03日 13:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:47

ウラジロタデ?
エゾシオガマ だよね?
2016年08月03日 13:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:47
エゾシオガマ だよね?
ウメバチソウ
2016年08月03日 13:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:49
ウメバチソウ
ニッコウキスゲ
2016年08月03日 13:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:49
ニッコウキスゲ
ハクサンイチゲ
2016年08月03日 13:55撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 13:55
ハクサンイチゲ
ガスでしたが、弓折乗越から双六小屋までは本当に花が綺麗でした
2016年08月03日 13:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/3 13:58
ガスでしたが、弓折乗越から双六小屋までは本当に花が綺麗でした
花畑!
2016年08月03日 14:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 14:00
花畑!
ゴゼンタチバナ
2016年08月03日 14:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 14:02
ゴゼンタチバナ
チングルマ
まだ花も咲いてました。
2016年08月03日 14:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/3 14:12
チングルマ
まだ花も咲いてました。
もう直ぐ双六小屋
雨がポツポツ。何とかもってくれー
2016年08月03日 14:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/3 14:42
もう直ぐ双六小屋
雨がポツポツ。何とかもってくれー
双六池前にコバイケイソウ
なかなか咲いているのが見つかりませんでした
2016年08月03日 14:48撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/3 14:48
双六池前にコバイケイソウ
なかなか咲いているのが見つかりませんでした
双六小屋テンバ
まだ空いてます
2016年08月03日 14:51撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/3 14:51
双六小屋テンバ
まだ空いてます
チェックイン
着替えた後でお疲れ様ー。
外は夕だちで大雨。
小屋内で頂きました。
2016年08月03日 16:01撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/3 16:01
チェックイン
着替えた後でお疲れ様ー。
外は夕だちで大雨。
小屋内で頂きました。
夕飯 天ぷらメインのおかずです
昨秋に続き2度目の利用ですが、変わらず美味しい。双六小屋はスタッフもよく、とても居心地が良い小屋です。
2016年08月03日 17:38撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/3 17:38
夕飯 天ぷらメインのおかずです
昨秋に続き2度目の利用ですが、変わらず美味しい。双六小屋はスタッフもよく、とても居心地が良い小屋です。
2日目の朝!
今回の山行で1番コースが長い日なので、暗いうちに出発。
2016年08月04日 04:13撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/4 4:13
2日目の朝!
今回の山行で1番コースが長い日なので、暗いうちに出発。
双六岳の巻き道分岐。
この日はタイム優先で巻き道を行きます。ここ数日昼過ぎから天気が悪くなってると聞いたのです。
2016年08月04日 04:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 4:34
双六岳の巻き道分岐。
この日はタイム優先で巻き道を行きます。ここ数日昼過ぎから天気が悪くなってると聞いたのです。
目指す鷲羽岳、水晶岳 方面
2016年08月04日 04:48撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 4:48
目指す鷲羽岳、水晶岳 方面
日の出前の空がとても綺麗
2016年08月04日 04:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/4 4:49
日の出前の空がとても綺麗
巻き道途中で日の出を迎える。
素晴らしい
2016年08月04日 05:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 5:03
巻き道途中で日の出を迎える。
素晴らしい
双六小屋から三俣山荘までの区間は景色が本当に素晴らしく、今回の山行で1番好きな場所になりました
2016年08月04日 05:05撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/4 5:05
双六小屋から三俣山荘までの区間は景色が本当に素晴らしく、今回の山行で1番好きな場所になりました
槍方面も素晴らしい
2016年08月04日 05:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 5:47
槍方面も素晴らしい
本当に気持ちの良い山歩きができました
4
本当に気持ちの良い山歩きができました
でも…
虫がめっちゃ多いです。
ハナアブみたいなハエみたいな虫です。
2016年08月04日 06:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 6:30
でも…
虫がめっちゃ多いです。
ハナアブみたいなハエみたいな虫です。
三俣蓮華岳分岐を過ぎて鷲羽岳が正面に見えてきました
2016年08月04日 06:51撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/4 6:51
三俣蓮華岳分岐を過ぎて鷲羽岳が正面に見えてきました
三俣山荘着
東に鷲羽岳、南に槍ヶ岳、西に三俣蓮華岳とロケーション最高です
2016年08月04日 07:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 7:02
三俣山荘着
東に鷲羽岳、南に槍ヶ岳、西に三俣蓮華岳とロケーション最高です
山荘に荷物をデポして、アタックザックで まず鷲羽岳を目指します
2016年08月04日 07:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 7:39
山荘に荷物をデポして、アタックザックで まず鷲羽岳を目指します
振り返ると三俣蓮華岳
帰路で立ち寄る予定
2016年08月04日 07:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
3
8/4 7:45
振り返ると三俣蓮華岳
帰路で立ち寄る予定
イワギキョウ
2016年08月04日 07:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 7:53
イワギキョウ
登ってくると、振り返ると黒部五郎岳に!この山は終始存在感ありました
2016年08月04日 08:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 8:04
登ってくると、振り返ると黒部五郎岳に!この山は終始存在感ありました
鷲羽岳山頂までは1時間くらいで登れますが、傾斜もきつく偽ピーク?もあってなかなか大変でした。ガスが上がってきていて焦りもあり…。
2016年08月04日 08:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 8:28
鷲羽岳山頂までは1時間くらいで登れますが、傾斜もきつく偽ピーク?もあってなかなか大変でした。ガスが上がってきていて焦りもあり…。
ガスがぁ〜
2016年08月04日 08:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 8:49
ガスがぁ〜
鷲羽岳山頂!
何とか晴れ間の中登頂
今回の山行の第1の目的地だったので感慨ひとしおです。
5
鷲羽岳山頂!
何とか晴れ間の中登頂
今回の山行の第1の目的地だったので感慨ひとしおです。
これから向かう水晶岳方面。まずはワリモ岳を目指します
2016年08月04日 09:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 9:14
これから向かう水晶岳方面。まずはワリモ岳を目指します
タカネシオガマ
2016年08月04日 09:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 9:37
タカネシオガマ
ワリモ岳へのガレ場登り。
ワリモ(と)アップダウンあります^_^;
2016年08月04日 09:38撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 9:38
ワリモ岳へのガレ場登り。
ワリモ(と)アップダウンあります^_^;
ワリモ岳山頂。
蒔いたところにあります
2
ワリモ岳山頂。
蒔いたところにあります
ウメバチソウ
2016年08月04日 09:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 9:45
ウメバチソウ
そして向かうは水晶岳、左は存在感抜群の薬師岳。そのうち行きたい。
2016年08月04日 09:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 9:58
そして向かうは水晶岳、左は存在感抜群の薬師岳。そのうち行きたい。
ワリモ北分岐
帰路はここから黒部源流コースに向かいます
2016年08月04日 10:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 10:12
ワリモ北分岐
帰路はここから黒部源流コースに向かいます
ようやく水晶小屋です
疲れてきたなぁ。
なので双六小屋で用意してもらったお弁当を食べました
ようやく水晶小屋です
疲れてきたなぁ。
なので双六小屋で用意してもらったお弁当を食べました
今回の山行に用意したヘルメット着用して水晶岳に向かいます
黒岳岳に黒い!
2016年08月04日 11:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/4 11:24
今回の山行に用意したヘルメット着用して水晶岳に向かいます
黒岳岳に黒い!
登山道横には水晶らしき原石もちらほら。
2016年08月04日 11:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 11:45
登山道横には水晶らしき原石もちらほら。
途中にストックを置いて、山頂を目指します。それなりの岩場を歩いていきます。楽しいです。
振り返ると歩いてきた方面と花畑
2016年08月04日 11:48撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 11:48
途中にストックを置いて、山頂を目指します。それなりの岩場を歩いていきます。楽しいです。
振り返ると歩いてきた方面と花畑
水晶岳山頂登頂!
ここには前々からいつか行きたいロマンを感じてたのでついに来れた感で嬉しくなりました
簡単には来れない場所ですね
5
水晶岳山頂登頂!
ここには前々からいつか行きたいロマンを感じてたのでついに来れた感で嬉しくなりました
簡単には来れない場所ですね
ワリモ北分岐まで戻り黒部源流方面に下ります。
黒部源流と祖父岳経由雲の平の分岐、岩茸乗越です。
雲の平も直ぐそこ、奥深いところまでよく来たなぁ。
2016年08月04日 13:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 13:29
ワリモ北分岐まで戻り黒部源流方面に下ります。
黒部源流と祖父岳経由雲の平の分岐、岩茸乗越です。
雲の平も直ぐそこ、奥深いところまでよく来たなぁ。
下降して黒部源流コースへ。
水場で補給。冷たくて最高です。
花も沢山咲いていて素敵です。
2016年08月04日 13:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 13:53
下降して黒部源流コースへ。
水場で補給。冷たくて最高です。
花も沢山咲いていて素敵です。
でも、コースタイム40分は無理!
1時間以上下っていきます。
コースのあちこちに小さな沢が流れてる感じで雨の日は歩きたくないです
2016年08月04日 14:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 14:21
でも、コースタイム40分は無理!
1時間以上下っていきます。
コースのあちこちに小さな沢が流れてる感じで雨の日は歩きたくないです
最低地点まで来て(かなり疲れてる…)黒部源流の碑。
ここで雨が降ってきてしまいました。このたび唯一のレインウエアを着用。そして三俣山荘まで登り返し…。暑い!キツイ!
2016年08月04日 14:41撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/4 14:41
最低地点まで来て(かなり疲れてる…)黒部源流の碑。
ここで雨が降ってきてしまいました。このたび唯一のレインウエアを着用。そして三俣山荘まで登り返し…。暑い!キツイ!
山荘到着後、着替えて 濡れたものを干して、お疲れ様会!
また晴れてきましたー
2016年08月04日 16:50撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 16:50
山荘到着後、着替えて 濡れたものを干して、お疲れ様会!
また晴れてきましたー
夕飯は鹿肉シチュー
脂身少ないビーフと言われれば、そんな感じかな?。鹿害と共生の事も考えてもらいたいとのこと。その通りですね。
2016年08月04日 17:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
3
8/4 17:37
夕飯は鹿肉シチュー
脂身少ないビーフと言われれば、そんな感じかな?。鹿害と共生の事も考えてもらいたいとのこと。その通りですね。
オーナーの息子、娘さんが手伝いまくってました。すごいしっかりしていて、えらい。素晴らしい。
2016年08月04日 18:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/4 18:29
オーナーの息子、娘さんが手伝いまくってました。すごいしっかりしていて、えらい。素晴らしい。
黒部の山賊!
三俣山荘の前オーナー著
ここに来たらこの本は読みたいと思ってました。帰ったら資料補足のついた定本版を買うつもりです。
1
黒部の山賊!
三俣山荘の前オーナー著
ここに来たらこの本は読みたいと思ってました。帰ったら資料補足のついた定本版を買うつもりです。
夕食後景色を見に外に。
途中写真をお願いした 何と秋田から来たMさんと再会!
1
夕食後景色を見に外に。
途中写真をお願いした 何と秋田から来たMさんと再会!
水晶岳山頂で写真をお願いしたAさんと再会!かずさんの地元とほど近い場所にお住まいとの事。山登りしてると偶然は結構あったりします。
2
水晶岳山頂で写真をお願いしたAさんと再会!かずさんの地元とほど近い場所にお住まいとの事。山登りしてると偶然は結構あったりします。
3日目の朝
朝の槍ヶ岳方面 綺麗です
2016年08月05日 05:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/5 5:18
3日目の朝
朝の槍ヶ岳方面 綺麗です
いざ出発。
今日は槍のふもと 槍ヶ岳山荘まで歩きます。こう見ると遠い…
2016年08月05日 06:05撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/5 6:05
いざ出発。
今日は槍のふもと 槍ヶ岳山荘まで歩きます。こう見ると遠い…
まずは三俣蓮華岳を目指します
2016年08月05日 06:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/5 6:09
まずは三俣蓮華岳を目指します
三俣蓮華岳到着!
この山は四方の眺望が最高で、とても好きな山になりました。
鷲羽岳 水晶岳 薬師岳 黒部五郎岳 笠ヶ岳 双六岳 槍ヶ岳 全部見えます。行くべき山ですね。
5
三俣蓮華岳到着!
この山は四方の眺望が最高で、とても好きな山になりました。
鷲羽岳 水晶岳 薬師岳 黒部五郎岳 笠ヶ岳 双六岳 槍ヶ岳 全部見えます。行くべき山ですね。
三俣蓮華岳から向かう双六岳方面、見えるのは経由する丸山。この登山道は最高に気持ちいい。
2016年08月05日 06:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/5 6:54
三俣蓮華岳から向かう双六岳方面、見えるのは経由する丸山。この登山道は最高に気持ちいい。
やはり存在感を主張してくる黒部五郎岳。いつか行ってみたいが、ここも遠いです。
2016年08月05日 07:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/5 7:10
やはり存在感を主張してくる黒部五郎岳。いつか行ってみたいが、ここも遠いです。
丸山より双六岳
笠ヶ岳もよく見えます
2016年08月05日 07:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/5 7:32
丸山より双六岳
笠ヶ岳もよく見えます
丸山より鷲羽岳、水晶岳
歩いてきたエリアを見返すのは楽しい。
2016年08月05日 08:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/5 8:21
丸山より鷲羽岳、水晶岳
歩いてきたエリアを見返すのは楽しい。
双六岳到着!
昨秋来た時はガスでした。
人気あるのか人が多かったです。
2
双六岳到着!
昨秋来た時はガスでした。
人気あるのか人が多かったです。
よく見る双六山頂から双六小屋に向かう時の双六台地の景色。
2016年08月05日 08:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/5 8:45
よく見る双六山頂から双六小屋に向かう時の双六台地の景色。
戻ってきました双六小屋。
でも今日はここから西鎌尾根で槍まで行かねばなりません。
2016年08月05日 09:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/5 9:18
戻ってきました双六小屋。
でも今日はここから西鎌尾根で槍まで行かねばなりません。
双六小屋から見えるピーク、樅沢岳に到着。モミサワです。我々はモミーと呼びました。
3
双六小屋から見えるピーク、樅沢岳に到着。モミサワです。我々はモミーと呼びました。
ミネウスユキソウ
エーデルワイスです
2016年08月05日 10:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/5 10:43
ミネウスユキソウ
エーデルワイスです
硫黄尾根の直ぐ横を西鎌尾根で歩いていきます。大迫力。
2016年08月05日 10:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/5 10:58
硫黄尾根の直ぐ横を西鎌尾根で歩いていきます。大迫力。
硫黄乗越
先は長い…
2016年08月05日 11:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/5 11:00
硫黄乗越
先は長い…
左俣乗越
ここまで小さなアップダウンが続き、もう疲れてます。
お昼ご飯を食べました。
2016年08月05日 11:48撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/5 11:48
左俣乗越
ここまで小さなアップダウンが続き、もう疲れてます。
お昼ご飯を食べました。
左俣乗越からはガレた割と危ない登山道を歩いていきます。
鎖場なんかもありますが、私はトラバースする登山道の方が危なさを感じました。
2016年08月05日 12:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/5 12:34
左俣乗越からはガレた割と危ない登山道を歩いていきます。
鎖場なんかもありますが、私はトラバースする登山道の方が危なさを感じました。
でも、標高はずっと2600メートル台なんです。アップダウンしてるだけで標高上がりません…
2016年08月05日 12:59撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/5 12:59
でも、標高はずっと2600メートル台なんです。アップダウンしてるだけで標高上がりません…
目指す槍ヶ岳は終始ガスでした
2016年08月05日 13:05撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/5 13:05
目指す槍ヶ岳は終始ガスでした
千丈乗越到着。いやいや、ホント疲れてます。ここから一気に3000メートル超えまで登ります。ヒェ〜
2016年08月05日 13:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/5 13:15
千丈乗越到着。いやいや、ホント疲れてます。ここから一気に3000メートル超えまで登ります。ヒェ〜
九十九折の急登を登っていきます。アップダウンの登山道よりいいかも。
2016年08月05日 13:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/5 13:47
九十九折の急登を登っていきます。アップダウンの登山道よりいいかも。
ようやく到着!
陽気な外人さんに撮ってもらいました。やった!
3
ようやく到着!
陽気な外人さんに撮ってもらいました。やった!
チェックインして着替えて干して、いつものお疲れ様会!毎日ビールが美味しゅうございます。
山荘は韓国人ツアー、欧米の方々などを含め大変混雑してましたが布団は1名1つ大丈夫でした
2016年08月05日 15:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/5 15:29
チェックインして着替えて干して、いつものお疲れ様会!毎日ビールが美味しゅうございます。
山荘は韓国人ツアー、欧米の方々などを含め大変混雑してましたが布団は1名1つ大丈夫でした
夕飯はハンバーグ
ボリュームあって美味しい
2016年08月05日 18:01撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/5 18:01
夕飯はハンバーグ
ボリュームあって美味しい
日の出前の槍ヶ岳。
混みそうなのでさっさと登りに向かいます
2016年08月06日 04:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/6 4:39
日の出前の槍ヶ岳。
混みそうなのでさっさと登りに向かいます
いい感じです。
やっぱり登山道は渋滞…
立ち止まって景色が見れるからまあいいとしましょう。
2016年08月06日 04:51撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/6 4:51
いい感じです。
やっぱり登山道は渋滞…
立ち止まって景色が見れるからまあいいとしましょう。
最後の垂直はしご。
かず様は余裕です。
私はヘタレです。
最後の垂直はしご。
かず様は余裕です。
私はヘタレです。
この旅1番のモルゲンロート
槍から見る穂高連峰方面
2016年08月06日 05:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/6 5:11
この旅1番のモルゲンロート
槍から見る穂高連峰方面
山頂も大渋滞
2016年08月06日 05:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/6 5:14
山頂も大渋滞
笠ヶ岳に槍の影が重なります
2016年08月06日 05:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/6 5:15
笠ヶ岳に槍の影が重なります
昨日歩いてきた西鎌尾根
よく歩きました
2016年08月06日 05:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/6 5:15
昨日歩いてきた西鎌尾根
よく歩きました
2016年08月06日 05:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 5:17
2016年08月06日 05:22撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 5:22
槍ヶ岳登頂しました!
槍ヶ岳山荘シャツも着てみました
4
槍ヶ岳登頂しました!
槍ヶ岳山荘シャツも着てみました
もっとゆっくり山頂を楽しみたかったけど、全く余裕なし…
うーんって感じです
2016年08月06日 05:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/6 5:24
もっとゆっくり山頂を楽しみたかったけど、全く余裕なし…
うーんって感じです
常念岳
2016年08月06日 05:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/6 5:31
常念岳
下山の方が私は楽に進むことができました。感覚をを詰めて歩く後続登山者の方が鬱陶しかったです。

マナーと安全的にも間隔は開けるべきですね。
2016年08月06日 05:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 5:42
下山の方が私は楽に進むことができました。感覚をを詰めて歩く後続登山者の方が鬱陶しかったです。

マナーと安全的にも間隔は開けるべきですね。
朝食の代わりに楽しみにしていた槍ヶ岳山荘の焼きたてパンを頂きました。焼きあがって5分で完売。というか焼き上がりの数が少なすぎです。買えない人続出。

味はとても美味しかったです。
2016年08月06日 06:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/6 6:21
朝食の代わりに楽しみにしていた槍ヶ岳山荘の焼きたてパンを頂きました。焼きあがって5分で完売。というか焼き上がりの数が少なすぎです。買えない人続出。

味はとても美味しかったです。
出発後、大喰岳まで登ってみました。槍ヶ岳を始めに素晴らしい景色が見れます
2016年08月06日 07:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 7:42
出発後、大喰岳まで登ってみました。槍ヶ岳を始めに素晴らしい景色が見れます
イワツメグサ
2016年08月06日 07:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/6 7:47
イワツメグサ
大喰岳!
槍ヶ岳大迫力
2016年08月06日 08:19撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/6 8:19
槍ヶ岳大迫力
飛騨沢を槍平へ下ります
西鎌尾根の急傾斜が真横で見ることができます
2016年08月06日 08:55撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 8:55
飛騨沢を槍平へ下ります
西鎌尾根の急傾斜が真横で見ることができます
千丈分岐点に槍平小屋設置のエイドキットがあります
2016年08月06日 09:51撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 9:51
千丈分岐点に槍平小屋設置のエイドキットがあります
分岐からしばらく下ると水場があります。冷たくて美味しいー
2016年08月06日 10:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 10:42
分岐からしばらく下ると水場があります。冷たくて美味しいー
2016年08月06日 10:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 10:47
槍平小屋でラーメンを頂きました。しかしこの日は暑い〜
2016年08月06日 12:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 12:09
槍平小屋でラーメンを頂きました。しかしこの日は暑い〜
槍平小屋から見える南岳、穂高。
ここから登るのはしんどそうです
2016年08月06日 12:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/6 12:17
槍平小屋から見える南岳、穂高。
ここから登るのはしんどそうです
滝谷
水量計カメラが設置されてました
2016年08月06日 13:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 13:03
滝谷
水量計カメラが設置されてました
白出沢
涸れ沢でした
槍平小屋からここまで長かったです。
2016年08月06日 14:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 14:18
白出沢
涸れ沢でした
槍平小屋からここまで長かったです。
白出沢を渡った所に水場がありました。疲れてたのでガブ飲みしました。美味い!
2016年08月06日 14:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 14:21
白出沢を渡った所に水場がありました。疲れてたのでガブ飲みしました。美味い!
白出沢からは林道歩きになります
2016年08月06日 15:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 15:04
白出沢からは林道歩きになります
穂高岳山荘
2016年08月06日 15:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 15:18
穂高岳山荘
やーっと新穂高に帰着。
お疲れ様でした!
2016年08月06日 16:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/6 16:15
やーっと新穂高に帰着。
お疲れ様でした!
翌日松本市波田町のJA直売所で名産スイカを買って帰りました。
2016年08月07日 12:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/7 12:16
翌日松本市波田町のJA直売所で名産スイカを買って帰りました。
水晶小屋で買ったTシャツです。
ホシガラスが描かれてます
表には 水晶 と書かれてます。
2016年08月08日 08:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/8 8:42
水晶小屋で買ったTシャツです。
ホシガラスが描かれてます
表には 水晶 と書かれてます。
水晶岳バッジ
2016年08月08日 12:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/8 12:09
水晶岳バッジ
鷲羽岳バッジ
2016年08月08日 12:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
8/8 12:09
鷲羽岳バッジ
三俣蓮華岳バッジ
2016年08月08日 12:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/8 12:09
三俣蓮華岳バッジ
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 時計 タオル ストック ヘルメット ゲイター 昼ご飯 予備電池 筆記用具 保険証 携帯

感想

■三俣蓮華岳 山頂




■大喰岳 山頂




会社の勤続特別休暇を利用して、かずさんと北アルプスの奥地を縦走してきました。色々候補は立てたのですが、3泊で計画できるコースで絞り込んで、私がずっと行きたかった鷲羽岳を目的地にしながら、かずさんが行きたかった水晶岳と、西鎌尾根を利用して槍ヶ岳も登ってしまう周回コースで企画しました。なかなか贅沢なコースです。長期山行となるので、山小屋利用とし、昨年も利用した双六小屋、ロケーション抜群の三俣山荘、1度は泊まりたかった槍ヶ岳山荘と、人気の山小屋連泊山行としました。

2日の18時半に八王子の我が家を出発。
新穂高の登山者駐車場には24時過ぎに到着しました。流石に新穂高は遠い。八王子から300キロです。今回のスケジュールは平日利用なので登山者駐車場も楽勝かと思いきや7割は埋まってました。これでは土日はいっぱいですね。

3日(1日目)
セレナのシートをフラットにして睡眠。
5時に起きて6時過ぎに出発しました。
昨年シルバーウィークにやはりかずさんと双六岳・笠ヶ岳を周回した時は、小池新道の登りのペースを速く登ってしまい、暑さもあってしんどい思いをしてしまったので、今回はマイペースを意識して歩きました。この日は天気も曇り、ガスで景色は望めないものの、暑すぎず歩く事ができました。すれ違った人に話を聞くと1日も2日も朝は好天、昼から曇り、午後は大雨、雷も一部あり…という天気が続いてるとのこと。特に午後の雨は凄かったらしく、私たちも今回の旅ではなるべく早めに山小屋到着を目指すことにしました。

わさび平小屋、鏡平山荘、また各分岐をコースタイムより少し早いペースで進み、予定どおりに双六小屋に到着できました。

今回の山行では初めてヤマプラを活用して山行計画を立て、事前に印刷と、計画書を岐阜県警にメール提出してきましたが、とても簡単便利でよかったです。これは毎回活用させて貰おうと思います。

小池新道始めコースのほとんどで高山植物の花々が咲き乱れていて天気がイマイチでしたが楽しく歩く事ができました。私の大好きなハクサンフウロもこれでもか!というくらい咲いてました。(小池新道で行き違ったおばさんはフウロはこの辺だけに咲いてた…と話してたのですが、どこを歩いてきたのでしょう?)

双六小屋は2度目の利用。今回も愛想の良いスタッフさんで気持ちよく利用させてもらいました。このエリアが好きなんですか?と聞かれましたが、この山小屋も好きなんですと思いました(言わなかったけど)双六小屋は乾燥室が広く超強力で、あっという間に乾かす事ができるのでとても便利です。夕食は天ぷら。ボリューム満点で2度目といってもやっぱり美味しいです。
布団は1人1枚で利用できました。
双六小屋は折立方面からの登山者が多かったように思えます。

4日(2日目)
この日は三俣山荘、鷲羽岳、水晶岳をめぐって三俣山荘泊、最長コースなので、朝4時過ぎに出発しました。まだ暗いのでヘッドライトをつけて双六岳方面を登ります。昨年もここは双六岳登山で歩いてるので少し安心。今回は巻道分岐より巻道で三俣山荘を目指します。

巻道を歩いている途中で日の出を迎えました。
素晴らしいです!巻道は人気がないのか、数組の登山者としかすれ違いませんでした。
日の出で起きるのは人だけではないようで、大量の虫がたかってきます。ハナアブ? ハエ?とにかくすごい数です。幸い刺したり、吸血したりはしませんが、たかって触覚?でペロペロ突っつくような事をするのです。そして逃げません。指で摘めるし、払えば潰れる… バカなのかフレンドリーなのか、この虫にはこの山行中、日中は常にまとわりつかれました。行き交う登山者皆さん、虫がねぇ〜と合言葉のように話してましたね。まぁ慣れれば害はありません。

虫のことだけクローズアップしてしまいましたが、この区間はとてもとても景色が良いです。帰路は稜線コースを歩きましたが、とにかく最高の景色が楽しめます。奥深い北アルプスの山々、槍ヶ岳 穂高連峰、気持ちが良いのです。鷲羽岳を楽しみにしていたのですが、双六小屋−三俣山荘間の気持ち良さはとにかくオススメだと思います。

三俣山荘にザックをデポさせてもらい、アタックで鷲羽岳を目指します。最高の景色だったのですが登り始めるとガスが湧いてきました。オイオイ頼むよ〜と、かずさんには申し訳なかったのですが急いで登ります。ピークと思いきや、まだ先があったりしながら1時間で登頂。なんとか晴れ間の中で到着できました。
鷲羽岳は周りの山から見た山容がとてもカッコよく本当に鷲が羽を広げてるように見えるので いつか登りたいと思っていたので感激でした。

鷲羽岳から水晶岳を目指すのですが、ガスが覆ってしまいました。途端にかずさんはテンションダウン…どっちでもいいよとおっしゃります。何を弱気な事を言ってますの?あなたが行きたいのは水晶岳でしょ!行きますよと先を進むと、ワリモ岳近くから視界が良くなり、薬師岳、水晶岳とはっきりと存在感を確認できるようになりました。(途端にかずさんは元気になりました…)水晶小屋までは意外に長く、結構疲れましたが、ようやく到着。双六小屋のお弁当を食べ、バッジとTシャツを買いました。
しかし水晶小屋は小さいですね。激混雑するのは納得です。

その後、小屋から水晶岳までピストンします。
水晶岳の核心部は岩場なのでストックは道脇に置いて、ヘルメットを着けて登りました。特別に危ないところはありませんでした。
水晶岳山頂ではガスがちでしたが、裏銀座の烏帽子岳、野口五郎岳、赤牛岳を見る事が出来てよかったです。どの山も簡単には行けない山ばかりですね。なかなか来れない場所に来てるなぁと実感。来てよかったです。(念願の山にかずさんのテンションも急上昇でした・笑)

水晶小屋に戻ってからはワリモ北分岐まで戻り、岩茸乗越に下って、黒部源流コースを歩きます。源流コースに入ってすぐ美味しい水場があり、三俣山荘から小屋を除き補給ができなかったのでありがたかったです。冷たくて美味しい。源流となる沢が登山道を何度も横切っていて、また花々がたくさん咲いていて気持ちが良いです。ただし、岩茸乗越から源流の碑まではコースタイム40分ですが1時間以上かかりました。以外ととても疲れる区間でした。

源流の碑で不安だった雨がとうとう降ってきてしまいました。仕方なくレインウエアを着て三俣山荘まで登り返しました。う〜暑い!。

三俣山荘でも1名1つの布団を使わせて頂けました。着替えて乾燥室(いっぱいでした)で衣類を干してから、外のデッキでお疲れ様会をしました。この頃にはまた晴れて、鷲羽岳 槍ヶ岳がよく見えました。
夕飯は鹿肉のシチュー、脂身のないビーフのようでした。北アは未だだそうですが南アは鹿害も酷いようで、私も丹沢 奥秩父でもよく見かけますし、本当にどうしていくのか考えていかねばならない問題なのだと思います。
食事の時に隣になったソロ女子のAさんは水晶岳で写真をとってくれた方で、かずさんの隣町から来ており、裏銀座を縦走してきたとのこと、いや〜強者でございます。

5日(3日目)
朝ごはんの準備ができましたぁ〜
三俣山荘オーナー?の娘さん4歳の声がけを聞きながら朝食を食べ、出発の準備をします。お兄ちゃんは売店の手伝いをしてるし、この兄弟、山小屋の立派なスタッフでした。えらい!

天気は最高、槍も鷲もこれから向かう三俣蓮華岳も綺麗に見えます。三俣蓮華岳までは2日目同様、虫に好かれながら登っていくのですが、もうこの頃になると大して気にならず、こんなものかなって感じになってます。

三俣蓮華岳は、予想以上に最高の眺望で、360度全ての山が見えました。歩いてきた鷲羽岳、水晶岳、これから向かう双六岳、槍ヶ岳とその奥の穂高連峰、富山方面には黒部五郎岳、薬師岳もよく見えます。私が今回登った山頂では三俣蓮華岳が1番よかったかな。北アルプスの展望台のような場所だと思いました。

その後双六岳経由で双六小屋まで歩きました。やはりこの稜線歩きは最高で本当に気持ちよく歩く事ができました。

双六小屋からは槍ヶ岳に向けて西鎌尾根を登っていきます。途中、樅沢岳(もみさわ)を経由し、硫黄乗越、左俣乗越、と小さいアップダウンを繰り返しながら登っていきます。しかし正確には2600メートル台で停滞しており、疲れる割にはちっとも登っていないのです。分かっていたことですがこれは辛い!途中で会ったおじさんに、コースタイムより時間がかかったよ、と伝えられたかずさんのペースが上がり、私的にはバテ気味に黙々と歩いて行きました。
天気がまたまたガス気味になってしまったのも原因かな。でも、間近で硫黄尾根を見れてこれには大迫力でした。荒々しいです。

左俣乗越から先は 鎖場もあるガレ場登りや、ザレた急斜面のトラバースなど 慎重に行けば問題ないレベルですが疲れた登山ではちょっと危ない場所を通過していきます。
千丈乗越から先は一気に槍の肩3000メートル超えまで九十九折の急登を登っていきます。これはこれできついですが、ゴールが分かってるので頑張れますね。そしてようやく槍ヶ岳山荘に到着できました。

山荘は韓国人登山ツアーや欧米の団体などを含め大混雑でしたがキャパが多いのでこの日も布団一つを確保できました。乾燥室もとても清潔に管理されていて好印象です。(でも双六小屋のパワーには勝てない!)着替えてから外デッキでお疲れ様会。毎日ビールが美味しいです。
槍の穂先はこの日はほとんど見えませんでしたが、毎日の天気が朝は良いので、明日は晴れるでしょ!とお気楽な気持ちになってました。
夕飯はハンバーグでした。ボリューム満点で美味しかったです。

6日(4日目)
槍の穂先を目指す人が多そうなので、早朝5時から登る準備をしました。私は山小屋でTシャツを買うのが好きで、槍ヶ岳山荘シャツも買ったのですが、かずさんにもノリで買ってもらってTシャツを来て、ヘルメット着用で登りました。
予想通り、たもとから登山渋滞で少しづつ登っていきます。昨秋も登りましたが やっぱり足場の悪い急角度の岩場を登るのは緊張しますね。
感じたのが、渋滞だから仕方ないとはいえ、間隔を詰めて登る人の多いこと。せめてクサリやはしごの時は前の人が終わってから取り付くくらいのマナーがあるべきでは?と感じました。
落石含め何かあってからでは遅いし、結局前が詰まっているから詰めても意味がないのです。
(特に私の後ろにいた、遅いから先に行ってくださいと私を先に行かせて終始ぴったり付いてきた おっさん、あんたのことです!)

登っている最中に日の出を迎え、穂高連峰のモルゲンロートなどを楽しむことができました。

山頂でも四方景色が素晴らしかったのですが、写真撮影の大渋滞でゆっくり見ることなどはできなかったのは仕方ないとはいえ残念でしたね。

下山後、朝食の代わりに楽しみにしていた名物焼きたてパンをいただきました。7時に館内放送があり、喫茶店で販売するのですが、5分後には売り切れました。運よく私たちは買えたのですが、買えない人続出…。だって販売量少なすぎです。山小屋だから仕方ないのかな?
買いたい人は時間にフロント前あたりで待機した方がいいです。
なお、パンはとっても美味しかったです。コーヒーもいただき贅沢なひと時を過ごしました。

この日は新穂高まで下るだけでしたが、大喰岳(おおばみ)からの槍の写真を以前見て素晴らしかったので、ちょっと立ち寄ってみました。
20分くらいで登れる山ですが、もう本当に景色最高でした。槍は登るもんではなく見るもんだ〜と話していたおじさんが大喰岳山頂にいたよとあとからかずさんが言っていましたが、本当にその通りかもしれません。少なくとも、こんなに簡単に登れるのだから槍に来たなら大喰岳には行くべきだと思います。

飛騨沢の急な下りを下山します。右手には昨日歩いた西鎌尾根を見ながらとなりますが、やはりすごい角度!。よく登ったなあ。登ってる時より外から見た方が急に見えるのはなんででしょうね。
正面に笠ヶ岳の勇姿を見ながらずっと歩いて行きます。途中、沢で給水できたりしますが、この日はとても暑く、樹林帯に入ってから槍平小屋まではきつかったですね。
槍平小屋は水が豊富で、冷たい水の補給、また顔も洗って気持ちよいです。お昼にラーメンを頂いて、さらに先に進みます。
大雨の時には注意の滝谷を超えて白出沢までは、ダラダラと長い距離を標高をあまり下げずに歩くことになり、しんどかったです。
白出沢には給水ポイントがあり、冷たくて本当に気持ちよかったな。
行き交う人皆暑さには大変そうでしたので、この時期対策必須だなと思いました。
そこから先は一般林道となり、これまたダラダラと歩きながら16時半過ぎに新穂高に到着しました。

長かった〜!( ´ ▽ ` )ノ
やった〜( ´ ▽ ` )ノ
4日間サポートしてくれた かずさん、お疲れ様でした。おかげで楽しく登ることができました。ありがとうございましたm(_ _)m

■旅を終えて
今回の山行は私の会社の特別休暇を利用して計画したもので、なかなか普段は3泊4日プランは立てにくく、初めての長期山行で、貴重な経験になりました。
鷲羽岳を中心としたエリアは私のスピードでは2泊ではピストンになってしまうし、今回は3泊だったのでとても贅沢なコースを楽しむことができました。梅雨明け後天気がイマイチ安定せず心配でしたが、よい時間帯は素晴らしい天気で、期待以上の景色が楽しめました。どの山小屋も特色があってよかったし、行き交う登山者が皆楽しそうで、そういう人たちと挨拶しながらの山歩きは やはりいいもんだと再実感しながらの登山となりました。
できれば今後も予定をやりくりして3泊旅に出かけられたらいいなぁと思っています。
今回のコース検討ではかずさんが色々プラン検討して頂き、助かりました。またよろしくお願い致します。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2638人

コメント

素敵なロングコース
素敵なロングコースを踏破されましたね。
あとは虫さえいなければ…さぞや快適な山行であったことでしょう。
ところで「危険、辛い、長い、ところは行きません」ではなかったでしたっけ?(笑)

当方、諸事情につき、今年の夏山シーズンはほとんどお休み状態です。
良くて日帰りで、テント泊は厳しめです。
せっかく春先から調子を上げてきたのに残念ですが、仕方がありません。
レコを拝見して、自分も行ってきた気分になることができました。

お名前の39はどこへ???
2016/8/15 20:39
Re: 素敵なロングコース
kenboさんこんにちは。

2泊までは経験ありましたが、初の3泊にて行くことができました。このコース、変化も多く本当に素晴らしかったのですが、山レコを見る限りあまり同じコースを歩いている方は少ないようです。周回としてはとてもおすすめのコースだと思います。

危険でもなく 辛くもなく 長くもないコースですよ。山小屋ですし。1日あたりで見れば丹沢表尾根大倉コース+αくらいでしょうか。
まぁいつでも私は辛いのですが。

虫は刺さない噛まない、いい奴だったので途中からはあまり気にしませんでした。あまりの多さに遊びで名前を付け、槍1号、鷲3号、モミー1号など読んでましたが、出会った奴らだけで千単位はいたでしょう。量産ザクよりも多かったのは間違いありません。

名前は短縮しました(^^;;
lapipipi39だと何かと長いので。

kenboさんはレコ見る限り、ハード路線一直線、活発活動してるように見受けますが、何かトラブルでもありましたか?怪我などにはお互い注意したいですね。ではまた〜。
2016/8/15 22:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
新穂高を起点に奥飛騨を一回り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら