北鎌尾根〜槍・穂高岳連峰縦走
- GPS
- 34:34
- 距離
- 41.4km
- 登り
- 4,004m
- 下り
- 4,354m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:49
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 11:14
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:32
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:19
天候 | 全日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡駐車場利用 ¥600/日 【バス】 沢渡〜上高地 往復券 ¥2050/人(30分おきに発車) (タクシーだと¥4200/台) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ●北鎌尾根 水俣乗越より一般登山道を急なガレ場を下り沢沿いに進んで行くと出合に到着。出合には小さなケルンが有り幕営適地が無数有るのでそれを目印に。 出合より北鎌沢を詰めて行きます。登り始めより少し行くと二俣が現れ水量の少ない右俣へ。登り始めより約1時間半ほどで右手にクライマーホイホイの支沢が現れますが、本流の方が明らかに太いので間違えて細い支流へは進まないように。 コル直下で再び二俣になり右俣に進路を取ると北鎌沢のコルへ出ます。左俣へ進むとコルより100m程先へ出ます。 稜線より踏み跡を辿りP8、9と進むと目前に大きく独標がそびえます。独標より本格的な岩稜歩きになり、ルートファインティングの必要な区間になります。基本的には独標から先は稜線伝いに進みますが巻いても進めます。行き詰ってクライムダウン出来なくなる恐れがあるので、ロープは有った方が良いかもしれません。 穂先の直下ではハサミ岩を目指し左上した後チムニーを登り切ると槍のピークへと突き上げます。チムニー取り付きには支点有り。 槍・穂高縦走路は、一般ルートにつき割愛 |
写真
感想
例年より遅い梅雨明け宣言より、ちょうど梅雨明け10日の快晴の天候の下、北鎌尾根から槍・穂高岳連峰縦走へ行ってきました。
8/5
早朝の上高地に降り立ちます。既にバスターミナル付近は多くの登山者が準備をしている中、登山開始。長い長い林道を辿り進み大曲まで進み、水俣乗越方面へと進路を取ります。今まで多くの登山者は、ここで一気に減り静かな雰囲気の中、進み水俣乗越より一般登山道を外れ急なガレ場を下り北鎌沢へと高度を下げて行き出合到着。ビバークにて1日目行動終了。
8/6
早朝、日の出前より登山開始。急峻な北鎌沢を詰めて行き北鎌沢のコルに到着。これより北鎌尾根の登りへとなります。出だしはまだ森林限界は超えておらず樹林帯にある踏み跡を辿り進みます。順調に進みP8,P9と進む頃には森林限界に入り、目前にはP10である独標が大きくそびえたちます。独標は基部をトラバースして通過したのち稜線へ再び登り詰め進みます。薄っすらと踏み跡は有るものの複数に有り、慎重にルートを選び北鎌平到着。目前には槍の穂先が大きくそびえ圧巻です。 天上沢側に左上した後穂先直下のチムニーを登り切り槍のピークへと突き上げると、多くの登山者に拍手で迎えられました。 充実感と共に南岳小屋まで足を延ばし、幕営にて2日目行動終了。
8/7
前日、南岳まで足を延ばしたため遅めの出発。すぐに大キレットへ突入します。高度感は有るものの良く整備された登山道を快適に進み北穂高岳へ進みました。北穂高岳より再び高度感ある稜線を辿り穂高山荘へ向かいます。思いのほかこの区間は、大キレットより厳しく慎重に進み穂高山荘到着。幕営にて3日目行動終了。
8/8
早朝、日の出前より行動開始。目前にある奥穂高岳を目指します。ピークで日の出を迎え進路をジャンダルム方面へと取りす。出だしより難所である馬の背、ロバの耳など高度感有る区間を慎重に進みジャンダルムのピークへ立ちました。その後も緊張した登りが続き慎重に進み西穂高岳まで来ると、一気に雰囲気が変わり西穂山荘側からの多くの登山者と共に歩きやすい登山道を辿り高度を下げます。西穂山荘より中尾根を使い静かな登山道を辿り上高地へと高度を下げて行きました。上高地に降り立つと多くの観光客で賑わう中バスターミナルまで戻り登山終了。
全日程、快晴の中充実した山行を送ることが出来ました。
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