大雪山 赤・白・緑三色縦走 初めての山泊

2016年08月06日(土) 〜 2016年08月07日(日)

• GPS: 14:09
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,152m
• 下り: 1,151m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 3:04
• 合計: 9:42

5:14 銀泉台
7:08 7:08 駒草平
8:40 8:54 赤岳
9:30 9:30 小泉岳
9:38 9:57 白雲分岐
10:28 11:21 白雲岳
12:02 12:09 白雲分岐
12:46 14:17 白雲岳避難小屋
14:56 白雲岳避難小屋

2日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:18

5:39 白雲岳避難小屋
6:14 6:15 緑岳
7:07 7:08 小泉岳
7:28 7:43 赤岳
8:50 8:50 駒草平
9:55 9:56 銀泉台
9:57 ゴール地点

天候

晴れ　強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀泉台へは前日夜に入り車中泊。5：00から登山開始。
銀泉台へは層雲峡温泉より車で40分くらい。
国道237号線から道道1162号線へ。ダート17km程度ありますが、バスが走っているので道幅は広く走りやすいです。

コース状況／危険箇所等

全体的に残雪が多く、赤岳へのルートでもお花畑はあまり咲いていませんでした。
また第3雪渓もかなりの雪があり、今年は万年雪になるかも知れないとのことです。
花の季節はそろそろ終わりなのかなという感じです。
2日間共天気は良いけど風が強く、特に2日目の午前中に緑岳から小泉岳の稜線を歩いている時は、体が飛ばされそうなくらい強く、風速20mくらいあったんのではないかと思います。

その他周辺情報

その他周辺状況；
層雲峡温泉の前にセブンイレブンがあります。
登山口には管理小屋、トイレ、水場があります。（日中は管理人さんが居ます）
銀泉台の管理小屋に「黒岳の湯」の割引券が置いてありました600円→500円。

写真

8/6 5:12

銀泉台の登山口、管理棟で登山届を出します
奥にトイレあります

8/6 5:29

赤岳の東斜面、秋には真っ赤に染まりとても綺麗ですよ

8/6 5:53

遠く右側には雌阿寒岳、中央は雄阿寒岳かな？
左の独立峰は斜里岳？

8/6 5:54

第一花園
雪解けが遅く、あまり花は咲いていませんでした

8/6 6:11

ミヤマキンポウゲ
花びらに艶があります

8/6 6:29

第二花園
雪がいっぱい残っています

8/6 6:41

奥の平
ここも花はあまり咲いていませんでした

8/7 9:10

エゾコザクラ
小っちゃくてすごくかわいい
大好きな花です

8/6 6:42

ミネズオウ
もう終わりですね

8/6 6:58

コマクサ平

8/6 7:08

女王様がたくさん咲いていました

8/7 8:44

コマクサもそろそろ終わりですね

8/6 7:03

コマクサ平にはイワブクロもたくさん咲いていました

8/6 7:14

コマクサ平の中を歩きます

8/6 7:18

第三雪渓が見えてきました

8/6 7:27

アオノツガザクラ

8/6 7:31

第三雪渓
雪がたくさん残っています
写真ではわかりませんが、結構急ですがキックステップ大丈夫です

8/6 7:46

エゾノツガザクラ
いつ見てもかわいいです

8/6 7:50

イワヒゲ

8/6 7:56

ウスユキトウヒレン

8/6 7:58

イワギキョウ

8/6 8:03

第四雪渓
これを超えれば、赤岳の山頂はすぐです

8/6 8:39

赤岳山頂が見えてきました

8/6 8:46

赤岳山頂（2,078.5m）

8/6 8:43

旭岳は雲の中

8/6 9:00

荒涼として大地を白雲岳に向かいます

8/6 9:04

下界は30℃だけど、山の上は11℃

8/6 9:11

来た道を振り返ります

8/6 9:30

小泉分岐
遠くに小泉岳の標識が見えます

8/6 9:32

旭岳の雲が少し晴れてきました

8/6 9:33

白雲岳を目指します

8/6 9:39

白雲岳分岐で休憩します

8/6 9:39

だいぶ晴れてきて、左に凌雲岳、右の尖ったのが烏帽子岳、そのすぐ左に黒岳の見えます

8/6 9:40

北海岳、山頂に人が見えます

8/6 9:53

ここで重いザックをデポして、サブザックで白雲岳山頂を目指します

8/6 9:57

白雲岳と空がきれいです

8/6 10:09

ナッキーの鳴き声が聞こえるので、カメラを構えてしばらく待っていましたが、そう簡単には顔を見せてくれませんね

8/6 10:15

山頂に人が見えます
雲が出てこないうちに、早くゼブラが見たい！

8/6 10:15

アモイのような岩もあります

8/6 10:18

ちょっと前まで、この雪渓登りがあったようです

8/6 10:20

チングルマのお花畑がきれいです

8/6 10:24

こんな急なガレ場を登ります

8/6 10:26

後ろを振り返ります
この広いところは昔の噴火口で、春先、雪解け水で幻の湖がほんの一時できるそうです

8/6 10:32

北海道第3峰
白雲岳山頂（2,230m）に到着
その奥にはゼブラが！

8/6 10:31

初めて見たゼブラ模様
天気も良いし、感動です！！

8/6 10:35

ゼブラをバックに撮っていただきました

8/6 10:37

高根ケ原とその奥にはトムラウシ山見えるはずなんですが、残念ながら雲が・・・
しばらく待ちましたが晴れてくれません

8/6 11:02

遠くに東大雪の二ペソツ山が見えます

8/6 11:08

明日登る予定の緑岳

8/6 11:09

山頂に数人見えます

8/6 11:21

ミヤマリンドウ

8/6 11:21

チングルマも綿毛になってます

8/6 11:24

8/6 11:30

チングルマ

8/6 11:35

チングルマと雪渓

8/6 12:24

今夜止まる白雲避難小屋が見えてきました

8/6 12:41

白雲小屋手前の水場付近にはチシマノキンバイソウがたくさん咲いていました

8/6 12:44

水場
ひしゃくも置いています

8/6 16:03

今日のお宿、白雲避難小屋に到着です
小屋一泊1000円、テント一張300円

8/6 12:47

高根ケ原とその奥にはトムラウシがやっと顔を出しました
その右側には十勝連邦も見えます

8/6 14:17

トムラウシのアップ
王冠がすてきですね

8/6 14:19

チシマギキョウ
イワギキョウとの違いは、花びらに細かい毛が生えています

8/6 14:20

キバナシオガマ
初めて見た！これが見たかった！
小屋近くに一本だけ咲いていた

8/6 14:32

高根ケ原の方に散策に行きます

8/6 14:33

お花畑がきれいです

8/6 15:04

小屋にシマリスが遊びに来ました

8/6 16:01

テント場
25張ほど張っています

8/6 17:05

小屋の中
今夜の宿泊者は定員の半分ほどで、ゆったりと使えました

8/6 19:08

夕焼けがきれいです
右上に月

8/7 4:08

2日目の朝
高根ケ原に右側から雲が次から次と流れてきます

8/7 4:08

雲海に浮かぶトムラウシ

8/7 5:41

今日は緑岳を経由して下山します

8/7 5:45

板垣新道の雪渓
ロープが張ってあり、迷わないようにしてあります

8/7 5:58

稜線の緑岳への分岐に来ました

8/7 6:00

この先に緑岳

8/7 6:11

緑岳山頂
風が非常に強いです

8/7 6:12

今日も天気が良いです

8/7 6:14

昨日泊まった白雲小屋が見えます

8/7 6:46

これから小泉岳を目指します

8/7 6:52

クモマユキノシタ

8/7 7:05

もう少しで小泉岳
このあたりがすごく風が強くて、飛ばされそうになりました

8/7 7:07

小泉岳
奥に昨日登った白雲岳がきれいに見えます

8/7 7:10

小泉分岐まで戻ってきました

8/7 7:17

赤岳が見えてきました

8/7 7:28

赤岳到着

8/7 7:49

これから銀泉台に向けて下山します

8/7 8:21

第三雪渓
帰りは靴のまま雪の上をスキーのように滑って下りました

8/7 9:56

無事戻ってきました

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ポール テントマット シェラフ 簡易浄水器 三脚 携帯トイレ

感想

yuji-k

今回の目的は、初めての山泊と白雲岳からのゼブラ模様を見ること！
ずっとやってみたかった山泊、初めからテント泊は無理かなと思い、まずは山小屋泊りからと思い白雲避難小屋に泊まる計画を立てました。
シュラフ、マット、防寒着、食糧、行動食、水（飲料2.5ℓ・食糧用1.5ℓ・ビール）、カメラ、三脚など30リットルのザックに無理やり詰め込んで、最終的には14〜15kgくらいになったのかなと思います。
今までこんな重いザックを背負ったことがなく、赤岳の登りがしんどくて、途中でやめて帰ろうかなと思いました。
女性の方はよくあんな重いザックを背負って登っているなと感心しました！！
こんなことで、テント泊なんてできるんだろうか？？
でも、白雲岳からの景色は最高で、ゼブラ模様を見たときは感動しました。
大雪山の中でも一番景色が良い山頂かもしれませんね！
白雲小屋には13時頃に着いて昼食後、高根原の方を散策に行こうと思っていましたが疲れて途中で帰って来てしまいました。
夜に満天の星空を見たかったのですが、疲れてしまい19時半頃に寝てしまいました。
2日目は5時半に出発しましたがザックがすごく軽く感じ、緑岳への登りもすごく快調でした。
今回の山泊で思ったのは、ザックの中身をいかに軽くするか、加熱する調理用の水は現地調達をすることなのかなと思いました。