白馬三山・花々と温泉
- GPS
- 11:02
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,403m
- 下り
- 2,401m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 10:49
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年の大雪渓は異常な少なさで、雪渓歩きは時間にして10分前後、標高差にして50m前後でした。 |
その他周辺情報 | 山行後の夕食は安曇野IC側のファミリーレストランで摂りました。 ここにはモンベル直営らしき店もあり便利です。 ルート図はGPSによるものです(8月20日現在)。 |
写真
感想
念願の白馬三山にようやく行くことができました。
当初は、梅雨明けにグループで穂高辺りへ4日間かけていく予定でしたが、今年の梅雨明けは異常で、関東、北陸などの梅雨明け宣言は7月28日頃にもかかわらず、山の天気は異常で、雨、霧雨などが続き、結局中止となりました。
それから毎日ライブカメラや気象予報などと睨めっこして過ごしたが、本格的に天気が好転したのは8月の4日辺りからだと思います。
いわゆ梅雨明けのピーカン一週間などといわれるものはこの頃からでした。
素晴らしい天気の中、楽しい一日を過ごせたのは何よりでした。
有名な白馬大雪渓は人気がありますが、今年は異常で、とても少なく、私が歩いた時間も距離もとても短いものでした。
今日はウイークでーでもあり、朝早かったこともありますが、通常2、3メートル間隔で登山者の列が続くことが多いのですが、写真にもあるとおり、まばらでした。
村営白馬岳頂上宿舎から上はとても寒く、みなさん冬装備のごとく、ヤッケ、雨具のごときを着用していました。
猿倉からは暑い位だったのですが、僅かな標高の違いと風向きでとても変化しました。
杓子岳では少し北端まで歩いて東面を覗いてみたのですが、岩質がもろく、とてもクライムには適さずやはり積雪期限定のエリアでした。
鑓ヶ岳から北方を眺め、白馬、杓子の写真を撮ってみたのですが、いずれも東面の傾斜角はなかなかのものです。
白馬鑓ヶ岳から降りた鞍部から左側下方に鑓温泉への道が見えたので、この鞍部から下るのかと左側をキョロキョロ見回すと、かなりしっかりした分岐の道があったので、その道を下降すると、まもなく道が消え、かなり厳しい傾斜が始まりました。無論直ちに戻りましたが。
明らかなコースミスです。
この鞍部の先に小さなピークがあり、そのピークの右側を回り込むと、しっかりした分岐標識がありました。
この白馬三山のお花畑といえば、大雪渓と村営宿舎の間にあるエリアと白馬鑓ヶ岳と鑓温泉の間にある大出原のエリアが有名で、特に大出原は初体験だったのでとても期待していました。
果たしてどちらに軍配が上がるか。
大雪渓の方は華やかな雰囲気が良く、一方、大出原は四つ位の平地が段階的に続き、それぞれに独特の花の群落がありました。
実際には同様の種類なのかも知れませんが、軍配は引き分けといったところでしょうか。
大出原から少し下ると鎖の連続した小さな岩場があります。
その手前に小さな沢があり、靴底が濡れるということもあって、本来、全く難しい岩場ではないのですが、とても滑り易くなっています。
靴底が濡れていなくても、滑り易い性質をもった岩質なので念を入れて注意すべきところです。
今回、鑓温泉に期待していました。
そしてその期待は裏切られませんでした。
古い人間なので、体温以上の温度で硫黄その他の健康のために良い性質をもっている天然の湯が本当の温泉だと思っているフシがあります。
ここでは熱い位のお湯が湧き出し、香りの良い硫黄臭と僅かに白濁した色。
500円の価値以上のものがある素晴らしい温泉でした。
鑓温泉から猿倉荘までのコースは思っていたより歩き難いエリアでした。
特に、猿倉荘から小日向のコルまでの間は、積雪期に複数回歩いていますが、とても歩きやすいところで、特に平地の猿倉台地を中心にとても歩き易いところです。
ところが、夏期の今日は全く様相を異にし、ゴロゴロした石が多く、小さなアップダウンの連続でとても歩き難いものでした。
今日摂った写真は何と464枚でした。
ほとんど花々と山の風景ですが、それだけ美しい被写体に恵まれたコースだったと思います。
安いデジカメですが、最近のデジカメのバッテリーは性能が良くなりましたね。
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