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記録ID: 937260 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走槍・穂高・乗鞍

双六岳〜笠ヶ岳 *ここより永遠に*S,H*

日程 2016年08月09日(火) 〜 2016年08月11日(木)
メンバー kimichin2
天候8/9曇り 8/10晴れ 8/11晴れ
アクセス
利用交通機関
電車バス
8/8 都庁大型車駐車場発23:00 (毎日あるぺん号新穂高線3列シート最後列割引、9,100円) 8/9 新穂高温泉着5:20
8/11 新穂高温泉発14:45 (毎日あるぺん号新穂高線3列シート、9,400)新宿西口着21:00
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.8〜0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち78%の区間で比較) [注意事項]
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コースタイム [注]

2日目
山行
6時間53分
休憩
1時間0分
合計
7時間53分
双六小屋03:5804:13双六岳巻道分岐04:16双六岳中道分岐04:47双六岳05:1205:36双六岳中道分岐05:39双六岳巻道分岐05:48双六小屋06:1106:17双六池06:44くろゆりベンチ06:4506:56花見平07:10弓折乗越07:15弓折岳07:22弓折岳(分岐)07:2308:13大ノマ岳08:1409:01秩父平10:23抜戸岳10:3010:30抜戸岳分岐10:3110:39笠新道分岐10:4011:17抜戸岩11:51笠ヶ岳山荘
3日目
山行
5時間58分
休憩
1時間2分
合計
7時間0分
笠ヶ岳山荘04:2004:32笠ヶ岳05:1105:20笠ヶ岳山荘05:4206:07抜戸岩06:47笠新道分岐06:49分岐指導標(仮称)07:41杓子平10:16笠新道登山口10:1710:29中崎橋10:41お助け風穴10:53登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)11:01新穂高温泉駅11:20中崎山荘 奥飛騨の湯11:20ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
ストックを仕舞わなければならない岩場無し。ルート取りに少し悩む個所は、笠新道下りのガレ場。笠新道の急勾配も、手を使う個所ほとんど無し。笠ヶ岳周辺を除き、静かな山旅を期待できるコース。
その他周辺情報・双六小屋 評判どおり設備も接客も文句の無い充実ぶりで、快適な時間を過ごせる。軽食は夜7時まで豊富なメニューの中から選べ、日中も照明が灯る。自炊室、乾燥室、談話室そして何より小部屋の多いこと。一人一組の布団にこだわってくれる。
・笠ヶ岳山荘 到達前の急登に体力を削がれるが、ひとたび上がってしまえばそこは雲上の大展望台。心置きなく槍穂高連峰、剱立山を見渡せる。山頂までは15分程度、滞在時2度登る人も少なくない。乾燥室、食堂兼談話室。(この日は一人一組の布団が割り当てられました)
・中崎山荘(奥飛騨の湯)8:00〜20:00、800円、レストラン、休憩室あり。ザックは入口に集約するため、内部の混乱が少ない。(私は3時間弱、もの思いに耽りのんびりしていました)
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図 [pdf]

写真

新宿西口23時発、新穂高温泉直行バス。
2016年08月08日 22:58撮影
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新宿西口23時発、新穂高温泉直行バス。
2
5時25分、快適だったバスに別れを告げ出発。
2016年08月09日 05:25撮影 by 304SH, SHARP
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5時25分、快適だったバスに別れを告げ出発。
2
帰りに必ず寄ります。朝8時から開いている日帰り温泉前を通過する。
2016年08月09日 05:26撮影 by 304SH, SHARP
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帰りに必ず寄ります。朝8時から開いている日帰り温泉前を通過する。
1
新穂高登山指導センターで登山届を提出する。
2016年08月09日 05:38撮影 by 304SH, SHARP
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新穂高登山指導センターで登山届を提出する。
1
賑やかなゲート。ロープウェー駅前を通過してきた人は、ここのポストで届け出る。
2016年08月09日 05:50撮影 by 304SH, SHARP
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賑やかなゲート。ロープウェー駅前を通過してきた人は、ここのポストで届け出る。
2
出発後1時間、少し明るくなってきた。
2016年08月09日 06:31撮影 by 304SH, SHARP
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出発後1時間、少し明るくなってきた。
1
笠新道分岐。大分、体も慣れてきた。
2016年08月09日 06:35撮影 by 304SH, SHARP
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笠新道分岐。大分、体も慣れてきた。
1
わさび平小屋通過。
2016年08月09日 06:45撮影 by 304SH, SHARP
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わさび平小屋通過。
1
ひとときの涼。
2016年08月09日 06:56撮影 by 304SH, SHARP
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ひとときの涼。
3
7時、小池新道へ。
2016年08月09日 07:02撮影 by 304SH, SHARP
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7時、小池新道へ。
1
武骨な石畳を行く。歩きやすい。
2016年08月09日 07:15撮影 by 304SH, SHARP
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武骨な石畳を行く。歩きやすい。
1
秩父沢出合。多くの人が休んでいた。
2016年08月09日 07:55撮影 by 304SH, SHARP
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秩父沢出合。多くの人が休んでいた。
1
チボ岩。大分、大岩歩きになってきた。
2016年08月09日 08:10撮影 by 304SH, SHARP
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チボ岩。大分、大岩歩きになってきた。
1
未だ晴れず。依然として心の目が必要である。
2016年08月09日 08:40撮影 by 304SH, SHARP
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未だ晴れず。依然として心の目が必要である。
1
まだ花を愛でる余裕も有る。
2016年08月09日 08:57撮影 by 304SH, SHARP
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まだ花を愛でる余裕も有る。
2
9時、シシウドヶ原通過。そろそろ霧は退散しなさい。
2016年08月09日 09:04撮影 by 304SH, SHARP
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9時、シシウドヶ原通過。そろそろ霧は退散しなさい。
2
青空が顔を覗かせる。
2016年08月09日 09:08撮影 by 304SH, SHARP
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青空が顔を覗かせる。
2
唐突に木道現れる。絶え間なく下山者が下りて来る。きっと昨日の好天を十分に味わってきたのだろう。羨ましい。
2016年08月09日 09:31撮影 by 304SH, SHARP
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唐突に木道現れる。絶え間なく下山者が下りて来る。きっと昨日の好天を十分に味わってきたのだろう。羨ましい。
2
熊の踊場。クマは、、暫く遭わなくて構いません。
2016年08月09日 09:33撮影 by 304SH, SHARP
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熊の踊場。クマは、、暫く遭わなくて構いません。
4
鏡池到着。ちょっぴり槍穂、西鎌尾根。
2016年08月09日 10:00撮影 by 304SH, SHARP
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鏡池到着。ちょっぴり槍穂、西鎌尾根。
6
デジカメでもう1枚。
2016年08月09日 10:03撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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デジカメでもう1枚。
4
10時の鏡平山荘。15分休憩、弓折への登りに備える。
2016年08月09日 10:02撮影 by 304SH, SHARP
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10時の鏡平山荘。15分休憩、弓折への登りに備える。
3
鏡池(左手)を振り返る。
2016年08月09日 10:41撮影 by 304SH, SHARP
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鏡池(左手)を振り返る。
2
槍ヶ岳が顔を覗かせる。こののちずっと見守ってくれた。
2016年08月09日 10:44撮影 by 304SH, SHARP
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槍ヶ岳が顔を覗かせる。こののちずっと見守ってくれた。
5
西鎌尾根、その向こうは北鎌尾根だろうか。
2016年08月09日 10:56撮影 by 304SH, SHARP
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西鎌尾根、その向こうは北鎌尾根だろうか。
2
しっかりしたベンチが設けられている弓折岳分岐(弓折乗越)。明日はここで弓折岳へと向う。
2016年08月09日 11:19撮影 by 304SH, SHARP
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しっかりしたベンチが設けられている弓折岳分岐(弓折乗越)。明日はここで弓折岳へと向う。
1
バスの早着にも因るが、計画よりも1時間半早い通過。ここからは稜線歩き、ゆっくり歩こう。
2016年08月09日 11:26撮影 by 304SH, SHARP
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バスの早着にも因るが、計画よりも1時間半早い通過。ここからは稜線歩き、ゆっくり歩こう。
1
双六岳、その向こうに鷲羽岳が見えてきた。
2016年08月09日 11:36撮影 by 304SH, SHARP
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双六岳、その向こうに鷲羽岳が見えてきた。
2
花見平と言うより、晴れていれば槍穂高連峰の見晴台。
2016年08月09日 11:46撮影 by 304SH, SHARP
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花見平と言うより、晴れていれば槍穂高連峰の見晴台。
1
樅沢岳左手に小屋現れる。遠い。
2016年08月09日 11:57撮影 by 304SH, SHARP
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樅沢岳左手に小屋現れる。遠い。
1
双六池を左手に見ながら小屋へと近づく。
2016年08月09日 12:30撮影 by 304SH, SHARP
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双六池を左手に見ながら小屋へと近づく。
3
出発後7時間、双六小屋に到着。最後の30分、かなり堪えたぞ。
2016年08月09日 12:40撮影 by 304SH, SHARP
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出発後7時間、双六小屋に到着。最後の30分、かなり堪えたぞ。
2
4人部屋に3人、5月に予約した甲斐があった。
2016年08月09日 12:48撮影 by 304SH, SHARP
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4人部屋に3人、5月に予約した甲斐があった。
3
で、コーヒータイム。今日はグロワーズカップのコロンビア。こののち小屋のカレーライスをいただき、16時には自炊のドライカレーを食す。
2016年08月09日 13:22撮影 by 304SH, SHARP
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で、コーヒータイム。今日はグロワーズカップのコロンビア。こののち小屋のカレーライスをいただき、16時には自炊のドライカレーを食す。
3
午前4時出発。
2016年08月10日 03:58撮影 by 304SH, SHARP
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午前4時出発。
2
大キレットを下る滝雲。
2016年08月10日 04:32撮影 by 304SH, SHARP
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大キレットを下る滝雲。
7
夜明け前の双六岳。
2016年08月10日 04:47撮影 by 304SH, SHARP
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夜明け前の双六岳。
5
ようやく槍穂高連峰の全容を見渡せた。
2016年08月10日 04:49撮影 by 304SH, SHARP
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ようやく槍穂高連峰の全容を見渡せた。
4
双六岳山頂、その向こう三俣蓮華岳。
2016年08月10日 04:54撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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双六岳山頂、その向こう三俣蓮華岳。
4
燕岳方向から昇るはず。
2016年08月10日 04:55撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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燕岳方向から昇るはず。
3
さあ、心もカメラも準備は整った。
2016年08月10日 04:57撮影 by 304SH, SHARP
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さあ、心もカメラも準備は整った。
3
午前5時ちょうど、ご来光を得る。
2016年08月10日 05:00撮影 by 304SH, SHARP
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午前5時ちょうど、ご来光を得る。
5
8月10日、最初の光。
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8月10日、最初の光。
4
瞬く間にその強さは増す。
2016年08月10日 05:02撮影 by 304SH, SHARP
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瞬く間にその強さは増す。
9
西には雲海が広がり白山が浮かぶ。
2016年08月10日 05:08撮影 by 304SH, SHARP
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西には雲海が広がり白山が浮かぶ。
4
三俣蓮華岳、目覚める。
2016年08月10日 05:08撮影 by 304SH, SHARP
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三俣蓮華岳、目覚める。
4
そして、かの山たちも。
2016年08月10日 05:12撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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そして、かの山たちも。
2
黒部五郎、はるか薬師も。
2016年08月10日 05:16撮影 by 304SH, SHARP
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黒部五郎、はるか薬師も。
6
双六平と登山者と槍ヶ岳。
2016年08月10日 05:20撮影 by 304SH, SHARP
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双六平と登山者と槍ヶ岳。
5
双六平から山頂を振り返る。360度の大展望をありがとうございました。
2016年08月10日 05:21撮影 by 304SH, SHARP
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双六平から山頂を振り返る。360度の大展望をありがとうございました。
3
双六小屋にも大いなる感謝を。
2016年08月10日 05:41撮影 by 304SH, SHARP
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双六小屋にも大いなる感謝を。
3
テント場と双六池、そして樅沢岳。
2016年08月10日 06:14撮影 by 304SH, SHARP
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テント場と双六池、そして樅沢岳。
3
縦走路を行く。
2016年08月10日 06:47撮影 by 304SH, SHARP
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縦走路を行く。
2
花見平と大ノマ岳、その向こうに抜戸岳。
2016年08月10日 06:52撮影 by 304SH, SHARP
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花見平と大ノマ岳、その向こうに抜戸岳。
3
弓折乗越。昨日と違い、素晴らしき眺望。
2016年08月10日 07:09撮影 by 304SH, SHARP
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弓折乗越。昨日と違い、素晴らしき眺望。
3
弓折岳山頂は、登山道から少し離れている。
2016年08月10日 07:18撮影 by 304SH, SHARP
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弓折岳山頂は、登山道から少し離れている。
2
大ノマ岳。大ノマ乗越から最初の試練。
2016年08月10日 07:20撮影 by 304SH, SHARP
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大ノマ岳。大ノマ乗越から最初の試練。
5
双六岳を振り返る。
2016年08月10日 07:21撮影 by 304SH, SHARP
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双六岳を振り返る。
5
大キレットからまた滝雲が流れ出す。
2016年08月10日 07:23撮影 by 304SH, SHARP
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大キレットからまた滝雲が流れ出す。
3
コントレールは、今日も美しく青空を走る。
2016年08月10日 07:45撮影 by 304SH, SHARP
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コントレールは、今日も美しく青空を走る。
4
稜線上を歩く単独行者。こののち、移動中も、山荘でも様々なことを教えてくださった。
2016年08月10日 08:22撮影 by 304SH, SHARP
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稜線上を歩く単独行者。こののち、移動中も、山荘でも様々なことを教えてくださった。
3
大ノマ岳を越えると、抜戸岳の大きな存在感。
2016年08月10日 08:44撮影 by 304SH, SHARP
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大ノマ岳を越えると、抜戸岳の大きな存在感。
3
そろそろ双六岳往復の疲労が出始めた。昨年の聖岳高速往復の反省が全く活かされていない。
2016年08月10日 08:57撮影 by 304SH, SHARP
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そろそろ双六岳往復の疲労が出始めた。昨年の聖岳高速往復の反省が全く活かされていない。
3
秩父平を通過し、9時を回った。奇岩を楽しむ余裕はない。
2016年08月10日 09:09撮影 by 304SH, SHARP
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秩父平を通過し、9時を回った。奇岩を楽しむ余裕はない。
3
本日2度目の急登。長い。この1時間半で体力を9割方費やした。
2016年08月10日 10:25撮影 by 304SH, SHARP
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本日2度目の急登。長い。この1時間半で体力を9割方費やした。
2
ので、抜戸岳の往復は当然のごとく見送る。
2016年08月10日 10:29撮影 by 304SH, SHARP
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ので、抜戸岳の往復は当然のごとく見送る。
2
笠新道分岐。ザックが4個デポしてあった。まさか1日で笠ヶ岳を往復するのであろうか。
2016年08月10日 10:36撮影 by 304SH, SHARP
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笠新道分岐。ザックが4個デポしてあった。まさか1日で笠ヶ岳を往復するのであろうか。
2
笠ヶ岳現る。徐々に近づくこのコース、気持ちがよい。
2016年08月10日 10:39撮影 by 304SH, SHARP
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笠ヶ岳現る。徐々に近づくこのコース、気持ちがよい。
6
抜戸岩。涼しく、立ち止まる誘惑を払いのける。
2016年08月10日 11:12撮影 by 304SH, SHARP
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抜戸岩。涼しく、立ち止まる誘惑を払いのける。
2
笠ヶ岳肩に建つ笠ヶ岳山荘。このあと3度目の絶望的な急登が待っている。見上げる写真は撮れず。
2016年08月10日 11:26撮影 by 304SH, SHARP
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笠ヶ岳肩に建つ笠ヶ岳山荘。このあと3度目の絶望的な急登が待っている。見上げる写真は撮れず。
3
11時50分、山荘着。ほぼコースタイムどおり。笠ヶ岳往復?、明日にすべし。
2016年08月10日 11:51撮影 by 304SH, SHARP
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11時50分、山荘着。ほぼコースタイムどおり。笠ヶ岳往復?、明日にすべし。
2
山荘内2階。ところで誘導灯と非常用照明は頼もしいが、、
2016年08月10日 12:14撮影 by 304SH, SHARP
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山荘内2階。ところで誘導灯と非常用照明は頼もしいが、、
2
昼食、コーヒー後の穂高岳たち。圧倒的な存在感。
2016年08月10日 14:50撮影 by 304SH, SHARP
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昼食、コーヒー後の穂高岳たち。圧倒的な存在感。
7
樅沢岳の向こうに槍穂高連峰。この山荘の素晴らしさ、思い知らされた。
2016年08月10日 16:13撮影 by 304SH, SHARP
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樅沢岳の向こうに槍穂高連峰。この山荘の素晴らしさ、思い知らされた。
3
その雄姿、何度でも。この眺望、友と共に、永遠に。
2016年08月10日 16:13撮影 by 304SH, SHARP
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その雄姿、何度でも。この眺望、友と共に、永遠に。
5
槍、大喰、中、南。
2016年08月10日 16:20撮影 by 304SH, SHARP
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槍、大喰、中、南。
4
南、大キレット、北穂、涸沢、奥穂。
2016年08月10日 16:20撮影 by 304SH, SHARP
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南、大キレット、北穂、涸沢、奥穂。
5
奥穂、西穂、丸山。
2016年08月10日 16:20撮影 by 304SH, SHARP
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奥穂、西穂、丸山。
3
歩んだ道を振り返る。
2016年08月10日 16:41撮影 by 304SH, SHARP
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歩んだ道を振り返る。
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霞沢岳、焼岳。
2016年08月10日 16:42撮影 by 304SH, SHARP
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霞沢岳、焼岳。
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午前4時半、笠ヶ岳山頂に立つ。
2016年08月11日 04:32撮影 by 304SH, SHARP
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午前4時半、笠ヶ岳山頂に立つ。
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連峰のシルエット。槍ヶ岳の左から昇るはずだ。
2016年08月11日 04:49撮影 by 304SH, SHARP
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連峰のシルエット。槍ヶ岳の左から昇るはずだ。
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4時50分、山の日最初の光を待つ。
2016年08月11日 04:52撮影 by 304SH, SHARP
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4時50分、山の日最初の光を待つ。
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待つ。
2016年08月11日 04:53撮影 by 304SH, SHARP
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待つ。
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そはあらはれず、こころななり。
2016年08月11日 05:02撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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そはあらはれず、こころななり。
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霞沢岳の向こうは南アルプスだろうか。
2016年08月11日 05:12撮影 by 304SH, SHARP
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霞沢岳の向こうは南アルプスだろうか。
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笠ヶ岳山荘、聞きしに勝る素晴らしいロケーション。
2016年08月11日 05:15撮影 by 304SH, SHARP
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笠ヶ岳山荘、聞きしに勝る素晴らしいロケーション。
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見上げの写真。昨日はとても撮れなかった。
2016年08月11日 05:45撮影 by 304SH, SHARP
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見上げの写真。昨日はとても撮れなかった。
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5時50分、もう、日は槍を越えた。
2016年08月11日 05:52撮影 by 304SH, SHARP
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5時50分、もう、日は槍を越えた。
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笠ヶ岳を振り返る。
2016年08月11日 06:04撮影 by 304SH, SHARP
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笠ヶ岳を振り返る。
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焼岳、乗鞍岳、奥に御嶽山。
2016年08月11日 06:25撮影 by 304SH, SHARP
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焼岳、乗鞍岳、奥に御嶽山。
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笠新道、あの「崖」を下るのか。
2016年08月11日 06:29撮影 by 304SH, SHARP
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笠新道、あの「崖」を下るのか。
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稜線を行く。
2016年08月11日 06:34撮影 by 304SH, SHARP
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稜線を行く。
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笠と白馬。
2016年08月11日 06:42撮影 by 304SH, SHARP
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笠と白馬。
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いよいよ笠新道へ。4時間あまりの下りへ。
2016年08月11日 06:45撮影 by 304SH, SHARP
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いよいよ笠新道へ。4時間あまりの下りへ。
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杓子平まではガレ場の急坂が続く。
2016年08月11日 06:49撮影 by 304SH, SHARP
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杓子平まではガレ場の急坂が続く。
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約1時間で杓子平通過。
2016年08月11日 07:41撮影 by 304SH, SHARP
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約1時間で杓子平通過。
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笠新道、上りも下りも写真の少ない理由がわかった。それどころではない。
2016年08月11日 09:31撮影 by 304SH, SHARP
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笠新道、上りも下りも写真の少ない理由がわかった。それどころではない。
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富山から来た、かの人につられて出発後4時間半で登山口へ。名残惜しくもここで別れた。ありがとうございました。
2016年08月11日 10:16撮影 by 304SH, SHARP
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富山から来た、かの人につられて出発後4時間半で登山口へ。名残惜しくもここで別れた。ありがとうございました。
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最後は壮絶なる林道歩き。ただただ無心で歩いた。そしてオアシスに到着。
2016年08月11日 11:04撮影 by 304SH, SHARP
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最後は壮絶なる林道歩き。ただただ無心で歩いた。そしてオアシスに到着。
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ビーフカレー、の前に勿論温泉とコーラ。
2016年08月11日 11:48撮影 by 304SH, SHARP
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ビーフカレー、の前に勿論温泉とコーラ。
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そして。
2016年08月11日 12:07撮影 by 304SH, SHARP
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そして。
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感想/記録

 槍と穂高を見渡せる場所に行きたかった。いつものように、人と出会うことの少ないコースを選んだ。何としても9日から休めるよう強い決心のもと、5月に2軒の山小屋と往復のバスを予約した。半ば強引に仕事を終わらせ、月曜夜の直行バスに乗り込んだ。
 揺れの少ない大型バス3列シートのお蔭で快適な夜行を果たし、夜明け間もない5時すぎに新穂高温泉に着いた。登山指導センターで登山届を提出、ゆっくりと歩き始める。静かなスタートだった。慌てる必要はない。今日は、渋滞個所も無く、行き交う人にほとんど気遣いも要らないコース。台風はどこかに去り、荒天の心配も無かった。
 ただ、眺望のみが気懸りだった。槍穂の展望コースを歩きながら彼らを見ることができないほど悲しいことはない。絶え間なく下山者。天気の良い週末を山上で過ごし、存分にその姿を堪能したのであろう。皆満足そうに下っていた。
 緩やかな勾配で高度を増し、小池新道は鏡池に導く。見上げてその姿を目の当たりにしたとき、嬉しかった。しばらく真剣に眺めていると、ほどなく雲に覆われてしまった。必ず山上からまた望むことができる。そう確信して鏡平山荘をあとにした。
 穂高方面からヘリコプターの音がやけに響いて来る。過ぎし日の情景が浮かび、無意識に写真を撮りながら足早に歩んでいた。弓折乗越のベンチには多くの下山者がいたため、休まず歩き続ける。このまま進めば昼過ぎに小屋に到達すること、何のためらいもなかった。
 小屋が見えてからの30分、無意識ではいられなくなった。体が思うように動かない。先ほどまでの余裕が全く無く、何度も立ち止まりながら小屋に近づいた。息も絶え絶えに受付を済ましたのち、小屋前のベンチに倒れ込んだ。今にして思えば、記憶による呼吸の乱れが軽い高山病をもたらしたのかもしれない。
 部屋の設定は十分期待に応えてくれた。小屋の方々に感謝しながらほんの少し休息を得た。談話室でカレーライスをいただき、コーヒーだけは欠かすことなく過ごした。その後の仮眠は仮眠でないほどの時間を費やしてしまい、結果、夜半に何度も目を覚ますことになる。
 午前3時半起床、4時には小屋を出た。山頂迄はほぼ1時間弱、日の出に間に合うためにはこの時間に出なければならない。十分に休息したため、体が軽い。山頂では数名がご来光を得た。その360度の眺望は期待以上のものだった。槍穂高連峰のシルエットは大いなる存在感で見る者を圧倒し、光に映し出される雲ノ平周辺の山々は、美しくたおやかだった。
 いつものように気が急いて、周回遅れのランナーのように慌てて小屋に戻った。こののちは、縦走者へとその身を変えなければならない。弓折乗越を過ぎると前後に人はいなかった。この時間、笠ヶ岳からの登山者がいるはずもなく、しばらく眺望を楽しみながら静かな時間を過ごした。
 けれども2個所のタワ通過で体力を削がれ、小刻みなアップダウンに強行軍の山行であることを感じさせられた。昨日より天候に恵まれている分、水分補給に気を遣い、ペース配分に留意しなければならなかった。槍穂高や白山、振り返れば黒部五郎、双六、三俣蓮華、鷲羽、山々はおだやかに、威風堂々と、この姿を見つめている。それはまるで二人の友に見つめられているかのように。
 抜戸岳への登りは長く、幾度もピークの幻を見させられた。達成感を得られぬまま、道はなだらかな稜線へと続いてゆく。この頃になると前後の登山者は定まっていた。その中に、山荘に着いてからも様々なことを教えてくださった方がいた。彼はこの山域のことを熟知しているのに、知ったかぶりをせず、馴れ馴れしくもせず、真剣に山旅を楽しんでいた。そしてそれは、彼の確かな歩き方から十分に推し測ることができた。
 笠ヶ岳は徐々に、確実に近づいてくる。疲労は感じていたが、私の歩みも安定してきていた。やがて直下の最後の登り。ペンキのメッセージに励まされながら、なぜか山岳部時代を思い出し、気力のみで登った。手続きを済まし、山荘前のテーブルに倒れ込む。類まれなるその眺望に圧倒されながら、のどを潤し、涼を求めた。
 状況によっては二組の布団を3人で使うことになるかもしれません、スタッフが申し訳なさそうに説明した。コーヒーを淹れてから仮眠を取ることにした。昨日の失敗を踏まえ、寝過ぎず午後2時には目を覚ました。この頃になると霧が晴れ、彼らは全容を現わすようになった。槍ヶ岳から西穂高岳へと続くその姿を見つめながら友のことを考えていた。
 そんな感傷を知るはずもないその人は、そこから見える様々な山々について、北アルプスの素晴らしさについて淡々と話してくれた。普段は山小屋で話相手を求めないが、彼との会話はなぜか心穏やかに楽しくすることができた。富山から来た彼は、見慣れた景色の裏返しなのでよく順番を間違える、笑って話してくれた。
 午後3時を過ぎても続々と登山者が到着する。心配したがなんとか一組の布団を確保できた。早めの夕食は、牛テールスープとパン。食後4時には、ほぼ完全に晴れた。槍穂高、剣、立山、薬師、水晶、鷲羽山、素晴らしい光景が広がっていた。このまま夕景を見ていたかったが、明日のご来光も気になった。山の日のご来光、ぜひ見たい。結局、午後5時には横になった。
 笠ヶ岳山頂、午前4時30分、さすがに誰もいなかった。しっかり座れる場所を確保し、その瞬間を待つ。だが、槍ヶ岳の左から現れるはずのその光は、空を茜色に染めて、雲間から射すこともなかった。5時15分、山頂をあとにする。
 なぜか気持ちは晴れ晴れとしていた。待っている間、少しだけ会話ができたからかもしれない。寡黙なOは私と違い、感情を露わにすることはなかった。そしてそれは最期まで変わることはなかった。10代から20代にかけて、彼と会話することは純粋に楽しかった。単独行にこだわったSと三人で登った唯一つの山、奥穂高岳を見つめながら、今回の山はSのために来るはずだったのに、そう呟いた。この景色を永遠に忘れることはないだろう。
 小屋に戻り、下山の準備をする。その人も笠新道を下るという。足手まといにならぬよう、先に出発した。うわさどおり、予想以上の激しい下りが続く。小屋を発ってから4時間、ようやく笠新道登山口に辿り着いたとき、彼は先に居て私を待ってくれていた。わさび平へ向かうという彼に、深く頭を下げたのち、またどこかの山でお会いできる日を楽しみに、そう言うと彼は「きっと会いますよ」笑顔で応えてくれた。そしてそれはOの笑顔に重なった。
 最後の力を振り絞り、林道を早足で歩く。温泉到着は11時、バスの出発時刻まで3時間半あった。いつもより長く浸かり、食後、休憩室で横になった。テレビでは上高地のイベントを伝えている。ようやくヘリコプターが警備のためであったことを知った。上高地から望む穂高の姿は、いつになく美しく感じた。
                     ここより永遠に(親愛なるOに捧ぐ)
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この記録へのコメント

登録日: 2010/4/10
投稿数: 537
2016/8/14 15:53
 同じ日に双六小屋に泊まっていました。
こんにちわ。初めてコメントいたします。勝手にフォローさせていただいています。

9日に私も双六小屋に泊まっていました!布団が1人1枚でよかったです。
kimichin2さんと同じタイプの部屋に泊まりましたが、カーテンを閉めると、とても落ち着きました。双六小屋は、談話室が広いし、居心地のいい小屋ですね。

9日はガスでしたが、10日は晴れてよかったです。私は、新穂高に下山しましたが、途中の景色は素晴らしかったです。

kimichin2さんは、笠ヶ岳にいらしたのですね。笠新道、お疲れ様でした。
登録日: 2013/9/19
投稿数: 66
2016/8/15 18:11
 槍穂高を見られて、目的も達成できて、本当に良い山行でした。
3737様
はじめまして。毎回楽しみに読んでいますので、はじめて、に違和感ありますが。
今回は晴れて良かったですね。二度、同じコースや場所を訪れて、天候に恵まれないと
それだけでもう来るか、って思うところ、比類なき根気強さには敬服いたします。
台風がいなくなってくれたのは、3737様のお蔭なのかもしれません。
双六小屋は、本当に非の打ちどころのない素晴らしい山小屋でしたね。設備の充実だけで
なく、スタッフの応対にも大満足です。またぜひ訪れたい山小屋にリストアップされました。
次回も好天に恵まれますよう。それではまた。
登録日: 2011/7/8
投稿数: 854
2016/8/16 15:12
 ご来光は素晴らしいですね
kimichin2 さん  こんにちは
双六岳からのご来光は素晴らしいですね。
徐々に陽が差し込んでくる高揚感が伝わってくるようです。
それとキレットを渡る滝雲・・これはいいですね。
私のほうはちょうど入れ替わりで11日に新穂高から入りました。
双六小屋のテント場に2泊で鷲羽岳に行ってきました。
幸い天候に恵まれて楽しい山行でした。
ただし、双六岳の山頂からは眺望が得られずちょっと残念ではありますが、鷲羽岳からの眺望はあまりにもよかったのでヨシとします。
そうそう、笠新道は急坂というのは聴いてましたが想定以上みたいですね。
おつかれさまでした。
        
                        .
登録日: 2013/9/19
投稿数: 66
2016/8/17 8:48
 山頂でのご来光はいつまでも忘れらません。
TODAY様
コメントをありがとうございます。
双六岳からのご来光、360度の展望は、何も考えずに、かけがえのないときを
享受させてくれます。燕、大天井から昇る朝日、忘れることはないと思います。
鷲羽岳、当初は折立から3泊で縦走も考え、登ることも考えていたのですが、
どうしても槍穂高を見ながらの縦走に拘ることにで、いつか行きたい山リスト
に加えました。
それにしても双六岳のテント場は、最盛期には動けないほどひしめき合うのですね。
9日は疎らでしたから驚きました。
これからもレコを楽しみにしています。
登録日: 2013/11/24
投稿数: 460
2016/8/17 21:46
 槍ヶ岳・穂高連峰を御覧になることができて本当によかったです!!
kimichin2様
こんばんは。

2泊3日の山行、お疲れ様でした。
今回の目的である、槍ヶ岳・穂高連峰を御覧になることができて本当によかったです。

今回は特に、様々な思いを抱えて歩かれていらしたようにお見受けしました。
しかしながら、圧倒的なお山の存在や、御来光、青空、夏の雲の存在、径の起伏などの自然の力に、kimichin2さんが励まされて、少しずつ解き放たれていかれたように感じました。
私もお写真を拝見させていただいているだけで、とても穏やかな気持ちになりました。

今日も一日暑かったです。
お身体には充分お気をつけください。
登録日: 2013/9/19
投稿数: 66
2016/8/17 22:31
 光も空も雲もかけがえのない存在ですね。
reochi19様、こんばんは。
下山後まだ1週間も経たないのに、どこか遠い出来事のような気がします。
夢路を歩いていたのかもしれません。
登山は非日常の時間を存分に与えてくれますが、今回は逆だったのかもしれません。
むしろ山行中の方が、目の前の現実に向き合うことができ、そしておっしゃるとおり、
穏やかな気持ちを得ることができました。
言えなかった言葉を伝えに、感謝の気持ちを伝えに、これからも山に登ってゆく
つもりです。
いつも素敵なコメントをありがとうございます。

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