三股から常念岳・常念岳周回 山の日はヤリホ展望の稜線へ

2016年08月11日(木) [日帰り]

• GPS: 12:32
• 距離: 16.9km
• 登り: 2,176m
• 下り: 2,157m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:01
• 休憩: 0:31
• 合計: 12:32

1:51 スタート地点
2:02 2:07 三股登山口
5:55 5:58 前常念岳
7:15 7:35 常念岳
10:48 10:48 蝶槍
10:53 10:53 蝶ヶ岳三角点
11:01 11:01 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
11:27 11:29 蝶ヶ岳ヒュッテ
11:32 11:33 蝶ヶ岳
11:41 11:41 蝶ヶ岳ヒュッテ
11:43 11:43 蝶ヶ岳
13:14 13:14 まめうち平
13:52 13:52 ゴジラの木
14:13 14:13 三股登山口
14:23 ゴール地点

天候

うす曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

カーナビで「ほりでーゆ〜四季の郷（0263-73-8500）」で検索するとよいです。
「ほりでーゆ〜四季の郷」から先、三股駐車場まで舗装された林道を進みます。道幅狭く、すれ違いが困難なところがあるため、注意して走行してください。
行きはすれ違うことがほとんど無いと思いますが、帰りは、迎えに来るタクシーがありますので、特に注意。

三股駐車場は舗装されており、40〜50台駐車可能。トイレもあります。
そこから約300m手前にも駐車場があります。

写真

8/11 2:05

三股を出てすぐに常念岳と蝶ヶ岳の分岐があります。
2年前のナイトハイクではここを見落として直進してしまった。
今回は、間違いなく右折して常念岳方面に

8/11 4:32

真っ暗な森を淡々と登り、約二時間で尾根にでて、そこから30分少々で森林限界を超えるはしごに到着。
今回は夜明けに間に合い、一安心

8/11 4:53

下界には雲海が広がり、上空の薄雲が赤く染まってきた。
これは絶好の朝焼け日和だ！と期待が高まる

8/11 4:54

南東方面は美ヶ原と霧ヶ峰、そして奥に八ヶ岳がうっすらピンクに染まる雲海に浮かんでいる

8/11 4:55

刻々と変わる朝焼けに夢中でシャッターを切る

8/11 4:55

空全体に赤く染まる薄雲。
頑張って深夜に登ってきた甲斐があった。
感動の光景！！

8/11 5:03

日の出前の朝焼けショーも一段落。
この岩々を登っていくことになります。
キツイ登りだけど、絶景を楽しみながら頑張る

8/11 5:06

雲海に浮かぶ八ヶ岳と南アルプス、真ん中に富士山も見える

8/11 5:07

いよいよ日の出。
雲海からの日の出を拝みます

8/11 5:08

日の出直後の一瞬、雲間に輝いた朝日。
このあとすぐに上空の雲の中に隠れてしまった

8/11 5:16

うすピンクに染まる雲海と南アルプス

8/11 5:21

ペンキに沿って、岩場を登る

8/11 5:33

登った分、穂高が見えてくるので頑張れる

8/11 5:39

広大な雲海

8/11 5:39

高度間が増してきた

8/11 5:45

もうひと踏ん張り！

8/11 5:47

こう見ると、登れるのか不安になるが、マークに沿えば大丈夫

8/11 5:49

前常念岳の石室に到着！

8/11 5:58

富士山方面を見ながら一休み

8/11 5:58

穂高方面

8/11 6:03

朝日を浴びる前常念岳と横通岳から大天井岳に続く山並み

8/11 6:09

前常念岳から常念岳まではお気に入りの絶景コース。
ここはじっくり時間をかけて歩こう！

8/11 6:12

何度来ても素晴らしい。
この光景に感動する

8/11 6:14

常念岳の北側も良い眺め

8/11 6:13

ボリューム感たっぷりの大天井岳に続く山並み。
左のずっと奥にあるのが薬師岳なのかな？
富山県側はなじみが薄いので良く分からない

8/11 6:24

徐々に大きくなる常念岳

8/11 6:25

朝日を浴びて輝く山並み。
鹿島槍ヶ岳まではっきりわかる

8/11 6:25

絶景に見とれてしまうが、足元も注意

8/11 6:25

常念岳から蝶ヶ岳の稜線をもう一度確認。
まずは長〜い下り。

8/11 6:25

そして、アップダウンしながら稜線を進み、左端が蝶ヶ岳。
実際、キツく長いんです。

8/11 6:31

ライチョウ岩（勝手に命名）で毎回お決まりのショット

8/11 6:35

ミヤマキノキリンソウ
森林限界上からここまで花は見られませんでした。
ようやく見つけた花。

8/11 6:42

もうひと踏ん張り

8/11 6:46

ヤマハハコ

8/11 6:49

コケモモ

8/11 6:49

チングルマの綿毛

8/11 6:50

青空に向かって、Go！

8/11 6:51

ミヤマホツツジ

8/11 6:53

歩いてきた尾根道を振り返る

8/11 6:56

眼下のちっぽけな常念小屋と雄大な山並み。
ここからの眺めが結構好きなんです

8/11 6:57

槍ヶ岳とご対面！

8/11 7:00

常念沢。吸い込まれそう

8/11 7:02

トウヤクリンドウ

8/11 7:05

常念小屋からの登山道と合流地点

8/11 7:05

頂上まであと少し！

8/11 7:09

槍ヶ岳を眺めながら登ります

8/11 7:18

常念岳山頂に到着

8/11 7:13

幻想的な光景
美ヶ原、霧ヶ峰、八ヶ岳の山並みがはっきりわかる

8/11 7:15

高曇りでちょうど太陽が陰ってしまったのがちょっと残念

8/11 7:20

穂高岳の左の沢奥が上高地。
山の日のイベント会場です

8/11 7:40

一休みしたら、この尾根道を下って蝶ヶ岳に向かいます

8/11 7:55

常念岳山頂の休憩で元気回復し、あっという間にこんなに下山

8/11 7:59

でも下りはまだまだ続く

8/11 7:55

少し陽が差してきた。
このコースは槍ヶ岳の山並みと、、、

8/11 7:59

穂高の絶景がずっと続く。贅沢〜

8/11 8:02

楽しい稜線歩き

8/11 8:04

御嶽山まで見通せる

8/11 8:18

ここから急激に落ち込む。
手前から2512mピーク、2592mピーク、蝶槍とこれから歩く山並みが良く分かる

8/11 8:23

いつまで富士山見えるかな？

8/11 8:30

バックが穂高岳。贅沢な登山道だ

8/11 8:43

コルから登り返して下ってきた登山道を振り返る。
なかなか迫力ある登山道だ

8/11 8:45

青空のヤリホ

8/11 8:48

2512mピークから見る常念岳

8/11 8:52

2592mピークの山肌は紅葉がきれいだろうな。
いつか秋にも来てみよう

8/11 8:52

右が2592mピーク

8/11 8:55

樹林帯に入ると花が増えます

8/11 9:02

モミジカラマツ

8/11 9:05

カニコウモリ

8/11 9:06

コルから2592mピークへ登り返しは花がたくさん咲いてます。
風もなく容赦なく照り付ける太陽。
暑さにやられそうで嫌な予感

8/11 9:07

ウメバチソウ

8/11 9:07

ハクサンフウロ

8/11 9:08

オヤマリンドウ

8/11 9:10

アザミ

8/11 9:12

サラシナショウマ

8/11 9:13

オトギリソウ

8/11 9:22

クロトウヒレン

8/11 9:22

クモマニガナ

8/11 9:22

オヤマリンドウ

8/11 9:23

2592mピークまでの登りは結構きつい登りが続く。
予想通り、暑さにやられてバテバテに

8/11 9:29

まだゴゼンタチバナが咲いていました

8/11 9:30

暑さにバテながら、なんとか2592mピークに到着

8/11 9:31

そして、目の前のコルと蝶槍を見て愕然とする。
前回もそうだったなぁ。

8/11 9:34

ノハラアザミ
2592mピークから下は花畑が広がってます。
日差しが照りつけてとにかく暑い

8/11 9:34

ミヤマコゴメグサ

8/11 9:36

シモツケソウ

8/11 9:36

ムカゴトラノオ

8/11 9:37

シシウド
デカくて目立つ

8/11 9:37

ホソバトリカブト

8/11 9:37

カンチコウゾリナ

8/11 9:38

シモツケソウ

8/11 9:45

小さな池があります

8/11 9:57

暑さにやられ、バテバテ。
でもコルからの登り返しは風が適度に吹いて涼しくて助かった

8/11 10:19

樹林帯を抜けると、再び絶景が広がる

8/11 10:22

疲れで足がなかなか前に出ないので、休み休み進む

8/11 10:27

蝶槍のピークが遠く感じる

8/11 10:32

蝶槍に到着！
歩いてきた稜線。
やっぱり甘くないね

8/11 10:37

槍沢から槍ヶ岳

8/11 10:38

この絶景を見ながらしばし休憩

8/11 10:49

さあ、蝶ヶ岳に向けて出発！

8/11 10:53

この稜線は本当に気持ち良い

8/11 10:55

稜線の砂礫帯にはオンタデがたくさん咲いていました

8/11 10:56

オンタデと槍ヶ岳

8/11 11:01

焼岳、乗鞍岳、御嶽山

8/11 11:06

8/11 11:08

疲れていて、蝶ヶ岳が遠く感じる

8/11 11:13

ここで今シーズン初、ライチョウに遭遇！！！
近づいても意に介さず悠々と食事してました。
疲れも吹き飛んで、しばらく撮影タイム

8/11 11:15

子供は5~6羽いたかな

8/11 11:16

丸っこい姿が愛らしい

8/11 11:17

いい眺めだ

8/11 11:24

小粒なイワツメクサ

8/11 11:27

蝶ヶ岳ヒュッテの方位版でパチリ

8/11 11:28

蝶ヶ岳ヒュッテ。
今日もにぎわってました

8/11 11:33

蝶ヶ岳に到着！

8/11 11:41

この眺めを見ながら下山前の休憩。
穂高山頂から梓川まで見えるところがスゴイ。
一泊したいなぁ〜、といつも思う。

8/11 11:43

名残惜しいけど下山します

8/11 12:02

ガスで幻想的な光景に

8/11 12:17

5月の残雪期に歩いた冬道、樹林帯は腐れ雪で猛烈に歩きにくかったなぁ。それに比べれば格段に歩きやすい。
いつもより早いペースで下山

8/11 12:40

ソバナ

8/11 12:42

コウシンヤマハッカ？

8/11 12:50

5月に雪渓が残っていた沢を超えると、格段に整備されて歩きやすい登山道に変わった

8/11 12:58

あまりにも整備されていて、ビックリ

8/11 13:07

サラシナショウマの群生地

8/11 13:13

とても整備されて、歩きやすいが、ちょっと距離が伸びたような気がする？？

8/11 13:15

蝶ヶ岳から約1時間40分でまめうち平に到着。
ここからは超ハイペースで下山

8/11 13:53

一気にゴジラの木まで下りました。
ガオー！

8/11 14:05

そして、いつもの吊り橋を渡り、、、

8/11 14:15

三股まで戻ってきました。
やっぱりこのコース長かった〜

撮影機器：

D700 ニコン

感想

hmnt

やっぱ山の日は北アルプスでしょう、ということで槍・穂高岳を眺めに行ってきました。暑いのも、混雑も嫌なので、思い切って深夜スタート。単調な樹林帯歩きを暗いうちに済ませて、夜明けを森林限界より上で迎える作戦です。

2年前、同じコースで日の出を狙ったら、見事に間に合わなかった苦い記憶があります。なので今回は時間をよく読んで深夜2時スタート。結果的には、読み通り森林限界の上で素晴らしい朝焼けと日の出を拝むことができました。

明るくなってからは、うす曇りというか、靄がかかっていてすっきりした青空にはならなかったけど、この周回コースでヤリホの展望を満喫し、ライチョウにも会えたし、長〜いコースで山歩きを堪能した一日でした。

コメント

yzz

結構理想的なコースですよね
ＩＣから比較的近くて、登山口まで車で入れる。
登山口から山頂、そこから縦走しても同じ駐車場に戻ってこれる。
体力はそこそこ必要だけど、たいした危険個所はない。
晴れてる日の稜線なら延々と槍穂の展望台状態

かなり理想的ですよね。
あのなだらかな蝶ヶ岳でテント泊したら気持ちよさそうです。
その内やりたいな・・・。

hmnt

Re: 結構理想的なコースですよね
yzzさん、おはようございます。

人気のコースだけあって、たくさんの人が歩いてましたよ。

日帰りじゃあ、もったいないコースです。
蝶ヶ岳でテント泊なんて、あこがれるなぁ