【ときめき百名山】 岩の殿堂 剱岳（室堂〜雷鳥沢〜別山乗越〜剱沢キャンプ場〜剱岳）

2016年08月10日(水) 〜 2016年08月12日(金)

• GPS: 16:19
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,866m
• 下り: 1,876m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:28
• 休憩: 0:03
• 合計: 3:31

11:40 みくりが池
11:50 11:51 みくりが池温泉
12:10 12:10 雷鳥荘
12:18 12:18 雷鳥沢ヒュッテ
12:25 12:25 雷鳥沢キャンプ場
12:32 12:33 浄土橋
14:13 14:14 剱御前小舎
15:11 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 10:36
• 休憩: 1:19
• 合計: 11:55

5:10 剱沢キャンプ場
5:22 5:22 剱澤小屋
6:08 6:11 剣山荘
6:40 6:48 一服剱
7:28 7:33 前剱
7:41 7:51 前劔の門
8:16 8:16 平蔵の頭
8:23 8:36 カニの縦バイ
8:36 8:38 平蔵の頭
8:42 8:44 カニの縦バイ
9:00 9:00 剱岳
9:11 9:24 カニの縦バイ
9:31 9:32 平蔵の頭
9:58 10:02 前劔の門
10:14 10:15 前剱
10:59 11:01 一服剱
11:40 11:41 剣山荘
12:32 12:32 剱澤小屋
12:46 12:53 剱沢キャンプ場
14:21 14:23 剱御前小舎
16:05 16:06 浄土橋
16:42 16:46 雷鳥沢ヒュッテ
17:05 雷鳥荘

3日目

• 山行: 0:36
• 休憩: 0:03
• 合計: 0:39

7:19 雷鳥荘
7:39 7:41 みくりが池温泉
7:50 7:51 みくりが池
7:58 ゴール地点

GPSログ
1日目=4.7km　室堂ターミナル〜剱沢キャンプ場（泊）
2日目=9.9km 剱沢キャンプ場〜剱岳山頂〜雷鳥荘（泊）
3日目=1.2km 雷鳥荘〜室堂ターミナル
-----------------------------
＊2日目の最初の10分くらいログが取得できていなかったので手動で修正しています。
＊3日目はバッテリー切れのため取得できなかったので手動です。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢駅の駅前の駐車場にバリバリマシンを停める（無料）。
＊シャトルバスが運行されている期間でなければバイクは駅の前に停められる？

長野県信濃大町の扇沢からアルペンルート。
トロリーバス、ケーブルカーを乗り継いで室堂へ。
大人往復9050円。（往復切符は5日間有効）
-----------------------------
（往路）
奥多摩経由国道411号〜中央・甲府昭和IC〜長野道・松本IC 2170円
（復路）
長野道・塩尻北IC〜中央・甲府昭和IC 2000円
〜奥多摩経由国道411号
ガソリン代 1802円

コース状況／危険箇所等

★剱沢キャンプ場
テント場500円。受付でお金を払うとタグがもらえ、水場やトイレの説明をしてもらえる。売店はない。

★雷鳥荘
素泊まり6300円。
----------------

夏山とはいえ、本格的な高山なのでそれなりの装備は必要です。
ヘルメットは9割くらいの人は被ってました。
山頂付近は登りと下りでうまく道が分かれている。岩に矢印のペイントがあるので見逃さないように。

■室堂ターミナル〜雷鳥沢キャンプ場
遊歩道のような石畳のコンクリートの道。
みくりが池付近までは軽装の一般の観光客が多い。
雷鳥沢キャンプ場までは下り。

■雷鳥沢キャンプ場〜浄土橋〜剱御前小舎
雷鳥沢にかかる浄土橋からが本格的なキツイ登り。

■剱御前小舎〜剱沢キャンプ場
緩やかな下り。

■剱沢キャンプ場〜剣山荘
がれている道。少し道がわかりにくいが、晴れていればわかると思う。石にマークがあるのでその通りに進めば迷うことはないと思う。

■剣山荘〜一服剱
ここからが本格的な登り。鎖場が出てくるがまだまだ序の口。一服剱からはこれから進んでいく前剱へ登っていく人がよく見える。
こんな急なところを登っていくのかと圧倒される。

■一服剱〜前剱〜剱岳山頂
一服剣からいったん下る。ここからがきつい。浮石が多くなる。がれていて歩きくい。
前剱までは超急登り。鎖場もあり、腕を使って登るところも多くなる。
前剱からまた下り。核心部はカニの縦バイ。横バイ。（横バイは下り）。下りはハシゴが一か所あります。鎖場・ハシゴでは渋滞が発生しています。

その他周辺情報

雷鳥荘の温泉かみくりが温泉がおすすめ。
地獄谷由来の硫黄泉でとってもいい温泉。

雷鳥荘の温泉に入りました。展望温泉がすごくよかった。
宿泊しない場合は700円。宿泊する場合はコミコミで入れます。

長野側だったら、大町温泉郷がある。

写真

オハヨー（゜∀゜）ノ。朝9時、アルペンルートの扇沢駅に着きました。

扇沢-室堂の往復で大人9050円は高すぎないかい(=゜з゜=)？
片道だと5,860円×2で11,720円する。往復3000円くらいで勘弁してもらいたいね。

アルペンルートで室堂まで行く。

トロリーバスに乗る。
軽装の人が多い。

黒部ダム。右の奥に見える白っぽい山は霊峰立山です。

黒部ダムの放水。虹が見える。
(*゜▽゜)ノ

きれいな虹だ(*゜▽゜)

ダムの上を歩く。新聞のアルペンルートの広告とかで「ここを歩きます！」とかよく書かれてあるとこだね。

黒部湖。奥は赤牛岳らしい。

ロープウェイ。

またトロリーバス。

室堂ターミナルに着いた。小銭がジャラジャラなのでそばを食べる。ぷはー。

やっと室堂ターミナルに着きました。
（゜∀゜）

室堂ターミナルにて。
変な生き物がいる。
ヽ(*^^*)ノ

この二等身のキャラは何かしらん。

いけすかねえ。
ヽ(´o｀；

ゆるきゃらも乱立気味で生き残り競争が激しいみたいだね。
適当に予算を消化するためにやっている自治体も多いらしい。
ヾ(-д-;)

名水百選にもなっている立山玉殿の湧水を汲んでいく。

立山がよく見える。
（゜∀゜）

軽装の人に交じって遊歩道を歩く。

風光明媚だ。うしろに見えるのは立山。

地獄谷。

硫黄のにおいがぷんぷんする。温泉に入りたくなってきた。

あれが山崎カールというらしい。

血の池。

遊歩道をひたすら歩く。

雷鳥沢キャンプ場が見えてきた。剱岳はあの山の向こう。

階段を下る。

雷鳥沢キャンプ場。

浄土橋。あんまりいい名前じゃないね。(・_・)
死んだ人が渡る橋みたいだ。

コンクリの道が終わり、ここからが本格的な登り。すれ違う人は軽装の人は全くいなくなった。

後ろを振り向く。

暑いなあ。今日はテント装備だから荷物も重い。
(T△T)

お花に励まされる。

ミヤマアキノキリンソウ

ウラジロタデかな？違ったらごめんなさい。

あー歩きにくい。

オニアザミ。

クモマニガナ。

あれ？この人倒れている？寝ている？ここは2600mくらいだから高山病かしらん。

荷物が重くて今日はズンドコズンドコ言う余裕がない
(T_T）

あーきつい。

ウサギギクでいいのかな？

後ろを振り向く。あれは薬師岳かな？

あそこが歩き始めたところ。

地獄谷があんなに遠く見える。

別山乗越が見えてきた。

トウヤクリンドウ

イワツメクサ。

剱御前小屋。

トイレを借りる。ここで一休み。

剱岳方面へ進む。

トウヤクリンドウが多いね。

歩きにくい。

ミヤマリンドウ。高山特有のお花だね。

剱岳と前剱だ(*￣∇￣*)

ズーム。立派な山だなあ(*￣∇￣*)

ズンドコ言ったら調子が出てきたぞ。
(＾▽＾)

剱沢のほうに進む。

岩と氷の殿堂にふさわしい山容だね。

あそこが今日のキャンプ地。

剱沢キャンプ場。

どどーんと剱岳が一望できる素晴らしいキャンプ場だ。
(＾▽＾)

ここでお金を払う。

ぼくのおうち。

翌朝。

明るくなってから歩きだす。目の前を玄人風の人が何人も通りかかる。

剱沢小屋の前を通りかかる。

まだ雪が残っている。

剣山荘に向かって歩く。

ご来光。気が早い人だともう山頂にいるのかな？

がれていて歩きにくい。

池塘。奥に見えるのは剣山荘。

剣山荘。

汗が出てきたから一枚脱ぐ。

鎖が出てきた。

ここはつかまらなくても登れます。

また鎖。

下に見えるのは剣山荘。

まだまだ長い。あれが前剱。

一服剱から前剱を眺める。

あんなとこ登っていくんかいな。

前剱。

日本海が見える。海からの風が冷たい。

ハクサントリカブトでいいのかな？

風が超冷たい。

ここからは浮石・落石に注意。

結構な急登りだ(´o｀；

後ろを振り向く。

断続的な急登りが続く。

再び振り返る。一服剱があんな下にある。

あそこが昨日歩き始めたところ。

立山がよく見える。

向こうが早月尾根かな？

高度感がある。

真ん中が早月小屋。

4番目の鎖場。

あーきつい。

ようやく剱岳の本体が見える。

剱岳の本体。

すごい風格のある山だ。

登ったり下りたりの繰り返し。

高度感のある鎖場。

もう少しだ。

でかいケルン。

平蔵の頭。

落ちたら骨折だね。

平蔵のコル。

ここがカニのタテバイ。渋滞してます。
ご安全にーヽ(=´▽`=)ノ

取っ掛かりが多いのでそんなに難しいとは思わないです。

まだまだ鎖場が続く。

難しいところは終わった。

♪あと少しーもう少しー

小学校の低学年でも歩いてます。
ご安全にーヽ(=´▽`=)ノ

山頂が見えました(*゜▽゜)

剱岳山頂です。2999m。
登山者の目の位置では3000mです。
山の日にこんな立派な山に登れてぼくちん幸せ☆彡
ぷはー。

日本海がよく見える。

右のほうに見える傘の形をした山は笠ヶ岳。真ん中の少し右が水晶岳。立山連峰の裏の方、左の方には槍ヶ岳が見える。

こっちに見えるのは五竜と鹿島槍かな？

立山がよく見える。昨日泊まった剱沢キャンプ場も見える。

あそこが今朝出発したところ。

天気が良くてよかった。

さて、下ろう。

カニのヨコバイ。

あー腹減った。ハングリーアングリー。

剣山荘。カルピスウォーターを買った。

すばらしくいい山だった。
ぷはー。(^o^)

テン場に戻ってきた。

最終のトロリーバスに乗り遅れて雷鳥荘に泊まった。

雷鳥荘の展望風呂からはこの景色が見れて満足だった。
ぷはー。

逆さ立山。

室堂ターミナルに戻ってきた。

ロープウェイから黒部ダムを眺める。

帰りも虹が見れた。ラッキー☆

黒部湖から赤牛岳を眺める。

バリバリマシンを停めた扇沢に戻ってきました。
鬼みたいな行列ができてます。
天気にも恵まれ、怪我もなく戻って来れて、今日も山に感謝。
ぷはー。

装備

個人装備

ザック(1) ザックカバー(1) ライター(1) 割り箸(1) ヘッデン(1) 予備懐中電灯(1) 地図(1) コンパス(1) GPS(1) 筆記用具(1) テープ(1) タオル(1) 帽子(1) スパッツ(1) 合羽(1) 折りたたみ傘(1) 手袋(1) 飴玉(1) 行動食(1) おやつ(1) 非常食(1) トイレットペーパー(1) ごみ袋(3) カラビナ＆シュリンゲ(2) ストック(2) 予備充電器(1) サブバッグ(1) 水(1) お昼ごはん(1) デジカメ(1) 熊鈴(1) 笛(1) 腕時計(1) テント テントシート 寝袋 防寒具 サンダル

感想

yamayama2013

今年から8月11日が山の日で祝日になったので、山の日にはぜひとも山の日にふさわしそうな山に登る計画をしていました。
天気がよさそうなので、テントを担いで憧れの剱岳にしました。

剱沢キャンプ場から見上げる剱岳は迫力満点。
峻険な山容は圧倒される。
文句なしの百名山だ。

本当は1泊2日で帰ってくる予定だったが、2日目に剱岳に登った後にテン場に戻ってくるのが予定より遅くなり、テントをちんたらと片づけていてたら、室堂ターミナルから最終のトロリーバス（16：30）に間に合わなかったので、雷鳥荘に素泊まりした。二段ベッドの質素な部屋だったが、地獄谷由来の天然温泉があり、とても満足だった。

山登りゼロから始めてから3年半。山に行った回数145回。
雲取山から始めた日本百名山は剱岳で50座目です。
雨や強風などの悪天候の場合は山の神様が「来るな！」と言っていると思って素直に止めて帰ろうと考えていたが、天気にも恵まれたのでよかった。

百名山50座目で、しかも山の日にこんな立派な山に登れて、思い出に残る山行でした。

今日も山の神様に感謝。感謝。感謝。
ぷはー。ぷはー。(^▽^)