（表向き）瑞牆山・金峰山…（お目当て）弘法岩・大日岩・五丈岩

2016年08月11日(木) 〜 2016年08月12日(金)

• GPS: 64:00
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,846m
• 下り: 1,838m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:23
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:02

10:08 みずがき山荘
10:35 10:47 富士見平小屋
11:04 0:00 桃太郎岩
11:31 0:00 大ヤスリ岩
11:49 12:02 瑞牆山
12:15 12:29 弘法岩
14:10 富士見平小屋

2日目

• 山行: 5:32
• 休憩: 1:53
• 合計: 7:25

6:15 富士見平小屋
6:48 0:00 大日小屋
7:56 8:30 大日岩
9:10 0:00 砂払の頭
9:30 0:00 金峰山小屋分岐
9:50 0:00 五丈石
9:52 0:00 金峰山
9:53 10:45 五丈石
12:48 13:15 富士見平小屋
13:40 みずがき山荘

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

電車
JR中央線　韮崎駅下車
バス
山梨峡北交通　みずがきルート　みずがき山荘下車

写真

8/11 8:36

韮崎駅

8/11 10:07

みずがき山荘

8/11 10:08

さて出発

8/11 10:24

里宮さんはUターンしなくても通り抜けて登山道復帰できます

8/11 10:24

8/11 10:32

富士見平湧水　ここも通り抜けて登山道復帰できます

8/11 10:35

富士見平小屋　今日はここで初めての小屋泊

8/11 10:42

テン場　最終的にはもう少し増えて15張くらい

8/11 10:47

メインザックを小屋に預けてサブザックでいざ出発
今日の目的は左

8/11 11:03

ひたすら下って天鳥川
ここから登り返し

8/11 11:04

沢を見ると癒される

8/11 11:04

桃太郎岩
コレから生まれた桃太郎は絶対鬼よりデカい

8/11 11:17

みずがき山・金峰山ともにいくつか鎖場あるものの全て使わずとも登れる程度

8/11 11:28

見落としポイント　直進して倒木をくぐっても行けるけど良く見ると左方向に矢印

8/11 11:28

うっすら残る赤ペンキをたどると

8/11 11:29

ここが往路に見落とされがちのアレ

8/11 11:29

くぐるならやっぱ倒木より岩

8/11 11:30

山頂側からは見落とさないね

8/11 11:31

これかーと感動してしまう迫力　大ヤスリ岩

8/11 11:45

山頂直下の分岐
ここで初めて弘法岩なるものを知る

8/11 11:49

着いたー　小屋から1時間程度

8/11 11:50

ていうか

8/11 11:50

めちゃめちゃ怖い

8/11 11:49

のに伝わらない

8/11 11:56

この高度感

8/11 11:52

これで伝わる？てかみんな冷静ですボクは怖いです

8/11 11:53

明日の目的地2つ視認

8/11 11:54

まずは金峰山…ではなくコレ　奥秩父の巨大狛犬　五丈岩サマ

8/11 11:54

そして道中にある大日岩　ここも登れるという噂なのだがサテハテ

8/11 11:58

で、大ヤスリの右側にパンすると

8/11 11:58

見えてくるコイツが弘法岩だそうな

8/11 12:02

最初は気にしなかったがこのテラス状の広場を見て行きたくなった

8/11 12:12

先ほどの山頂直下標識の所
直進すると下山道だが右折して弘法岩に取り付く

8/11 12:28

すぐにテラスに到着

8/11 12:15

弘法岩テラスからの大ヤスリ

8/11 12:30

弘法岩テラスからのみずがき山頂

8/11 12:15

8/11 12:15

弘法岩の基部には

8/11 12:26

ちょっとボルダリングで遊べそうな箇所がいくつかあって

8/11 12:27

しばらく岩と戯れていました　明日の予行演習

8/11 12:29

15分ほど遊んで下山

8/11 13:05

下山途中のケルン

8/11 13:05

人型のコイツは絶妙なバランス

8/11 14:12

小屋到着　今日の寝床

8/11 14:13

ハンガーがいっぱいあるので水場で衣類を洗って干しておける
寝てる間に全て渇く

8/11 14:13

今日の宿泊客は6人だそうで
広々と使えます

8/11 14:13

8/11 14:13

8/11 14:14

8/11 14:14

たくさんのお花の写真
一番右端にあるのはシモノハナ

8/11 17:04

窓の外にもお花畑

8/11 17:05

一面咲き誇ってます

8/12 6:14

小屋は最高の寝心地で10時間くらい寝てしまった
6：15さぁメインディッシュをいただきに出発

8/12 6:38

6：38　鷹見岩分岐

8/12 6:48

大日小屋
ここのトイレはもはやトイレではない気がする

8/12 6:53

8/12 7:05

で、問題は「大日岩」とかかれた看板・標識が確か三つくらいあったこと
どこから登るんだよとウロウロ

8/12 7:05

ここは一つ目の看板（撮り忘れ？）付近のはず
取り付きが全然分からない

8/12 7:08

確か赤ペンキ印があるという噂が…ン？これ？

8/12 7:07

なんと慰霊レリーフがこんな所に
滑落したのだろうか
じゃあやっぱりここから登るのか

8/12 7:08

いや無理でしょ

8/12 7:20

木々の間をぬって行けるか試してみたり

8/12 7:31

ん〜なんかもう

8/12 7:31

全然無理なんですけど

8/12 7:35

確か二つ目？の看板

8/12 7:37

この辺りからなら登れそう
右上奥の光の差す辺りに向かって比較的緩やかな岩肌が続いている
といってもさすがに背負って登れるほどじゃなかったのでザックはデポ

8/12 7:46

さぁ近付いてきた
やはりここが正解か！

8/12 7:46

頑張って登り続けると開けた場所に…ン？

8/12 7:46

でっかいテラス状の広場に出る
だがすぐそばが登山道らしく登山者の気配
これってわざわざさっきの崖を登らなくても普通に登山道を登ればここまで辿り着くんじゃないの？

8/12 8:32

と言う訳でもう1回崖を下りてザック回収して登山道から登り直し
したらこの標識の所でさっきのテラスと合流…トホホ

8/12 7:56

赤ペンキ印がいっぱい
ようやく本当の取り付きが分かった

8/12 7:56

大日岩をスルーすると小川山へ

8/12 7:56

8/12 7:58

8/12 7:58

まさに巨大アスレチック施設

8/12 7:59

今日のテーマはザック背負ったままの登攀

8/12 8:00

なぜならいずれ北鎌をやりたいから
10kg近いザックを背負って岩登りができないと北鎌は踏破できないと思ったので

8/12 8:02

ところがどっこいこの最後の岩溝がギリ身体が入る程度しか幅が無い
ザックが引っ掛かって登れず一旦撤退

8/12 8:11

あの岩の下をくぐるルートもあるらしい

8/12 8:11

なんとかくぐったはいいが

8/12 8:12

結局さっきの溝のところに辿り着くと判明
もーしょうがねー

8/12 8:16

と言う訳でザックをデポして岩溝クリア
余裕が無くなりデジカメの紐も気にできてない

8/12 8:16

さぁやっと頂上か！と思ったらその先に最後の難関
本当の頂上はここだよとケルンが主張している

8/12 8:16

この最後の一岩が難しかった
まず左から攻めて向こう側にグルっと回ったもののホールドが無く撤退
最終的に右側の鞍状岩に登り、中央のスタンスに足をかけて後は両腕で力任せに体を押し上げる

8/12 8:19

完登！
しかし立ち上がる余裕は無い
向こう側もすぐ崖ですがな

8/12 8:23

なんとか座り直してケルンの前で自撮り
これが限界でした

8/12 8:55

さぁガスってきたー
いそげいそげー

8/12 9:09

と言いつつ結構疲れてます
やはり取り付き探して数十分迷ったのが効いてる

8/12 9:13

遠い…

8/12 9:17

高度感ありあり

8/12 9:20

8/12 9:23

目的地がこれ以上無いくらい分かりやすい
でも近付いてるようで全然近付かない

8/12 9:26

この稜線を味わいに来た

8/12 9:30

金峰小屋分岐
あとちょっと…のはず

8/12 9:43

さぁガスの中から…いでよ！

8/12 9:45

バーン

8/12 9:47

ババーン

8/12 9:49

着きました

8/12 9:50

威風堂々

8/12 9:52

サクっとピークハントしておこう

8/12 9:52

サクっと

8/12 9:52

サクサクっと

8/12 10:04

サクサク…ってここは五丈岩頂上です
そうですなんとか完登です
でも途中は撮る余裕皆無でした

8/12 10:04

五丈岩てっぺんにはこんなのが
日本人好きですねこういうの

8/12 10:14

自分が降りてから晴れて来た
友達のアドバイスを頼りになんとか完登した青年が降りるのに苦慮している

8/12 10:14

（こえーこえー言ってる青年　気持ちは分かる）
五丈岩の難易度は大日岩よりやや高いか
大日岩の最難関核心部が連続してある感じ

8/12 10:14

（青年、なんとか降りる）
ただし大日岩の方が圧倒的に大きいのでルーファイなどの冒険心を満たせる
人も居ないので落ちたら誰にも気付かれないという恐怖もあった

8/12 10:15

晴れて暑くなってきたところでラーメン
飴系以外ではこれしか食料が残って無かったので仕方なく

8/12 10:41

バイバイ金峰山
今日は目的を完遂して満足

8/12 12:48

富士見平小屋着
山頂から2時間くらい
ここへはまた泊まりに来たい　次はテント泊で

8/12 15:54

駅ホームから見る巨大観音
さようなら韮崎

撮影機器：

EXILIM EX-ZS180 カシオ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 行動食 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 保険証 時計 タオル カメラ

感想

simoyake

たまたま体の空いた山の日前後の日程。
ある程度重いザックを背負っての山・岩登りをしたくて選んだ瑞牆・金峰。
ザックは結局デポしたけど、大日岩・五丈岩ともに完登し満足の行く山行。

＜宿泊＞
せっかく百名山が二つ近接してるのだから両方とも登りたい。
公共交通機関の場合だと本数が乏しいため宿泊が不可避となる。
岩登りを楽しむならなおのこと。
富士見平小屋は両座の分岐点にあって絶好のポジション。
初めて小屋泊を体験したが予想外に居心地良かった。
応対　◎
寝心地　◎
食事　美味　

晩17：30
鹿肉ソーセージ定食
ソーセージ5本は全て違う部位とのこと　確かに色が違う
ご飯・汁物・サラダ（きゅうりには自家製クルミ味噌）・フルーツゼリー
朝5：30
ピータン粥　餅2つ（磯辺・クルミ味噌）　漬物梅干

唯一の難点は…量が少ないのであった…
育ち盛り（四十路）の自分としては晩飯で1.5倍、朝は2倍くらいほしかったw

＜大日岩＞
取り付きが分からず延々数十分登れない岩壁にアタックし続ける羽目に。
大日岩に登りたい方はとにかくまず登山道を登りきってください。
八丁平・小川山分岐の標識から大テラスに出られます。
そこから取り付きです。
空身で登るならそれほど苦労はしません。
ただしピークハントの最後の一岩はちょっと怖いです。

＜五丈岩＞
難易度は大日岩より高い。
腕力で体を持ち上げるポイントが2ヶ所。
ルートは短いので集中力で一気に登る感じ。