ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 938466
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプス南部(椹島より、悪沢岳・赤石岳・聖岳を周回)

2016年08月07日(日) 〜 2016年08月11日(木)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
40:03
距離
42.7km
登り
4,488m
下り
4,433m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:20
休憩
0:30
合計
7:50
8:06
12
8:18
8:19
57
9:16
9:27
49
1つ目の鉄塔の横
10:16
10:16
31
林道出合
10:47
10:58
87
12:25
12:30
51
清水平
13:21
13:22
14
13:36
13:36
87
15:03
15:04
52
15:56
2日目
山行
5:44
休憩
1:03
合計
6:47
5:33
56
6:29
6:35
65
7:40
7:49
37
8:26
8:55
72
10:07
10:19
10
10:29
10:30
16
10:46
10:51
33
12:20
3日目
山行
5:21
休憩
1:47
合計
7:08
5:29
48
6:17
6:18
62
7:20
7:30
16
P3030(小赤石の肩)
7:46
7:50
13
8:26
9:42
6
9:48
9:49
56
10:45
10:50
42
大斜面下コル
11:32
11:41
56
4日目
山行
8:15
休憩
1:27
合計
9:42
5:15
65
6:55
6:58
68
8:06
8:07
56
9:03
9:15
55
10:10
10:20
95
聖兎のコル
11:55
12:30
59
13:29
13:35
47
14:22
14:30
22
14:52
14:54
3
14:57
5日目
山行
7:04
休憩
0:22
合計
7:26
5:11
91
6:42
6:43
74
7:57
7:57
47
8:44
8:45
61
9:46
9:56
86
11:22
11:32
45
12:17
12:17
18
12:35
12:35
2
12:37
ゴール地点
天候 5日間とも快晴。一滴の雨にも降られませんでした。
8/8夜から8/9未明にかけては台風の接近により荒川小屋テント場でもやや強い風が吹く
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
▼行き 8/6(土)
●毎日あるぺん号・畑薙方面(10800円)、畑薙夏季臨時駐車場5:30着
(定員25名の小型車(4列シート×6+1)で運行、乗客は半分程度)

●東海フォレスト送迎バス(宿泊料の一部として、乗車時に3000円を払う)
畑薙第一ダム・夏季臨時駐車場 6:45発ー椹島7:40着(臨時便)
(本来の第一便は7:30発、椹島8:30着)
❢❢注意❢❢
畑薙ダム〜椹島は未舗装路のため、バスは猛烈に揺れます。車酔いをする方は酔い止めを飲むのを絶対に忘れないように!

▼帰り 8/12(金)
●東海フォレスト送迎バス 椹島13:00発
椹島レストハウス(売店・食堂のある建物)の受付で、山小屋(素泊まり以上)の領収書を提示し、整理券を受け取る。

●毎日あるぺん号(遅発日、8500円)夏季臨時駐車場14:15発=新宿駅西口。途中SAで2回休憩。
コース状況/
危険箇所等
●椹島〜千枚小屋
全体的に標高が上がりにくく、長く感じられる行程ですが、樹林が日差しを遮り、風が通る場所も多いので、この山域の登りとしては歩きやすい部類に入ると思われます。

・【道間違い】1つ目の鉄塔は下を通らず、横を通る道を進みます。小さな標識を見落とさないように。
・2つ目の鉄塔から林道に出合うまでの尾根道のアップダウンはややルートがわかりにくい所が多いです。標高があがらない割に体力を消耗する道が続きます。
・清水平の水場はかなりしっかりしており、休憩適地。
・見晴台は、今回はわかりませんでした。
・駒鳥池はこのコース中の最大のガッカリポイント。

⛺千枚小屋
テント場は小屋から南の尾根筋をゆるやかに約200m、3分程とやや遠いです(GPSのログみても明確に離れてる)。
水場は小屋近くの旧トイレ棟(現在使用不可)前の水道。トイレもほぼ同じ場所。

●千枚小屋〜荒川三山〜荒川小屋
・【危険個所】千枚岳からの下りの岩場、短いですが高度感があり、かなり怖いです。一歩目で南側(進行方向左手)の足場に降りたあと、二歩目は北側の足場を踏むのですが、この足場は見えません。左足で安定した足場をしっかり探し、三点確保で確実に降ります。この二歩目をクリアできれば、あとは普通に降りられます。
・その後も岩稜のトラバース箇所が随所にありますが、ルートもわかりやすく足場もしっかりしておりあまり危険はないでしょう。悪沢岳から中岳とのコルへの急下りも、慎重に歩けば問題ありません。
・中岳から荒川小屋へは歩きやすいトラバース道。途中の水場はよく出ていました。鹿よけのドアのカギは必ず締めていきましょう。

⛺荒川小屋
テント場は数か所にわかれています。小屋前にわかりやすい案内地図があります。水場はテント場の横にあり(トイレと反対側)、今回の山行中では荒川小屋の水が一番美味しかったです。

●荒川小屋〜赤石岳〜百間洞山の家
・大聖寺平から小赤石への登り、赤石岳から大斜面下コルはいずれもザレの急坂ですが、道は歩きやすく大きな危険はありません。
・百間平から百間洞山の家へは標高差300mほど、足場のよくない急坂で足にきます。
🏠百間洞山の家(2食付きで小屋泊)
受付は2階、水場・トイレは小屋の1階部分にあります。テント泊・小屋泊で共通。
夕食のトンカツは非常に有名ですが、16時までに到着して申し込む必要があります。小屋の食堂にはBSデジタル放送対応の液晶TVあり。

●百間洞山の家〜聖岳
中盛丸山、小兎岳、兎岳と3つのピークを超えるハードコースです。
特に
・中盛丸山から小兎岳とのコルへの急下り
・兎岳北面のザレの登り
・聖兎のコル周辺のヤセ尾根トラバース
・聖岳への登りの前半部分
は相応の危険が伴います。逆コースの場合はさらに慎重に

●聖岳〜聖平小屋
・聖岳からのザレ場の長いつづら折りは、落石に注意して慎重に。
・小聖周辺のヤセ尾根は足場がしっかりしているので、遠目にみたほどの危険は感じませんでした。

⛺聖平小屋
・水場は小屋玄関前と、テント場内の水道の2か所。日差しのある時間帯は小屋前の水道のほうが冷たくておいしいです。
・トイレは外来者・テント泊者専用のものがありますが、水洗式でしかも1台は洋式です。(膝が痛いと和式はつらいので嬉しい)
・テント場では携帯は通じませんが、小屋近くの縦走路分岐で弱いながらもDoCoMoの電波が入りました。

●聖平小屋〜聖沢登山口
細かいアップダウンのか細いトラバースと、つづら折り急坂の織り成す地獄のようなハードコース。
「山と高原地図」のチェックポイントと、現地の道標がかみ合わず、現在地が把握しづらいのが辛さに拍車を掛けます。
その他周辺情報 ●椹島ロッジ
・ロッジの風呂は入浴時間16時から19時まで。テント泊でも追加料金などなく利用できます。16時半ごろいったら激込みのうえ、シャワーは水しか出ませんでした。
・ロッジの風呂場入り口近くに自動販売機あり。500mLのペットボトルが200円。(麦茶が売り切れそうになっていた)
・東海フォレスト送迎バスの整理券は、売店&食堂のある「レストハウス」で。下山して椹島に着いたらなるべく早く整理券を受け取りにいくのがよいです。
・【重要】Docomoの電波は入りません。

●赤石温泉白樺荘
日帰り入浴510円。お土産売り場あり。
▼8/7(日)
毎日あるぺん号、畑薙夏季臨時駐車場到着。25人乗りの小型バスで乗車率半分程度。バスが揺れに揺れてまったく眠れませんでした。
2016年08月07日 05:34撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 5:34
▼8/7(日)
毎日あるぺん号、畑薙夏季臨時駐車場到着。25人乗りの小型バスで乗車率半分程度。バスが揺れに揺れてまったく眠れませんでした。
夏季臨時駐車場。前日の土曜日に多くの入山者があったのでしょう。空きはわずかです。
2016年08月07日 06:01撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 6:01
夏季臨時駐車場。前日の土曜日に多くの入山者があったのでしょう。空きはわずかです。
東海フォレストの送迎バスは臨時便が6:40に出て予定より50分早く椹島に到着。
水場は、トイレ横の自炊棟の水道を利用。
この後清水平での給水もあてこんで500mLペット+水1Lで出発。
2016年08月07日 08:04撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 8:04
東海フォレストの送迎バスは臨時便が6:40に出て予定より50分早く椹島に到着。
水場は、トイレ横の自炊棟の水道を利用。
この後清水平での給水もあてこんで500mLペット+水1Lで出発。
滝見橋から登山道へ。
いきなりか細いトラバース、揺れる吊り橋、急登と地味に体力を使わされます。
2016年08月07日 08:18撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 8:18
滝見橋から登山道へ。
いきなりか細いトラバース、揺れる吊り橋、急登と地味に体力を使わされます。
1つめの鉄塔。間違えて鉄塔に進んでしまいましたが、登山道は鉄塔の横を通り過ぎます。
2016年08月07日 09:27撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 9:27
1つめの鉄塔。間違えて鉄塔に進んでしまいましたが、登山道は鉄塔の横を通り過ぎます。
2つめの鉄塔のあるP1437から緩やかに登下降をしつつ、林道に下ります。
2時間以上も歩いているのに、なかなか標高が上がりません。
2016年08月07日 10:15撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 10:15
2つめの鉄塔のあるP1437から緩やかに登下降をしつつ、林道に下ります。
2時間以上も歩いているのに、なかなか標高が上がりません。
清水平。休憩&給水ポイント
2016年08月07日 12:28撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 12:28
清水平。休憩&給水ポイント
清水平の水場。
ここから登山道を少し降りた沢でも給水可能。
2016年08月07日 12:29撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 12:29
清水平の水場。
ここから登山道を少し降りた沢でも給水可能。
蕨段。ゆるやかな単調な登りが続きます。
2016年08月07日 13:19撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 13:19
蕨段。ゆるやかな単調な登りが続きます。
駒鳥池。登山道の右手下方の草原にしか見えないのがそれっぽい。雨不足で池の水が枯れてしまった?
2016年08月07日 15:05撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 15:05
駒鳥池。登山道の右手下方の草原にしか見えないのがそれっぽい。雨不足で池の水が枯れてしまった?
千枚小屋が近づくとトラバース道はトリカブトとマルバダケブキだらけ。うーむ。
2016年08月07日 15:45撮影 by  SH-06E, SHARP
8/7 15:45
千枚小屋が近づくとトラバース道はトリカブトとマルバダケブキだらけ。うーむ。
▼8/8(月)
朝の千枚小屋前から。
今日も天気が良さそうですが、台風が接近中で稜線の風の強さが心配されます。
2016年08月08日 05:26撮影 by  SH-06E, SHARP
2
8/8 5:26
▼8/8(月)
朝の千枚小屋前から。
今日も天気が良さそうですが、台風が接近中で稜線の風の強さが心配されます。
千枚小屋。
テント場は小屋から結構遠い。GPSのログ見たら小屋から200mくらい離れてる。
2016年08月08日 05:27撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 5:27
千枚小屋。
テント場は小屋から結構遠い。GPSのログ見たら小屋から200mくらい離れてる。
千枚小屋前から見た白峰南嶺の山々。
右から2番目の双耳峰が笊ヶ岳でしょうか。
2016年08月08日 05:29撮影 by  SH-06E, SHARP
8/8 5:29
千枚小屋前から見た白峰南嶺の山々。
右から2番目の双耳峰が笊ヶ岳でしょうか。
「生きたドライフラワー」ことヤマハハコ。
2016年08月08日 05:32撮影 by  SH-06E, SHARP
8/8 5:32
「生きたドライフラワー」ことヤマハハコ。
森林限界に出ました。まずは赤石岳とご対面。
2016年08月08日 06:16撮影 by  SH-06E, SHARP
2
8/8 6:16
森林限界に出ました。まずは赤石岳とご対面。
千枚岳に到着。
写真はこれから向かう荒川三山
2016年08月08日 06:27撮影 by  SH-06E, SHARP
8/8 6:27
千枚岳に到着。
写真はこれから向かう荒川三山
千枚岳山頂から。
画面中央左の一番高いのが間ノ岳。その右に農鳥。手前の稜線は蝙蝠尾根。とすると、間ノ岳の左手前が(法学的に)蝙蝠岳と思われます(が、自信なし)
2016年08月08日 06:33撮影 by  SH-06E, SHARP
8/8 6:33
千枚岳山頂から。
画面中央左の一番高いのが間ノ岳。その右に農鳥。手前の稜線は蝙蝠尾根。とすると、間ノ岳の左手前が(法学的に)蝙蝠岳と思われます(が、自信なし)
千枚岳から悪沢岳にかけての岩場は高山植物の宝庫でした。写真はタカネナデシコ、ミネウスユキソウ、イワツメクサ、なんとかコゴメグサ。花は終わってますがミヤマキンバイの葉もあります。
2016年08月08日 06:40撮影 by  SH-06E, SHARP
2
8/8 6:40
千枚岳から悪沢岳にかけての岩場は高山植物の宝庫でした。写真はタカネナデシコ、ミネウスユキソウ、イワツメクサ、なんとかコゴメグサ。花は終わってますがミヤマキンバイの葉もあります。
シロバナタカネビランジ。
こんな感じの天然の花束が、ここにも、そこにも、あちらにも。
2016年08月08日 06:41撮影 by  SH-06E, SHARP
8/8 6:41
シロバナタカネビランジ。
こんな感じの天然の花束が、ここにも、そこにも、あちらにも。
千枚岳直下の危険な岩場は過ぎましたが、岩尾根のトラバースが続きます。
2016年08月08日 07:03撮影 by  SH-06E, SHARP
3
8/8 7:03
千枚岳直下の危険な岩場は過ぎましたが、岩尾根のトラバースが続きます。
丸山への緩やかな登り。画面中央の悪沢岳はまだ遠い。
2016年08月08日 07:27撮影 by  SH-06E, SHARP
3
8/8 7:27
丸山への緩やかな登り。画面中央の悪沢岳はまだ遠い。
丸山到着。3000mを超えました。
2016年08月08日 07:41撮影 by  SH-06E, SHARP
2
8/8 7:41
丸山到着。3000mを超えました。
丸山から見た、悪沢岳。
2016年08月08日 07:50撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 7:50
丸山から見た、悪沢岳。
岩場が続きますが、あまり緊張するところはありません。
2016年08月08日 08:13撮影 by  SH-06E, SHARP
8/8 8:13
岩場が続きますが、あまり緊張するところはありません。
悪沢岳。
深田久弥の言うように、小渋川の支流である「荒川」の名をこの山に付けるのはおかしいですし、かといって地形図上で悪沢を詰めてもたどり着くのは丸山あたりで、どのように山名をつけても微妙な感じなりますね。
2016年08月08日 08:31撮影 by  SH-06E, SHARP
4
8/8 8:31
悪沢岳。
深田久弥の言うように、小渋川の支流である「荒川」の名をこの山に付けるのはおかしいですし、かといって地形図上で悪沢を詰めてもたどり着くのは丸山あたりで、どのように山名をつけても微妙な感じなりますね。
悪沢岳から北東方面の眺め。左手に塩見岳。その真後ろに仙丈ケ岳。中央は間ノ岳。その左にちょこんと甲斐駒が頭だけのぞかせています。
2016年08月08日 08:27撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 8:27
悪沢岳から北東方面の眺め。左手に塩見岳。その真後ろに仙丈ケ岳。中央は間ノ岳。その左にちょこんと甲斐駒が頭だけのぞかせています。
塩見・仙丈ケ岳・甲斐駒・間ノ岳・農鳥岳をズーム。
2016年08月08日 08:37撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
3
8/8 8:37
塩見・仙丈ケ岳・甲斐駒・間ノ岳・農鳥岳をズーム。
南側は手前から赤石岳、聖岳、上河内岳(とその右に茶臼岳?)、大無限山
2016年08月08日 08:29撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
1
8/8 8:29
南側は手前から赤石岳、聖岳、上河内岳(とその右に茶臼岳?)、大無限山
中央アルプス方面。
中央アルプスは未だに行ったことがなく、山の名前もまったくわからないのです。
2016年08月08日 08:43撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
1
8/8 8:43
中央アルプス方面。
中央アルプスは未だに行ったことがなく、山の名前もまったくわからないのです。
あ、あと一応富士山も。
2016年08月08日 08:43撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
3
8/8 8:43
あ、あと一応富士山も。
中岳へ向かいます。
2016年08月08日 08:55撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 8:55
中岳へ向かいます。
悪沢岳と中岳のコル付近ではチシマギキョウがいっぱい咲いてました。
2016年08月08日 09:29撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 9:29
悪沢岳と中岳のコル付近ではチシマギキョウがいっぱい咲いてました。
マツムシソウ
2016年08月08日 09:34撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/8 9:34
マツムシソウ
タカネナデシコもたくさん見たけど、いい写真は1枚も撮れなかった。
2016年08月08日 09:34撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 9:34
タカネナデシコもたくさん見たけど、いい写真は1枚も撮れなかった。
中岳避難小屋に到着。
2016年08月08日 10:07撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 10:07
中岳避難小屋に到着。
避難小屋から少しの登りで荒川中岳到着。
標高3083mは槍穂連峰の中岳(3084m)に次ぐ国内標高13位。しかし、悪沢岳のおまけとは言わせない堂々たる山容は槍穂連峰の中岳よりも遥かに立派です。
2016年08月08日 10:31撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/8 10:31
避難小屋から少しの登りで荒川中岳到着。
標高3083mは槍穂連峰の中岳(3084m)に次ぐ国内標高13位。しかし、悪沢岳のおまけとは言わせない堂々たる山容は槍穂連峰の中岳よりも遥かに立派です。
時間にはいくらでも余裕があるので前岳にも立ち寄ります。行程としても大したことはありません。
2016年08月08日 10:35撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 10:35
時間にはいくらでも余裕があるので前岳にも立ち寄ります。行程としても大したことはありません。
前岳。こちらはどう見ても中岳のおまけのピークでしかありません。「前岳・中岳・悪沢岳」を「荒川三山」と称するのはセンスがなさ過ぎて、個人的には非常に抵抗があります。
2016年08月08日 10:47撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 10:47
前岳。こちらはどう見ても中岳のおまけのピークでしかありません。「前岳・中岳・悪沢岳」を「荒川三山」と称するのはセンスがなさ過ぎて、個人的には非常に抵抗があります。
チシマギキョウ。
荒川岳からは歩きやすいトラバース道が荒川小屋まで続きます。道沿いの高山植物も豊富です。
2016年08月08日 11:03撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 11:03
チシマギキョウ。
荒川岳からは歩きやすいトラバース道が荒川小屋まで続きます。道沿いの高山植物も豊富です。
シロウマタンポポ。
タンポポが咲いていると場違い感が半端ないです。綿毛も見ました。画面上にはウメバチソウ、右にはハナニガナの姿も見えます。
2016年08月08日 11:25撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 11:25
シロウマタンポポ。
タンポポが咲いていると場違い感が半端ないです。綿毛も見ました。画面上にはウメバチソウ、右にはハナニガナの姿も見えます。
ミネウスユキソウ。
トリカブト、マツムシソウ、ミヤマアキノキリンソウと並んで今回の山行中最も多く見た花かも。

2016年08月08日 11:26撮影 by  SH-06E, SHARP
8/8 11:26
ミネウスユキソウ。
トリカブト、マツムシソウ、ミヤマアキノキリンソウと並んで今回の山行中最も多く見た花かも。

ウサギギク。
2016年08月08日 11:37撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 11:37
ウサギギク。
ミヤマホツツジ。
地味っていうな。
2016年08月08日 11:37撮影 by  SH-06E, SHARP
8/8 11:37
ミヤマホツツジ。
地味っていうな。
マツムシソウ。
荒川小屋のテント場でもたくさん咲いていました。
2016年08月08日 11:39撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/8 11:39
マツムシソウ。
荒川小屋のテント場でもたくさん咲いていました。
正面にみえる赤石岳がどんどん高くなっていきます。画面右下には荒川小屋が見えています。
2016年08月08日 11:52撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/8 11:52
正面にみえる赤石岳がどんどん高くなっていきます。画面右下には荒川小屋が見えています。
途中の水場はよく出ていました。
2016年08月08日 12:00撮影 by  SH-06E, SHARP
8/8 12:00
途中の水場はよく出ていました。
荒川小屋。テントを小屋から一番近いところに張ってしい、人通りが煩わしいかもと思いましたが、トイレとは反対側で、水場も下だったたため、思ったほど人は通らず。
今回の山行中、水場はここが一番おいしかったです。
Docomoの電波は入りました。
2016年08月08日 14:46撮影 by  SH-06E, SHARP
2
8/8 14:46
荒川小屋。テントを小屋から一番近いところに張ってしい、人通りが煩わしいかもと思いましたが、トイレとは反対側で、水場も下だったたため、思ったほど人は通らず。
今回の山行中、水場はここが一番おいしかったです。
Docomoの電波は入りました。
▼8/9(火)
台風接近で、深夜はテントが揺れる程度の風が吹いていましたが、夜明には強風のピークは過ぎた感じでした。
2016年08月09日 05:23撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/9 5:23
▼8/9(火)
台風接近で、深夜はテントが揺れる程度の風が吹いていましたが、夜明には強風のピークは過ぎた感じでした。
ガイドブックの赤石・悪沢2泊3日コース、結構厳しいみたいですね。
2016年08月09日 05:23撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/9 5:23
ガイドブックの赤石・悪沢2泊3日コース、結構厳しいみたいですね。
歩きやすいトラバース道を淡々と登り、ほどなく森林限界に。
2016年08月09日 06:00撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/9 6:00
歩きやすいトラバース道を淡々と登り、ほどなく森林限界に。
「大聖寺平」の道標は、稜線に出た場所と、少し登った小渋川分岐の2か所にあります。
心配していた風も歩行に影響することはなく、涼しく、心地よく感じるばかりです。
2016年08月09日 06:12撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 6:12
「大聖寺平」の道標は、稜線に出た場所と、少し登った小渋川分岐の2か所にあります。
心配していた風も歩行に影響することはなく、涼しく、心地よく感じるばかりです。
小赤石へのザレ場の急斜面を淡々と登ります。
中岳と悪沢岳を振り返って。
2016年08月09日 06:42撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 6:42
小赤石へのザレ場の急斜面を淡々と登ります。
中岳と悪沢岳を振り返って。
トウヤクリンドウを見ると秋を感じますね。
その周囲を固めているのはウラシマツツジの葉。
2016年08月09日 06:56撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 6:56
トウヤクリンドウを見ると秋を感じますね。
その周囲を固めているのはウラシマツツジの葉。
イワツメクサ。
左の方の細かい葉っぱはイワウメのかな?
2016年08月09日 06:57撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 6:57
イワツメクサ。
左の方の細かい葉っぱはイワウメのかな?
チシマギキョウ。
イワギキョウはこの山域では咲かないのかな?
2016年08月09日 06:57撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 6:57
チシマギキョウ。
イワギキョウはこの山域では咲かないのかな?
2016年08月09日 07:08撮影 by  SH-06E, SHARP
8/9 7:08
急登が終わって、P3030「小赤石の肩」に到着。
ここから赤石岳までは見た目よりもはるかに穏やかな稜線歩きとなります。
2016年08月09日 07:19撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 7:19
急登が終わって、P3030「小赤石の肩」に到着。
ここから赤石岳までは見た目よりもはるかに穏やかな稜線歩きとなります。
小赤石岳に到着。
赤石岳への天空の散歩道はまだまだ続きます。
2016年08月09日 07:46撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 7:46
小赤石岳に到着。
赤石岳への天空の散歩道はまだまだ続きます。
大倉尾根からの登山道と合流し、
2016年08月09日 08:04撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 8:04
大倉尾根からの登山道と合流し、
南アルプスの盟主・赤石岳に到着。
広い山頂広場は休憩地としても展望地としても超一級品です。
2016年08月09日 08:30撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 8:30
南アルプスの盟主・赤石岳に到着。
広い山頂広場は休憩地としても展望地としても超一級品です。
赤石岳から、中岳&悪沢岳方面。 
中岳の向こうに塩見岳が頭だけ見えてます。左奥は仙丈ケ岳。中岳と悪沢岳の間は、間ノ岳と農鳥岳
2016年08月09日 08:39撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 8:39
赤石岳から、中岳&悪沢岳方面。 
中岳の向こうに塩見岳が頭だけ見えてます。左奥は仙丈ケ岳。中岳と悪沢岳の間は、間ノ岳と農鳥岳
いままで赤石岳に隠れて気味だった聖岳の全容が見えるようになりました。
聖岳の左奥は上河内岳、さらにその左奥は大無限
2016年08月09日 08:49撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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8/9 8:49
いままで赤石岳に隠れて気味だった聖岳の全容が見えるようになりました。
聖岳の左奥は上河内岳、さらにその左奥は大無限
タカネツメクサ。
2016年08月09日 08:51撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
8/9 8:51
タカネツメクサ。
画面→の広く平らな場所が「百間平」その向こうは明日歩く、兎岳・中盛丸山・大沢岳への稜線
2016年08月09日 08:53撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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8/9 8:53
画面→の広く平らな場所が「百間平」その向こうは明日歩く、兎岳・中盛丸山・大沢岳への稜線
赤石岳の山頂で1時間以上くつろいで、ぼちぼちと歩き始めます。
赤石岳避難小屋。ここに一度泊まってみたい。
2016年08月09日 09:48撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 9:48
赤石岳の山頂で1時間以上くつろいで、ぼちぼちと歩き始めます。
赤石岳避難小屋。ここに一度泊まってみたい。
ガレ場を降りきってコルに到着。ここまでの下りは急でしたが、思ったほど歩きづらさは感じませんでした。
コルに道標なし。写真は聖岳と兎岳
2016年08月09日 10:44撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 10:44
ガレ場を降りきってコルに到着。ここまでの下りは急でしたが、思ったほど歩きづらさは感じませんでした。
コルに道標なし。写真は聖岳と兎岳
降りてきた赤石岳のザレ場急斜面を振り返ります。
赤石岳は方向によって見える姿がころころ変わるのが面白いです。
2016年08月09日 10:57撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 10:57
降りてきた赤石岳のザレ場急斜面を振り返ります。
赤石岳は方向によって見える姿がころころ変わるのが面白いです。
百間平へのゆるーい稜線が続きます。
不思議とこのあたりでは咲いている花はほとんどなく、ひたすらハイマツの緑の海を進みます。
2016年08月09日 11:06撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 11:06
百間平へのゆるーい稜線が続きます。
不思議とこのあたりでは咲いている花はほとんどなく、ひたすらハイマツの緑の海を進みます。
百間平。
南アルプスの山中にこんな平べったい場所があるのはなんとも不思議です。小耳にはさんだ話では、この広さをいかしてヘリコプターのホバリングの訓練が行われるとか。
2016年08月09日 11:28撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 11:28
百間平。
南アルプスの山中にこんな平べったい場所があるのはなんとも不思議です。小耳にはさんだ話では、この広さをいかしてヘリコプターのホバリングの訓練が行われるとか。
このあたりは登山者も少なめで、別世界感を楽しみながら歩きます。このままほとんど体力を消耗することなく、翌日に備えることができると思っていたのですが・・・。
2016年08月09日 11:37撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 11:37
このあたりは登山者も少なめで、別世界感を楽しみながら歩きます。このままほとんど体力を消耗することなく、翌日に備えることができると思っていたのですが・・・。
百間平から百間洞への下りが急なうえに超歩きにくい!
いままでのルンルン気分が一転、膝痛でフラフラになりながら300mの急降下を耐えます。
2016年08月09日 12:27撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 12:27
百間平から百間洞への下りが急なうえに超歩きにくい!
いままでのルンルン気分が一転、膝痛でフラフラになりながら300mの急降下を耐えます。
百間洞山の家。
今回の山行では帰りの送迎バスのために、ここだけを小屋泊まりとしました。営業小屋泊まりは5年前に鹿島槍の冷池山荘以来です。
2016年08月09日 12:59撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 12:59
百間洞山の家。
今回の山行では帰りの送迎バスのために、ここだけを小屋泊まりとしました。営業小屋泊まりは5年前に鹿島槍の冷池山荘以来です。
これが名物のとんかつ。
とんかつソースとおろしポン酢が用意されています。
とんかつはもちろん、写真にはない野菜と豆のカレー煮などすべてがおいしかった。朝食のスクランブルエッグもレベル高いです。
2016年08月09日 16:59撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 16:59
これが名物のとんかつ。
とんかつソースとおろしポン酢が用意されています。
とんかつはもちろん、写真にはない野菜と豆のカレー煮などすべてがおいしかった。朝食のスクランブルエッグもレベル高いです。
小屋前の沢。テント場が上流にあるため、飲用不向き。
それにしても百間洞山の家の俗世界から隔絶された佇まいは非常に味わい深いです。
2016年08月09日 17:21撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 17:21
小屋前の沢。テント場が上流にあるため、飲用不向き。
それにしても百間洞山の家の俗世界から隔絶された佇まいは非常に味わい深いです。
写真撮るのを意図的に避けてきた苦手のセリ科植物。
たまには調べてみるか・・・イブキボウフウ? うーん、やっぱりわからん。
2016年08月09日 17:51撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/9 17:51
写真撮るのを意図的に避けてきた苦手のセリ科植物。
たまには調べてみるか・・・イブキボウフウ? うーん、やっぱりわからん。
▼8/10(水)
久々の小屋泊まり、比較的空いていましたが(6人分のスペースに4人宿泊)が、小屋内が暑く感じてあまり寝付けず。この日が一番厳しい行程で不安を感じつつのスタート。さらば!日本再奥地のとんかつ屋さん!
2016年08月10日 05:17撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 5:17
▼8/10(水)
久々の小屋泊まり、比較的空いていましたが(6人分のスペースに4人宿泊)が、小屋内が暑く感じてあまり寝付けず。この日が一番厳しい行程で不安を感じつつのスタート。さらば!日本再奥地のとんかつ屋さん!
小屋から少し登ると、小屋の水源らしき沢があります。それにしても、登ったり、急に下ったり、細く歩きにくい道が続きます。樹林帯のうえ前2日と違い湿度が高く、歩きだしからいきなり息が上がります。
2016年08月10日 05:31撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 5:31
小屋から少し登ると、小屋の水源らしき沢があります。それにしても、登ったり、急に下ったり、細く歩きにくい道が続きます。樹林帯のうえ前2日と違い湿度が高く、歩きだしからいきなり息が上がります。
ようやく稜線に出ました。
赤石岳と聖岳東尾根のあいだの雲海からに富士山が頭だけ見えています。
2016年08月10日 06:24撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 6:24
ようやく稜線に出ました。
赤石岳と聖岳東尾根のあいだの雲海からに富士山が頭だけ見えています。
前日に赤石岳避難小屋の小屋番さんから「時間があったら大沢岳に登ってきな。良い山だから」と声をかけらましたが、百間洞から大沢山までかなり大変な登りですよね・・・。自分の体力ではパスせざるを得ません。
2016年08月10日 06:37撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 6:37
前日に赤石岳避難小屋の小屋番さんから「時間があったら大沢岳に登ってきな。良い山だから」と声をかけらましたが、百間洞から大沢山までかなり大変な登りですよね・・・。自分の体力ではパスせざるを得ません。
中盛丸山到着。
登りは標高差もそれほどなく、見た目ほど大したことはないのですが…。
2016年08月10日 06:55撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 6:55
中盛丸山到着。
登りは標高差もそれほどなく、見た目ほど大したことはないのですが…。
中盛丸山からの下りは精神的にきつく感じました。なんか、地獄の底に吸い込まれるような気分です。
小兎とのコルに到着したとき、「山と高原地図」を紛失したことに気づきます。
拾わせてしまった方、申し訳ありません。
2016年08月10日 07:32撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 7:32
中盛丸山からの下りは精神的にきつく感じました。なんか、地獄の底に吸い込まれるような気分です。
小兎とのコルに到着したとき、「山と高原地図」を紛失したことに気づきます。
拾わせてしまった方、申し訳ありません。
小兎岳。
ここの登り返しは大したことありません。聖岳が大きくなってきました。
2016年08月10日 08:03撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 8:03
小兎岳。
ここの登り返しは大したことありません。聖岳が大きくなってきました。
小ピークを挟んで、小兎からの兎。しばらくは稜線の穏やかな道が続きます。
「山と高原地図」を紛失したこともあって、水場への入り口を見逃してしまいました。
2016年08月10日 08:04撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 8:04
小ピークを挟んで、小兎からの兎。しばらくは稜線の穏やかな道が続きます。
「山と高原地図」を紛失したこともあって、水場への入り口を見逃してしまいました。
兎岳に到着。前日の赤石岳の下りからここまで花の少ない区間が続いています。
兎岳のザレの急登はそこそこ長いですが、一定のペースで淡々と歩けるのでそれほどきつさはありません。
この当たりから聖平方面からの縦走者とすれ違うようになります。
2016年08月10日 09:14撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 9:14
兎岳に到着。前日の赤石岳の下りからここまで花の少ない区間が続いています。
兎岳のザレの急登はそこそこ長いですが、一定のペースで淡々と歩けるのでそれほどきつさはありません。
この当たりから聖平方面からの縦走者とすれ違うようになります。
来し方を振り返って。画面左から2番目の中盛丸山の中ボス感がヤバいですねw
百間洞と聖の間は逆コースの方がはるかにきつそうです。1日の疲労が蓄積したうえでの中盛丸山の登り返しは相当きついはず。
2016年08月10日 09:06撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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8/10 9:06
来し方を振り返って。画面左から2番目の中盛丸山の中ボス感がヤバいですねw
百間洞と聖の間は逆コースの方がはるかにきつそうです。1日の疲労が蓄積したうえでの中盛丸山の登り返しは相当きついはず。
今回の山行を通して、仙丈ケ岳の印象が変わりました。西側に大きく尾根を伸ばし、かなり大きな山であることを知りました。
2016年08月10日 09:08撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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8/10 9:08
今回の山行を通して、仙丈ケ岳の印象が変わりました。西側に大きく尾根を伸ばし、かなり大きな山であることを知りました。
ヤセ尾根をはさんでの聖岳。見るからに厳しそうな道のりです。
2016年08月10日 09:18撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 9:18
ヤセ尾根をはさんでの聖岳。見るからに厳しそうな道のりです。
聖兎のコル。少し視界が開けます。ここまでの見通しのきかないトラバース道の細かいアップダウンはきつかったです。あとは聖岳まで登り返すのみ!と思うと気分は相当楽になります。(もちろん多少の下りはこの先もあります)
2016年08月10日 10:14撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 10:14
聖兎のコル。少し視界が開けます。ここまでの見通しのきかないトラバース道の細かいアップダウンはきつかったです。あとは聖岳まで登り返すのみ!と思うと気分は相当楽になります。(もちろん多少の下りはこの先もあります)
岩場を3点支持で登ったりなど、見た目通りのハードな登りです。逆コースで下る場合も神経を相当使いそうです。
写真はP2796付近からの赤石岳。この日は過去3日に比べれば雲は多めです。
2016年08月10日 11:02撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 11:02
岩場を3点支持で登ったりなど、見た目通りのハードな登りです。逆コースで下る場合も神経を相当使いそうです。
写真はP2796付近からの赤石岳。この日は過去3日に比べれば雲は多めです。
大崩壊地のわきを通り抜けると、やや道も穏やかになってきます。
2016年08月10日 11:25撮影 by  SH-06E, SHARP
8/10 11:25
大崩壊地のわきを通り抜けると、やや道も穏やかになってきます。
頂上まであと少し。
2016年08月10日 11:41撮影 by  SH-06E, SHARP
8/10 11:41
頂上まであと少し。
聖岳到着。
南に大きな尾根を伸ばした赤石岳が印象的です。
2016年08月10日 12:18撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 12:18
聖岳到着。
南に大きな尾根を伸ばした赤石岳が印象的です。
前聖頂上から少し奥聖方面に歩いたところにライチョウさんが。
2016年08月10日 12:16撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 12:16
前聖頂上から少し奥聖方面に歩いたところにライチョウさんが。
かなり近くまで来ても人間の存在などまるで気にしてないようなマイペースっぷりが素敵です。
2016年08月10日 12:16撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 12:16
かなり近くまで来ても人間の存在などまるで気にしてないようなマイペースっぷりが素敵です。
聖岳頂上からはザレの斜面をひたすらつづら折り。ここも下りで危険な感じはありません。
その先の小聖に至るヤセ尾根歩きはここから見ると危なさそうで、実際歩くと大したことありませんでした。
2016年08月10日 12:54撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 12:54
聖岳頂上からはザレの斜面をひたすらつづら折り。ここも下りで危険な感じはありません。
その先の小聖に至るヤセ尾根歩きはここから見ると危なさそうで、実際歩くと大したことありませんでした。
小聖からの、聖岳。
北側から見るグリーンの聖岳とは異なる印象を受けます。
2016年08月10日 13:34撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 13:34
小聖からの、聖岳。
北側から見るグリーンの聖岳とは異なる印象を受けます。
聖岳からさらに南へ縦走する場合、次の目的となる上河内岳。こちらも重量感のある立派な山です。
2016年08月10日 13:35撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 13:35
聖岳からさらに南へ縦走する場合、次の目的となる上河内岳。こちらも重量感のある立派な山です。
兎岳。南側からみると谷底から一気に立ち上がる迫力ある岩山です。
2016年08月10日 13:36撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 13:36
兎岳。南側からみると谷底から一気に立ち上がる迫力ある岩山です。
小聖を過ぎると森林限界を割って、樹林帯をぬうように歩き、薊畑に到着。
ここが最後の展望地になると思い、ゆっくり景色を楽しみます。
2016年08月10日 14:23撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 14:23
小聖を過ぎると森林限界を割って、樹林帯をぬうように歩き、薊畑に到着。
ここが最後の展望地になると思い、ゆっくり景色を楽しみます。
植生保護のフェンスで囲まれた、イブキトラノオの群生地。
2016年08月10日 14:38撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 14:38
植生保護のフェンスで囲まれた、イブキトラノオの群生地。
聖平小屋の分岐点。Docomoの電波はここでかろうじて入ります。ここから小屋までは標高差のほとんどない木道歩きで3分くらい。
2016年08月10日 17:56撮影 by  SH-06E, SHARP
8/10 17:56
聖平小屋の分岐点。Docomoの電波はここでかろうじて入ります。ここから小屋までは標高差のほとんどない木道歩きで3分くらい。
聖平小屋のテント場もよく整地されていて非常に快適です。フルーツポンチの無料サービスはテント泊も対象となります。疲れた体に酸味がしみわたります。
2016年08月10日 16:58撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 16:58
聖平小屋のテント場もよく整地されていて非常に快適です。フルーツポンチの無料サービスはテント泊も対象となります。疲れた体に酸味がしみわたります。
聖平小屋のテント場に咲く花。これといって珍しいものはありませんが・・。
「生きたドライフラワー」ことヤマハハコ。
2016年08月10日 18:06撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 18:06
聖平小屋のテント場に咲く花。これといって珍しいものはありませんが・・。
「生きたドライフラワー」ことヤマハハコ。
オトギリソウ。
2016年08月10日 18:07撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 18:07
オトギリソウ。
ミヤマアキノキリンソウ。
2016年08月10日 18:09撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 18:09
ミヤマアキノキリンソウ。
濃い色のリンドウ。
2016年08月10日 18:10撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/10 18:10
濃い色のリンドウ。
キオンかな?自信なし。
2016年08月11日 05:24撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 5:24
キオンかな?自信なし。
▼8/11(木)
実質最終日。本日は椹島に「降りるだけ」です。
アザミ。何アザミなのかまではわかりませぬ。
2016年08月11日 05:25撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 5:25
▼8/11(木)
実質最終日。本日は椹島に「降りるだけ」です。
アザミ。何アザミなのかまではわかりませぬ。
ハンゴンソウ。
2016年08月11日 06:02撮影 by  SH-06E, SHARP
1
8/11 6:02
ハンゴンソウ。
サラシナショウマ。
久しぶりにみたもので、最初マイヅルソウの巨大化したものかと思いましたw
2016年08月11日 06:05撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 6:05
サラシナショウマ。
久しぶりにみたもので、最初マイヅルソウの巨大化したものかと思いましたw
慰霊碑のある岩頭から対岸の滝を見下ろす。
てっきりここが山と高原地図の「岩頭滝見台」かと勘違いしてました。
2016年08月11日 06:16撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 6:16
慰霊碑のある岩頭から対岸の滝を見下ろす。
てっきりここが山と高原地図の「岩頭滝見台」かと勘違いしてました。
初めて見る花。写真が残念すぎて調べられる気がしないw
2016年08月11日 06:55撮影 by  SH-06E, SHARP
8/11 6:55
初めて見る花。写真が残念すぎて調べられる気がしないw
山と高原地図の「危」マークのあるあたり、沢筋を渡ったところで、冷たい沢水で顔を洗ったりしてしばらく休憩。キツイアップダウンの繰り返しで早くも疲れ気味ですが、標高が下がる気配がありません。
2016年08月11日 07:09撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 7:09
山と高原地図の「危」マークのあるあたり、沢筋を渡ったところで、冷たい沢水で顔を洗ったりしてしばらく休憩。キツイアップダウンの繰り返しで早くも疲れ気味ですが、標高が下がる気配がありません。
ソバナ。
2016年08月11日 07:23撮影 by  SH-06E, SHARP
8/11 7:23
ソバナ。
シモツケソウ。
花の顔ぶれも、樹林帯の沢筋らしいものに変わっています。
2016年08月11日 07:23撮影 by  SH-06E, SHARP
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シモツケソウ。
花の顔ぶれも、樹林帯の沢筋らしいものに変わっています。
カニコウモリ。
2016年08月11日 07:24撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 7:24
カニコウモリ。
尾根乗越。
歩きから2時間半以上歩いて、ようやくまともな下りが始まる感じです。このコースは標識類や顕著なランドマークも少なく、GPSがないと現在地を把握しづらいのが辛さに拍車を掛けます。
2016年08月11日 07:56撮影 by  SH-06E, SHARP
8/11 7:56
尾根乗越。
歩きから2時間半以上歩いて、ようやくまともな下りが始まる感じです。このコースは標識類や顕著なランドマークも少なく、GPSがないと現在地を把握しづらいのが辛さに拍車を掛けます。
延々と続く急下りに足が悲鳴を上げます。
やっとの思いでたどり着いた聖沢吊橋。
この日は「山の日」ということもあり、ここまで降りると登りの登山者が非常に多く、頻繁なすれ違いも体力消耗に拍車を掛けます。
2016年08月11日 09:51撮影 by  SH-06E, SHARP
8/11 9:51
延々と続く急下りに足が悲鳴を上げます。
やっとの思いでたどり着いた聖沢吊橋。
この日は「山の日」ということもあり、ここまで降りると登りの登山者が非常に多く、頻繁なすれ違いも体力消耗に拍車を掛けます。
吊り橋を渡ると、再び登り基調のトラバース…。このルート下りでもこれだけ厳しいのに、登りの人は過酷すぎじゃないんですか? 出会所小屋跡らしき場所の標識を過ぎると、ようやく最後の下りに入ります。
2016年08月11日 10:50撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 10:50
吊り橋を渡ると、再び登り基調のトラバース…。このルート下りでもこれだけ厳しいのに、登りの人は過酷すぎじゃないんですか? 出会所小屋跡らしき場所の標識を過ぎると、ようやく最後の下りに入ります。
檜の植林帯を必死に下って、やっとの思いで聖沢登山口に到着。
写真のザックの主の男性の方、この日は抜きつ抜かれつでおつきあいいただきありがとうございました。最後はまともにごあいさつもせず、申し訳ありませんでした。
2016年08月11日 11:21撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 11:21
檜の植林帯を必死に下って、やっとの思いで聖沢登山口に到着。
写真のザックの主の男性の方、この日は抜きつ抜かれつでおつきあいいただきありがとうございました。最後はまともにごあいさつもせず、申し訳ありませんでした。
最後の気力を振り絞って椹島へ。帰りのバスは翌12日で予約していたので、椹島でもう1泊テントを張ってのんびりします。
2016年08月11日 14:57撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 14:57
最後の気力を振り絞って椹島へ。帰りのバスは翌12日で予約していたので、椹島でもう1泊テントを張ってのんびりします。
椹島のすぐ近くを流れる大井川本流。
この後椹島ロッジで入浴し、あとはひたすら時間が流れていくのを待ちます。
翌日、あんなトラブルに巻き込まれるとはこの時点では知る由もなし。
2016年08月11日 15:02撮影 by  SH-06E, SHARP
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8/11 15:02
椹島のすぐ近くを流れる大井川本流。
この後椹島ロッジで入浴し、あとはひたすら時間が流れていくのを待ちます。
翌日、あんなトラブルに巻き込まれるとはこの時点では知る由もなし。
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