記録ID: 939047
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
奥白根山 〜菅沼登山口周回〜
2016年08月13日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:15
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,152m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■菅沼登山口〜弥陀ケ池〜奥白根山山頂 登山口から弥陀ケ池まではよく整備されたシラビソの樹林帯歩き、危険な個所はありません。奥白根山へは弥陀ケ池の分岐を右に少し登ったところに分岐があり、そこを左に行くのですが、一気に標高を稼ぐ急傾斜の登りとなります。高度感はありますが、振り返るとさわやかな風と共に素晴らしい景色が楽しめます。ロープウェー側からのコースと違い、後半はプチ岩場登り的な場所もあって、楽しいです。岩場を上り詰めると山頂かと思いきや、一旦少し下って登り返す必要があります。山頂がすぐそこに見えているため焦りがちですが、大きな岩がゴロゴロしていますので両手両足を使って慎重に歩きましょう。 ■奥白根山山頂〜五色沼避難小屋〜前白根山 山頂から南側に延びるルートを歩きます。左手に五色沼が見えるあたりから先は急傾斜のうえザレていますので、スリップしやすいので注意して歩きます。踏み跡明瞭ですから迷うことはないと思われます。ザレ場が終わるとガレ場の急傾斜となります。特に小石など下に落としがちなので足元には注意して歩くべきです。樹林帯に入ってしばらく下り、広くなだらかな場所に出ると道は緩やかに左へ向かいます。程なく避難小屋の赤い屋根が見えてくるはずです。また、この辺りは毎度野生のシカと遭遇する場所です。今回も若い一頭のシカと出会い、会話してきました(笑) 避難小屋を通過して真っすぐ下ると五色沼ですが、今回は前白根山へ向かいました。避難小屋のすぐ脇の樹林帯を進みます。15分ほど登ると笹原に覆われた稜線に出ます。前方に前白根山の姿がドーンと見える筈です。前白根山の山頂へはガレ場とザレ場の入り混じった道を歩きますが、ここが高山植物の宝庫というか、今回歩いたルートで一番株数が多かったように感じます。 ■前白根山山頂〜五色山〜国境平 前白根山の山頂は広く遮るものなく、紫外線を浴びるにはもってこいの場所です。五色山へのルートは山頂碑が無い方のケルンがある場所、つまり五色沼寄りのケルン横から真っすぐ延びています。左手に奥白根山と五色沼を眺めながらの尾根歩きが楽しめます。五色山へは尾根を一旦下ってからの登り返しとなりますが、それほどキツクは無いと思います。 今回は金精峠を目指しますので、五色山山頂から右に延びるルートをとります。案内板には「湯元」と書いてあるのですが、気にせず進みましょう。ちなみに、五色山をまっすぐ進むと弥陀ケ池に戻るルートとなります。五色山から国境平まではひたすら下りです。笹薮の中を歩くので足元見にくいです。躓かないように気を付けて歩きましょう。傾斜はあるが開けた笹原に出ると、そこを下りきれば国境平です。 ■国境平〜金精山〜金精峠〜菅沼登山口 国境平からはしばらく尾根の左側を平行に歩く感じで進みます。大きな岩が立ちふさがるようにあるのと、右側は切り立っているからだと思われます。道が尾根に向かって右に上がってくるようになると、いよいよ金精山への登り返しです。傾斜があってしかも眺望が無いので修行のような登りに感じます。また、土が滑りやすいので下りは特に注意して歩いたほうがよいと思います。 金精山山頂からは男体山と中禅寺湖が見渡せます。 金精山から金精峠まで、この区間が今日一番きつかった下りでした。一気に下るのと、足場の悪い箇所(はしごやトラシマロープはありますが…)が多く、神経を使います。初心者は心を折られるだろうな…と思いながら、僕もひいひい言いながら下りました。また、足元の切れ落ちた個所も多いです。よそ見厳禁、集中力が大事です。 金精峠からの下りは道幅広く、傾斜も緩やかで、距離はそこそこあるのですが身体への負荷はそれほどでもありません。 |
その他周辺情報 | R120号沿い沼田方面途中の温泉に立ち寄りました。 名前は不明ですが、「大露天風呂」って書いてます。 料金は800円、少々高いです。 |
写真
感想
過去に3回歩いている奥白根山。だが、いずれもGPSを使い始める前だったので、ログを取りに行こうとソロで歩くことにした。過去はすべてロープウェー利用だったので、どうせなら違うルートを歩きたいなと思い、菅沼登山口から入山し、前白根・五色山・金精山と一回りして登山口に戻る周回ルートを歩くことに決定。
前の晩早めに出て、ペルセウス座流星群を眺めようかと思ったが、睡魔に負けて途中のSAで仮眠。5時ちょい過ぎから歩き始める。休憩込で7時間ちょっとっていう歩行タイムはまずまずだと思って満足。
前白根から先のルートは歩く人も少なく、静かな山歩きには絶好のコース。金精山から金精峠の間が少しばかり緊張を強いられるが、結構充実感も感じられるコースだと思う。
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ハイキング
日光・那須・筑波 [日帰り]
日光白根山周回(湯元〜外山鞍部〜前白根山〜避難小屋〜奥白根山〜弥陀ヶ池〜五色沼〜五色山〜国境平〜湯元)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波 [日帰り]
日光白根山〈奥白根山〉(菅沼キャンプ場→弥陀ヶ池→山頂→五色沼→菅沼キャンプ場)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
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