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Yamareco

記録ID: 939457
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沢登り
中国山地東部

扇ノ山唐戸谷〜稜線〜上地ルート

2016年08月11日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.7km
登り
599m
下り
601m

コースタイム

上地登山口(7:51)〜唐戸大滝(9:08〜9:31)〜稜線(11:49)〜上地ルート〜休憩(12:07〜13:09)〜上地登山口(13:44)、所要時間5時間53分
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「本谷口橋」の横の空き地に駐車する。鳥取県中部から北方面より海上林道を通ってきたが、南側からきた方が楽に思える。
コース状況/
危険箇所等
*唐戸谷はバリエーションルートです。ヘルメット、沢靴などの沢装備が必要。ロープは使えないので、急斜面などはピッケルを使用した。

 前日に雨などなかったが、標高1150付近まで水があった。標高780付近の滝は登れないので巻いた。標高900付近の唐戸大滝も巻いた。標高1100以降も枯れ滝などがでてくるので、その都度巻いた。それでも登れる滝が多く、岩登りは存分に楽しめる。
 中盤から分岐が多くでてくるので読図をして間違えないようにしたい。ただ、東は稜線、南に上地ノーマルルートがあるので間違えても安心感がある。
 大ズッコ(1273)を経て上地ルートで下山する。上級者ルートとの表示があるが、道ははっきりしており道迷いの心配はないだろう。一気に600メートルの高さを下るのでけっこう足にくる。
この案内がある空き地に駐車。間違って本谷に進まないように注意。
2016年08月11日 07:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 7:50
この案内がある空き地に駐車。間違って本谷に進まないように注意。
さっそく入渓する。気温は20度くらいで涼しいくらいだった。沢の水もまだ冷たい。
2016年08月11日 07:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:52
さっそく入渓する。気温は20度くらいで涼しいくらいだった。沢の水もまだ冷たい。
2016年08月11日 07:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:55
yさんは沢靴を新調されていた。レッグガードもある。ザックはカリマーの35リットルとのこと。
2016年08月11日 07:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 7:56
yさんは沢靴を新調されていた。レッグガードもある。ザックはカリマーの35リットルとのこと。
沢靴のフェルトサンダルが何度もとれる。烏谷でも同じことが起きた。流れをきってごめんなさい。
沢靴のフェルトサンダルが何度もとれる。烏谷でも同じことが起きた。流れをきってごめんなさい。
アスリートなので身軽にスタスタ歩かれる。
2016年08月11日 07:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:57
アスリートなので身軽にスタスタ歩かれる。
一の滝(かもしれない)がでてきた。
2016年08月11日 08:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:00
一の滝(かもしれない)がでてきた。
水を浴びながら右側を登る。
2016年08月11日 08:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 8:02
水を浴びながら右側を登る。
水が豊富に流れているがあらがって登った。
2016年08月11日 08:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:04
水が豊富に流れているがあらがって登った。
はじめからけっこう濡れるが楽しい。
2016年08月11日 08:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:07
はじめからけっこう濡れるが楽しい。
唐戸谷は広葉樹の明るい谷だ。
2016年08月11日 08:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:10
唐戸谷は広葉樹の明るい谷だ。
2016年08月11日 08:21撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 8:21
2016年08月11日 08:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:23
岩にはさまれた狭いところも通過する。
2016年08月11日 08:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 8:26
岩にはさまれた狭いところも通過する。
2016年08月11日 08:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 8:27
2016年08月11日 08:29撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:29
これが二の滝か? 下部は登れるが、上部が垂直に近くで難しい。危険は回避しましょう、と左岸を巻く。
2016年08月11日 08:29撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:29
これが二の滝か? 下部は登れるが、上部が垂直に近くで難しい。危険は回避しましょう、と左岸を巻く。
登れるか吟味する。
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登れるか吟味する。
光の芸術性。
2016年08月11日 08:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:36
光の芸術性。
2016年08月11日 08:44撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2016年08月11日 08:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2016年08月11日 08:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 8:58
2016年08月11日 08:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標高850あたりに二俣があるが、気づかず通過してしまっていたようだ。結果オーライ。
2016年08月11日 09:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:01
標高850あたりに二俣があるが、気づかず通過してしまっていたようだ。結果オーライ。
唐戸大滝に到着。増水してたらもっといい滝になりそうだ。30メートルということだが、そんなにはないだろうと思う。
2016年08月11日 09:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:27
唐戸大滝に到着。増水してたらもっといい滝になりそうだ。30メートルということだが、そんなにはないだろうと思う。
大滝を右岸からまいて再度入渓する。
2016年08月11日 09:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 9:59
大滝を右岸からまいて再度入渓する。
2016年08月11日 10:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:08
2016年08月11日 10:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:14
2016年08月11日 10:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:17
経験を積んでもらうためにyさんに先頭でいってもらう。
2016年08月11日 10:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:17
経験を積んでもらうためにyさんに先頭でいってもらう。
登りごたえのある滝が多くていい谷だ。
2016年08月11日 10:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:32
登りごたえのある滝が多くていい谷だ。
水しぶきを浴びながら登る。
2016年08月11日 10:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:32
水しぶきを浴びながら登る。
2016年08月11日 10:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:33
2016年08月11日 10:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:34
標高1050くらいの二俣。右へ。
2016年08月11日 10:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:36
標高1050くらいの二俣。右へ。
2016年08月11日 10:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:37
2016年08月11日 10:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:37
写ってないが、左も分かれており、この辺は三俣になってる。真ん中を忠実に攻めたら上地ルートにでると思う。我々は源頭まで詰めるので、左に進む。
2016年08月11日 10:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:43
写ってないが、左も分かれており、この辺は三俣になってる。真ん中を忠実に攻めたら上地ルートにでると思う。我々は源頭まで詰めるので、左に進む。
が、高さのある滝に行く手を阻まれる。右岸を高巻きする。
2016年08月11日 10:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:53
が、高さのある滝に行く手を阻まれる。右岸を高巻きする。
再び谷に降り立つ。そろそろ水が枯れだした。
2016年08月11日 11:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:06
再び谷に降り立つ。そろそろ水が枯れだした。
このまま楽に稜線までいけると思ったら、最後の大ボスが出現した。様子見でリーダーが登るも、岩肌がぼろぼろ崩れて危ない。大事をとって巻くことにした。右岸を巻く。
2016年08月11日 11:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:09
このまま楽に稜線までいけると思ったら、最後の大ボスが出現した。様子見でリーダーが登るも、岩肌がぼろぼろ崩れて危ない。大事をとって巻くことにした。右岸を巻く。
稜線までもうすぐ。最後はちょっとだけやぶこぎ。
2016年08月11日 11:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:36
稜線までもうすぐ。最後はちょっとだけやぶこぎ。
稜線にでた。木の板が出迎えてくれた。ちょうど大ズッコと北の小ピークの間にでたようだ。当初の計画通り。大成功。
2016年08月11日 11:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:49
稜線にでた。木の板が出迎えてくれた。ちょうど大ズッコと北の小ピークの間にでたようだ。当初の計画通り。大成功。
上地ルートを下山する。
2016年08月11日 12:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:02
上地ルートを下山する。
適当な涼しげなところでランチとした。山ラーメン。山コーヒー。沢のあとのラーメンはうまい。
2016年08月11日 12:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:07
適当な涼しげなところでランチとした。山ラーメン。山コーヒー。沢のあとのラーメンはうまい。
暑くなってきた。トレランにはぴったりのコースだが、無理はしないでおく。熊鈴とホイッスルで熊に備えたが、熊には出会わなかった。かわりに鹿にあった。できたら今シーズンにもう一度扇ノ山の沢をやりたい。
2016年08月11日 13:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:12
暑くなってきた。トレランにはぴったりのコースだが、無理はしないでおく。熊鈴とホイッスルで熊に備えたが、熊には出会わなかった。かわりに鹿にあった。できたら今シーズンにもう一度扇ノ山の沢をやりたい。

感想

 扇ノ山は熊がでるので単独では難しかった。沢をやる意欲にあふれた友人に声をかけご一緒する。あらかじめレポートなどで下調べをしておいたが、思ったよりもよじ登れる滝が多くとても楽しめた。ロープなどで登はんする人には物足りないかもしれないが、僕にはこれで十分満足。
 最後まで沢を詰めたのもよかった。二つの難関滝に行く手を阻まれたが、無理によじ登ろうとせず巻いたのも冷静な判断ができてよかったと思う。
 次は本谷かな。

今回は山友達のsappanさんに、単独ではまず行けそうにない沢(熊出没地帯、ヴァリエーションルートの為、要読図能力) に誘って頂く。

まとまった雨が降っておらず、水量が少くなっている事を予想して挑んだが、いざ入渓してみると、十分過ぎる程の水量があった。
当日は、熱中症特別警報が発令されるほどの酷暑日ではあったが、沢はヒンヤリと涼しく、沢の水はずっと浸かっていると寒い位だった。

そんな中、手応え十分の滝を幾つも越えていく。ホールドが無かったり、落下した際のダメージが大きそうな滝は巻いたが、それ以外はほぼ登る事が出来た。幾つかの滝は自身が先頭に立って登らせてもらう。とても貴重な体験となった。

源頭まで詰めて、稜線に出たときはやはりホッとした。そして暖かいカップラーメンとコーヒーは、沢で冷えた身体を温めてくれた。
面倒がって沢靴のまま下山した為、途中何度も滑ってしまった。次回は稜線へ出たら速やかに履き替えるようにしたい。

振り返ってみると、滝のヴァリエーションも多く、内容も濃い非常に充実した沢登だった。
入渓場所までもう少し近かったら、何度でも訪れたいと思わせる沢だった。

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