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Yamareco

記録ID: 939478
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬鑓温泉〜不帰嶮〜唐松岳

2016年08月11日(木) 〜 2016年08月13日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
47:26
距離
21.9km
登り
2,363m
下り
2,846m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:34
休憩
0:07
合計
3:41
9:25
27
9:52
9:53
9
10:02
10:02
14
10:16
10:17
48
11:05
11:06
37
11:43
11:43
21
12:04
12:06
3
12:09
12:10
12
12:22
12:23
43
2日目
山行
6:37
休憩
0:30
合計
7:07
6:52
6:53
61
7:54
8:02
22
8:24
8:25
27
8:52
8:56
38
9:34
9:35
21
9:56
9:57
58
12:30
12:31
13
3日目
山行
2:36
休憩
0:02
合計
2:38
6:50
6:51
12
7:03
7:03
37
7:40
7:40
12
7:52
7:53
23
8:16
8:16
32
8:48
ゴール地点
天候 11日:晴れ - 12日:晴れ - 13日:霧
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八方第6駐車場に停めました。ゴンドラ乗り場へ徒歩7分,八方インフォメーションセンターへ徒歩10分です。不便ですが他の駐車場が満車の時の最終手段です。
11日午前9時前に白馬村に到着した時には,八方第5駐車場と八方第3駐車場が既に満車でした。一方で,私が着いた時には八方第6駐車場は1台も駐車車両がなく,下山時でも4〜5台しか停まっていませんでした。
コース状況/
危険箇所等
白馬鑓温泉付近の雪渓は融けており,雪渓の上を歩くことはありませんでした。白馬鑓温泉上部と天狗の大下り,不帰嶮に鎖場があります。
その他周辺情報 白馬八方界隈には温泉,飲食店等が多数あります。コンビニはローソン信州白馬八方店が最も便利です。下山後,白馬八方温泉おびなたの湯に行きました。猿倉に行く途中にあり便利ですが規模が小さいため,すぐに混雑しそうです。
猿倉です。ここまで相乗りのタクシーで来ました。同乗のグループの方は白馬鑓温泉から蓮華温泉に向かわれるとのこと。
2016年08月11日 09:19撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 9:19
猿倉です。ここまで相乗りのタクシーで来ました。同乗のグループの方は白馬鑓温泉から蓮華温泉に向かわれるとのこと。
猿倉からしばらく歩くと白馬尻と白馬鑓温泉との分岐に至ります。広い林道が白馬尻,細い山道が白馬鑓温泉です。
2016年08月11日 09:33撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 9:33
猿倉からしばらく歩くと白馬尻と白馬鑓温泉との分岐に至ります。広い林道が白馬尻,細い山道が白馬鑓温泉です。
登山道脇に花がちらほら。
2016年08月11日 10:31撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 10:31
登山道脇に花がちらほら。
2016年08月11日 10:36撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 10:36
トリカブト
2016年08月11日 10:39撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 10:39
トリカブト
猿倉から約1.5時間。標高1700mくらいで小さな沢に出会います。冷たい沢水で顔を洗って小休憩。
2016年08月11日 10:45撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 10:45
猿倉から約1.5時間。標高1700mくらいで小さな沢に出会います。冷たい沢水で顔を洗って小休憩。
2016年08月11日 10:53撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 10:53
小日向のコルに到着。猿倉からコースタイムで3時間ですが,2時間もかかっていません。それほど急いだつもりもないので,少し長めに見積もったコースタイムかも。
2016年08月11日 11:06撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:06
小日向のコルに到着。猿倉からコースタイムで3時間ですが,2時間もかかっていません。それほど急いだつもりもないので,少し長めに見積もったコースタイムかも。
小日向のコルからから白馬鑓が岳が見えるようになりました。
2016年08月11日 11:06撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:06
小日向のコルからから白馬鑓が岳が見えるようになりました。
そしてこれから向かう白馬鑓温泉方面。登山道も見えますが,あれれ???ずいぶんと下に登山道が見えます。地形図では小日向のコルとほぼ同じ標高の1820m付近の等高線に沿って登山道が描かれているのに変です。
2016年08月11日 11:09撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:09
そしてこれから向かう白馬鑓温泉方面。登山道も見えますが,あれれ???ずいぶんと下に登山道が見えます。地形図では小日向のコルとほぼ同じ標高の1820m付近の等高線に沿って登山道が描かれているのに変です。
こちらは明後日の下山に利用する八方尾根。まっすぐに下っていて,登り返しがないので楽そうです。
2016年08月11日 11:24撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:24
こちらは明後日の下山に利用する八方尾根。まっすぐに下っていて,登り返しがないので楽そうです。
おぉ,白馬村方面も見えました!
2016年08月11日 11:44撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:44
おぉ,白馬村方面も見えました!
小日向のコルを振り返ります。やはり地形図に描かれている徒歩道と実際の登山道が異なっています!昔の登山道は何かの理由で通れなくなったのでしょう。
2016年08月11日 11:47撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:47
小日向のコルを振り返ります。やはり地形図に描かれている徒歩道と実際の登山道が異なっています!昔の登山道は何かの理由で通れなくなったのでしょう。
白馬鑓温泉の小屋も見えてきますが...,なんか設営されているテントの数がやたら多い気がします...。
2016年08月11日 11:52撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:52
白馬鑓温泉の小屋も見えてきますが...,なんか設営されているテントの数がやたら多い気がします...。
杓子沢。登山道は雪渓を通っていません。今年は雪解けが早いんですねぇ!
2016年08月11日 11:53撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:53
杓子沢。登山道は雪渓を通っていません。今年は雪解けが早いんですねぇ!
さすが白馬岳山域。花も多いです。
2016年08月11日 11:58撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:58
さすが白馬岳山域。花も多いです。
2016年08月11日 11:59撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 11:59
杓子沢の渡渉地点。かなりの水量がありますが,橋がかけられているので安心です。
2016年08月11日 12:03撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 12:03
杓子沢の渡渉地点。かなりの水量がありますが,橋がかけられているので安心です。
「崩沢」。確かにこのあたりは落石が多いです。
2016年08月11日 12:08撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 12:08
「崩沢」。確かにこのあたりは落石が多いです。
白馬鑓が岳の東面のトラバースが続きます。
2016年08月11日 12:19撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 12:19
白馬鑓が岳の東面のトラバースが続きます。
白馬鑓温泉直下のお花畑。ここまで来れば小屋までは標高差で130mくらい。あと一息!
2016年08月11日 12:36撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 12:36
白馬鑓温泉直下のお花畑。ここまで来れば小屋までは標高差で130mくらい。あと一息!
クルマユリ
2016年08月11日 12:37撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 12:37
クルマユリ
小日向のコルの方を再び振り返ります。旧道がうっすらと見えますね。
2016年08月11日 12:43撮影 by  NEX-3N, SONY
8/11 12:43
小日向のコルの方を再び振り返ります。旧道がうっすらと見えますね。
テント場に到着して温泉に入ってビールタイムです!テント場は大混雑でした。13時到着の私は何とか比較的平らな場所を確保できましたが,14時以降に到着された方はかなりの傾斜地に設営を強いられていました。
2016年08月11日 16:21撮影 by  NEX-3N, SONY
2
8/11 16:21
テント場に到着して温泉に入ってビールタイムです!テント場は大混雑でした。13時到着の私は何とか比較的平らな場所を確保できましたが,14時以降に到着された方はかなりの傾斜地に設営を強いられていました。
夜は満天の星空にペルセウス座流星群。そして朝日が登ります。温泉の中から朝日を眺める方も多数。いいですね!
2016年08月12日 05:00撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/12 5:00
夜は満天の星空にペルセウス座流星群。そして朝日が登ります。温泉の中から朝日を眺める方も多数。いいですね!
テントを撤収して5:30に出発です。こちらは夏季限定の白馬鑓温泉小屋の建物。
2016年08月12日 05:32撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 5:32
テントを撤収して5:30に出発です。こちらは夏季限定の白馬鑓温泉小屋の建物。
白馬鑓温泉の上の雪渓もこのとおり。したがって,雪渓は歩かずに山の斜面を登ります。鎖場が数カ所あり通過に注意が必要です。しかし朝日をまともに浴びて,風もないので暑い,暑い!
2016年08月12日 05:38撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 5:38
白馬鑓温泉の上の雪渓もこのとおり。したがって,雪渓は歩かずに山の斜面を登ります。鎖場が数カ所あり通過に注意が必要です。しかし朝日をまともに浴びて,風もないので暑い,暑い!
大出原のお花畑。もう少し早い時期ならもっときれいだったのかな?
2016年08月12日 06:09撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 6:09
大出原のお花畑。もう少し早い時期ならもっときれいだったのかな?
振り返るとこの景色。
2016年08月12日 06:13撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 6:13
振り返るとこの景色。
2016年08月12日 06:29撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 6:29
雲がまるで山から立ち上る湯気のように見えます。暑くて水の消費が進みます。
2016年08月12日 06:54撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 6:54
雲がまるで山から立ち上る湯気のように見えます。暑くて水の消費が進みます。
大出原の道標。むかし通った時には,どこかで雪渓を歩いた記憶があるのですが,今回はそれらしい場所すらありませんでした。
2016年08月12日 06:56撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 6:56
大出原の道標。むかし通った時には,どこかで雪渓を歩いた記憶があるのですが,今回はそれらしい場所すらありませんでした。
2016年08月12日 07:01撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:01
主稜線はもうすぐです。
2016年08月12日 07:11撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:11
主稜線はもうすぐです。
砂礫地に群生するコマクサ!私は下ばっかり見て歩いていたので気付きませんでしたが,すれ違った方が教えてくださいました。
2016年08月12日 07:25撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:25
砂礫地に群生するコマクサ!私は下ばっかり見て歩いていたので気付きませんでしたが,すれ違った方が教えてくださいました。
主稜線では富山湾が見えます。そして富山側からの西風が当たるようになります。ここまで2時間の登りでした。
2016年08月12日 07:27撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:27
主稜線では富山湾が見えます。そして富山側からの西風が当たるようになります。ここまで2時間の登りでした。
白馬鑓温泉から上がる登山客の多くはこちらの白馬鑓が岳方面に向かわれていました。私はひとりで天狗池方面に歩きます。
2016年08月12日 07:27撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:27
白馬鑓温泉から上がる登山客の多くはこちらの白馬鑓が岳方面に向かわれていました。私はひとりで天狗池方面に歩きます。
楽しい楽しい稜線歩き。
2016年08月12日 07:28撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/12 7:28
楽しい楽しい稜線歩き。
2016年08月12日 07:29撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:29
剱岳・立山もきれいに見えます。
2016年08月12日 07:33撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:33
剱岳・立山もきれいに見えます。
このあたりはアップダウンも緩やかで快適です。
2016年08月12日 07:35撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:35
このあたりはアップダウンも緩やかで快適です。
すぐに天狗山荘に到着します。ほとんどの登山客は出発してひっそりとしています。
2016年08月12日 07:53撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:53
すぐに天狗山荘に到着します。ほとんどの登山客は出発してひっそりとしています。
不帰嶮〜唐松岳方面へはコースタイムが4.5〜5時間のため,11時以降の行動は慎むように,とのこと。
2016年08月12日 07:54撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 7:54
不帰嶮〜唐松岳方面へはコースタイムが4.5〜5時間のため,11時以降の行動は慎むように,とのこと。
天狗山荘の水場。コチラで水を2L満タンにします。
2016年08月12日 08:01撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 8:01
天狗山荘の水場。コチラで水を2L満タンにします。
コマクサ
2016年08月12日 08:06撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 8:06
コマクサ
主稜線をあるいて天狗の頭に到着。
2016年08月12日 08:23撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 8:23
主稜線をあるいて天狗の頭に到着。
しばらくは穏やかな稜線歩きですが,この先に待つのは天狗の大下りと不帰嶮。
2016年08月12日 08:23撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 8:23
しばらくは穏やかな稜線歩きですが,この先に待つのは天狗の大下りと不帰嶮。
まずは天狗の大下りを通過。標高差約280mを一気に下りました。鎖場は2ヶ所。浮き石が多いため落石を起こさないように注意が必要です。ヘルメットを装着し,ストックはザックに付けて通過しました。
2016年08月12日 09:30撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 9:30
まずは天狗の大下りを通過。標高差約280mを一気に下りました。鎖場は2ヶ所。浮き石が多いため落石を起こさないように注意が必要です。ヘルメットを装着し,ストックはザックに付けて通過しました。
この先には不帰嶮が待っています。まずは一峰。
2016年08月12日 09:31撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 9:31
この先には不帰嶮が待っています。まずは一峰。
一峰への登りは特に危険な箇所もなく通過。すれ違った方に「不帰,どうでしたか?」って聞いたら「ターザンになっちゃいましたー。あはは。」って...。えぇっ,タ,ターザンって!そんな危険な目に!?
2016年08月12日 09:58撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 9:58
一峰への登りは特に危険な箇所もなく通過。すれ違った方に「不帰,どうでしたか?」って聞いたら「ターザンになっちゃいましたー。あはは。」って...。えぇっ,タ,ターザンって!そんな危険な目に!?
そして天狗の大下りを振り返ります。逆方向は天狗の大上りになるので,かなりキツそうです。
2016年08月12日 09:55撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 9:55
そして天狗の大下りを振り返ります。逆方向は天狗の大上りになるので,かなりキツそうです。
そして待ち受けるはニ峰。
2016年08月12日 09:57撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 9:57
そして待ち受けるはニ峰。
二峰北峰では3名のパーティと10名くらいのパーティが下っている最中でした。大勢のパーティとのすれ違いは困難とのことで,直前の鞍部で30分ほど待機です。登り組は超軽量装備の方,テント泊装備の方,山岳ガイドとの二人組の方と私。
2016年08月12日 10:19撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 10:19
二峰北峰では3名のパーティと10名くらいのパーティが下っている最中でした。大勢のパーティとのすれ違いは困難とのことで,直前の鞍部で30分ほど待機です。登り組は超軽量装備の方,テント泊装備の方,山岳ガイドとの二人組の方と私。
登っている最中の写真はありませんが,あっという間に二峰北峰に到着。手がかり足がかりが豊富で鎖も完璧に整っているので,登るのに難渋する場所はありませんでした。
2016年08月12日 11:07撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 11:07
登っている最中の写真はありませんが,あっという間に二峰北峰に到着。手がかり足がかりが豊富で鎖も完璧に整っているので,登るのに難渋する場所はありませんでした。
あとは難しい場所もありません。こちらは二峰北峰から見た南峰です。
2016年08月12日 11:16撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 11:16
あとは難しい場所もありません。こちらは二峰北峰から見た南峰です。
二峰南峰に到着です。水は2Lもあれば余裕と思っていましたが,予想以上に暑いために,水の消費が進みます。
2016年08月12日 11:25撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 11:25
二峰南峰に到着です。水は2Lもあれば余裕と思っていましたが,予想以上に暑いために,水の消費が進みます。
あまりに暑く疲労も少し出てきたので,唐松岳に向かう途中の小さな鞍部でひと休み。今回の行動食でお気に入りになったのがイオンで買ったこのドライフルーツ。リンゴの甘酸っぱさが疲れた体に染み渡ります。軽いし美味しいのでオススメ!
2016年08月12日 12:07撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 12:07
あまりに暑く疲労も少し出てきたので,唐松岳に向かう途中の小さな鞍部でひと休み。今回の行動食でお気に入りになったのがイオンで買ったこのドライフルーツ。リンゴの甘酸っぱさが疲れた体に染み渡ります。軽いし美味しいのでオススメ!
これまで通ってきた道程を振り返ります。
2016年08月12日 12:20撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 12:20
これまで通ってきた道程を振り返ります。
唐松岳から山荘方面。唐松岳山頂は子ども連れから若い方,年配の方の登山客で大賑わい。不帰嶮の威圧的な静けさとのギャップに戸惑ってしまいます。でも,こういう賑やかな山だって素敵な山行の一部分。すれ違う人と「あっついですねぇー!」なんて言いながら山荘に向かいます。
2016年08月12日 12:27撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 12:27
唐松岳から山荘方面。唐松岳山頂は子ども連れから若い方,年配の方の登山客で大賑わい。不帰嶮の威圧的な静けさとのギャップに戸惑ってしまいます。でも,こういう賑やかな山だって素敵な山行の一部分。すれ違う人と「あっついですねぇー!」なんて言いながら山荘に向かいます。
唐松岳頂上山荘のテント場は山の斜面に設けられています。早く着いた人から山荘近くの場所を確保するので,遅く着いた人はかなり下の方にテントを張ることになります。私も山荘まで徒歩10分くらいの場所になってしまいました。
2016年08月12日 13:39撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/12 13:39
唐松岳頂上山荘のテント場は山の斜面に設けられています。早く着いた人から山荘近くの場所を確保するので,遅く着いた人はかなり下の方にテントを張ることになります。私も山荘まで徒歩10分くらいの場所になってしまいました。
ネスレのゴールドブレンドをつかったラテ。こんな甘い飲み物は普段絶対に飲みませんが,山では疲れが癒されます。
2016年08月12日 15:18撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 15:18
ネスレのゴールドブレンドをつかったラテ。こんな甘い飲み物は普段絶対に飲みませんが,山では疲れが癒されます。
夕日を浴びる剱岳。カッコいい!
2016年08月12日 17:23撮影 by  NEX-3N, SONY
8/12 17:23
夕日を浴びる剱岳。カッコいい!
そして朝の剱岳。
2016年08月13日 05:57撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 5:57
そして朝の剱岳。
さらに朝日を浴びる五竜岳。前回,五竜岳に登ったのがもう2年も前のこととは信じられません。
2016年08月13日 05:57撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 5:57
さらに朝日を浴びる五竜岳。前回,五竜岳に登ったのがもう2年も前のこととは信じられません。
唐松岳頂上山荘の前から唐松岳。下の方にちいーさくテントが見えるの,わかりますか?遠いんです。
2016年08月13日 06:15撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 6:15
唐松岳頂上山荘の前から唐松岳。下の方にちいーさくテントが見えるの,わかりますか?遠いんです。
八方尾根の下りはじめは少しザレた斜面のトラバースから始まります。完全に整備されているので危険はありませんが,本来であれば崩落,落石の多そうな地形です。
2016年08月13日 06:19撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 6:19
八方尾根の下りはじめは少しザレた斜面のトラバースから始まります。完全に整備されているので危険はありませんが,本来であれば崩落,落石の多そうな地形です。
八方尾根から不帰嶮です。難所と言われていますが,それほど難しい場所ではないので,また行きたいなと思います。
2016年08月13日 06:26撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 6:26
八方尾根から不帰嶮です。難所と言われていますが,それほど難しい場所ではないので,また行きたいなと思います。
遠く白馬岳方面を望みます。この主稜線をずっと縦走できたら楽しいでしょうね。
2016年08月13日 06:27撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 6:27
遠く白馬岳方面を望みます。この主稜線をずっと縦走できたら楽しいでしょうね。
八方尾根を下ると途中で「扇雪渓」の道標を見つけました。
2016年08月13日 07:02撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 7:02
八方尾根を下ると途中で「扇雪渓」の道標を見つけました。
ガスでよく見えませんが,確かに雪渓があります。ただし,雪渓の上を歩くわけではありません。八方尾根を通るのは今回が初めてなのでわかりませんが,おそらく雪の多い年でも同じではないでしょうか?
2016年08月13日 07:02撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 7:02
ガスでよく見えませんが,確かに雪渓があります。ただし,雪渓の上を歩くわけではありません。八方尾根を通るのは今回が初めてなのでわかりませんが,おそらく雪の多い年でも同じではないでしょうか?
八方尾根もお花畑の多い場所ですね。
2016年08月13日 07:12撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 7:12
八方尾根もお花畑の多い場所ですね。
今日はガスのため遠景は楽しめませんが,こうして涼しい中,花を愛でながら歩くことができます。
2016年08月13日 07:13撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 7:13
今日はガスのため遠景は楽しめませんが,こうして涼しい中,花を愛でながら歩くことができます。
2016年08月13日 07:14撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 7:14
八方池まで来ると登山目的ではない観光客がたくさんいらっしゃいます。主稜線が見えたらきれいでしょうが,今日はガスです。残念!
2016年08月13日 07:40撮影 by  NEX-3N, SONY
8/13 7:40
八方池まで来ると登山目的ではない観光客がたくさんいらっしゃいます。主稜線が見えたらきれいでしょうが,今日はガスです。残念!
リフト乗り場に到着しました。今回も楽しい山行をありがとうございました。
2016年08月13日 08:14撮影 by  NEX-3N, SONY
1
8/13 8:14
リフト乗り場に到着しました。今回も楽しい山行をありがとうございました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 着替え レインウェア(Gore-Tex) ザック(65L) ザックカバー ヘルメット テント(2〜3人用) シュラフ(羽毛量500g) シュラフカバー テントマット ロールマット 白米(2合) レトルト食品(2食) インスタントラーメン(2食) 行動食 非常食(2食) 水(2L) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地形図 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール
備考 1日目と2日目は気温が高く風が弱いため水の消費量が多かった。天狗山荘で水の確保ができなければ,3.5Lもの水を携行する必要がある。一方で3日目はガスの中の下山のため水の消費は少なかった。
11日:猿倉〜白馬鑓温泉:1.7L
12日:白馬鑓温泉〜天狗山荘:1.6L
天狗山荘〜唐松岳頂上山荘:1.6L
13日:唐松岳頂上山荘〜八方池山荘:0.5L

感想

今年の夏は八峰キレットに行きたいと思っていたのですが,日程の制約からお隣の不帰嶮を中心に計画を立てました。唐松岳から北上したほうが下山時に白馬鑓温泉を利用できて良いのですが,不帰嶮二峰の核心部を下りで通過することになります。そこで,今回は主稜線を南下して核心部を登りで通過することで,難易度を下げることにしました。1泊目を白馬鑓温泉とし,2日目に天狗池から不帰嶮と唐松岳,3日目に八方尾根を下山することにします。
今回,最も驚いたのがテント泊の人の多さ。白馬鑓温泉に13時頃到着しましたが,すでにテント場の9割は先行の方が設営済みです。唐松岳頂上山荘のテント場でも13時前の到着で8割は設営されていました。いずれも何とか小さいスペースを見つけて私も設営をすることができましたが,平らなスペースは望めず,やや傾斜した場所に寝床を確保しました。遅い時間に到着された方は,もっと傾斜した場所しか残っておらず,大変に気の毒でした。最近はテント泊ブームだそうで,しかも数人のグループで来ていてもテントは個々に設営するのだとか。今後,繁忙期にはテント場に到着する時刻を慎重に検討しなければなりません。
そんな中,白馬鑓温泉のテント場でお隣になった横浜から来られた方とはいろいろと山のお話をすることができました。翌日は白馬大池に向かわれるとのことで,良い山行であったことを願っています。また,唐松岳頂上山荘のテント場でも若いソロの方と少しお話ができました。私と同様に八方尾根を下られるとのことで,無事に下山されたでしょうか。お二方とも,どうもありがとうございました。
前回に白馬鑓温泉を訪れたのは約15年前の7月でしたが,その際には周辺に雪渓が多く残っていました。今回も雪渓歩きを予想していましたが,白馬鑓温泉の前後の雪渓はいずれも融雪が進んでおり,雪渓を歩く必要はありませんでした。雪渓歩きを期待していただけに少し残念です。
その一方で晴天の続いた1日目と2日目は大変に暑く,多量の水分補給が必要でした。およそ2時間に1Lのペースで水を消費した計算になります。今回は天狗山荘の水場のおかげで2L以上の水を携行する必要はありませんでしたが,そのような水場がない山行では水の携行量が課題となりそうです。
やや緊張して臨んだ不帰嶮ですが,結果的にはずいぶんと簡単に通過できた印象です。ニ峰北峰の登りが核心部ですが,手がかり足がかりが豊富で,鎖もしっかりと整備されています。岩場を外から見た以上に足場が広くあるために登っていてもあまり不安を感じませんでした。ヤマレコの山行記録でよく見る空中のハシゴも慌てずに通過すれば特に困難な場所ではありません。ただし,これは核心部を登りとした場合の話で,下りで通過した場合には難易度が上がるような気がします。
今回の山行は良い天気に恵まれて,また道中は良い方々にお会いすることができました。どうもありがとうございました。

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後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
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