槍ヶ岳〜大キレット〜ジャンダルム〜西穂高 2泊3日（行こう！歯科検診登山部）

2016年08月12日(金) 〜 2016年08月14日(日)

• GPS: 55:48
• 距離: 34.0km
• 登り: 4,011m
• 下り: 2,948m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:14
• 休憩: 0:52
• 合計: 10:06

5:55 新穂高温泉バス停
5:59 6:00 新穂高温泉駅
6:13 6:14 小鍋谷ゲート
6:44 6:52 穂高平小屋
7:26 7:27 白出小屋
8:23 8:27 滝谷避難小屋
8:30 8:30 藤木レリーフ
9:12 9:29 槍平小屋
10:59 11:01 飛騨沢千丈乗越分岐
12:20 12:22 飛騨乗越
12:43 12:57 槍ヶ岳山荘
13:51 13:51 飛騨乗越
14:10 14:10 大喰岳
14:48 14:48 中岳
15:34 15:35 天狗原分岐
15:53 15:54 南岳
16:01 南岳小屋

2日目

• 山行: 4:57
• 休憩: 1:48
• 合計: 6:45

4:55 南岳小屋
6:13 6:32 長谷川ピーク
7:51 8:05 北穂高小屋
8:09 9:01 北穂高岳(北峰)
9:16 9:17 北穂高岳・天場
11:02 11:24 涸沢岳
11:40 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 5:37
• 休憩: 3:00
• 合計: 8:37

5:07 穂高岳山荘
5:44 5:46 穂高岳
6:15 6:25 馬の背
6:26 6:42 ロバの耳
6:50 7:18 ジャンダルム
8:19 8:40 天狗のコル
8:45 9:01 天狗岩
9:03 9:20 逆層スラブ
9:24 9:37 間ノ岳
10:01 10:07 赤岩岳
10:28 10:30 P１
10:35 10:47 西穂高岳
11:05 11:08 チャンピオンピーク４峰
11:17 11:23 ピラミッドピーク
11:39 11:44 西穂独標
12:15 12:15 西穂丸山
12:29 12:48 西穂山荘
13:17 13:17 旧ボッカ道分岐
13:40 13:44 西穂高口(千石平)
13:44 ゴール地点

写真

8/11 22:27

いつもの都庁大型バス駐車場から、夜行バスで

8/12 5:50

新穂高登山センターから出発です。
登山届はネットで提出しました。

8/12 5:49

気温20度。あまり下界と変わりません。

8/12 5:53

今回は槍ヶ岳〜大キレット〜北穂〜奥穂〜ジャンダルム〜西穂という難易度の高いコースなので、ギリギリまで荷物を軽量化しました。
水、食料抜きで6キロ強。
テントの代わりにストックシェルター、寝袋の代わりにエマージェンシービビィです。
食事は非常食＋行動食以外は山小屋に頼ります。

8/12 5:59

新穂高ロープウェイ。帰りに使う予定です。

8/12 6:22

林道歩き。

8/12 6:44

穂高平小屋。
トイレだけ借りました。

8/12 7:06

工事のお知らせ。

8/12 7:07

がけ崩れの跡。
今年5月に来た時には、既に崩れていました。

8/12 7:26

奥穂への分岐点。
今回は槍平〜飛騨乗越経由です。

8/12 7:26

概念図。

8/12 7:28

滝谷出会にあった水場。

8/12 7:29

滝谷を渡渉します。

8/12 8:01

ここから本格的な登山道になります。
5月に来た時は、この辺からアイゼンをつけた記憶があります。

8/12 8:05

チビ谷。
5月に来た時は雪渓だったような気がします。

8/12 8:05

落石が怖いので、手早く通過します。

8/12 8:26

別の渡渉地点。

8/12 8:27

水美味し。

8/12 8:30

要所で赤テープがあり、迷うことはありません。

8/12 8:32

倒木と落石？
5月には雪の下でした。

8/12 8:32

藤木レリーフ。

8/12 8:32

8/12 8:35

5月には雪の下になっていた登山道。雪に埋もれていた方が歩きやすかったです。

8/12 8:39

高度が上がると、涼しくなってきます。

8/12 8:40

パン（の袋）がパンパン！

8/12 8:45

槍ヶ岳⇔新穂高のペイント。

8/12 8:55

涸れ沢を見上げます。

8/12 8:57

倒木に赤テープが巻いてあります。親切。

8/12 9:08

槍平前の木道。
5月にはこれも雪の下でした。

8/12 9:10

槍平小屋。
熊がお出迎え。

8/12 9:11

8/12 9:11

8/12 9:13

小屋内部。

8/12 9:13

天気表示器？

8/12 9:13

槍平小屋ロビーの床。

8/12 9:28

槍平小屋のテン場。
ここも5月は雪の下でした。

8/12 9:41

5月には雪に埋もれていた、標高の表示。

8/12 9:56

また涸れ沢。

8/12 10:10

槍ヶ岳までの最終水場。

8/12 10:23

灌木の中を登っていきます。

8/12 10:27

5月には雪で真っ白だったのですが、雪の下には命が眠っていたわけです。不思議。

8/12 10:39

飛騨沢を登ります。

8/12 10:39

西鎌尾根が見えます。

8/12 10:46

抜戸岳か弓折岳？

8/12 10:53

ひたすら登ります。

8/12 10:56

千丈分岐点の救急箱。

8/12 10:56

飛騨乗越へむけ、ますます傾斜がきつくなります。

8/12 11:09

2…600m？

8/12 11:14

千丈分岐点から飛騨乗越まで、距離にして1キロないはずですが、果てしなく遠く見えます。

8/12 11:31

ガレ場をジグザクに登っていきます。

8/12 11:31

振り返ると、美しいカール状の地形が見えます。

8/12 11:37

笠ヶ岳方面は、雲に隠れています。

8/12 12:03

2…900m？

8/12 12:09

ヤリ！

8/12 12:22

飛騨乗越に到着！常念岳方向がきれいに見えます。

8/12 12:29

午後になったからか、ガスが出てきました。

8/12 12:41

肩の小屋に着きました！

8/12 12:41

槍の肩でも歯間ブラシ！
歯科医師ですゆえ。

8/12 12:41

槍の肩でもデンタルフロス！
予防歯科啓発用写真撮影。

8/12 12:41

槍の肩でもフロアフロス！
予防歯科啓発用写真撮影。

8/12 12:42

ランチパックもパンパンです。

8/12 12:44

行こう！歯科検診啓発用写真。

8/12 12:44

ヒュッテ大槍と殺生ヒュッテが下に小さく見えます。

8/12 13:41

穂先は大渋滞…
明るいうちに南岳小屋に着きたいので、今回は穂先はパスすることに。
5月は割と空いていたんですが、さすがに夏山は人が多い！

8/12 12:53

槍ヶ岳山荘のメニュー。

8/12 13:03

コーラとカレーの昼食。

8/12 13:23

小槍・大槍クライミング募集ポスター。
小槍の上でアルペン踊り…

8/12 13:25

なんと、香川の古市先生とバッタリ！
いつもうどんありがとうございますm(_ _)m
この日は、日焼け止めまで貸して頂きました。

8/12 13:42

南岳方面への縦走路。

8/12 13:52

ガスが出てきましたが、歩けないほどではないので進みます。

8/12 14:08

大喰岳あたりですが、山頂に気が付かずに通りすぎてしまった模様。

8/12 14:08

キャンプ禁止のペンキ。
絶好のキャンプ地なのですが、やたら認めるわけにもいかないのでしょう。

8/12 14:29

中岳近辺の雪渓。

8/12 14:37

中岳近辺のハシゴ。

8/12 14:47

2001年開通の新道？
山と高原地図に載っている「雪渓の東側の旧道は廃道」のアレでしょうか・

8/12 15:34

天狗原への分岐。

8/12 15:36

ガスの中を歩きます。

8/12 15:53

南岳山頂。

8/12 15:58

南岳小屋とテント場。

8/12 16:01

8/12 16:01

大キレットの表示。
ついに来ました！

8/12 16:09

8/12 16:47

カップ麺提供の時間は16時まで…
持ってきたパンで夕食。
今回は荷物軽量化の為、ガスやアルコール等の調理器具も一切持ってこなかったのです。

8/12 16:55

ストックシェルターを設営します。
軽量化の為、シュラフではなくエマージェンシービビィにしています。
大キレット挑戦組が多いのか、他のテン場ではなかなか見られないツェルトがチラホラと。

8/12 16:58

大キレットコース案内図。

8/12 16:58

氷河公園コース、南岳新道の案内図。

8/12 16:58

水は1リットル200円。

8/12 17:04

ネットができるパソコンもありました。
小屋周囲、ドコモは圏外でしたが、小屋内では遠隔無線LAN（初めて聞いた…）でアンテナは立ちました。遅すぎて使えませんでしたが…接続している人数が多過ぎたのかな？

8/12 17:16

ストックシェルター内部。
まさしく「寝るだけ」です。

8/12 17:20

雲海のほとりにテント場。

8/12 19:01

明日に備えてiPhone6S　Plusのバッテリーケースを充電。

8/12 19:17

ポテチの袋もパンパン！

8/13 3:22

3時に起床し、パンと水の朝食。
外は寒いので小屋内に移動。

8/13 3:23

大キレットノート。
これから向かう人あり、超えてきた人あり。

8/13 3:24

8/13 4:03

気温は10度ちょい。寒いです。

8/13 4:42

テント村から雲海を望みます。

8/13 4:42

行こう！歯科検診ヘルメットをかぶり、出発します。

8/13 4:48

雲海から朝日が登ってきます。

8/13 4:48

常念平で朝日を見る人達。

8/13 4:48

雲海から顔を出す山々。
蝶ヶ岳方面？

8/13 4:49

大キレット展望台、獅子鼻の看板。

8/13 4:49

刻一刻と色を変える朝日と雲。
朝日が登る時のこの光景を見たら、誰もがまた山に来たくなると思うのです。
写真ではこの美しさの10000分の1も伝わらない．．．

8/13 4:50

雲海をバックに自撮り。

8/13 4:51

獅子鼻展望台から大キレットを望む。

8/13 4:55

また朝日。

8/13 4:57

雲に向かって下ります。

8/13 5:26

大キレットへ下るハシゴ。

8/13 5:28

下から見るとこんな感じ。

8/13 5:26

さらに下っていきます。

8/13 5:33

南岳の影が雲に。

8/13 5:35

なんと壮大な。

8/13 5:36

朝日が顔を出しました。

8/13 5:38

岩屑を重ねたような稜線。

8/13 5:39

歩きます。
ガスが稜線でせき止められているのがわかります。

8/13 5:43

これから歩く稜線。

8/13 5:44

ブロッケン現象？

8/13 5:44

岩にへばりついて歩きます。

8/13 5:49

先行する人が豆粒のように見えます。

8/13 5:49

8/13 5:49

朝日に照らされる山肌。美しい。

8/13 5:54

またブロッケン現象？

8/13 6:02

トラバース。
ペンキマークはちゃんとあります。

8/13 6:06

案内のペンキ。

8/13 6:24

長谷川ピーク。

8/13 6:24

記念写真。

8/13 6:25

ナイフリッジを乗り越します。

8/13 6:26

足場の下は雲。
踏み外したら、何百m滑落することか．．．

8/13 6:30

危険箇所には、大抵鎖や足場がついているので、それほど不安を感じることはありませんでした。

8/13 6:30

絶壁を降りる先行者。

8/13 6:31

太い鎖。

8/13 6:42

ウッドデッキ？

8/13 6:43

テラスみたいなのがありました。
一応、一般登山道なんですよね。

8/13 6:44

岩！

8/13 6:44

A沢のコル。
ザックを降ろして少し休みます。

8/13 6:46

まだまだ続く大キレット。

8/13 6:46

こんな絶壁も登ります。
3点支持さえ守れば、技術的に困難な場所はありませんでした。（個人の感想です）

8/13 7:20

岩の壁ですが、三点支持さえ（以下略）

8/13 7:20

右上に、北穂小屋っぽいのが見えてきました。

8/13 7:21

ヤマノススメにも出てきた足場です。
特に使う必要性は感じませんでした。

難易度が高いところに足場や鎖がなく、低いところに足場や鎖がある。何を基準にと思いましたが、どうも「事故があったところ」に優先的に設置されるようです。

「ひと目でわかる危ない場所」は、誰もが注意するのでかえって事故は起こらず、一見なんでもないような場所こそ事故が起こりやすいようです。

8/13 7:41

北穂小屋がはっきりと見えてきました。

8/13 7:47

北ホあと200m（垂直距離）

8/13 7:50

浮石✕マーク。
こーゆうのは、いっそ人がいない時に落としてしまった方が良いような気もしますが、キリがないのでしょう。

8/13 7:58

北穂小屋まで登ります。

8/13 8:09

大キレット越しに槍が見えます。
このルートを踏破したのです！やった！

8/13 8:09

大キレット踏破記念の自撮り。

8/13 8:13

北穂山頂。

8/13 8:14

槍をバックに。
北穂山頂は3度目ですが、毎回360度の大展望に恵まれています。

8/13 8:14

8/13 8:18

指乗り槍ヶ岳。

8/13 8:26

コーラとカップ麺で栄養補給。

8/13 8:26

また指乗り槍ヶ岳。
ヒゲが伸びてます．．．

8/13 8:55

予防歯科啓発用写真。
歯間ブラシはセルフケアに必須です。

8/13 8:57

予防歯科啓発用写真。
フッ化物洗口は虫歯予防にとても効果があります。

8/13 9:09

今日の目的地、穂高岳山荘へ向かいます。
涸沢カールはガスで見えません。

8/13 9:11

北穂分岐。
ここでうっかり涸沢カール方向に降りてしまうといううっかりミス。

8/13 9:25

10分ほど登り返しました。

8/13 9:33

北穂〜涸沢岳間も、なかなかの難ルートです。
ここは昨年9月に北上方向で通りましたので、二度目になります。

8/13 9:41

北穂⇔奥穂ペイント。

8/13 10:09

滝谷ドーム近辺を登るクライマー達。凄いなあ。

8/13 10:18

岩の稜線を歩きます。

8/13 10:24

結構な傾斜の登り降りを繰り返しますが、難所には鎖や足場がありますし、三点支持さえ（以下略）

8/13 10:25

最低コル。

8/13 10:26

前穂北尾根をバックに。

8/13 10:34

岩！

8/13 10:43

2連はしご。

8/13 10:45

高すぎて距離感がよくわかりませんが、足を踏み外したら死ぬことは間違い無しの高さです。

8/13 10:47

涸沢槍への登り。
何かで「日本一長い鎖場」と書いてありました。

8/13 10:55

中央付近の人を見れば、登っている山のスケールがわかります。

8/13 11:07

鎖場を過ぎても、更に登ります。

8/13 11:22

涸沢岳山頂。

8/13 11:37

涸沢岳を降りると、すぐ穂高岳山荘です。

8/13 11:39

岐阜大学医学部奥穂高診療所の隣にツェルトを貼りました。
ワコ歯科・矯正歯科クリニック穂高岳診療所と看板を出せばよかったかしら．．．
山の上で歯科検診、歯の治療、歯のお掃除．．．需要なさそう．．．

8/13 12:17

ストックシェルターが珍しいのか、開催中（8/7〜14）だったTJARで使用率の高さが取り上げられていたからなのか、何人かから声をかけられました。
「興味はあるけど、買うのはちょっとためらう」という位置づけのアイテムのようです。
軽いですよ。居住性はゼロですが、と答えておきました。
こちらとしては「行こう！歯科検診」の方に突っ込んで欲しかったのですが．．．歯科検診啓発の為（だけではないですが）に山に登っていますので。

8/13 11:40

穂高岳山荘。

8/13 12:40

ガスが晴れて、涸沢カールが見えます。

8/13 12:40

午後になって、ガスが濃くなってきました。

8/13 14:38

屋根の上の洗濯物。

8/13 14:47

明日のジャンダルムに備えて寝ておきたいのですが、疲れすぎて寝付けないので、酒を飲みます。
下界ではめったに飲まないのですが。

8/13 16:36

ガスに包まれる前穂北尾根。

8/13 16:58

去年の9月は、山荘前の広場にテントを張ったのですが、林野庁からの指導がうるさくなったとのことです。

8/13 17:04

早めの夕食。ホットカルピスとカップ麺。
食べたら寝ます。

8/13 18:24

北穂山荘の裏。
白出沢。

8/13 18:24

夕日に照らされた雲が美しい彩りを見せます。

8/13 18:24

空に浮かぶ月。

8/13 18:26

夕日に照らされたジャンダルム。
ジャンダルムから西穂まで縦走するか、ジャンダルムピストンでザイテングラートから下山するか、この時まで決めかねていました。
大キレットを踏破し、ジャンダルムの山頂を踏めば、まあ頑張ったといえるのではないか？
しかし、奥穂から西穂の縦走路を踏破してこそ技量と体力が十分にあることを証明できるのではないか？
別に誰と競っているわけでもないですが．．．

8/13 18:28

北穂高山荘は、北穂〜奥穂の縦走路、白出沢、ザイテングラートの十字路に位置しています。

8/14 3:18

3時に起床。昨日の夕方に受け取った弁当を朝食に。

8/14 4:21

奥穂山頂で日の出を見るべく、もう登っている人のヘッデンが見えます。

8/14 4:41

朝焼けです。美しい．．．

8/14 4:51

山での日の出は、何度見ても飽きることがありません。

8/14 4:56

奥穂にとりつきます。
前には団体さん。

8/14 5:12

常念岳か大天井岳？

8/14 5:12

朝日に照らされる穂高岳山荘。

8/14 5:16

朝日。

8/14 5:21

これも朝日。

8/14 5:23

槍が見えます。

8/14 5:37

朝日に照らされるジャンダルム。
馬の背を下る時、ビビったらジャンダルムピストン。
ビビらなかったら西穂まで縦走する事にしました。

8/14 5:37

指乗りジャンダルム。

8/14 5:42

奥穂山頂。

8/14 5:44

雲海に浮かぶジャンダルムと、西穂への縦走路。

8/14 5:45

分岐点の標識。

8/14 5:45

8/14 5:45

ナイフリッジの連続に見えます。

8/14 5:48

馬の背へのケルン。

8/14 5:52

馬の背。いきなり渋滞っぽいです。

8/14 6:00

渋滞中の馬の背。
それほどビビらずに降りれたので、この時点で西穂への縦走を決定しました。

8/14 6:12

ペンキ。

8/14 6:12

逆光ですが．．．馬の背。

8/14 6:15

ぐっと近づいてきたジャンダルム。
後日知ったのですが、私が通過した数時間後に手前のロバの耳トラバースの所で滑落、死亡事故があったそうです．．．

8/14 6:45

懐かしいプルタブ型の缶ジュース。

馬の背からロバの耳トラバースまでは、怖すぎて写真を撮るのを忘れていました．．．どうやって昇り降りしたのか記憶にありません．．．
南無阿弥陀仏を唱えながら昇り降りしていたような．．．

8/14 6:45

ジャンダルム直下。
奥穂側から見ると、とても登れるようには見えません。
一度岳沢側に巻き、西穂側から登りました。

8/14 6:47

振り返ると小さくなった槍ヶ岳。あそこから歩いてきたのです。

8/14 6:47

飛行機雲。

8/14 7:00

ジャンダルム登頂！
天使にようやく会えました。

8/14 7:02

予防歯科啓発用写真。
ジャンダルムの天使も歯間ブラシ？

8/14 7:03

予防歯科啓発用写真。
ジャンダルムでデンタルフロス！

8/14 7:04

予防歯科啓発用写真。
ジャンダルムでフッ化物洗口！

8/14 7:05

ジャンダルムでランチパック！

8/14 7:05

ジャンダルムの天使。
実際に見ると、劇団イヌカレーっぽくも見えます。

8/14 7:07

修験者の忘れ物？

8/14 7:11

西穂への縦走路。

8/14 7:22

また古いタイプの空き缶。

8/14 7:34

時々みかけたビバークポイント。

8/14 8:05

縦走路はまだまだ続きます。

8/14 8:16

落石を起こさないよう、気をつけて降りていきます。

8/14 8:24

ビバークポイント。

8/14 8:27

天狗のコル分岐点。
縦走路中、唯一のエスケープルート。

8/14 8:28

避難小屋の跡ですが、アレコレ調べても避難小屋がいつまであったのかわかりませんでした。
あると便利だと思うのですが。

8/14 8:29

天狗岩への垂直の鎖場。

8/14 8:39

天狗岩、かな？

8/14 8:42

ペンキマークは一応ありますが、バリエーションルートなので、あてにできるほど多くはありません。

8/14 8:42

笠ヶ岳。地層がはっきりと見えます。

8/14 8:46

ピークをいくつも越えていきます。

8/14 8:46

槍があんなに小さくなりました。

8/14 8:49

天狗岳山頂。

8/14 8:53

青い、多分富山県警のヘリ。

8/14 8:54

ジャンダルム方向へ飛んでいきます。

8/14 8:54

ロバの耳付近の滑落者の捜索だったのでしょうか？

8/14 9:10

ビバークポイント。

8/14 9:13

逆層のスラブ。鎖を頼って降りました。

8/14 9:17

小さく岳沢小屋が見えます。

8/14 9:17

上高地の建物も見えます。

8/14 9:19

稜線上にあった帆布製のテント？
今は入手困難なので、だいぶ昔から留置されている？

8/14 9:38

ビバークポイント。

8/14 10:24

まだ10時半ですが、ガスが出てきました。

8/14 10:35

西穂への縦走路がガスに包まれていきます。

8/14 10:35

ようやく西穂高岳に着きました。
距離的には、縦走路の概ね半分を越したことになります。

8/14 10:35

ようやく一般登山道になり、概ね安全地帯に入ってほっと一息。
ただ、事故はこーゆう「難所を過ぎたなんでもない場所」で起きるので、油断は禁物です。

8/14 10:45

バリエーションルートだったこれまでと比べると、遥かに歩きやすく危険も低い道になりました。ありがたい。

8/14 10:52

ピークを概ねトラバースしながら降りていきます。

8/14 11:17

ピラミッドピーク。（8峰）

8/14 11:18

8/14 11:33

ヘルメットをかぶっていない一般登山者（じゃあ、ヘルメットをかぶっている登山者は特殊なのか？）が増えてきました。

8/14 11:40

西穂独標。ガスで展望無し。

8/14 11:52

上高地を流れる梓川。

8/14 12:04

延々と続くガレ場を下ります。

8/14 12:38

西穂山荘に到着！
ソフトクリームを食べ、ロープウェイまでもうひと踏ん張り。

8/14 13:38

笠ヶ岳再興、槍ヶ岳開山をした播隆上人の像。
手を合わせて登山の無事に感謝します。

8/14 13:38

8/14 13:40

概念図。

8/14 13:41

ようやく縦走も終わりました。
最高の縦走でした。

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

感想

wakodental

念願の大キレットとジャンダルムをまとめてやってきました。

多くの人が書いていますが、大キレットもジャンダルムも奥穂〜西穂縦走路も、技術的に高度なものは必要ないと感じました。3点支持さえ守れば通過できる場所ばかりです。

ただ、大キレットは距離も短く、ペンキマーク、鎖、足場がしっかりしているのに対し、奥穂〜西穂縦走路は長時間歩き続ける体力、ルートファインディング能力、装備の選択と軽量化という総合力が試されるルートです。

それだけに、踏破した時の達成感はものすごく大きかったです。

実に楽しい2泊3日でした。

次は北鎌尾根かな．．．