この登山口から登るのは4回目です。表銀座、北鎌尾根、西鎌尾根、雲ノ平、裏銀座を経て湯俣温泉まで下ろうという5泊6日の山行の始まりです。テント、食料など20キロの装備を担いで出発です。
0
8/7 11:52
この登山口から登るのは4回目です。表銀座、北鎌尾根、西鎌尾根、雲ノ平、裏銀座を経て湯俣温泉まで下ろうという5泊6日の山行の始まりです。テント、食料など20キロの装備を担いで出発です。
ほぼコースタイムとおりに合戦小屋到着。実は、富士見ベンチで、転んで激しくすりむく怪我をした人の手当てをしたため、20分くらいロスしました。500ccのペットボトルをすべて使って傷口を洗い流しました。写真は、合戦小屋4回目にして始めて食べる名物のスイカです。おいしいです。
0
8/7 15:22
ほぼコースタイムとおりに合戦小屋到着。実は、富士見ベンチで、転んで激しくすりむく怪我をした人の手当てをしたため、20分くらいロスしました。500ccのペットボトルをすべて使って傷口を洗い流しました。写真は、合戦小屋4回目にして始めて食べる名物のスイカです。おいしいです。
燕山荘が見えてきました。夏道なので、もうすぐです。(冬道だと最後の急登が苦しくてなかなかたどり着かない)
0
8/7 16:37
燕山荘が見えてきました。夏道なので、もうすぐです。(冬道だと最後の急登が苦しくてなかなかたどり着かない)
ベンチからビールを頂きます。
0
8/7 18:04
ベンチからビールを頂きます。
朝です
0
8/8 5:23
朝です
天気もよさそうです。
0
8/8 5:23
天気もよさそうです。
目指す北鎌尾根、そして槍ヶ岳が見えます。
0
8/8 5:28
目指す北鎌尾根、そして槍ヶ岳が見えます。
蛙岩です
0
8/8 5:57
蛙岩です
槍ヶ岳が少し近づきました
0
8/8 6:28
槍ヶ岳が少し近づきました
天気は上々です
0
8/8 6:54
天気は上々です
大天井岳に続く快適な縦走路です
0
8/8 7:11
大天井岳に続く快適な縦走路です
大天井岳の基部から眺めあげます
0
8/8 7:52
大天井岳の基部から眺めあげます
小林喜作レリーフ
0
8/8 7:58
小林喜作レリーフ
分岐に来ました。普通ならば、左に行き大天井岳を踏むのでしょうが、時間を節約するため、右の大天井ヒュッテへ直接行くルートを選びます。
0
8/8 8:07
分岐に来ました。普通ならば、左に行き大天井岳を踏むのでしょうが、時間を節約するため、右の大天井ヒュッテへ直接行くルートを選びます。
今回のゴールであった高瀬ダムが見えました。でも、結局、今回は行くことはできませんでした。
0
8/8 8:33
今回のゴールであった高瀬ダムが見えました。でも、結局、今回は行くことはできませんでした。
用心のために杖をしまいます。
0
8/8 8:36
用心のために杖をしまいます。
奥穂や前穂が見えます
0
8/8 8:50
奥穂や前穂が見えます
西分岐まで来ました
0
8/8 8:54
西分岐まで来ました
西分岐から下ればすぐに大天井ヒュッテです。北鎌沢の水質に問題があった場合に備えてペットボトルの水を3本(1.5リットル)買います。ついでに大休憩をとりますが、なんだかハエが多くて閉口しました。
0
8/8 9:20
西分岐から下ればすぐに大天井ヒュッテです。北鎌沢の水質に問題があった場合に備えてペットボトルの水を3本(1.5リットル)買います。ついでに大休憩をとりますが、なんだかハエが多くて閉口しました。
ついに貧乏沢の入り口に到着です。ここから天上沢まで標高差750メートルを下ります。
1
8/8 9:47
ついに貧乏沢の入り口に到着です。ここから天上沢まで標高差750メートルを下ります。
見上げると道があります。
1
8/8 9:47
見上げると道があります。
コルを乗越えると100mほどハイマツの林をとおり、このようなガレ場に出ます。
1
8/8 9:51
コルを乗越えると100mほどハイマツの林をとおり、このようなガレ場に出ます。
バリエーションルートではありますが、枝払いはされているので迷うことはほとんどありません。
1
8/8 10:10
バリエーションルートではありますが、枝払いはされているので迷うことはほとんどありません。
とはいっても、一般登山道と比べると比較にならないほど歩きにくいです。
1
8/8 10:10
とはいっても、一般登山道と比べると比較にならないほど歩きにくいです。
一時間ほど下ると谷の右岸から水が滲み出してきました。(もっと手前にもあったかもしれませんが記憶があいまいです)
1
8/8 10:45
一時間ほど下ると谷の右岸から水が滲み出してきました。(もっと手前にもあったかもしれませんが記憶があいまいです)
さらに下ると滝が合流してきました。ここで約半分です。
1
8/8 11:38
さらに下ると滝が合流してきました。ここで約半分です。
太陽の光があたると滝つぼに虹が見えました
1
8/8 11:39
太陽の光があたると滝つぼに虹が見えました
小さな沢を越えます。湧き水といっていいのか伏流水なのか判断ができなかったのですが、少し飲んでみました。おいしかったです。
1
8/8 12:14
小さな沢を越えます。湧き水といっていいのか伏流水なのか判断ができなかったのですが、少し飲んでみました。おいしかったです。
貧乏沢出会です。当初はヤマレコなどの記録を参考に2時間で到着する予定(12時には到着予定)だったのですが、なんと4時間を要し14時になってしまいました。このときは5泊6日の縦走の装備の重さが原因と考えていたのですが、後になって考えると風邪の症状が出始めていたのかもしれません。
1
8/8 14:02
貧乏沢出会です。当初はヤマレコなどの記録を参考に2時間で到着する予定(12時には到着予定)だったのですが、なんと4時間を要し14時になってしまいました。このときは5泊6日の縦走の装備の重さが原因と考えていたのですが、後になって考えると風邪の症状が出始めていたのかもしれません。
出会から、貧乏沢を見上げます。貧乏沢はずーっと水流があるのですが、出会の100メートル手前あたりで伏流してしまい、合流地点では水はありません。
1
8/8 14:02
出会から、貧乏沢を見上げます。貧乏沢はずーっと水流があるのですが、出会の100メートル手前あたりで伏流してしまい、合流地点では水はありません。
上流に向かって天上沢を歩きます。最初右岸(上流から下流を見て右側。進行方向だと左側)を歩いていたのですが、なるべく早く左岸に渡ろうと渡河地点を探してわたりました。が、北鎌沢出会につくころには天井沢はすっかり伏流してしまっていて水はありませんでした。北鎌沢にも水はありませんでした。
1
8/8 15:06
上流に向かって天上沢を歩きます。最初右岸(上流から下流を見て右側。進行方向だと左側)を歩いていたのですが、なるべく早く左岸に渡ろうと渡河地点を探してわたりました。が、北鎌沢出会につくころには天井沢はすっかり伏流してしまっていて水はありませんでした。北鎌沢にも水はありませんでした。
当初の予定では北鎌沢を登りつめて北鎌のコルでテン泊をする計画でしたが、貧乏沢のくだりで2時間もロスしたことを考慮し、また、水のない尾根でのテン泊は面倒だし、さらに、天上沢が開けた土地でとても気分がいいという理由で、北鎌沢出会いから少し下った場所でテン泊することしました。ただ、このテン場の横の水はあまり水質が良くなさそうなので、生活用水にのみ使うことにしました。
1
8/8 16:06
当初の予定では北鎌沢を登りつめて北鎌のコルでテン泊をする計画でしたが、貧乏沢のくだりで2時間もロスしたことを考慮し、また、水のない尾根でのテン泊は面倒だし、さらに、天上沢が開けた土地でとても気分がいいという理由で、北鎌沢出会いから少し下った場所でテン泊することしました。ただ、このテン場の横の水はあまり水質が良くなさそうなので、生活用水にのみ使うことにしました。
テントを張った場所から天上沢を10分ほど(北鎌沢出会からなら20分ほど)下った場所に、なかなかいい水場があります。おそらく小さな沢の伏流水が吹き出ているのだと思いますが、飲むととてもおいしいので、この水を飲料水にすることにしました。
1
8/8 14:21
テントを張った場所から天上沢を10分ほど(北鎌沢出会からなら20分ほど)下った場所に、なかなかいい水場があります。おそらく小さな沢の伏流水が吹き出ているのだと思いますが、飲むととてもおいしいので、この水を飲料水にすることにしました。
水がたっぷりあったので、無洗米を普通に炊いて、鯖のレトルトを暖めて食べます。
1
8/8 17:20
水がたっぷりあったので、無洗米を普通に炊いて、鯖のレトルトを暖めて食べます。
翌朝です。テントを撤収し、4時半に北鎌沢出会に来ます。
1
8/9 4:34
翌朝です。テントを撤収し、4時半に北鎌沢出会に来ます。
1時間ほどかけてここまであがりました。右俣、左俣の分岐は迷うようなことはありませんでした。写真にはありませんが、水流は現れたり隠れたりをなんども繰り返します。水流があると滑りやすいうえに、虫が増えるのであまりうれしくないというのが本音です。
1
8/9 5:46
1時間ほどかけてここまであがりました。右俣、左俣の分岐は迷うようなことはありませんでした。写真にはありませんが、水流は現れたり隠れたりをなんども繰り返します。水流があると滑りやすいうえに、虫が増えるのであまりうれしくないというのが本音です。
ほとんど一直線です。
1
8/9 6:05
ほとんど一直線です。
ここを過ぎてすぐに、岩小屋とでもいうべき岩場を乗越える必要があり、迷いました。帰宅後調べると、フィックスロープがあるとの情報もあったのですが、そんなものはありませんでした。てっきりクライマーズホイホイに間違えて入り込んだと思い込み、ひとつ左の沢へ移動しようとしたくらいです。結論から言うと、岩小屋はがんばって乗越えるしかないようです。この迷いで30分はロスしてしまいました。
1
8/9 6:05
ここを過ぎてすぐに、岩小屋とでもいうべき岩場を乗越える必要があり、迷いました。帰宅後調べると、フィックスロープがあるとの情報もあったのですが、そんなものはありませんでした。てっきりクライマーズホイホイに間違えて入り込んだと思い込み、ひとつ左の沢へ移動しようとしたくらいです。結論から言うと、岩小屋はがんばって乗越えるしかないようです。この迷いで30分はロスしてしまいました。
かなり標高があがってきました。日差しがあたるようになり暑いです。
1
8/9 7:10
かなり標高があがってきました。日差しがあたるようになり暑いです。
あと少しで尾根です。結局クライマーズホイホイの入り口がどこかわかりませんでした。
1
8/9 7:10
あと少しで尾根です。結局クライマーズホイホイの入り口がどこかわかりませんでした。
水流は途絶えて久しかったのですが、コルまで標高差100メートルもない地点で出てきます。この標高でこれだけの水が手に入るのならば、北鎌のコルでテン泊するのもありですが、こればっかりは来てみないとわかりません。まあ、折角なので水筒を一杯にしました。(全部で2リットル+ウィダインゼリー4個)
1
8/9 7:56
水流は途絶えて久しかったのですが、コルまで標高差100メートルもない地点で出てきます。この標高でこれだけの水が手に入るのならば、北鎌のコルでテン泊するのもありですが、こればっかりは来てみないとわかりません。まあ、折角なので水筒を一杯にしました。(全部で2リットル+ウィダインゼリー4個)
やっとこすっとこ、北鎌のコルです。4時間かかってます。ヤマレコやヤマケイのコースタイムの倍とはいいませんが1.5倍はかかっています。
1
8/9 8:26
やっとこすっとこ、北鎌のコルです。4時間かかってます。ヤマレコやヤマケイのコースタイムの倍とはいいませんが1.5倍はかかっています。
向かいの山脈の下のほうに見える白い筋が昨日下った貧乏沢でし。そのまま、それを延長し、写真の右端の鞍部が貧乏沢入口になります。結構下ったのがわかります。
1
8/9 8:26
向かいの山脈の下のほうに見える白い筋が昨日下った貧乏沢でし。そのまま、それを延長し、写真の右端の鞍部が貧乏沢入口になります。結構下ったのがわかります。
北鎌のコルにあるレリーフです
1
8/9 8:28
北鎌のコルにあるレリーフです
まずは、天狗の腰掛を目指します。
0
8/9 8:55
まずは、天狗の腰掛を目指します。
ちょっと雲が増えてきましたが、日差しがさえぎられるので助かるくらいです。
1
8/9 8:56
ちょっと雲が増えてきましたが、日差しがさえぎられるので助かるくらいです。
振り返ると北鎌のコルより北側の湯俣からくる北鎌尾根も見えます。北鎌のコルから天狗の腰掛までは急登が続くので、木の枝や根をつかみながら登ります。
1
8/9 9:52
振り返ると北鎌のコルより北側の湯俣からくる北鎌尾根も見えます。北鎌のコルから天狗の腰掛までは急登が続くので、木の枝や根をつかみながら登ります。
天狗の腰掛を通過して振り返って撮影
1
8/9 10:15
天狗の腰掛を通過して振り返って撮影
右側には硫黄尾根。さらにその先には黒部の源流部の山々が見えます。
1
8/9 10:15
右側には硫黄尾根。さらにその先には黒部の源流部の山々が見えます。
独標です。
1
8/9 10:18
独標です。
深い谷の先に天上沢が見えます。地図と見比べると、北鎌沢左俣を上り詰めるとたぶんここに出てくるはずです。でも、見下ろす限りとても登れそうにはありません。
1
8/9 11:07
深い谷の先に天上沢が見えます。地図と見比べると、北鎌沢左俣を上り詰めるとたぶんここに出てくるはずです。でも、見下ろす限りとても登れそうにはありません。
小さな尾根を乗越えたときの写真
1
8/9 11:17
小さな尾根を乗越えたときの写真
独標が近づきます
1
8/9 11:18
独標が近づきます
トラバース道を行きます。実はこのあとトラバース道で迷ってしまい、かなりロスしてしまいました。理由は正しく進んでいたルートを間違ったルートだと勘違いしたことにあります。崩れやすいガレた谷を登りつめ、独標とその次のピークの間に出ました。
1
8/9 12:18
トラバース道を行きます。実はこのあとトラバース道で迷ってしまい、かなりロスしてしまいました。理由は正しく進んでいたルートを間違ったルートだと勘違いしたことにあります。崩れやすいガレた谷を登りつめ、独標とその次のピークの間に出ました。
稜線に出ると槍ヶ岳が見えます。天候は曇り、太陽光がちょうど真後ろから当たるために「魔の山」のように見えます。
1
8/9 14:11
稜線に出ると槍ヶ岳が見えます。天候は曇り、太陽光がちょうど真後ろから当たるために「魔の山」のように見えます。
険しい道が続きます。ルートファインディングが試されるのですが、間違いをすることが多く、時間がかかります。風邪で判断力が鈍っていたのかもしれません。
1
8/9 14:56
険しい道が続きます。ルートファインディングが試されるのですが、間違いをすることが多く、時間がかかります。風邪で判断力が鈍っていたのかもしれません。
右手には相変わらず硫黄尾根の荒々しい山並みが続きます。
1
8/9 14:56
右手には相変わらず硫黄尾根の荒々しい山並みが続きます。
17時を回り急に晴れてきました。振り返ると、歩いてきた北鎌尾根が見えました。
1
8/9 17:15
17時を回り急に晴れてきました。振り返ると、歩いてきた北鎌尾根が見えました。
前方に槍ヶ岳もくっきり見えました。まだかなりあります。どうやら、今日中の登頂は無理そうです。北鎌平でビバークするつもりで歩を進めます。
1
8/9 17:16
前方に槍ヶ岳もくっきり見えました。まだかなりあります。どうやら、今日中の登頂は無理そうです。北鎌平でビバークするつもりで歩を進めます。
北鎌平と思しき場所に来ました(実は違います)。尾根上の広い場所でテントを張る適地もあります。ここでビバークをすることにし、しっかりと強風対策をして設営しました。水はわずかにペットボトル1本500ccしか残っていませんでしたので、100ccほどを夕食のパンを流し込むために飲み、残りを翌日用に残しましたが、それだけではのどの渇きに耐えれず、カップ入りの「いいちこ」200ccを沸騰させてアルコール分を飛ばし、それも飲み干してなんとかやり過ごしました。
1
8/9 18:36
北鎌平と思しき場所に来ました(実は違います)。尾根上の広い場所でテントを張る適地もあります。ここでビバークをすることにし、しっかりと強風対策をして設営しました。水はわずかにペットボトル1本500ccしか残っていませんでしたので、100ccほどを夕食のパンを流し込むために飲み、残りを翌日用に残しましたが、それだけではのどの渇きに耐えれず、カップ入りの「いいちこ」200ccを沸騰させてアルコール分を飛ばし、それも飲み干してなんとかやり過ごしました。
ビバークポイントから見上げる槍ヶ岳です。実は、北鎌平はこの正面の岩場を登った場所でした。なので、ここは北鎌平下とでもいう場所でした。ヤマケイのガイドブックでは北鎌沢出会いから7時間半でこれるはずの場所なのですが、自分の場合は14時間半をつぎ込んでしまいました。
1
8/9 18:34
ビバークポイントから見上げる槍ヶ岳です。実は、北鎌平はこの正面の岩場を登った場所でした。なので、ここは北鎌平下とでもいう場所でした。ヤマケイのガイドブックでは北鎌沢出会いから7時間半でこれるはずの場所なのですが、自分の場合は14時間半をつぎ込んでしまいました。
槍ヶ岳が夕日に染まります。
1
8/9 18:35
槍ヶ岳が夕日に染まります。
日が落ちて晴れて来ました。明日もすばらしい天気が約束されそうです。
1
8/9 19:08
日が落ちて晴れて来ました。明日もすばらしい天気が約束されそうです。
槍ヶ岳と月
1
8/9 19:09
槍ヶ岳と月
写真はありませんが、夜は満点の星空でした。流星も何個か見ることができました。人口の明かりは、わずかにヒュッテ西岳の明かりがわずかに見えるだけでした。ビバークポイントはとてもきれいに整地してあったのでぐっすり眠れました。
1
8/9 19:32
写真はありませんが、夜は満点の星空でした。流星も何個か見ることができました。人口の明かりは、わずかにヒュッテ西岳の明かりがわずかに見えるだけでした。ビバークポイントはとてもきれいに整地してあったのでぐっすり眠れました。
4日目の朝を迎えます。のどが少し痛いのですが、きっと乾燥のせいでしょう。(←大きな勘違いでした。風邪の症状です。)
1
8/10 4:56
4日目の朝を迎えます。のどが少し痛いのですが、きっと乾燥のせいでしょう。(←大きな勘違いでした。風邪の症状です。)
西鎌尾根や笠が岳にも朝が来ます。
1
8/10 4:56
西鎌尾根や笠が岳にも朝が来ます。
北鎌平へは直登せず千丈沢側をトラバースします。
ちょうど、小槍が朝日にあたり始める時間でした。
1
8/10 5:02
北鎌平へは直登せず千丈沢側をトラバースします。
ちょうど、小槍が朝日にあたり始める時間でした。
大槍、小槍、孫槍、ひ孫槍がみんなモルゲンロートになります。ビバークしたからこそ見れる景色です。
1
8/10 5:06
大槍、小槍、孫槍、ひ孫槍がみんなモルゲンロートになります。ビバークしたからこそ見れる景色です。
西鎌方面も赤く染まってきます。
1
8/10 5:07
西鎌方面も赤く染まってきます。
ところが、このあとトラバース道から稜線へどう移動すればいいのかわからず、迷いまくります。ふみ跡が錯綜してどれが本線かわからずかなり槍ヶ岳のほうまで進み、崩落しやすいガレた谷間を登りつめる羽目になりました。ようやく、大槍の基部にたつことができました。
1
8/10 7:07
ところが、このあとトラバース道から稜線へどう移動すればいいのかわからず、迷いまくります。ふみ跡が錯綜してどれが本線かわからずかなり槍ヶ岳のほうまで進み、崩落しやすいガレた谷間を登りつめる羽目になりました。ようやく、大槍の基部にたつことができました。
「1969年9月22日 HONDA BMCC 大原 田端 富永」
道を間違えたことに気づき戻ります。
1
8/10 8:00
「1969年9月22日 HONDA BMCC 大原 田端 富永」
道を間違えたことに気づき戻ります。
ビバークポイントから4時間かかってやっとの思いで槍ヶ岳山頂到着しました。(通常は1時間)ルートファインディングがだめなことをつくづく思い知らされました。
1
8/10 8:48
ビバークポイントから4時間かかってやっとの思いで槍ヶ岳山頂到着しました。(通常は1時間)ルートファインディングがだめなことをつくづく思い知らされました。
とはいえ、山頂には7から8名の方がいらっしゃり、拍手をしていただけました。ありがとうございます。
1
8/10 8:48
とはいえ、山頂には7から8名の方がいらっしゃり、拍手をしていただけました。ありがとうございます。
一昨日通った大天井岳と眼下に広がる天上沢
1
8/10 8:50
一昨日通った大天井岳と眼下に広がる天上沢
槍穂縦走路。これで、西穂山荘から、北鎌のコルまでつながった。
1
8/10 8:51
槍穂縦走路。これで、西穂山荘から、北鎌のコルまでつながった。
新品だった革張りの手袋がだめになりました。予備の軍手に切り替えます。
0
8/10 9:47
新品だった革張りの手袋がだめになりました。予備の軍手に切り替えます。
槍ヶ岳山荘から見上げる槍ヶ岳。水分不足を補うために、2時間ちかい休憩をとり、何回にも分けて水分を摂取します。気温も高く、体力が回復していくのを感じます。
1
8/10 10:53
槍ヶ岳山荘から見上げる槍ヶ岳。水分不足を補うために、2時間ちかい休憩をとり、何回にも分けて水分を摂取します。気温も高く、体力が回復していくのを感じます。
予定より24時間以上遅れていますが、西鎌尾根に向かいます。まあ、雲ノ平をあきらめれば良いはずです。(←と思っていました)
0
8/10 10:53
予定より24時間以上遅れていますが、西鎌尾根に向かいます。まあ、雲ノ平をあきらめれば良いはずです。(←と思っていました)
硫黄尾根、そして黒部川源流部の山々へ進みます。
1
8/10 11:23
硫黄尾根、そして黒部川源流部の山々へ進みます。
気持ちのいい縦走路です。ところが、このあたりから軽い吐き気を感じるようになって来ました。飲んだり食べたりすると吐き気が強まるので、少しづつしか食べれません。喉の痛みもわずかにあります。
0
8/10 11:24
気持ちのいい縦走路です。ところが、このあたりから軽い吐き気を感じるようになって来ました。飲んだり食べたりすると吐き気が強まるので、少しづつしか食べれません。喉の痛みもわずかにあります。
飛騨沢の登山道が見えます。まだ通ったことはありません。
1
8/10 11:57
飛騨沢の登山道が見えます。まだ通ったことはありません。
千丈乗越です。吐き気がするので前屈姿勢になれないために、時間がかかっています。
0
8/10 12:50
千丈乗越です。吐き気がするので前屈姿勢になれないために、時間がかかっています。
今朝、道に迷っていたエリアをまじまじと眺め返します。多くの人の記録が記しているように稜線を進むのが正解です。
1
8/10 13:00
今朝、道に迷っていたエリアをまじまじと眺め返します。多くの人の記録が記しているように稜線を進むのが正解です。
左俣乗越
0
8/10 14:30
左俣乗越
北鎌尾根の全景が見えてきます。写真の左側から3分の1くらいの場所にある山頂部が平になっているのが独標です。
1
8/10 14:31
北鎌尾根の全景が見えてきます。写真の左側から3分の1くらいの場所にある山頂部が平になっているのが独標です。
笠が岳方面。鏡平小屋の赤い屋根が見えます。
1
8/10 14:48
笠が岳方面。鏡平小屋の赤い屋根が見えます。
鷲羽岳を望む
1
8/10 15:04
鷲羽岳を望む
硫黄沢の荒々しい風景
0
8/10 15:43
硫黄沢の荒々しい風景
樅沢岳の登り坂から振り返ります。北鎌尾根。
1
8/10 16:23
樅沢岳の登り坂から振り返ります。北鎌尾根。
槍穂。すごい景色です。
1
8/10 16:23
槍穂。すごい景色です。
実は、今回の登山では、槍ヶ岳と樅沢岳しかピークハントできませんでした。(風邪のため双六小屋で撤退したため)
1
8/10 16:32
実は、今回の登山では、槍ヶ岳と樅沢岳しかピークハントできませんでした。(風邪のため双六小屋で撤退したため)
ここを下れば双六小屋です。
0
8/10 16:37
ここを下れば双六小屋です。
双六小屋が見えてきました。西鎌尾根もコースタイムの倍近い時間がかかってしまいました。喉の痛み、吐き気、体調が不調なのは明らかです。
1
8/10 16:58
双六小屋が見えてきました。西鎌尾根もコースタイムの倍近い時間がかかってしまいました。喉の痛み、吐き気、体調が不調なのは明らかです。
富山大学 双六小屋診療所
1
8/11 7:51
富山大学 双六小屋診療所
到着した日と翌朝の二回診察をしてもらい、投薬を受けました。到着した日はまだ風邪とは自覚しておらず水あたりかなにかと考え、胃腸薬を処方してもらいました。しかし、寝ている間に喉の痛みが悪化し、声も出ないほどになってしまい、ここに至り夏風邪を引いていたことを自覚しました。雲ノ平、裏銀座、湯俣温泉はすべてあきらめて新穂高温泉に下山することに決定しました。
1
8/11 7:04
到着した日と翌朝の二回診察をしてもらい、投薬を受けました。到着した日はまだ風邪とは自覚しておらず水あたりかなにかと考え、胃腸薬を処方してもらいました。しかし、寝ている間に喉の痛みが悪化し、声も出ないほどになってしまい、ここに至り夏風邪を引いていたことを自覚しました。雲ノ平、裏銀座、湯俣温泉はすべてあきらめて新穂高温泉に下山することに決定しました。
今回行くことのできなかった鷲羽岳をバックに記念撮影をお願いしました。
1
8/11 7:46
今回行くことのできなかった鷲羽岳をバックに記念撮影をお願いしました。
双六岳もいけませんでした。
0
8/11 7:58
双六岳もいけませんでした。
どんどん遠ざかります。
0
8/11 8:06
どんどん遠ざかります。
小池新道を歩くのは学生以来、四半世紀ぶりなので、記憶と照らし合わせながらの山行になりました。
0
8/11 9:05
小池新道を歩くのは学生以来、四半世紀ぶりなので、記憶と照らし合わせながらの山行になりました。
荒々しい槍穂とは違う風景が、風邪引きの身にはやさしく感じられます。
0
8/11 9:06
荒々しい槍穂とは違う風景が、風邪引きの身にはやさしく感じられます。
鏡平からみえる風景もすばらしいです。
1
8/11 11:18
鏡平からみえる風景もすばらしいです。
小池新道の特徴のひとつは、登山道が石畳でできていて歩きやすい点です。
0
8/11 12:28
小池新道の特徴のひとつは、登山道が石畳でできていて歩きやすい点です。
秩父沢まで下って来ました。水がきれいです。
0
8/11 12:50
秩父沢まで下って来ました。水がきれいです。
秩父沢から少し下ったところあった岩場です。岩の隙間から冷風が出ていて、まるで天然クーラーのようでした。(このあと、こんな場所が何箇所も現れました。岳沢の天然クーラーよりもよっぽど大規模です)
0
8/11 12:58
秩父沢から少し下ったところあった岩場です。岩の隙間から冷風が出ていて、まるで天然クーラーのようでした。(このあと、こんな場所が何箇所も現れました。岳沢の天然クーラーよりもよっぽど大規模です)
石畳
0
8/11 13:00
石畳
石畳2
0
8/11 13:28
石畳2
いよいよ終わりです
0
8/11 13:34
いよいよ終わりです
林道到着です。ここからは車道を歩きます。
0
8/11 13:40
林道到着です。ここからは車道を歩きます。
きもちのいいブナの林を抜け
0
8/11 13:53
きもちのいいブナの林を抜け
わさび平小屋のくだものが待っていました。トマトを頂きます。
0
8/11 14:18
わさび平小屋のくだものが待っていました。トマトを頂きます。
さらに1時間あるくと新穂高です。到着です。
0
8/11 15:17
さらに1時間あるくと新穂高です。到着です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する