南アルプスの大パノラマに感動！（鳳凰三山 青木鉱泉より周回）

2016年08月13日(土) 〜 2016年08月14日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.3km
• 登り: 2,077m
• 下り: 2,076m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:50

7:50 青木鉱泉
10:05 10:10 南精進ヶ滝
12:00 12:15 白糸の滝
13:05 13:20 五色の滝
14:40 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 2:00
• 合計: 9:30

5:40 鳳凰小屋
6:35 7:10 地蔵ヶ岳
7:25 7:30 アカヌケ沢の頭
8:20 8:20 鳳凰小屋分岐
9:25 9:45 鳳凰山
10:25 11:05 薬師岳
11:50 12:00 御座石
13:40 13:40 林道出合
14:20 14:30 中道ルート登山口
15:10 青木鉱泉

コース途中でも休憩しています。

天候

13日　曇り　夕方から雨
14日　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道長坂IC（関西方面から一番近いICは須玉。）より県道32・17号を経て国道20号へ。
宮脇交差点で右折西進、市道・林道を経て青木鉱泉へ。
帰りは高速代をケチって、国道20号を北進して、諏訪南ICから乗りました。
＊青木鉱泉への林道は、舗装路と未舗装路が交互になっていて、
凹凸や落石もあるので、慎重に進みましょう。
小武川林道を通らずに、ゴア沢の方から回り込んだ方が、
青木鉱泉の手前まで舗装路で行けるようです。

コース状況／危険箇所等

上りは最初はゆるゆると距離を詰めていく感じですが、南精進ヶ滝から急登になります。手を使う所が多いので、ストックは余り使いませんでした。
地蔵ヶ岳への登りは砂に足を取られるので、一歩づつ確実に。
稜線歩きは問題なし。大展望が楽しめます。
中道の下りは段差も大きいので、転倒しないように慎重に下りましょう。

その他周辺情報

青木鉱泉・御座石温泉ともに温泉は営業していない模様。
（青木鉱泉は人手不足が原因らしい。遊びに来る人は一杯いるのに…）
須玉ICと韮崎ICの中間くらいの国道141号沿いの「道の駅にらさき」の向かいに、
ゆーぷる韮崎という日帰り温泉施設があるらしい。

写真

8/13 7:30

青木鉱泉駐車場。何箇所か有り数十台止められるが、週末などは満車になる事もあるらしい。
夜中の3時頃に着いて少し仮眠。

8/13 7:47

青木鉱泉。温泉の営業はしていないらしい。
（鳳凰小屋で受付の時に言われました。御座石温泉も。）
登山ポストは広場の右側、駐車券の受付は建屋の右奥にあります。標高1100m。

8/13 7:48

ドンドコ沢登山口。

8/13 7:48

ヤマウドかと思ったけど、オオバセンキュウというそうです。

8/13 8:02

ドンドコ沢。最初はゆるゆると登って行きます。
残念ながら空は真っ白。雲の中？

8/13 8:23

蔓がとうせんぼ。迂廻路も似た感じ。

8/13 8:29

道標も随時あります。
マーキングはテープは殆どなく、赤ペンキの○×と矢印。

8/13 8:48

靄の中を進んでいきます。
涼しい。気温は20度くらい？
腕時計の標示は25度程。

8/13 8:52

ヒメシャジンと言うらしい。
少しずつ花の名前も覚えていこうと思う。

8/13 10:08

南精進ヶ滝。なかなかの迫力。
この滝に打たれて修行したのが由来らしい。

8/13 10:11

気温は低いが、既に汗だく。
滝壺に飛び込みたいくらい。

8/13 10:14

8/13 10:20

8/13 10:21

マルバダケブキ？

8/13 11:43

南精進ヶ滝辺りからグイグイ高度を上げていきます。

8/13 11:59

8/13 12:00

白糸の滝。

8/13 12:25

アザミの蕾とトリカブト。

8/13 13:18

8/13 13:08

五色の滝。
靄とミストで幻想的。

8/13 13:10

刻々と様子が変わる。

8/13 13:10

8/13 13:13

あんな下まで行けるんだ…

8/13 13:14

8/13 13:14

ホタルブクロ。家の庭にも数年前まで咲いていた。

8/13 13:15

8/13 14:03

やっと上が開けてきた。もう少し。

8/13 14:35

鳳凰小屋が見えてきました。
もうヘトヘトです。

8/13 16:06

燕頭山コースは最初の3km程で1000以上登る。
どっちが楽だろうか？

8/13 16:06

バスで来られる方の参考までに。

8/13 16:07

鳳凰小屋。テント場は右奥。
幕営料　￥800、トイレ初回使用料　￥200
合計　￥1000支払う。

8/13 16:08

水場。無料。
屋根の下は小屋専用。

8/13 16:18

テント場。広いけど区画を指示されてキツキツ。
16時半頃来られた方は、「どこにでも張っていい。」
と言われて広々としてた。
トイレが近いので匂いが…
食事をした後、眠りに着くと暫くして雨が降って来た。

8/14 4:36

雨が降っていたので、星空と御来光は諦めたが、
3時頃には晴れて星が出ていたらしい…

8/14 5:29

テントを撤収して準備を整えると、青空が見えてきた。
いい天気になりそうだ。

8/14 5:41

小屋からは観音岳(鳳凰山）への近道がある。
昨日早く着いた方は地蔵岳に行って来られたのだろう。

8/14 5:55

8/14 6:07

小屋から300m一気に高度を上げます。

8/14 6:12

賽ノ河原辺りでTVの撮影中。
丁度横を通った時に、ナビゲーターがオベリスクの説明をしていたが、噛んでNGに…
多分NHK。11月14日放送分。（バイトクルー談。）

8/14 6:13

オベリスクが見えてきた。
足下は砂でズルズル滑る。
キックステップで一歩づつ登る。

8/14 6:14

立ち上る雲に煙るオベリスク。

8/14 6:27

8/14 6:28

東に広がる雲海。

8/14 6:29

今回の最高峰・観音岳（2840.7m）へ続く稜線。

8/14 6:37

8/14 6:37

ホタルブクロ？
葉っぱの感じが違うような気がする。

8/14 6:38

アザミは高地でも育つんですね。

8/14 6:40

地蔵ヶ岳の山頂標示。
定番のオベリスクポーズで撮ってもらいました。
ありがとうございます。

8/14 6:41

昨夜の雨で心配したが、最高の天気。
青空がキレイ。
風も無く気持ちいい。

8/14 6:42

自然の造形物で、しかも山頂にそびえてるなんて、
地蔵仏に例えられるのも納得。

8/14 6:43

ざっと数えて60体以上のお地蔵さんが祀られている。

8/14 6:44

お地蔵さんの向こうに、
去年登った甲斐駒ケ岳とアサヨ峰。

8/14 6:46

登った山を別の山から見るのは格別。

8/14 6:47

雲に巻かれた甲斐駒。

8/14 6:47

仙丈ヶ岳だと思ってたけど、尾根がこっちに繋がってるので、
地図を見たらアサヨ峰だった。
去年寝不足じゃなかったら行ってたのに…栗沢山止まりでした。

8/14 6:49

オベリスクの直下まで行ってみた。
テッペンまで登る人もたまにいるらしい。

8/14 6:50

右から甲斐駒・アサヨ・左にチョコっと仙丈ヶ岳。

8/14 6:52

ハイマツ。松ぼっくりがカワイイ。

8/14 7:06

8/14 7:07

見飽きないなぁ。

8/14 7:08

南に広がる雲海。

8/14 7:18

タカネビランジ。

8/14 7:22

地蔵ヶ岳を振り返る。

8/14 7:22

北岳・間ノ岳。素晴らしい展望。

8/14 7:23

高嶺。

8/14 7:26

赤抜沢ノ頭から見た甲斐駒。
薬師岳で再び出会った撮影隊のインタビューに、
ナビゲーターが鳳凰三山と南アルプスが一望できるここが
一番好きだと答えていた。

8/14 7:26

甲斐駒の向こうに薄っすら見えるのは八ヶ岳？北アルプス？

8/14 7:27

北岳・間ノ岳・農鳥岳。何時か縦走してみたい。

8/14 7:32

タカネビランジ（ピンク）と？
ホウオウシャジンだそうです。

8/14 7:40

観音ヶ岳（鳳凰山）を目指します。

8/14 7:49

8/14 7:49

8/14 7:55

白い砂礫とタカネビランジ

8/14 8:06

8/14 8:07

8/14 8:10

地蔵ヶ岳と赤抜沢ノ頭。

8/14 8:21

鳳凰小屋分岐。

8/14 8:51

地蔵ヶ岳の奥に八ヶ岳。

8/14 8:56

観音ヶ岳の山頂には沢山の人がいる。

8/14 8:56

アップで。

8/14 9:14

8/14 9:17

8/14 9:19

雲海に浮かぶ甲斐駒と八ヶ岳。

8/14 9:20

南東には富士山。

8/14 9:25

観音ヶ岳山頂。

8/14 9:28

観音ヶ岳の三角点とバックに北岳・間ノ岳。

8/14 9:29

8/14 9:37

昨日、小屋の手前から一緒だった地元山梨の方に
撮ってもらいました。
ありがとうございます。

8/14 9:41

富士山。

8/14 9:41

アップで。

8/14 10:02

天空へ向かってクジラのジャンプ。

8/14 10:04

8/14 10:05

観音岳を振り返る。

8/14 10:06

目指す最後の薬師ヶ岳と後に富士山。

8/14 10:21

薬師ヶ岳はツインピークだった。
左が最高峰。
間に富士山。

8/14 10:25

薬師ヶ岳山頂。
北岳・間ノ岳は雲に隠れてしまった。

8/14 10:34

8/14 10:36

中央に仙丈ヶ岳。

8/14 10:37

薬師ヶ岳小屋まで5分なのでトイレを借りに行ける。

8/14 11:04

東側のピークは立ち入り禁止。
トラロープが張り巡らされている。
危険なのか、環境保護か？

8/14 11:05

山頂を辞して青木鉱泉へ下ります。

8/14 11:28

林道まで1500m下る中道コース。
いきなり激下りです。

8/14 11:47

御座石。

8/14 11:48

8/14 12:07

ロープ場もあり。

8/14 12:30

モミの木の樹林帯。

8/14 12:38

雲の中に突入。

8/14 12:41

8/14 12:42

8/14 13:37

林道出合。
でも山道は続きます。

8/14 14:15

湧水かと思ったらただの沢の水だった。
ぬるいポカリしかなかったので、飲んでみたら美味しかった。

8/14 14:20

林道が見えてきた。

8/14 14:21

中道登山口。
ここから約40分の林道歩き。

8/14 14:34

小武川渓谷沿いを歩きます。

8/14 14:40

8/14 15:05

ドンドコ沢の橋を渡ります。
もう直ぐゴール地点です。

8/14 15:06

ここにもありましたよ。
僕はおこんさんに化かされてみたい。(笑)

8/14 15:12

青木鉱泉に戻って来ました。
疲れた〜！

撮影機器：

IXY DIGITAL 220 IS CANON

感想

so-tuff

テン泊装備で標高差1000m以上を登るには、まだ脚力不足が否めない。
去年の甲斐駒・仙丈の山行では、
甲斐駒の上り下りと薮沢小屋まで登り返せたのだが、
今回は鳳凰小屋まで登るのが精一杯だった。
一晩寝たとはいえ、稜線から見た大パノラマはその労苦を吹き飛ばす素晴らしいものだった。
展望も抜群だし、今度はあの山に登りたいという意欲も湧いてくる。
それに備えてもっと体力を強化しなければならない。
移動日も計画に入れて十分睡眠も取らないと。

コメント

masano

宍粟Ｔシャツ
こんにちは 宍粟Ｔシャツが良いですね！！
全国に知らしめたってください

テン泊いいな〜と思い、昨年とりあえずテント買ったのですが、
実際行くとなると体力が心配でテント泊を1回もしてません。
テントの重さぶん痩せればいいんですけどね…。

今年はどっかでやってみたいんですが…。ちゃんと張れるか練習もしないと…。
一度も張らずに腐ってしまいそうです。

so-tuff

Re: 宍粟Ｔシャツ
masanoさん　こんにちわ。返信遅くなってすみません。
宍粟の山が好きで、遠征の時は宣伝がてら好く着ています。
と言いたいとこですが、人の多い所で着られるTシャツが無いだけです…
（普段はユニクロで￥390で大量購入のTシャツを、とっかえひっかえ。）

山で夕日と星空が見たくて、テン泊装備を揃えましたが、
まだどちらも見れていません…
でも幕営が済んだ後のゆったりとした時間は楽しいですよ。
一度近場ででも試してみて下さい。