常念岳〜大天井岳〜燕岳 ★★★ 2016.08.11-13

2016年08月11日(木) 〜 2016年08月13日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 27.7km
• 登り: 3,146m
• 下り: 2,935m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:00

8:30 一ノ沢登山口
8:45 8:45 山ノ神
9:35 9:45 王滝ベンチ
10:24 10:24 笠原沢
11:11 11:11 胸突八丁
11:45 11:52 最終水場
12:47 13:30 常念小屋
15:00 15:30 常念岳
16:30 常念小屋

2日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 3:45
• 合計: 9:30

3:30 常念小屋
4:40 6:00 常念岳
7:00 8:30 常念小屋
10:00 10:20 横通岳
12:00 12:05 大天荘
12:20 12:50 大天井岳
13:00 大天荘

3日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 3:15
• 合計: 10:50

4:40 大天荘
4:50 5:50 大天井岳
6:50 7:00 大天荘
7:00 8:00 大天井岳
8:20 8:20 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
11:00 11:15 燕山荘
11:15 11:15 燕岳
11:50 12:30 燕山荘
13:10 13:20 合戦小屋
14:00 14:00 第３ベンチ
15:30 15:30 中房温泉登山口
15:30 中房温泉

天候

11日（木・祝）曇りのち晴れ
12日（金）晴れ
13日（土）晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

10日（水）
　高速バス 梅田22h00 → 松本06h10/+1（6700円）
11日（木・祝）
　JR 松本駅07h15 → 穂高駅07h46（330円）
　タクシー07h50 → 一ノ沢登山口08h20（5000円）
13日（土）
　中房温泉15h55 → 穂高駅16h40（1700円）
　穂高駅17h00 → 松本駅18h29（実際は定刻よりも4分遅れで到着）
14日（日）
　松本駅15h00 → 名古屋駅17h14（実際には定刻よりも5分遅れで到着）
　名古屋駅17h44 → 新大阪18h34（10200円）

コース状況／危険箇所等

★一ノ沢〜常念乗越：危険個所なし、沢沿いの登山道なので、飲みたいときに水が飲めるのが有難い。胸突八丁あたりのお花畑が美しい。
★常念乗越〜常念岳：ガレ場で歩きにくいところがあるが、特に問題なし。一部浮石あり。トウヤクリンドウとミヤマコゴメグサが綺麗。イワツメクサはほぼ終わり。山頂はとても狭い。
★常念乗越〜燕岳：大天井岳から表銀座への下りは傾斜が急。喜作さんのレリーフの辺りに梯子と鎖場あり（危険ではない）。コマクサは終盤だったが、その株数は見事。ぜひ時期をずらして歩きたい。
★燕山荘〜中房温泉：危険個所なし。ただし、時間帯によっては登ってくる人と鉢合わせになって、下山に時間がかかるかも。燕山荘周辺はトリカブト、ママハハコが見頃。

写真

奇跡的に予約が取れた夜行バスでいざ、松本へ！
・・・京都で、ある登山者が靴を忘れたとかでガヤガヤしていて、出発が20分も遅れてしまったけど、到着は定刻より10分早かった。運転手さんは仮眠時間を削ったんだろうな。お蔭で電車に間に合いました、ありがとうございます！

松家での朝食のあと、松本駅から普通電車で穂高駅へ。

前日早朝に予約しておいた安曇観光タクシーさんで一ノ沢登山口へ。僕が電話した日の午前中には予約を断っていたとか。周辺の駐車場はどこも満車のよう。

登山届を出して出発します。

とりあえず常念小屋まで！

山の神

楽しい登山になりますように！

王滝ベンチ周辺で休憩。このあたりのトリカブトはほぼ終盤。

ミヤマアキノキリンソウとトリカブト

たわわに咲くトリカブト

チョウジギク（初）
これが見れたことが今回の登山の収穫かも！

沢にガスが立ち込めてきた。稜線では晴れていますように。

チョウジギクの群落

チョウジギク、変わった花だなぁ

胸突八丁周辺のお花が一番見頃だった

胸突八丁のお花たち

センジュガンピ

トリカブト

ハクサンオミナエシ

シモツケソウとトリカブト

この沢の水を飲みながら休憩。ここが最終水場かな？手を伸ばして、コップに水をすくう。あー、美味しい。

ホントの最終水場：沢でわざわざ沢に手を伸ばさずとも、こちらでは飲みやすく整備されていた。
ここの水はまろやかで美味しい。

常念らしき山が見えた♪

乗越に到着

腹が減ってはなんちゃらで、常念そば（900円）をいただく。だしのお味は関東風。

さぁ、今のうちに山頂に行こうかね。お、トウヤクリンドウだ。

常念岳への登り、結構キツイな

トウヤクリンドウを見ながら

頑張ろう

槍ヶ岳がこんなに近い

手前にトウヤクリンドウを配して

山頂に着いたけど、安曇側からガスが出てきた

ちょこっと写真を撮って下山。登りにCTより30分増の2時間もかかったから、夕食の時間に間に合うように急がなきゃ

常念小屋の夕食はハンバーグ
ふっくらしたご飯と具だくさんの味噌汁とともに完食

常念小屋は6畳間に6人（布団一枚に一人）で良かったけど、暑くて寝苦しかった。19h00に寝て、21h00に目が覚める。暑くて寝れないチー坊と翌日の作戦会議。ご来光を見ようということになって、3h00起床。3h30ヘッドランプをつけて登山開始。昨日よりも快調に山頂に到着

おおーっ、素晴らしいご来光！
今日も良い登山になりますように

槍

穂高連峰と逆さ常念

横通山、大天井岳、燕岳方面

モルゲンロートの槍ヶ岳

蝶ヶ岳へ続く稜線

富士山と南アルプス

さっきから、スゴッ、スゴッ、ばかり言ってる

常念岳山頂からの見飽きることのない大展望

御嶽山と乗鞍岳

蓼科山と八ヶ岳

槍ヶ岳

鹿島槍ヶ岳

朝食の時間に間に合わないぞ。さぁ、下りよう！

ホシガラス

朝食に間に合った！あと、9人近くまだ食べに来ていない人がいるようだった

この努力が実を結びますように

常念小屋の入り口
トイレ内に洗面所（2個）あり

今晩は布団1枚に2人とのこと

オンタデ（地味だけど好きな花）

コマクサ（終盤）があちこちに

オンタデと槍

常念岳
安曇側からガスが上がってきてる

比較的綺麗なコマクサの花

横通山からの展望

大天井まで気持ちの良い稜線歩き

穂高連峰と槍
格好良いなぁ

コマクサ

大好きな花　ミヤマコゴメクサ

横通山の向こうに常念岳

同じような写真ばかりでご免なさい

横通山から快適歩行かと思いきや、アップダウンがあって、しかも暑さのせいで、かなりヘロヘロ。大天荘までもう少し！

大天荘で少し休もうとしたけど、チー坊は先に山頂に向かったから追いかけることに。重い荷物を背負ったまま、10分の道のりを倍くらいの時間掛けて歩いて、やっと山頂到達。うわー、最高の景色やん。常念よりも良いかも！

お昼ごはんは大天荘のインディアンランチ。僕はほうれん草、チー坊はチキン。本格的な味に大満足。1300円

大天荘の夕食は肉か魚の選択制。僕らは肉を選択。前日の常念小屋と同じハンバーグだったけど、こちらは醤油ベースの味付けで美味しかった。揚げ出し豆腐、大根の煮物、芽昆布の酢の物・・・贅沢なひととき

明日の天気予報
午前中が勝負だな

食事のあと外をブラついていると、小屋の後ろで何人かがカメラを持って一点を凝視している。まさか？雷鳥さんや！

大天荘の朝食は4h15か5h10から。ご来光を拝むために、03h45から食堂前に並んで、一回目に案内された。オムレツ、ソーセージ、とろろ芋、オレンジジュースとなかなか豪華

さぁ、ご来光まであと10分！

小屋の人によれば、浅間山の側から太陽が顔を出すとのこと。今日は雲海が凄くて、山が見えない

ご来光の時間です

！

！！

凄い、まん丸だ！

槍も明るくなってきた

燕岳方面

穂高連峰

またまた槍

燕岳方面
どんどん色が変わる

樅沢岳、双六岳、三俣蓮華岳

小屋に戻って荷物をまとめてから、再び山頂へ

鷲羽岳

水晶岳と黒部五郎岳（多分）

野口五郎岳

穂高連峰

槍ヶ岳

これから歩く稜線

表銀座はコマクサ街道

大天井岳とトリカブトのお花畑

槍ヶ岳とコマクサ

キレイな雲だな

ウメバチソウ

槍の穂先から雲が飛び出してるみたい

東からのガスが稜線を追い越そうとしている。燕岳に急がねば！

燕山荘に到着

イルカ岩と雲に隠れた槍

燕山荘ではビーフシチューセット（1200円）とコーラ（350円）の昼食。ビーフごろごろで美味い！

燕山荘付近のお花畑

燕山荘付近のお花畑

燕山荘直下のヤマハハコ群落

ウサギギク

合戦小屋ではミネラルウォーター（250円）を購入。良心的な価格

テント場いっぱい！？
このあともテント泊らしき人がどんどん登ってきたけど、教えてあげるべきか悩んだ

ギンリョウソウ

カニコウモリ

木の根道

ヨツバヒヨドリ

キレイなブナ林

やっと下山！お疲れ様でした！

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ポール ガイドブック