また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 942957
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

お盆休み、混雑覚悟の槍穂縦走2泊3日(大キレット)

2016年08月13日(土) 〜 2016年08月15日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
28:50
距離
39.7km
登り
3,274m
下り
3,249m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:56
休憩
0:49
合計
9:45
5:44
5:46
10
6:28
6:35
5
6:40
6:40
37
7:17
7:19
14
8:13
8:33
31
9:04
9:05
7
9:12
9:20
8
9:28
9:28
26
9:54
9:57
23
10:20
10:20
53
11:13
11:13
62
12:15
12:15
80
13:35
13:41
12
13:53
13:53
37
14:30
14:30
54
2日目
山行
7:09
休憩
2:35
合計
9:44
4:27
0
4:27
4:27
6
4:33
4:33
8
4:41
4:45
20
5:05
5:15
32
5:47
5:56
63
6:59
7:02
17
7:19
7:23
6
7:29
7:53
71
9:04
9:23
64
10:27
10:39
3
10:42
11:25
126
13:31
13:58
13
3日目
山行
5:39
休憩
2:43
合計
8:22
4:48
39
5:27
5:38
11
5:49
5:58
83
7:21
7:32
15
7:47
8:08
12
8:20
8:46
93
10:19
10:56
43
11:39
11:43
22
12:25
12:30
2
12:32
12:32
5
13:10
ゴール地点
槍ヶ岳山荘から槍の穂先へのログは電池切れで途中までしか取れず、中途半端になっています。
天候 8月13〜14日快晴、15日霧のち雨
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
白河から沢渡第2駐車場までマイカー、その後アルピコ交通のシャトルバス
片道370kmで予定では4時間15分で到着するはずでしたが、東北道での事故渋滞や、眠気のためのパーキング仮眠などで結局5時間15分かかってしまいました。
予定通り到着できなかったため、睡眠時間は1時間となりました。
コース状況/
危険箇所等
大キレット通過が危険度が高いとの前評判でしたが、慎重に進めば大丈夫だと思います。それよりも慣れによるうっかりミスの方が危ない感じです。実際、私が危険を感じたのは大キレット通過後のちょっとした登りでした。
その他周辺情報 下山後、上高地でシャトルバスに乗るために大雨の中40分くらい立って待たされました。
待機のバスはたくさんあるのに乗り場が1ヶ所しかないため効率が悪く、係員さんは一生懸命でしたが、システムが良くないと感じました。開いてる乗り場に2台同時に横付けして乗客をどんどん乗せればもっと早いのに。
下山後、梓湖畔の湯に行き、3日ぶりの入浴。洗い場が4ヶ所で狭いですが、アットホームな雰囲気です。飛騨牛の牛乳150円が濃い目でおいしかった。
沢渡バスターミナル。窓口の混雑で4:40の始発には乗れず。
2016年08月13日 04:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 4:38
沢渡バスターミナル。窓口の混雑で4:40の始発には乗れず。
5:00ちょうどのシャトルバスに乗車
2016年08月13日 04:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 4:49
5:00ちょうどのシャトルバスに乗車
往復だと少し安くなるが、帰りの混雑時はタクシーを利用するという手もある。
2016年08月13日 04:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 4:51
往復だと少し安くなるが、帰りの混雑時はタクシーを利用するという手もある。
5:25、上高地に到着。初めて来た。ここのトイレはチップ制で何人も並んでいたので諦めた。
2016年08月13日 05:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 5:25
5:25、上高地に到着。初めて来た。ここのトイレはチップ制で何人も並んでいたので諦めた。
この時間から人が多い。
2016年08月13日 05:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 5:36
この時間から人が多い。
ここが林道の入口。しばらくは平坦な道を行く。
2016年08月13日 05:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 5:37
ここが林道の入口。しばらくは平坦な道を行く。
河童橋が見えた。水がきれい。
2016年08月13日 05:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 5:41
河童橋が見えた。水がきれい。
前穂方面?どれくらい遠いのか、見当つかず。
2016年08月13日 05:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 5:42
前穂方面?どれくらい遠いのか、見当つかず。
ビジターセンター近くのテン場。結構混んでる。
2016年08月13日 05:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 5:49
ビジターセンター近くのテン場。結構混んでる。
売っているのか、趣味なのか分からないが、先を急ごう。
2016年08月13日 05:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 5:50
売っているのか、趣味なのか分からないが、先を急ごう。
50分ほどで明神館到着
2016年08月13日 06:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 6:24
50分ほどで明神館到着
ここの向かい側にある公衆トイレはチップ制でなく、無料だった
2016年08月13日 06:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 6:24
ここの向かい側にある公衆トイレはチップ制でなく、無料だった
ずっと平坦な道
2016年08月13日 07:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 7:05
ずっと平坦な道
ところどころ落石注意の看板あり
2016年08月13日 07:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 7:06
ところどころ落石注意の看板あり
徳澤へ到着
2016年08月13日 07:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 7:08
徳澤へ到着
少し奥まったところにある徳沢ロッジ
2016年08月13日 07:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 7:11
少し奥まったところにある徳沢ロッジ
こちらのテン場も盛況。朝ごはんのいいにおいがする。
2016年08月13日 07:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 7:12
こちらのテン場も盛況。朝ごはんのいいにおいがする。
徳澤縁。ソフトクリームを食べたい衝動に駆られるが、ガマン。
2016年08月13日 07:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 7:14
徳澤縁。ソフトクリームを食べたい衝動に駆られるが、ガマン。
橋を渡って、左側方面へ進む
2016年08月13日 07:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 7:18
橋を渡って、左側方面へ進む
新村橋(しんむらばし)
2016年08月13日 07:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 7:30
新村橋(しんむらばし)
川幅の広いところもある梓川
2016年08月13日 07:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 7:44
川幅の広いところもある梓川
このあたりから登山道っぽくなってきた
2016年08月13日 08:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 8:00
このあたりから登山道っぽくなってきた
横尾山荘到着。無料の水道で歯を磨いている人がたくさんいた。
2016年08月13日 08:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 8:08
横尾山荘到着。無料の水道で歯を磨いている人がたくさんいた。
横尾大橋。涸沢へはここを渡っていくようだ。
2016年08月13日 08:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 8:08
横尾大橋。涸沢へはここを渡っていくようだ。
槍ヶ岳・上高地のちょうど中間地点だ
2016年08月13日 08:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 8:29
槍ヶ岳・上高地のちょうど中間地点だ
すでに暑くなって、日陰を探しておにぎり1個を頬張る。ここでもう少し食事をとっておけばよかったと後で後悔する。
2016年08月13日 08:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 8:29
すでに暑くなって、日陰を探しておにぎり1個を頬張る。ここでもう少し食事をとっておけばよかったと後で後悔する。
蝶ヶ岳へはここから行くのか
2016年08月13日 08:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 8:30
蝶ヶ岳へはここから行くのか
一ノ俣、橋の下を清流が流れている。
2016年08月13日 09:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 9:09
一ノ俣、橋の下を清流が流れている。
顔を洗ってる人がいたので、私も。冷たくて気持ちいい。
2016年08月13日 09:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 9:11
顔を洗ってる人がいたので、私も。冷たくて気持ちいい。
二ノ俣橋と思われる
2016年08月13日 09:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 9:24
二ノ俣橋と思われる
橋の先に道標
2016年08月13日 09:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 9:24
橋の先に道標
山道っぽくなるがまだ標高は上がらない。上高地から100mくらいだったと思う。
2016年08月13日 09:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 9:39
山道っぽくなるがまだ標高は上がらない。上高地から100mくらいだったと思う。
2016年08月13日 09:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 9:50
すでにかなり気温が上がってきて、日向では休憩できなかった
2016年08月13日 09:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 9:51
すでにかなり気温が上がってきて、日向では休憩できなかった
無料の望遠鏡がおいてある。覗くだけですぐ見えるようにセットしてあった。
2016年08月13日 09:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 9:55
無料の望遠鏡がおいてある。覗くだけですぐ見えるようにセットしてあった。
ババ平キャンプ場。無料の水道があったが、ぬるかったので汲まなかった
2016年08月13日 10:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 10:43
ババ平キャンプ場。無料の水道があったが、ぬるかったので汲まなかった
このあたりから一気に景色が良くなってきた
2016年08月13日 10:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 10:50
このあたりから一気に景色が良くなってきた
槍沢大曲り。この辺からばて始めたようだ。
2016年08月13日 11:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 11:08
槍沢大曲り。この辺からばて始めたようだ。
槍が見えないので、どこに向かっているのか分からず、ただ登っている。
2016年08月13日 11:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 11:12
槍が見えないので、どこに向かっているのか分からず、ただ登っている。
スポーツドリンクしか飲んでおらず、電解質過多になっていたようで、飲んでものどが渇いて体調がおかしかった
2016年08月13日 12:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 12:10
スポーツドリンクしか飲んでおらず、電解質過多になっていたようで、飲んでものどが渇いて体調がおかしかった
このあたりからペースが落ち、亀足状態。普通の水が飲みたい。
2016年08月13日 12:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 12:25
このあたりからペースが落ち、亀足状態。普通の水が飲みたい。
やっとのことでたどり着いた水場。ここで500mLペットボトル2本分を一気飲み。
2016年08月13日 13:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 13:12
やっとのことでたどり着いた水場。ここで500mLペットボトル2本分を一気飲み。
冷たくておいしい雪解け水。1.5Lだったかボトルとポットに補充した。ここで15分昼寝して、少し回復した。
2016年08月13日 13:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 13:12
冷たくておいしい雪解け水。1.5Lだったかボトルとポットに補充した。ここで15分昼寝して、少し回復した。
このあたりがグリーンバンドらしい
2016年08月13日 13:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 13:24
このあたりがグリーンバンドらしい
グリーンはなくなり、岩ばかり。
2016年08月13日 13:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 13:39
グリーンはなくなり、岩ばかり。
殺生ヒュッテが見えるが、ルートはよくわからない。
2016年08月13日 13:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 13:41
殺生ヒュッテが見えるが、ルートはよくわからない。
播隆窟
2016年08月13日 13:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 13:48
播隆窟
霧の中からようやく槍ヶ岳が顔を出してくれた。この位置からだと槍というより三角形に近い
2016年08月13日 13:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 13:59
霧の中からようやく槍ヶ岳が顔を出してくれた。この位置からだと槍というより三角形に近い
距離で1000mなのだが、ボーっとして標高であと1000mかと一瞬びびった標識
2016年08月13日 14:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 14:00
距離で1000mなのだが、ボーっとして標高であと1000mかと一瞬びびった標識
伝言を頼まれ、仕方なく立ち寄った殺生ヒュッテ。元気なうちに引き受けてしまった事を後悔。余力なし。
2016年08月13日 14:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 14:26
伝言を頼まれ、仕方なく立ち寄った殺生ヒュッテ。元気なうちに引き受けてしまった事を後悔。余力なし。
殺生ヒュッテのテン場。槍ヶ岳山荘のテン場が満席で、ここまで下ろされた人がたくさんいたようだ。
2016年08月13日 14:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/13 14:30
殺生ヒュッテのテン場。槍ヶ岳山荘のテン場が満席で、ここまで下ろされた人がたくさんいたようだ。
ハロ肩ってなんだろう。ハローって事?→あと110mで肩
2016年08月13日 15:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 15:19
ハロ肩ってなんだろう。ハローって事?→あと110mで肩
見えているのにとても遠い槍ヶ岳山荘。このあたりでは10m進んだら1分休むという牛歩状態。
2016年08月13日 15:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 15:22
見えているのにとても遠い槍ヶ岳山荘。このあたりでは10m進んだら1分休むという牛歩状態。
立ち止まって呼吸を整えている人が何人もいた。私だけじゃなかった。
2016年08月13日 15:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 15:26
立ち止まって呼吸を整えている人が何人もいた。私だけじゃなかった。
上高地から10時間、やっと着いた。覚悟はしていたが、予想よりバテた。
2016年08月13日 15:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 15:29
上高地から10時間、やっと着いた。覚悟はしていたが、予想よりバテた。
小屋で1時間ほど休憩してたら晴れてきたので槍の穂先へ行くことにした。元気も少し回復。
2016年08月13日 16:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 16:28
小屋で1時間ほど休憩してたら晴れてきたので槍の穂先へ行くことにした。元気も少し回復。
人が多いようだが、それほど渋滞はせず、スムーズに行ける。
2016年08月13日 16:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 16:39
人が多いようだが、それほど渋滞はせず、スムーズに行ける。
下を見ると高度感はある。
2016年08月13日 16:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 16:47
下を見ると高度感はある。
左が登り専用、右が下り専用。
2016年08月13日 16:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/13 16:54
左が登り専用、右が下り専用。
写真待ちだが、もう登ってくる人はあまりいないので、みんなのんびり構えている。いい雰囲気。
2016年08月13日 17:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 17:04
写真待ちだが、もう登ってくる人はあまりいないので、みんなのんびり構えている。いい雰囲気。
1時間程度で戻ってきた。
2016年08月13日 17:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 17:35
1時間程度で戻ってきた。
小槍の上にクライマーがいるが、暗くなる前に降りられるのだろうか。
2016年08月13日 17:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 17:36
小槍の上にクライマーがいるが、暗くなる前に降りられるのだろうか。
山荘の中はこんな感じ。この後、ぎっしり入って、布団1枚に2人の割り当て。実際はここの布団は幅が普通のより大きいので1枚に3人が寝る形となります。
2016年08月13日 18:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/13 18:08
山荘の中はこんな感じ。この後、ぎっしり入って、布団1枚に2人の割り当て。実際はここの布団は幅が普通のより大きいので1枚に3人が寝る形となります。
ちょうどよい夕食。ワンカップは500円だったかな。ご飯が柔らかめで、水ばっかり飲んでた胃に優しく、私好み。この後翌日のパッキングをして、早々就寝。
2016年08月13日 18:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 18:40
ちょうどよい夕食。ワンカップは500円だったかな。ご飯が柔らかめで、水ばっかり飲んでた胃に優しく、私好み。この後翌日のパッキングをして、早々就寝。
翌8月14日。山頂でご来光を迎える人のライトを背に、自分は朝食をとらずに山荘を出発
2016年08月14日 04:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 4:18
翌8月14日。山頂でご来光を迎える人のライトを背に、自分は朝食をとらずに山荘を出発
日本で一番高いところにある乗越
2016年08月14日 04:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 4:39
日本で一番高いところにある乗越
大喰岳から槍を狙う人たち
2016年08月14日 05:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 5:01
大喰岳から槍を狙う人たち
大喰岳(おおばみだけ)
2016年08月14日 05:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 5:05
大喰岳(おおばみだけ)
槍ヶ岳とご来光
2016年08月14日 05:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 5:06
槍ヶ岳とご来光
モルゲンロート
2016年08月14日 05:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 5:13
モルゲンロート
笠ヶ岳にもご来光
2016年08月14日 05:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 5:29
笠ヶ岳にもご来光
暑いのに溶けない残雪も少しあり。ルート上には1ヶ所もなかった。
2016年08月14日 05:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 5:35
暑いのに溶けない残雪も少しあり。ルート上には1ヶ所もなかった。
アップダウンも少なく、気持ちのいい稜線
2016年08月14日 05:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 5:48
アップダウンも少なく、気持ちのいい稜線
天気もよく、足どりも軽い
2016年08月14日 05:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/14 5:52
天気もよく、足どりも軽い
今日も暑くなりそうだ
2016年08月14日 06:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 6:06
今日も暑くなりそうだ
シャリバテになる前に岩場で朝ごはん
2016年08月14日 06:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 6:14
シャリバテになる前に岩場で朝ごはん
左から中岳、大喰岳、槍ヶ岳
2016年08月14日 06:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 6:37
左から中岳、大喰岳、槍ヶ岳
笠ヶ岳が近くに見える。すぐ行けそうなくらい。
2016年08月14日 06:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 6:39
笠ヶ岳が近くに見える。すぐ行けそうなくらい。
腕を使うポイントが少しずつ出始めるが、難しくはない。
2016年08月14日 06:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 6:49
腕を使うポイントが少しずつ出始めるが、難しくはない。
天狗原への分岐
2016年08月14日 06:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 6:57
天狗原への分岐
槍と笠ヶ岳、かなりいい感じ。吸い込まれそう。
2016年08月14日 06:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 6:58
槍と笠ヶ岳、かなりいい感じ。吸い込まれそう。
これから向かう南岳。
2016年08月14日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 6:59
これから向かう南岳。
前穂の北尾根。
2016年08月14日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 6:59
前穂の北尾根。
ここまでは楽勝の南岳。
2016年08月14日 07:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 7:17
ここまでは楽勝の南岳。
大キレットを前に南岳小屋で休憩
2016年08月14日 07:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 7:25
大キレットを前に南岳小屋で休憩
ここでお湯を買いたかったが、宿泊者のみの販売との事
2016年08月14日 07:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/14 7:27
ここでお湯を買いたかったが、宿泊者のみの販売との事
自分で入れるインスタントコーヒー200円で目を覚ます。
2016年08月14日 07:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 7:42
自分で入れるインスタントコーヒー200円で目を覚ます。
荷揚げではないヘリ。対向者の情報で、西穂馬の背付近で滑落事故があったとの事。
2016年08月14日 08:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 8:59
荷揚げではないヘリ。対向者の情報で、西穂馬の背付近で滑落事故があったとの事。
ここを登れば長谷川ピーク
2016年08月14日 09:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
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ここを登れば長谷川ピーク
写真だと難しく見えるが、実際はそうでもない
2016年08月14日 09:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 9:11
写真だと難しく見えるが、実際はそうでもない
このあたりは要注意!
2016年08月14日 09:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 9:13
このあたりは要注意!
A沢のコル。近くにD沢というのもあるが、いくつまであるのだろうか。
2016年08月14日 09:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 9:25
A沢のコル。近くにD沢というのもあるが、いくつまであるのだろうか。
ここが一番危険か、つかまるところがない。
2016年08月14日 09:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
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ここが一番危険か、つかまるところがない。
休憩中のおじいさんに聞いたら、ここが飛騨泣きとの事。足場がなかったころは大変危険だったとか。
2016年08月14日 09:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 9:51
休憩中のおじいさんに聞いたら、ここが飛騨泣きとの事。足場がなかったころは大変危険だったとか。
真ん中のピークは左から巻いて行く。右のピークに小屋が見える。
2016年08月14日 09:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 9:52
真ん中のピークは左から巻いて行く。右のピークに小屋が見える。
鎖もしっかりして怖さは感じない
2016年08月14日 10:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 10:00
鎖もしっかりして怖さは感じない
今歩いてきた大キレットを振り返る。南岳が大きい。
2016年08月14日 10:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 10:00
今歩いてきた大キレットを振り返る。南岳が大きい。
この辺の登りはややきつくなってくる
2016年08月14日 10:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 10:22
この辺の登りはややきつくなってくる
北穂高小屋に到着
2016年08月14日 10:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 10:37
北穂高小屋に到着
とってもおいしいカレー、800円、安い!お皿のマークがかっこいい。ドリップコーヒーを飲み、水も買った。
2016年08月14日 10:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 10:43
とってもおいしいカレー、800円、安い!お皿のマークがかっこいい。ドリップコーヒーを飲み、水も買った。
北穂の山頂は小屋のすぐウラ
2016年08月14日 11:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 11:21
北穂の山頂は小屋のすぐウラ
この後、涸沢岳を越えて穂高岳山荘へ
2016年08月14日 11:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 11:30
この後、涸沢岳を越えて穂高岳山荘へ
右手が涸沢岳、奥が奥穂高
2016年08月14日 11:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 11:37
右手が涸沢岳、奥が奥穂高
前穂の北尾根、ゴジラの背
2016年08月14日 11:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 11:39
前穂の北尾根、ゴジラの背
右の方の○印を降りてきたはずだが、よく分からない
2016年08月14日 11:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 11:51
右の方の○印を降りてきたはずだが、よく分からない
2016年08月14日 11:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 11:54
ここからまた登り返す
2016年08月14日 12:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 12:28
ここからまた登り返す
まだ新しいハシゴ
2016年08月14日 13:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 13:05
まだ新しいハシゴ
このあたりが結構きつい
2016年08月14日 13:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 13:21
このあたりが結構きつい
ようやく山頂が見えた
2016年08月14日 13:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 13:45
ようやく山頂が見えた
涸沢岳への登りの方が大キレットよりハードだった
2016年08月14日 13:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/14 13:49
涸沢岳への登りの方が大キレットよりハードだった
テン場とヘリポート
2016年08月14日 14:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 14:04
テン場とヘリポート
午後になるとガスが出やすく、写真も減った
2016年08月14日 14:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 14:08
午後になるとガスが出やすく、写真も減った
昨日と違って、今日は元気なまま小屋に到着!
2016年08月14日 15:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 15:35
昨日と違って、今日は元気なまま小屋に到着!
きめ細かいサービスがうれしい
2016年08月14日 15:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 15:37
きめ細かいサービスがうれしい
今日は布団1枚に1人ずつだ、やったー!
2016年08月14日 15:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 15:37
今日は布団1枚に1人ずつだ、やったー!
夕食前にワンカップを飲み終え、食事に専念。隣の単独男性と談笑。
2016年08月14日 16:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/14 16:57
夕食前にワンカップを飲み終え、食事に専念。隣の単独男性と談笑。
3日目、今日も朝食なしで出発。穂高岳山荘では早朝からお湯を売ってくれた。
2016年08月15日 04:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 4:37
3日目、今日も朝食なしで出発。穂高岳山荘では早朝からお湯を売ってくれた。
小屋前からいきなりの急登
2016年08月15日 04:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 4:48
小屋前からいきなりの急登
オブジェのような指導標
2016年08月15日 05:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 5:13
オブジェのような指導標
1時間弱で奥穂高岳山頂へ。
2016年08月15日 05:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 5:23
1時間弱で奥穂高岳山頂へ。
ご利益があったようで、雷鳥に遭遇。鳴声も聞かせてくれた。カエルみたいな鳴声。この後にもう1羽いました。
2016年08月15日 05:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 5:41
ご利益があったようで、雷鳥に遭遇。鳴声も聞かせてくれた。カエルみたいな鳴声。この後にもう1羽いました。
日が射さない分、涼しい
2016年08月15日 05:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 5:45
日が射さない分、涼しい
吊尾根の連続鎖場。このあたりを過ぎれば危険なところは少ない模様。
2016年08月15日 05:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 5:48
吊尾根の連続鎖場。このあたりを過ぎれば危険なところは少ない模様。
またもご利益?一時的だが、涸沢が一望。
2016年08月15日 06:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 6:02
またもご利益?一時的だが、涸沢が一望。
天気予報では雨だったが。
2016年08月15日 06:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 6:11
天気予報では雨だったが。
側道で朝ごはん。今日はお湯があるのでみそ汁がうまかった!
2016年08月15日 06:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 6:26
側道で朝ごはん。今日はお湯があるのでみそ汁がうまかった!
吊尾根
2016年08月15日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 6:59
吊尾根
この手前の石に「分岐点」と書いてあったが地図には分岐はなかった
2016年08月15日 07:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 7:00
この手前の石に「分岐点」と書いてあったが地図には分岐はなかった
細くて崩れてるところも所々あり、少し危険
2016年08月15日 07:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 7:04
細くて崩れてるところも所々あり、少し危険
紀美子平へ到着。時間があるので前穂へも行ってみることに
2016年08月15日 07:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 7:18
紀美子平へ到着。時間があるので前穂へも行ってみることに
北尾根が見たかったが、見えず
2016年08月15日 07:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 7:35
北尾根が見たかったが、見えず
山頂も展望なし。この後、人がたくさん登ってきた。
2016年08月15日 07:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 7:59
山頂も展望なし。この後、人がたくさん登ってきた。
ガスは出ているが、まだ雨は降らず
2016年08月15日 08:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 8:49
ガスは出ているが、まだ雨は降らず
重太郎新道。崩れやすいためか、整備されている。
2016年08月15日 08:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 8:58
重太郎新道。崩れやすいためか、整備されている。
岳沢パノラマ。晴れていればジャンダルムが見えたのだろう。
2016年08月15日 09:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 9:11
岳沢パノラマ。晴れていればジャンダルムが見えたのだろう。
登りも、下りも同じくらい時間がかかる岩場
2016年08月15日 09:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 9:24
登りも、下りも同じくらい時間がかかる岩場
カモシカの立場。
2016年08月15日 09:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 9:35
カモシカの立場。
このあたりから雨が降り始め、滑りやすくなった。
2016年08月15日 09:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 9:49
このあたりから雨が降り始め、滑りやすくなった。
岳沢小屋ちかくのお花畑。テントも結構ありました。
2016年08月15日 10:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:02
岳沢小屋ちかくのお花畑。テントも結構ありました。
雨が強くなったところで、ちょうど小屋へ到着。お昼にしましょう。
2016年08月15日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:14
雨が強くなったところで、ちょうど小屋へ到着。お昼にしましょう。
昨日はカレーだったので、今日はスパゲティにしました。海老入り。
2016年08月15日 10:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:34
昨日はカレーだったので、今日はスパゲティにしました。海老入り。
雨の勢いは増す一方。でもゴールは近いので体は軽い。
2016年08月15日 11:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 11:29
雨の勢いは増す一方。でもゴールは近いので体は軽い。
風穴からは冷たい風が出ていて、今日は少し寒いくらい。
2016年08月15日 11:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 11:35
風穴からは冷たい風が出ていて、今日は少し寒いくらい。
土砂崩れでもあったのだろうか、倒木がたくさん。
2016年08月15日 11:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 11:46
土砂崩れでもあったのだろうか、倒木がたくさん。
3日間楽しかった。岳沢登山口。
2016年08月15日 12:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:01
3日間楽しかった。岳沢登山口。
雨は強いが、観光客はいっぱい。
2016年08月15日 12:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:12
雨は強いが、観光客はいっぱい。
元々一般車は入れないが、ここにクルマ止めがあるのはなぜ。
2016年08月15日 12:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:18
元々一般車は入れないが、ここにクルマ止めがあるのはなぜ。
思ったよりすごい人。外国人の方が多い。
2016年08月15日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:22
思ったよりすごい人。外国人の方が多い。
河童橋。
2016年08月15日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:22
河童橋。
雨でも濁らない梓川。
2016年08月15日 12:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:28
雨でも濁らない梓川。
そしてとうとう上高地に到着。ミッション完了!意外と元気。
2016年08月15日 12:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/15 12:33
そしてとうとう上高地に到着。ミッション完了!意外と元気。
大雨の中、バスを待つこと40分。これには参った。
2016年08月15日 12:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:53
大雨の中、バスを待つこと40分。これには参った。
往復切符を買ってしまい、沢渡バスターミナルへ。
2016年08月15日 13:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 13:51
往復切符を買ってしまい、沢渡バスターミナルへ。
沢渡第2駐車場へ。ここにあるバス停で降りれば少し近かったが、荷物を預けた関係で降りられなかった。
2016年08月15日 13:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 13:53
沢渡第2駐車場へ。ここにあるバス停で降りれば少し近かったが、荷物を預けた関係で降りられなかった。
下山後、3日ぶりのお風呂。牛乳で、ひとり乾杯!お疲れ様!
2016年08月15日 14:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 14:34
下山後、3日ぶりのお風呂。牛乳で、ひとり乾杯!お疲れ様!
3時過ぎ、晴れてきた。槍穂は見えなかったが、3日間無事の山行に感謝。ありがとう。さあ帰ろう。
2016年08月15日 15:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 15:18
3時過ぎ、晴れてきた。槍穂は見えなかったが、3日間無事の山行に感謝。ありがとう。さあ帰ろう。

装備

個人装備
シュラフカバー ソフトシェル タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール ヘルメット
備考 普通の「水」を持たず、スポーツドリンクばかり持参してえらい目に。
初日、コースタイム約9時間を登りきる為、スポーツドリンクやゼリー飲料を多めに持ち、少しずつ補給してましたが、途中から口の中が甘くなり、飲めば飲むほどのどが渇くような状態になり、体調がおかしくなり、牛歩状態。
直射日光は暑く、無風快晴で、日影もほとんどなし。
自己分析で、おそらく電解質のとりすぎだろうと考え、やっとたどり着いた「水沢」の雪解け水をペットボトル2本分、1Lを一気飲み。
冷たくておいしくて、息を吹き返した。
普通なら腹がタプタプになりそうだが、大丈夫だった。
15分ほど横になって休憩したら、体調が良くなり、ペースも少し上がった。
しかし殺生ヒュッテを過ぎた急登でまた亀足状態。
槍ヶ岳山荘が見えてから、たどり着くまでが一番の難所だった。

小屋から槍の穂先は目の前だったので、その日の夕方、登頂成功。
見た目より怖くはなく、頂上も人が多くなく、みな写真を撮ったり割とゆっくりしていた。
槍ヶ岳山荘は布団1枚に2人の割り当てだったが、人を入れてない部屋もあり、すごい混雑という感じではなかった。布団を干す手間を省くため、詰め込んでる感じだった。
夕食は総入れ替えではなく、列ごとに入れ替えてるようで、20分刻みで次のグループを入れていた。
小屋泊まりで今までの経験から、今回は対策を立てていった。
対策といっても、クスリの多用という感じだが。
1、いびき、不眠対策
・耳栓+デパス
2、頭重、高山病対策
・ダイアモックス0.5錠
3、便秘対策
・ラックビー整腸剤を1日1〜2回飲む
4、暑さ対策
・暗いうちに出発、ミニタオルを濡らしてジップロックに入れて持ち歩く
・首をカバーするタイプの帽子をかぶる
5、重量、バテ対策
・小屋の朝食はとらず、集団より先に出発し、行動食をとる
・小屋の数は多いので、お昼はお弁当にせず、適当な時間帯の山小屋でとる
・今回はツエルトは持たず、シュラフカバーのみ持参
・バーナーは持たず、ポットでお湯を買うことにした

上記の対策を今回試した見たところ、おおむねうまくいった。
ダイアモックスは今回初めて試してみた。
夜になると呼吸が弱くなるせいか、軽い頭重が2日間とも出たが、0.5錠飲んでみたところ、20〜30分で頭重がとれ、それまで感じなかった布団のにおいを感じるようになった。呼吸が楽になった証拠のようだった。
2泊目の穂高岳山荘ではデパスが効いて、トータル10時間も寝てしまった。
これはいつもの倍くらいの睡眠時間で、3日目の奥穂〜前穂から、体が軽い感じで下ることができた。

大キレットは天気がよかったこともあり、怖いとは感じなかった。
ただ、前後して歩いていた軽装の大学院生3人組がお尻をついて降りたりしてるのをみて、アドバイスしてあげた方がいいかな、などと考えていた時に、手が滑って30〜50cmくらい滑り落ちた。
運よくつかむところがあったので、ひざと手のひらを少しすりむいただけだったが、買ったばかりのORのUVグローブに穴が開いてしまった。
詳しくは覚えていないが、こういう気の緩みが怖いのだと思う。

長谷川ピークあたりを歩いているときに、ヘリが旋回していた。
対向者に話を聞いたところ、西穂で滑落事故があったと教えてくれた。

ガイドブック等では3泊4日が推奨となっている上高地からの槍穂縦走だが、コースタイムを見ると、2泊3日でも可能と思えた。ただ、天気の状況や、ツアー団体の渋滞などに巻き込まれるとうまく行かない可能性もある。
今回は条件が良かった。
2日目の穂高岳山荘では布団1枚に1人、ゆっくり寝ることができた。
槍ヶ岳山荘では、お湯の販売はam5時半以降と言って売ってくれなかったが、穂高岳山荘では4時半から売ってくれたので、後から暖かいみそ汁を飲むことができた。

今回の山行にあたり、約3ヶ月前から準備を始め、冬の間に増えてしまった体重を3kgほど落として臨んだ。
天気予報が出るまで、他の地域の山行も一応計画しておいたが、天気も2日間はピーカンでベストな状態だった。
お盆の休みは4日間あったが、最終日は休養に当てるため、2泊3日にして正解だった。下山後2日間はあちこち筋肉痛だった。


感想

お盆休みしかまとまった連休が取れないため、
2014年は南アルプス 白峰三山縦走
2015年は中央アルプス 木曽駒ヶ岳〜空木岳縦走
そして今年、北アルプスデビューを計画しました。
ガイドブック等では3泊4日を推奨していますが、初日に槍ヶ岳山荘まで行ければ、あとの2日はきつくないと予想し、2泊3日、予備日1日で行ってみました。
初日は暑すぎて途中からバテましたが、早朝出発が功を奏し、その日のうちに槍の穂先に登れたのが幸いでした。
北アルプスの人気コースは小屋の混雑がひどいという書き込みをよく見るので今までためらっていましたが、天気予報もよく、体力的にも50代中盤のうちに行っておきたいという思いもあり、混雑を覚悟して行ってみました。
南アルプス、中央アルプスもそうでしたが、お盆の時期はツアー登山が少ないらしく、小屋の混み具合も思ったほどではありませんでした。
槍ヶ岳山荘では布団1枚に2人でしたが、向かいの部屋は使われず、まだまだ余裕があるように感じました。
備考の欄にも書きましたが、不眠対策、高山病対策を準備していったため、2日目からは快調でした。
穂高岳山荘ではすることもなく早めに寝たため、睡眠時間10時間という、普段の倍くらい眠れて、3日目はとても体調がよく、楽な体で下山することができました。
3ヵ年計画を達成することができて、自分としてはとても満足しています。
一応、3ヶ月前から準備し始めて、体重も3〜4kg落として臨めたのも一因だと思います。

○山行費用(2016年8月時点)
・アルピコ交通バス往復 2050
・槍ヶ岳山荘1泊1食 8200
・槍ヶ岳山荘ワンカップ 500
・南岳小屋トイレ 100
・ 〃 インスタントコーヒー 200
・北穂高小屋カレー 800
・  〃 ドリップコーヒー 400
・  〃 水1L 200
・穂高岳山荘1泊1食 8800
・  〃 ワンカップ 600
・  〃 お湯500mL 200
・岳沢小屋海老スパゲティ 1000
・  〃  トイレ 100
・沢渡第2駐車場3日間 1800
・梓湖畔の湯 720
・ 〃 飛騨牛乳 150
・ 合計 25820円

大キレットの通過に不安もありましたが、好天に助けられ、特に危険な感じは受けませんでした。自分の気の緩みが危険と感じました。
北穂高小屋のテラスから見えるはずの歩いてきたルート一望を楽しみにしていましたが、ガスで見えなくなってしまったのが残念でした。
初めての北アルプスでビューでしたが、とても充実した3日間を過ごさせてもらいました。素敵な山がたくさん見えたので、また訪れたいと思います。

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