記録ID: 944309
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ハイキング
東海
能郷白山 満月とご来光(テント泊)
2016年08月18日(木) 〜
2016年08月19日(金)
天候 | 1日目曇り時々小雨 2日目晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
岐阜方面から温見峠へは、上大須ダムから猫峠を越えた方が道幅も広く安全だと思う。またこのルートは冬季R157能郷ゲートが封鎖されても通行可能な場合が多い。能郷から大河原までのR157はとにかく狭い。断崖をえぐった国道なのにガードレールさえない所があまりにも多い。 |
写真
撮影機器:
感想
今回初めて温見峠から登ってみた。オリンピックのレスリング娘㊎3連発に興奮してしまい、朝までビールを飲んでしまった。夕方5時までに頂上に立つには、昼飯を食べてから家を出ても充分間に合う温見コースしかない。どうしても今日登らなければならない理由があった。「満月」が今日8月18日なのだ。
テント設営から真夜中過ぎまでは、断続的に強い雨粒がテントを叩いていた。「今日はダメか」と思っていると、突然テントの外が明るくなった。風もやんで物音ひとつしない、恐ろしいぐらいの静けさだ。白谷の方向で鹿の物悲しい鳴き声が響いている。
外に出てみると雲海の上に前山、左門、明神とドウの天井がクッキリと浮かんでいる。まるで浪間に浮かぶ島影を見ているようだ。満月の光で見る雲海は青みがかって、昼間見るものとは全く別のものになっている。幻想的なこの風景をみるためだけに、私は今日雨をものともせず、ここまで登ってきた。たったそれだけのことだ。満足だ。
私のカメラでこの夢のような世界は撮影出来ない。記憶にだけは残しておこう。
登って行く途中で、2組の老夫婦にお会いした。それぞれ高知と栃木からだと言っていた。雨の中、ドロドロになったスパッツを引きずるようにして歩いていた。せっかく遠方からみえたのにこの天気では。。私は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
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