バイクで登山 明神岳主稜
コースタイム
(8/8)
6:20 河童橋
7:40 7番標識
(遊歩道で勘違いし20分ロス)
10:50 トラロープ
12:30 南西尾根の肩
13:20 5峰台地 13:40
14:40 5峰P
15:30 4〜5峰間コル (ビバーク)
(8/9)
6:30 ビバーク地
7:30 4峰P
8:00 3峰P
8:30 2峰P 9:00
9:30 1〜2峰間コル (取付き)
10:00 明神主峰P
12:00 前穂高岳P 12:30
16:00 奥穂高岳P
16:40 穂高岳山荘
天候 | (8/8入山 〜 8/14下山) 上高地基点 周回、 明神主稜〜槍穂縦走〜北鎌下り 明神パート: 8/8 晴、8/9 晴のち曇のち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
共に信州健康ランド(塩尻北IC最寄) ⚫︎バイク駐車: ライダーハウスともしび 屋根付きガレージ (足湯公園P向かい) @300円/日 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈明神パートのみ〉 ⚫︎7号標識〜南西尾根の肩 踏み跡は解りやすい。上部の針葉樹の落葉帯はやや不明瞭だが、上に向かって歩きやすそうな方を進めばそう外れることはない。白岩にうっすらと赤丸印10数ヶ所有った。トラロープの先の両側が切れ落ちた狭いリッジが長く続くトコは慎重に。残置ロープ有。 ⚫︎5峰 5峰台地からはどこからでも上がれそうに見えたので正面から攻めたら、ユルい岩場で手こずった。ここは4峰寄りの這松帯の側から登るのが無難でしょう。4峰とのコルへの下りは2ヶ所いやらしい急なガレ、ザレ有 ⚫︎ビバーク適地 5峰台地数張、 5〜4峰間に数ヶ所(但しコルは風強い)、 3峰P少し手前、 主峰P & 少し奥明神沢側へ降りた大岩の影 ⚫︎4峰 フツーです(一般ルート並) ⚫︎3峰 そそられる岩場ww、巻かずに上がりクライミング楽しむが先端手前に狭くヤバいリッジ有、そこは無理して渡らずに少し戻り巻道へ降りた。 ⚫︎2峰 手前(3峰側)の懸垂支点からは垂壁に近いスラブ、見下ろすと中間テラスまで20mほど、5m下にも支点有るので昨年のレコに有るように30mロープで3P(5m + 15m + 15m)で降りれるでしょう。 ピーク先(主峰側)の支点からは傾斜が緩め、オープンブックとその下に残置ロープの有る岩溝っぽいところ。逆ルートで直登するのはこちら側なので、次回?の下見を兼ねて懸垂せずに中間テラスまでクライムダウンしたがそれほど難しくはありません。涸沢岳P直下のチムニーを鎖使わずに降りる程度のレベル。 中間テラスからのクライムダウンルートが良く判らなかったのと、何となく懸垂もしておこうかと思い、テラスをトラバースして手前の懸垂ルートの下の支点から懸垂し取付きへ降りた。15mギリですww ⚫︎主峰〜前穂 ようやくバリルートらしいルーファイが楽しめるパート。下りでは懸垂支点が2ヶ所ほど有ったが残雪期用? 特に懸垂せず行けます。 コルから先、前穂への登り返しはルートが不明瞭というかどんなルートも取れそうに見えますが、どうも巻き過ぎたようでww 踏み跡の無いユルい岩場を進みヒヤヒヤしつつ楽しみました。 |
写真
装備
個人装備 |
ハーネス
ガチャ類
懸垂道具
ロープ30m
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感想
ソロでバリエーション始めて3シーズン目。2回の北鎌と前穂北尾根を済ませ、さて今年はドコ行こうかとオフにあれこれ情報収集していたところ、秀逸揃いの昨年の明神レコ(主稜、東陵)と「文富ケルン発見」の北鎌レコが目に留まり、大いにそそられて今回、
「明神主稜」+槍穂縦走+「北鎌下り」
のプランを立てて臨みました。
前半ハイライト明神レコになります。
行く前は明神の方がメインでキツいだろうと予想し期待していたのですが、、いやはや北鎌の下り(→別レコ有)の方がず〜っとハードでヘビーで印象的だったのに対して、明神はバリルートならではのワクワクドキドキ要素は
部分的で一般ルートプラスアルファ、な印象でちょっと肩透かしでしたね。ずっとソロでやってきた自分にとってはルーファイ要素の醍醐味が薄いと物足りなかったのかもしれません。もっとも、これがガスったり天候崩れたりしたらルーファイ難易度がぐっと上がったのでしょうけど。
稜線に上がったら普段は見れない景色、見下ろす上高地や梓川、西穂〜奥穂のスカイライン、常念山脈、は素晴らしいです。ビバーク地点で暮れゆく景色を堪能しました。
明神主稜を落とした達成感もどうも今ひとつな感じなんですけど、、これは行程的にも地形的にも明神Pが前穂Pの前衛峰のような位置付けであることと、主峰が核心の2峰の脇役に成り下がってしまっている?からでしょうか。
明神東陵も次回トライしたいとの思いはあるし2峰の直登もトライしてみたいのですが、今回と逆ルートとなる主稜を下るのには正直魅力は感じないなぁ。もし東陵やるとしても前穂に抜けるプランかな。
で、核心の2峰ですが、主峰から振り返って見たところ、中間テラスから下部の直登ルートは上部の直登ルートに続く真下方面ではなくて、懸垂した中間支点側にトラバースした側の岩溝沿いに上がるのが適当のように見てとりました。多分クライムダウン出来たのでしょうが、現場で見定めることが出来ず(懸垂支点にも気を取られ)下部は懸垂してしまった、まだまだ未熟だな。
※後半のハイライト:
「北鎌尾根を大槍から下り」はこちら↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-943674.html
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