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Yamareco

記録ID: 945316
全員に公開
ハイキング
奥秩父

和名倉山(奥秩父)〜雨の山行、熊にも遭遇

2016年08月19日(金) 〜 2016年08月20日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
26:36
距離
24.1km
登り
1,713m
下り
1,708m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:53
休憩
0:01
合計
1:54
11:52
6
11:58
11:58
26
12:24
12:25
81
13:46
2日目
山行
9:06
休憩
1:04
合計
10:10
4:19
10
4:29
4:31
9
4:49
4:55
48
5:43
5:43
74
6:57
6:57
16
7:13
7:26
33
7:59
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24
8:23
8:25
37
9:21
9:36
25
10:31
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21
10:52
10:53
36
11:29
11:35
15
11:50
11:54
23
12:17
12:17
45
13:02
13:02
6
13:08
13:08
47
13:55
14:04
25
14:29
14:29
0
14:29
ゴール地点
往時の西仙波の手前、八百平の手前、頂上からの下りでコースミスもあり、相当タイムロスをしています。
天候 小雨
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥多摩の青梅街道(国道411号、大菩薩ライン)を青梅方面から丹波山村を過ぎて一ノ瀬高橋トンネルを出てまもなく、右手に一ノ瀬高原入口の看板が有り、そこから一ノ瀬高原方面への道へ入る。この道、舗装はされているが対向車とのすれ違いが困難な箇所もあり要注意。この道を10分程度行けば和名倉山登山口へ到着します。
コース状況/
危険箇所等
*山レコの情報から今回の一ノ瀬高原からのコースは判り易いと聞いていたが、実際は(雨の中の山行だったからか、それとも初心者だからか?)ルートが分かりずらい箇所もありました。赤テープを見落とさないように。
*山ノ神土の先、トラバースの所の笹薮は足元の踏み跡を注意深く、滑らないように。
*その他、シャクナゲや頂上手前の松の幼木の茂み等、煩わしい。雨天や朝露では全身濡れてしまいます。
*全般に倒木も多い。
登山口先の民宿みはらし。ここの駐車場へ車を預けました。人の好いお婆さんの手作り蕎麦で昼食を済まし出発しました。
2016年08月18日 11:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/18 11:57
登山口先の民宿みはらし。ここの駐車場へ車を預けました。人の好いお婆さんの手作り蕎麦で昼食を済まし出発しました。
車道を100m近く戻ると民家の庭先に登山道入口の標識があり、そこを入り込みます。
2016年08月18日 11:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/18 11:57
車道を100m近く戻ると民家の庭先に登山道入口の標識があり、そこを入り込みます。
林道を1km程度登れば牛王院下の分岐。左に入れば七ツ石尾根経由で牛王院平へ。このコース、明日の下りに利用し、本日は右手、将監小屋方面へ。
2016年08月18日 12:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/18 12:27
林道を1km程度登れば牛王院下の分岐。左に入れば七ツ石尾根経由で牛王院平へ。このコース、明日の下りに利用し、本日は右手、将監小屋方面へ。
林道脇にはヤマホタルブクロ。
2016年08月18日 12:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/18 12:50
林道脇にはヤマホタルブクロ。
天候はすっきりせず、山はガス。今日は将監小屋小屋泊りと決めていたのでゆっくりと。
2016年08月18日 13:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/18 13:23
天候はすっきりせず、山はガス。今日は将監小屋小屋泊りと決めていたのでゆっくりと。
これはツチグリという珍しい形のキノコ。今回の山行では沢山のキノコを目にしました。
2016年08月18日 12:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
8/18 12:38
これはツチグリという珍しい形のキノコ。今回の山行では沢山のキノコを目にしました。
カメバヒキオコシの花。
2016年08月18日 12:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/18 12:56
カメバヒキオコシの花。
ヤマゼリ。
2016年08月18日 12:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/18 12:57
ヤマゼリ。
将監小屋到着です。小屋の主人が昨年?亡くなられ、今は無人です。
2016年08月18日 13:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/18 13:51
将監小屋到着です。小屋の主人が昨年?亡くなられ、今は無人です。
前日、素泊まりの予約は入れておきましたが、結局、利用は私一人でした。
2016年08月18日 13:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/18 13:50
前日、素泊まりの予約は入れておきましたが、結局、利用は私一人でした。
民宿横は水場、手を長く浸けられないほど冷たい。右手はきれいなバイオトイレ、先の道は左手が将監峠への登り、右手が飛竜山方面のルートです。この後、竜バミ山へ登る予定でしたが大粒の雨が降り出し中止。
2016年08月18日 13:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/18 13:53
民宿横は水場、手を長く浸けられないほど冷たい。右手はきれいなバイオトイレ、先の道は左手が将監峠への登り、右手が飛竜山方面のルートです。この後、竜バミ山へ登る予定でしたが大粒の雨が降り出し中止。
結局、前日は早々に夕食を済ませ、七時過ぎには就寝。(小屋は電気が付きません)翌朝四時過ぎにヘッデン付けて登山開始、将監峠は真っ暗です。
2016年08月19日 04:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 4:31
結局、前日は早々に夕食を済ませ、七時過ぎには就寝。(小屋は電気が付きません)翌朝四時過ぎにヘッデン付けて登山開始、将監峠は真っ暗です。
牛王院平付近で漸く空が白み始めました。
2016年08月19日 04:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 4:39
牛王院平付近で漸く空が白み始めました。
まもなく山ノ神土の分岐。ここからいよいよ右手、和名倉山方面のコースへ入り込みます。この頃から雨がポツリポツリ、レインウエアを装着しました。
2016年08月19日 04:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/19 4:54
まもなく山ノ神土の分岐。ここからいよいよ右手、和名倉山方面のコースへ入り込みます。この頃から雨がポツリポツリ、レインウエアを装着しました。
先ずは前情報通りの熊笹の藪漕ぎ、膝から深い所では肩まであり、びっしょりとなりました。
2016年08月19日 05:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 5:08
先ずは前情報通りの熊笹の藪漕ぎ、膝から深い所では肩まであり、びっしょりとなりました。
左手、西御殿岩あたりを巻く斜面のトラバースでは、滑りやすく非常に気を遣いました。
2016年08月19日 05:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 5:23
左手、西御殿岩あたりを巻く斜面のトラバースでは、滑りやすく非常に気を遣いました。
笹藪をやっと過ごしほっとした所為か、リンノ峰の西を巻いて西仙波へ向かう途中、左右分岐の箇所で右手の赤テープを見落とし、左手へ進んでしまいました。暫くして踏み跡もあやふや、しまいにはシャクナゲの茂みに突っ込んでしまいました。
2016年08月19日 05:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 5:45
笹藪をやっと過ごしほっとした所為か、リンノ峰の西を巻いて西仙波へ向かう途中、左右分岐の箇所で右手の赤テープを見落とし、左手へ進んでしまいました。暫くして踏み跡もあやふや、しまいにはシャクナゲの茂みに突っ込んでしまいました。
雨の中、注意力も落ち、30分近いロスをしてしまいました。コンパスと地形図でやっと本ルートへ復帰。雨は相変わらずシトシト・・・です。
2016年08月19日 05:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 5:58
雨の中、注意力も落ち、30分近いロスをしてしまいました。コンパスと地形図でやっと本ルートへ復帰。雨は相変わらずシトシト・・・です。
西仙波の手前でいったん雨は止み薄日差し、シラカバ・ダケカンバ・シラビソの尾根が快適でした。この辺りから暑さもありレインウエアは脱ぎました。
2016年08月19日 06:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 6:06
西仙波の手前でいったん雨は止み薄日差し、シラカバ・ダケカンバ・シラビソの尾根が快適でした。この辺りから暑さもありレインウエアは脱ぎました。
西仙波到着、展望はありません。
2016年08月19日 06:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/19 6:57
西仙波到着、展望はありません。
東仙波に向かいます。岩稜地帯を登りますが、遠くはガスっています。
2016年08月19日 07:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/19 7:07
東仙波に向かいます。岩稜地帯を登りますが、遠くはガスっています。
東仙波へ。良ければ展望が開けるはずですが、この天気では・・・。
2016年08月19日 07:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/19 7:18
東仙波へ。良ければ展望が開けるはずですが、この天気では・・・。
でもこの天気なりの山の雰囲気も楽しめました。
2016年08月19日 07:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 7:36
でもこの天気なりの山の雰囲気も楽しめました。
こんなシャクナゲの茂みをかき分ける場面もありましたが・・・。
2016年08月19日 07:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/19 7:53
こんなシャクナゲの茂みをかき分ける場面もありましたが・・・。
八百平付近、雰囲気の良い針葉樹林。但し、だだっ広くなってコースが読み取りづらい箇所があり、コースを外した所も・・・。
2016年08月19日 08:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/19 8:10
八百平付近、雰囲気の良い針葉樹林。但し、だだっ広くなってコースが読み取りづらい箇所があり、コースを外した所も・・・。
何とかカンとか、赤いテープを頼りに川又分岐へ到着、ホッと一息です。
2016年08月19日 08:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 8:43
何とかカンとか、赤いテープを頼りに川又分岐へ到着、ホッと一息です。
でも今回の和名倉山へのコース、全般的に倒木が多かった。
2016年08月19日 08:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/19 8:46
でも今回の和名倉山へのコース、全般的に倒木が多かった。
二瀬分岐。右手の山頂方面へ。
2016年08月19日 09:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/19 9:06
二瀬分岐。右手の山頂方面へ。
いよいよ山頂へのアプローチ、その前に、この松の幼木の茂み。背の高さ以上もあり、数十メートルは続きました。
2016年08月19日 09:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 9:12
いよいよ山頂へのアプローチ、その前に、この松の幼木の茂み。背の高さ以上もあり、数十メートルは続きました。
何とか、山頂到着です。レインを脱いでしまっていたので、全身ビッショリ!
2016年08月19日 09:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 9:31
何とか、山頂到着です。レインを脱いでしまっていたので、全身ビッショリ!
下山は達成感もあり、ゆったりと。。。
2016年08月19日 10:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/19 10:59
下山は達成感もあり、ゆったりと。。。
山野草を楽しみながら。これはハナイカリ。
2016年08月19日 11:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 11:21
山野草を楽しみながら。これはハナイカリ。
アキノキリンソウも咲き始めていた。
2016年08月19日 12:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/19 12:10
アキノキリンソウも咲き始めていた。
牛王院平まで下りて来ました。山道の両脇は鹿除けネットが張ってあります。
2016年08月19日 13:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 13:13
牛王院平まで下りて来ました。山道の両脇は鹿除けネットが張ってあります。
オトギリソウも雨に濡れて美しい。
2016年08月19日 13:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 13:14
オトギリソウも雨に濡れて美しい。
・・・と、くつろいで行っていた処、突然左手の草原でガサガサと・・・40〜50m先を熊が背を向けて逃げて行く!! 熊鈴の お陰?
2016年08月19日 13:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
8/19 13:20
・・・と、くつろいで行っていた処、突然左手の草原でガサガサと・・・40〜50m先を熊が背を向けて逃げて行く!! 熊鈴の お陰?
そういうハプニングは有りましたが、牛王院下 辺りでは、陽射しも出てきました。
2016年08月19日 13:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/19 13:52
そういうハプニングは有りましたが、牛王院下 辺りでは、陽射しも出てきました。
ツリフネソウ。 まもなくゴールです。
2016年08月19日 14:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 14:25
ツリフネソウ。 まもなくゴールです。

感想

 一度は登りたかった和名倉山、22kmのロングコースなので自身の年齢と体力から躊躇していましたが、将監小屋一泊を入れば、出来るなと思い実行しました。天気予報はあまり良くは有りませんでしたが、雨天時の山行、夜間山行のトレーニングと体力の確認の登山と割り切って。
 結果、距離の割には疲れは、そこそこでしたが、ルートが判りずらい箇所が幾つか。主な分岐には一応標識は有り、ルートを通じて赤テープが随所に有るので、丹念に追って行き、見失えば、一旦戻って再度確認すれば問題無い。ただ笹やシャクナゲ、松の幼木等の茂みが煩わしい。また倒木も多くルートミスしないよう要注意です。

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