鹿島槍ヶ岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,307m
- 下り
- 2,307m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:18
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:25
天候 | 【1日目】晴れのち曇り【2日目】曇り時々晴れのち雨【3日目】雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
横浜(貸切バス)→長野道・塩尻北IC(仮眠)/安曇野IC→扇沢出合・柏原新道登山口 【帰り】扇沢出合・柏原新道登山口(貸切バス)→大町温泉郷 信濃大町(JR)→新宿→羽田空港→新千歳空港→札幌 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【扇沢出合〜種池】柏原新道はよく整備された歩きやすい登山道。ただ一ヵ所、ガラ場だけは山側からの落石、谷側への滑落(今年は消えていたが、3年前はこの時期も雪渓があった)に注意しながら慎重に通過する必要がある。 【種池〜鹿島槍】南峰までの間に危険箇所はない。南峰から北峰へは急な岩場の下りに注意。 |
その他周辺情報 | 【仮眠】塩尻市「信州健康ランド」(塩尻北ICからすぐの場所)¥3,000少々の料金で入浴、朝まで仮眠ができる。 【温泉】大町温泉郷「薬師の湯」日帰り入浴¥700(種池、冷池の両山荘で¥500になる割引券が入手できる) |
写真
感想
3年前の夏、激しい雷雨に登頂をはばまれた鹿島槍に再チャレンジ。
【0日目】
午後5時過ぎ、横浜駅西口のいつもの場所から貸切バスで出発。八ヶ岳PAで2名が乗車し、メンバーは総勢15名。
この夜は塩尻市の信州健康ランドで入浴、小宴会そして仮眠。
【1日目】
柏原新道は整備された歩きやすい登山道だが、歩き始めてすぐの急坂(モミジ坂)は若干きつい。蒸し暑かったこともあり、大量の汗が噴き出した。
日曜日とあって、たくさんの下山してくる人たちとすれ違った。
コース中一番注意を要するガラ場は3年前にはけっこうな雪渓があったが、今年は消えていた。
午前のうちに種池山荘に着いたため、小屋前のベンチでゆっくりと語らいの時間がとれた。
小屋の一帯は曇って、展望は得られなかった。爺ヶ岳の中腹までライチョウ探索に出かけたメンバーもいたが、この日は見ることができずに戻ってきた。
夕方から雨が降り出した。明日は台風9号が関東に上陸するとの予報に、もしかしたら今度もだめかもしれないと思った。
【2日目】
早朝、小屋の南側の窓から針ノ木岳に架かる大きな虹が見られ、その上空には月も浮かんでいた。北側の窓からは今日の目的地の鹿島槍もきれいに見えた。
台風の上陸は午後との予想。影響が出る前に目的達成をと考えたが、スタート時になると辺りはガスにおおわれた。
しかし、間もなくガスがきれ始め、爺ヶ岳南峰頂上からは鹿島槍はもちろん、立山、劔、遠くの槍穂も鮮明に望むことができた。そして、南峰下ではライチョウにも遭遇した。
冷池山荘に着く頃、再びガスに包まれた。
リスタートして約1時間、ガスがきれ始めた。すると、行く手に鹿島槍の双耳峰が青空をバックに浮かび上がった。左手には立山、劔岳が屏風のように連なっていた。
鹿島槍の頂上は噂どおり360度の大展望が広がっていた。
冷池山荘に戻り、リベンジ達成を祝い、生ビールで乾杯した。
やがて、強い雨が降り出した。台風9号は昼過ぎに千葉県館山市付近に上陸し、北上していた。
【3日目】
雨は弱くなっていたが、降り続いていた。視界がない中の爺ヶ岳の登り返しはきつかった。
ピークはすべて巻き、種池山荘に急いだ。そんな天気だったが、ライチョウは現れなかった。
雨は途中でやみ、正午には扇沢出合の登山口にゴールした。
大町温泉郷の薬師の湯で三日間の汗を洗い落し、あらためて全員で祝杯をあげた。生ビールが実に沁みた。白馬錦も旨かった。
佐藤です。3年前のリベンジができてよかったです。横浜には予定通りの19時に着きました。北海道の様子はどうですか。羅臼では雨の被害が出ているようですね。吉田さんからH29年度の企画が送られると思います。
4日間、たいへんお世話になりました。
台風が接近する中であの天気に恵まれたことは、非常に幸運でした。
一方、この間に北海道には台風11号、9号が相次いで上陸し、
住宅や農作物、道路、鉄道などが大きな被害を受けました。
次にご一緒できる機会まで、どうぞお元気で。
もしかしてアザミ沢ですれ違ってるかもしれません♪
紺色のキャップをかぶったソロの女子です!
まさか北海道からいらっしゃってるとは思わず!もう少しお話したかったです^^
重いお酒を背負った後続の男性お二人ともお話して、その後、皆さんお天気はどうだったかなぁ〜と思っていました。
お天気よかったようで、私もうれしいです♪
sarudinerさん
後続の二人への伝言をお願いしたら、「気合いを入れておきます」と言ってくれた方でしょうか?
気合いとともにアメもいただいたようで、ありがとうございました。
おかげさまで翌日は思いがけず良いコンディションに恵まれ、すばらしい景色を堪能しました。
ちなみに当パーティ、北海道からの参加は私だけで、大半は横浜在住者です。
apukashiさん
そうです!「バテたおじさんが15分くらい後から登ってくるから、気合入れてあげて!」と任務を仰せつかった者です
その後、後続のお二人といつ会うかなぁと楽しみながら下山ができました お会いしたときお二人がちょうどザックを下ろして休憩されていたので、パワーの出るアメ(暑さで溶け気味でしたが。笑)をおすそ分けさせて頂きました 重い思いして荷揚げした分、酒盛りも楽しかったようで、羨ましい
北海道からはapukashiさんだけでしたか あの日偶然にもお話しできて楽しかったです
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